TERRITORY

( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )白夜

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3話

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「新しい銃新調したいのよね~」

「この前も買ってなかったか?」

「買いたくなるもんなの!」

俺たちは、街の中心地で武器を漁っていた。
こんなご時世なので、街中で普通に危ないものが買えてしまうのである。
因みに致命傷以外の傷なら、医療系の異能力者のおかけで後遺症が残らず回復することが出来る。
その為、殺人以外は基本罪に問われない。

「このマグナムすごいかっこいい!」

「実用性にかけるだろ?」

「そういうことじゃないの!おじさん、試射していい?!」

「あいよ!」

そう言って、射撃場へとかけて行く秋葉。

「私たちは銃に疎いから、良さがわからないね」

「刀一本で来またからね」

好海と美希の家系は代々、刀鍛冶の家柄なので普段使いの武器は日本刀だ。
因みに美希は好海の分家で、家族絡みでの交流がある。

「せっかくだし、俺もなにか新調するかな」

秋葉の試射を待ちながら、銃を物色する。

「あぁは言ったものの、やっぱり単発銃はロマンあるよな」

秋葉に言っておきながら、ひっそりとリボルバーを買った。
その後、秋葉も試射した銃を買いそのまま解散の流れになった。
自宅に着き、風呂を済ませベットに飛び乗る。

「AI起きてるか?」

「なんですか?ご主人?」

「明日の対戦相手、規模はどのくらいだ?」

「200~300くらいです」

「そのくらいなら、パーフェクトゲームだな」

「ですね!ご主人!」

「リーダーの異能は?雷を操るみたいです」

「雑魚だな、相手じゃねぇや」

そう言って、部屋の電気を消し明日の戦いへと備えるのだった。
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