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77 直された回路、そして
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そのまま床にくずおれて号泣し始めたイルサの背を、ようやく近づいてきたダルゴがそっと撫でた。
「アーセル様、咎はこのダルゴだけにお願い申し上げます。私の工房で起こったことですから私の責任です」
顔をあげてはっきりとそう言ったダルゴの顔からその感情を推し量ることはできない。だが、意思の強い声だった。
アーセルは大きく頷き、そして椅子に座ったまま深く頭を下げた。
「ダルゴ‥不甲斐ない領主で申し訳ない。子どもと、その者の伴侶は必ず俺が見つけて保護してみせる」
「‥ありがとうございます。ですが‥もう、三年も経っております‥ご無理はなさらぬよう。大剣をお貸しください。元の通りに仕上げましょう」
ダルゴはそう言うと未だに号泣していたイルサの傍に行き、膝をついてイルサに何か言って立ち上がらせた。イルサはしゃくりあげながらもアーセルから大剣を受け取り、そのままダルゴとともに部屋から出ていった。
部屋にはダルゴの伴侶、アーセル、ルウェン、マヒロの四人だけが残された。伴侶は「よろしければぜひ」と言って少し冷めてしまったお茶を勧めてきた。
マヒロは何とも言えない空気を払拭したいと思って「ありがとうございます」とお茶を含んだ。香辛料のような少し強い香りがするが美味しいお茶だ。
「美味しいです」
「ようございました」
伴侶はそう言って笑った。アーセルとルウェンは伴侶の方に向き直って頭を下げた。
「‥お子さんから三年も離れる事態にしてしまって、大変申し訳なかった。お子さんと、先ほどの方の伴侶の特徴などを詳しく教えてもらえるだろうか」
了解しました、と言ってから伴侶は小さく頭を下げ、言葉を継いだ。
「ですが、もし二人が帰ってこれずとも気に病まないでください。‥私どもはアーセル様に、ひいてはこの国に対して怖ろしいことを致しました。その事実はいかなる理由があろうとも変わることはございません。ここに至っては二人が無事に戻ることよりも、あのような非道な輩が国王などにならぬよう、アーセル様にぜひ全力で選抜に望んでいただきたく存じます。‥どうか」
微笑みながら頭を下げ、そう願う伴侶の唇は、僅かに震えていた。
マヒロは、ダンゾにだけは絶対に勝たせたくない、という決意をまた新たにした。
ダルゴの伴侶から詳しい情報を聞き取り、回路の阻害物質を取り除いた大剣を受け取って三人が工房から出た時にはすっかり日が暮れていた。
アーセルは厳しい目でルウェンと話した。
「‥もし、監視の目があったならおそらくもうダンゾには武器のことも人質のこともバレていると思った方がいいな」
「三年前からのことですし、選抜で人手もいるでしょうから監視がなかったことも考えられます。とにかく」
「一刻を争うな。すぐに特務隊を結成しよう」
「俺が隊長を務めます。アーセルはその武器で一体でも多くの異生物を斃してください。今、それが一番ダンゾにとって痛手になるはずです」
噛んで含めるようなルウェンの言いように、アーセルは険しい顔をしたがしばらくしてゆっくりと頷いた。
アーセルとマヒロはそのまま屋敷に戻ったが、ルウェンはその足で騎士団の詰所に行き特務隊を結成してニュエレンへ向かった。
ルウェンが結成した特務隊を率いてニュエレンに向かい、人質の奪還を目指していたころ、アーセルは対異生物討伐隊を率いて領内各地に討伐に赴いていた。
回路の阻害物が除去された効果は、最初の異生物に斬りかかった時にすぐにわかった。
これまで、何度か斬りかからねば断ち切れなかった異生物の身体が、ただの一撃で真っ二つに斬り裂かれたのである。
大剣に伝わるおのれのレイリキ、そして積み重ねてきた剣技の連携が自分でも快いほどにピタリとはまり、思うままに剣を振るえ異生物を屠れることにアーセルは驚いた。
最初の出撃日に至っては、すべての異生物をアーセルが撃破した。
ルウェンが不在のひと月の間に、アーセルは見る見るうちに異生物の討伐数を重ねていき、鑑定人も文句なくアーセルの討伐数を鑑定していく。
ひと月後には、異生物討伐重量でアーセルはダントツの一位になっていた。
ルウェンが人質奪還に出動してひと月半が過ぎた。
今日は珍しくアーセルも一緒に昼食をともにしていた。朝一番でアツレンの外れにある山で発生した異生物の討伐を終えて、昼前に戻ってきたのだ。
「アーセル、調子がよさそうでよかったね!今のところ重量も一位だって鑑定人さんに聞いたよ」
マヒロがそう言って声をかけると、アーセルは柔らかく微笑んだ。
「マヒロ様のお陰です。回路が本来の働きを取り戻してからは、面白いように剣が振るえます。こんな感覚は本当に久しぶりで‥ありがとうございます」
マヒロは慌てて身体の前に手を出してぶんぶんと振った。
「いや、私はただ回路の状態を見ただけだから!直してくれたのは職人さんだし‥でも、無事に見つかるといいけどな‥」
人質に伴侶になったばかりだったヒトを取られた、というイルサの慟哭はマヒロの胸にじくりとした棘として残っている。思わずテーブルに目を落とし考え込んでいると、アーセルが明るい声を出した。
「マヒロ様、つい先ほどルウェンから報告が来まして二人とも無事に身柄を保護できたということでした」
マヒロは目を輝かせ、思わず立ち上がった。
「え、マジで!?噓、うわ~!よかった!怪我とかないのかな?」
「子どもの方は親を恋しがって少し元気がなかったのと、伴侶の方はあまり食べられていなかったらしく身体が衰弱しているそうですが、両名とも命にかかわるものではないそうです。このままうまくいけば、あと十日ほどでアツレンに戻ってこれるでしょう」
マヒロは両手で顔を覆った。安堵の気持ちが広がって、じわりと涙が溢れてくる。会ったこともない二人ではあったが、その家族の悲しみと苦しみをこの目で見ていただけに、無事だという報告が聞けて嬉しかった。
「よかったあ‥無事に帰ってこれるのを祈っておく!」
「はい。‥ダルゴのところにも知らせを出しましたから、きっと一安心していることでしょう。三年は長い月日でしたが‥何とか償っていきたいと思います。マヒロ様、重ね重ねありがとうございます」
そう言って座ったまま、軽く頭を下げたアーセルにマヒロはまたぶんぶんと頭を振った。
「私は何もしてないよ。ルウェン、頑張ってくれたんだねえ!帰ってきたらお疲れ様会をしなきゃだね!」
アーセルはそう言って無邪気に笑うマヒロの顔を、眩しそうに見つめながら微笑んだ。
「そうですね‥。それまでに俺も討伐をもっと頑張ります」
「アーセルは今でも頑張ってるよ!」
二人が明るく、楽しそうに言葉を交わす食卓には、ティルンも同席している。
だがティルンは、一言も口を利かず、固い表情のまま黙々とただ食事を口に運ぶだけだった。マヒロとアーセルが交わす言葉など全く耳に入っていないかのようだ。
それに気づいたマヒロが、アーセルに目で合図をした。アーセルはティルンに話しかけた。
「ティルン様、どうかされましたか?ご気分でもすぐれませんか?」
「‥ううん、大丈夫。ありがとう、アーセル。‥ご馳走様」
ティルンはまだ料理が残っている皿を置いたまま、席を立った。そのまま自室へと下がっていく。
その後ろ姿を見送ってから、マヒロはアーセルに言った。
「ティルン、最近全然元気ないみたいなんだよね‥あんまりアーセルのところにも来てないんじゃない?」
「‥そうですね‥そもそも俺は最近忙しくて屋敷に戻っている時間が少ないですから‥ティルン様が屋敷でどう過ごしておられるか、マヒロ様がご存じですか?」
マヒロは手にしたカトラリーを皿に置いて考えた。
基本的にマヒロに口をきかないティルンである。その上、屋敷内で遭遇することが多いわけでもないし、会った時に話しかけても返事をもらえたことはない。
なのでまったくティルンの動向はわからないのだが、何度か小型機工車を頼んでいるところは見たことがあった。
「‥たまに外に行ったりはしてるみたいなんだけど、どこに行ってるかまではわからないんだよね‥」
「そうですか‥あまり俺も会うことができていないので‥後でティルン様付きのメイドにでも聞いておきますね。体調が悪いとかでなければいいのですが」
「そうだね‥アーセルに会えないのが寂しいのかもね‥」
考えながらそう言ったマヒロに、アーセルは少し難しい顔をして声をかける。
「マヒロ様は、俺がいないと寂しいですか?」
「さっ、寂、しい、かな‥?」
突然自分に回ってきたお鉢に驚いて、へどもどした受け答えになってしまったマヒロだったが、アーセルはその姿を見て声を出して笑ってくれた。
「アーセル様、咎はこのダルゴだけにお願い申し上げます。私の工房で起こったことですから私の責任です」
顔をあげてはっきりとそう言ったダルゴの顔からその感情を推し量ることはできない。だが、意思の強い声だった。
アーセルは大きく頷き、そして椅子に座ったまま深く頭を下げた。
「ダルゴ‥不甲斐ない領主で申し訳ない。子どもと、その者の伴侶は必ず俺が見つけて保護してみせる」
「‥ありがとうございます。ですが‥もう、三年も経っております‥ご無理はなさらぬよう。大剣をお貸しください。元の通りに仕上げましょう」
ダルゴはそう言うと未だに号泣していたイルサの傍に行き、膝をついてイルサに何か言って立ち上がらせた。イルサはしゃくりあげながらもアーセルから大剣を受け取り、そのままダルゴとともに部屋から出ていった。
部屋にはダルゴの伴侶、アーセル、ルウェン、マヒロの四人だけが残された。伴侶は「よろしければぜひ」と言って少し冷めてしまったお茶を勧めてきた。
マヒロは何とも言えない空気を払拭したいと思って「ありがとうございます」とお茶を含んだ。香辛料のような少し強い香りがするが美味しいお茶だ。
「美味しいです」
「ようございました」
伴侶はそう言って笑った。アーセルとルウェンは伴侶の方に向き直って頭を下げた。
「‥お子さんから三年も離れる事態にしてしまって、大変申し訳なかった。お子さんと、先ほどの方の伴侶の特徴などを詳しく教えてもらえるだろうか」
了解しました、と言ってから伴侶は小さく頭を下げ、言葉を継いだ。
「ですが、もし二人が帰ってこれずとも気に病まないでください。‥私どもはアーセル様に、ひいてはこの国に対して怖ろしいことを致しました。その事実はいかなる理由があろうとも変わることはございません。ここに至っては二人が無事に戻ることよりも、あのような非道な輩が国王などにならぬよう、アーセル様にぜひ全力で選抜に望んでいただきたく存じます。‥どうか」
微笑みながら頭を下げ、そう願う伴侶の唇は、僅かに震えていた。
マヒロは、ダンゾにだけは絶対に勝たせたくない、という決意をまた新たにした。
ダルゴの伴侶から詳しい情報を聞き取り、回路の阻害物質を取り除いた大剣を受け取って三人が工房から出た時にはすっかり日が暮れていた。
アーセルは厳しい目でルウェンと話した。
「‥もし、監視の目があったならおそらくもうダンゾには武器のことも人質のこともバレていると思った方がいいな」
「三年前からのことですし、選抜で人手もいるでしょうから監視がなかったことも考えられます。とにかく」
「一刻を争うな。すぐに特務隊を結成しよう」
「俺が隊長を務めます。アーセルはその武器で一体でも多くの異生物を斃してください。今、それが一番ダンゾにとって痛手になるはずです」
噛んで含めるようなルウェンの言いように、アーセルは険しい顔をしたがしばらくしてゆっくりと頷いた。
アーセルとマヒロはそのまま屋敷に戻ったが、ルウェンはその足で騎士団の詰所に行き特務隊を結成してニュエレンへ向かった。
ルウェンが結成した特務隊を率いてニュエレンに向かい、人質の奪還を目指していたころ、アーセルは対異生物討伐隊を率いて領内各地に討伐に赴いていた。
回路の阻害物が除去された効果は、最初の異生物に斬りかかった時にすぐにわかった。
これまで、何度か斬りかからねば断ち切れなかった異生物の身体が、ただの一撃で真っ二つに斬り裂かれたのである。
大剣に伝わるおのれのレイリキ、そして積み重ねてきた剣技の連携が自分でも快いほどにピタリとはまり、思うままに剣を振るえ異生物を屠れることにアーセルは驚いた。
最初の出撃日に至っては、すべての異生物をアーセルが撃破した。
ルウェンが不在のひと月の間に、アーセルは見る見るうちに異生物の討伐数を重ねていき、鑑定人も文句なくアーセルの討伐数を鑑定していく。
ひと月後には、異生物討伐重量でアーセルはダントツの一位になっていた。
ルウェンが人質奪還に出動してひと月半が過ぎた。
今日は珍しくアーセルも一緒に昼食をともにしていた。朝一番でアツレンの外れにある山で発生した異生物の討伐を終えて、昼前に戻ってきたのだ。
「アーセル、調子がよさそうでよかったね!今のところ重量も一位だって鑑定人さんに聞いたよ」
マヒロがそう言って声をかけると、アーセルは柔らかく微笑んだ。
「マヒロ様のお陰です。回路が本来の働きを取り戻してからは、面白いように剣が振るえます。こんな感覚は本当に久しぶりで‥ありがとうございます」
マヒロは慌てて身体の前に手を出してぶんぶんと振った。
「いや、私はただ回路の状態を見ただけだから!直してくれたのは職人さんだし‥でも、無事に見つかるといいけどな‥」
人質に伴侶になったばかりだったヒトを取られた、というイルサの慟哭はマヒロの胸にじくりとした棘として残っている。思わずテーブルに目を落とし考え込んでいると、アーセルが明るい声を出した。
「マヒロ様、つい先ほどルウェンから報告が来まして二人とも無事に身柄を保護できたということでした」
マヒロは目を輝かせ、思わず立ち上がった。
「え、マジで!?噓、うわ~!よかった!怪我とかないのかな?」
「子どもの方は親を恋しがって少し元気がなかったのと、伴侶の方はあまり食べられていなかったらしく身体が衰弱しているそうですが、両名とも命にかかわるものではないそうです。このままうまくいけば、あと十日ほどでアツレンに戻ってこれるでしょう」
マヒロは両手で顔を覆った。安堵の気持ちが広がって、じわりと涙が溢れてくる。会ったこともない二人ではあったが、その家族の悲しみと苦しみをこの目で見ていただけに、無事だという報告が聞けて嬉しかった。
「よかったあ‥無事に帰ってこれるのを祈っておく!」
「はい。‥ダルゴのところにも知らせを出しましたから、きっと一安心していることでしょう。三年は長い月日でしたが‥何とか償っていきたいと思います。マヒロ様、重ね重ねありがとうございます」
そう言って座ったまま、軽く頭を下げたアーセルにマヒロはまたぶんぶんと頭を振った。
「私は何もしてないよ。ルウェン、頑張ってくれたんだねえ!帰ってきたらお疲れ様会をしなきゃだね!」
アーセルはそう言って無邪気に笑うマヒロの顔を、眩しそうに見つめながら微笑んだ。
「そうですね‥。それまでに俺も討伐をもっと頑張ります」
「アーセルは今でも頑張ってるよ!」
二人が明るく、楽しそうに言葉を交わす食卓には、ティルンも同席している。
だがティルンは、一言も口を利かず、固い表情のまま黙々とただ食事を口に運ぶだけだった。マヒロとアーセルが交わす言葉など全く耳に入っていないかのようだ。
それに気づいたマヒロが、アーセルに目で合図をした。アーセルはティルンに話しかけた。
「ティルン様、どうかされましたか?ご気分でもすぐれませんか?」
「‥ううん、大丈夫。ありがとう、アーセル。‥ご馳走様」
ティルンはまだ料理が残っている皿を置いたまま、席を立った。そのまま自室へと下がっていく。
その後ろ姿を見送ってから、マヒロはアーセルに言った。
「ティルン、最近全然元気ないみたいなんだよね‥あんまりアーセルのところにも来てないんじゃない?」
「‥そうですね‥そもそも俺は最近忙しくて屋敷に戻っている時間が少ないですから‥ティルン様が屋敷でどう過ごしておられるか、マヒロ様がご存じですか?」
マヒロは手にしたカトラリーを皿に置いて考えた。
基本的にマヒロに口をきかないティルンである。その上、屋敷内で遭遇することが多いわけでもないし、会った時に話しかけても返事をもらえたことはない。
なのでまったくティルンの動向はわからないのだが、何度か小型機工車を頼んでいるところは見たことがあった。
「‥たまに外に行ったりはしてるみたいなんだけど、どこに行ってるかまではわからないんだよね‥」
「そうですか‥あまり俺も会うことができていないので‥後でティルン様付きのメイドにでも聞いておきますね。体調が悪いとかでなければいいのですが」
「そうだね‥アーセルに会えないのが寂しいのかもね‥」
考えながらそう言ったマヒロに、アーセルは少し難しい顔をして声をかける。
「マヒロ様は、俺がいないと寂しいですか?」
「さっ、寂、しい、かな‥?」
突然自分に回ってきたお鉢に驚いて、へどもどした受け答えになってしまったマヒロだったが、アーセルはその姿を見て声を出して笑ってくれた。
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