106 / 120
106 証
しおりを挟む
随分とぐっすり眠っていたようだ。意識が眠りの底から引き上げられてくるような感触を覚えながら、マヒロは目覚めた。
身体中にまだ意識が行き届いていないかのようで、動かそうとすれば重い。少し疲れたような‥と、そこまで考えて昨夜のことに思い至った。
二人で睦み合った事実がマヒロの頭を沸騰させる。その瞬間、自分がハルタカの裸の胸に抱き込まれていることを発見し、「うわあ」と思わず声が出た。
「‥マヒロ?」
その声で目覚めたらしいハルタカは、マヒロの頭をずるりと撫でてからぎゅっと抱きしめてきた。
う、嬉しい、けど、恥ずかしい‥!
マヒロは目の前のハルタカの胸に顔をうずめた。温かい、なめらかなハルタカの肌に触れていると気持ちよかった。
ハルタカはふっと笑った気配を感じさせつつ、マヒロの頭に自分の顔をすり寄せた。
「マヒロ、身体は辛くないか?何かしてほしいことはないか?」
「‥大、丈夫、ありがと‥」
甘いハルタカの声に、余計に恥ずかしさが増す。顔が見られない。
ハルタカは優しくマヒロの頭全体を撫でてから顎に手をかけてマヒロの顔を見ようとした。
マヒロの目とハルタカの目があった。
その時、ハルタカの目が驚きで見開かれた。
その顔を不審に思ったマヒロが「何?どうしたの?」と聞いてもすぐには答えてくれない。今までマヒロが見たこともないハルタカの表情に不審が募る。
「ハルタカってば」
ハルタカはマヒロの言葉には答えず、そっと手を出してマヒロの額に触れた。指先が何かに触れている。額の皮膚とは少し違うその感覚に、マヒロは震えた。
「あ、なんか、そこ触られたくない‥」
ハルタカはマヒロにそう言われるとすぐに手を引っ込めた。だが、寝台から抜け出し逞しい裸身のまま、壁際に備えてある美しい細工の箪笥を開けて何かを取り出すとマヒロの元に戻ってきた。
そしてマヒロの傍に座ってそれを差し出す。それは綺麗な装飾のついた手鏡で、マヒロも何度か使ったことのあるものだった。
「え、何‥」
手渡されるままにそれを手に取って覗き込めば、マヒロも驚いた。
マヒロの額の中央に、小さな銀色の鱗のようなものがついているのだ。
大きさは、普通の魚の鱗くらいで爪先ほどしかない。‥汚れか?と一瞬思って自分の指先でかりっと掻いてみたが、そうすることに強い忌避感を覚えた。
「‥これ‥皮膚と一体化してる感じ‥?」
「そう、だな‥」
鏡を見ているマヒロにそう答えた後、ハルタカが急にぎゅっと抱きしめてきた。突然のことに驚いて鏡を落としそうになったマヒロは慌てて体勢を整えた。
「うわ、ハルタカ?‥びっくりしたぁ」
「マヒロ‥それは、龍鱗だ」
‥え?
「え、だってソウガイさんが取って行っちゃったじゃん、龍鱗」
マヒロをぎゅうぎゅうと抱きしめたまま、ハルタカはくぐもった声で続ける。
「‥‥大きさも本来のものとは全く違う、顕現する場所も心臓の上ではない。条件は違うが‥龍人の性として、これが龍鱗であることが、わかる」
ハルタカはそう呟いて、そっとその小さな龍鱗に口づけた。
ざわぁぁぁっと、マヒロは自分の身体の中身が波打つのを感じた。
何か、自分を組成している物質がどんどん組み変わっていくような、変化していくような、不思議な感覚。
頭のてっぺんから足元まで、その波が全身を覆い尽くしてから過ぎ去るまでの時間は、おそらく十秒もなかっただろう。
だがマヒロにとっては恐ろしく長い時間に思えた。
口づけたハルタカにもその変化は見て取れたのか、ぼんやりとマヒロの顔を見つめたままだ。
「ハル、タカ、」
「マヒロ」
お互いを呼び合って顔を見合わせ、お互いに額をすりつけ合った。
何かが変わった。それが何かはわからないが、変わったことを感じた。
正式な番いではないが、おそらくそれに準ずる者に変わったのだ。
お互いの心臓の拍動が、呼吸が、手に取るようにわかる。
「マヒロ‥私の唯一。私の宝」
「ハルタカ‥」
「大丈夫だマヒロ。もう、お前がどこにいても、きっと私は守ってやれる。いつでもお前の傍に行ける」
「‥本当‥?」
「ああ。マヒロがヒトの世で暮らしていても、何か困ったことがあったらすぐにお前のところに来れる。‥だから。行っていい、ヒトの世に」
「ハルタカ‥」
二人はまた、身体を溶け合わせるかのようにお互いを抱きしめあった。
三か月ぶりのアツレンの街は、すっかりナツの様子を見せていた。市場もフユの間よりは多くの露店でにぎわい、ヒトの数も多い。
無論、次代国王にここの領主が決まったことに対する特需もあるだろう。フェンドラの領地全体がお祝いムードに沸き立っている。
今日はマヒロが自分自身でテンセイを駆って空を飛んできた。高地でもマヒロは呼吸が苦しくなることがなくなった。身体が龍人のそれに近くなってきているのではないか、とハルタカは言っていた。そのうち、マヒロのための飛竜を探しに行こうという話にもなっている。
額に龍鱗が浮かんでから、テンセイの声が聞こえるようになった。簡単な意思疎通ができるようになったのだ、ハルタカは自分がテンセイと意思疎通を図れるまで何年もかかったのに、と少し拗ねた様子を見せていて、それを見てテンセイと笑ったものだ。
いつも通り少し離れたところでテンセイを降り、呼んだら来てねと話しかけて街の方へ歩き出した。
一番最初にここを歩いた時から、一年以上が過ぎている。
実に、色々な事が起きた一年だった。
マヒロはその出来事を心の中で一つ一つ反芻しながら、アツレンの街を歩いた。
市場の出入り口に近いところで、ピルカの屋台を出しているナシュに会った。先日十一歳になったナシュは、少し大きくなって大人びているように思えた。
「マヒロ!もういいのか?身体はだいじょぶか?」
からりと笑いながらそう尋ねてくれるナシュに、マヒロも思わず笑みがこぼれる。
「うん、もう全然!すごく元気だよ!‥あれ、タムは?」
ナシュはふうとため息をつくふりをして肩をすくめてみせた。
「お屋敷だよ。最近はずっとお屋敷に詰めっぱなし。‥結局俺もお屋敷で寝泊まりさせられるようになっちまって、ここの屋台に来るのも一苦労なんだ。結構離れてるからな」
タムが、アーセルの屋敷に請われて家令のような仕事に就いたというのは聞いていた。冷静で、しっかりとした意見を持ったタムを知っていたから、マヒロはそれを意外には思わなかった。
アーセルが正式に次代の国王だと現国王からの正式な宣下が国中に出されたこともあり、今フェンドラの領主屋敷は大変な忙しさらしい。王位が移譲されるまでの一年で、新しいフェンドラの領主も決めねばならないのだが選考に難航していると聞いていた。アーセルに下子はいないので、当面の間は前フェンドラ領主であるアーセルの親が暫定で領主の地位に就くことにはなっているが、それとてもいつまでもそのままでいる訳にはいかない。
国王となるアーセルの周りで働くものもフェンドラから何十人かは引き抜かれるわけなので、引き抜かれる人物たちの引き継ぎやいなくなる人物に代わる人材の登用など、フェンドラ公邸は目も回る忙しさなのだと言う。
その中で、タムは非常に辣腕を振るっているらしかった。
身体中にまだ意識が行き届いていないかのようで、動かそうとすれば重い。少し疲れたような‥と、そこまで考えて昨夜のことに思い至った。
二人で睦み合った事実がマヒロの頭を沸騰させる。その瞬間、自分がハルタカの裸の胸に抱き込まれていることを発見し、「うわあ」と思わず声が出た。
「‥マヒロ?」
その声で目覚めたらしいハルタカは、マヒロの頭をずるりと撫でてからぎゅっと抱きしめてきた。
う、嬉しい、けど、恥ずかしい‥!
マヒロは目の前のハルタカの胸に顔をうずめた。温かい、なめらかなハルタカの肌に触れていると気持ちよかった。
ハルタカはふっと笑った気配を感じさせつつ、マヒロの頭に自分の顔をすり寄せた。
「マヒロ、身体は辛くないか?何かしてほしいことはないか?」
「‥大、丈夫、ありがと‥」
甘いハルタカの声に、余計に恥ずかしさが増す。顔が見られない。
ハルタカは優しくマヒロの頭全体を撫でてから顎に手をかけてマヒロの顔を見ようとした。
マヒロの目とハルタカの目があった。
その時、ハルタカの目が驚きで見開かれた。
その顔を不審に思ったマヒロが「何?どうしたの?」と聞いてもすぐには答えてくれない。今までマヒロが見たこともないハルタカの表情に不審が募る。
「ハルタカってば」
ハルタカはマヒロの言葉には答えず、そっと手を出してマヒロの額に触れた。指先が何かに触れている。額の皮膚とは少し違うその感覚に、マヒロは震えた。
「あ、なんか、そこ触られたくない‥」
ハルタカはマヒロにそう言われるとすぐに手を引っ込めた。だが、寝台から抜け出し逞しい裸身のまま、壁際に備えてある美しい細工の箪笥を開けて何かを取り出すとマヒロの元に戻ってきた。
そしてマヒロの傍に座ってそれを差し出す。それは綺麗な装飾のついた手鏡で、マヒロも何度か使ったことのあるものだった。
「え、何‥」
手渡されるままにそれを手に取って覗き込めば、マヒロも驚いた。
マヒロの額の中央に、小さな銀色の鱗のようなものがついているのだ。
大きさは、普通の魚の鱗くらいで爪先ほどしかない。‥汚れか?と一瞬思って自分の指先でかりっと掻いてみたが、そうすることに強い忌避感を覚えた。
「‥これ‥皮膚と一体化してる感じ‥?」
「そう、だな‥」
鏡を見ているマヒロにそう答えた後、ハルタカが急にぎゅっと抱きしめてきた。突然のことに驚いて鏡を落としそうになったマヒロは慌てて体勢を整えた。
「うわ、ハルタカ?‥びっくりしたぁ」
「マヒロ‥それは、龍鱗だ」
‥え?
「え、だってソウガイさんが取って行っちゃったじゃん、龍鱗」
マヒロをぎゅうぎゅうと抱きしめたまま、ハルタカはくぐもった声で続ける。
「‥‥大きさも本来のものとは全く違う、顕現する場所も心臓の上ではない。条件は違うが‥龍人の性として、これが龍鱗であることが、わかる」
ハルタカはそう呟いて、そっとその小さな龍鱗に口づけた。
ざわぁぁぁっと、マヒロは自分の身体の中身が波打つのを感じた。
何か、自分を組成している物質がどんどん組み変わっていくような、変化していくような、不思議な感覚。
頭のてっぺんから足元まで、その波が全身を覆い尽くしてから過ぎ去るまでの時間は、おそらく十秒もなかっただろう。
だがマヒロにとっては恐ろしく長い時間に思えた。
口づけたハルタカにもその変化は見て取れたのか、ぼんやりとマヒロの顔を見つめたままだ。
「ハル、タカ、」
「マヒロ」
お互いを呼び合って顔を見合わせ、お互いに額をすりつけ合った。
何かが変わった。それが何かはわからないが、変わったことを感じた。
正式な番いではないが、おそらくそれに準ずる者に変わったのだ。
お互いの心臓の拍動が、呼吸が、手に取るようにわかる。
「マヒロ‥私の唯一。私の宝」
「ハルタカ‥」
「大丈夫だマヒロ。もう、お前がどこにいても、きっと私は守ってやれる。いつでもお前の傍に行ける」
「‥本当‥?」
「ああ。マヒロがヒトの世で暮らしていても、何か困ったことがあったらすぐにお前のところに来れる。‥だから。行っていい、ヒトの世に」
「ハルタカ‥」
二人はまた、身体を溶け合わせるかのようにお互いを抱きしめあった。
三か月ぶりのアツレンの街は、すっかりナツの様子を見せていた。市場もフユの間よりは多くの露店でにぎわい、ヒトの数も多い。
無論、次代国王にここの領主が決まったことに対する特需もあるだろう。フェンドラの領地全体がお祝いムードに沸き立っている。
今日はマヒロが自分自身でテンセイを駆って空を飛んできた。高地でもマヒロは呼吸が苦しくなることがなくなった。身体が龍人のそれに近くなってきているのではないか、とハルタカは言っていた。そのうち、マヒロのための飛竜を探しに行こうという話にもなっている。
額に龍鱗が浮かんでから、テンセイの声が聞こえるようになった。簡単な意思疎通ができるようになったのだ、ハルタカは自分がテンセイと意思疎通を図れるまで何年もかかったのに、と少し拗ねた様子を見せていて、それを見てテンセイと笑ったものだ。
いつも通り少し離れたところでテンセイを降り、呼んだら来てねと話しかけて街の方へ歩き出した。
一番最初にここを歩いた時から、一年以上が過ぎている。
実に、色々な事が起きた一年だった。
マヒロはその出来事を心の中で一つ一つ反芻しながら、アツレンの街を歩いた。
市場の出入り口に近いところで、ピルカの屋台を出しているナシュに会った。先日十一歳になったナシュは、少し大きくなって大人びているように思えた。
「マヒロ!もういいのか?身体はだいじょぶか?」
からりと笑いながらそう尋ねてくれるナシュに、マヒロも思わず笑みがこぼれる。
「うん、もう全然!すごく元気だよ!‥あれ、タムは?」
ナシュはふうとため息をつくふりをして肩をすくめてみせた。
「お屋敷だよ。最近はずっとお屋敷に詰めっぱなし。‥結局俺もお屋敷で寝泊まりさせられるようになっちまって、ここの屋台に来るのも一苦労なんだ。結構離れてるからな」
タムが、アーセルの屋敷に請われて家令のような仕事に就いたというのは聞いていた。冷静で、しっかりとした意見を持ったタムを知っていたから、マヒロはそれを意外には思わなかった。
アーセルが正式に次代の国王だと現国王からの正式な宣下が国中に出されたこともあり、今フェンドラの領主屋敷は大変な忙しさらしい。王位が移譲されるまでの一年で、新しいフェンドラの領主も決めねばならないのだが選考に難航していると聞いていた。アーセルに下子はいないので、当面の間は前フェンドラ領主であるアーセルの親が暫定で領主の地位に就くことにはなっているが、それとてもいつまでもそのままでいる訳にはいかない。
国王となるアーセルの周りで働くものもフェンドラから何十人かは引き抜かれるわけなので、引き抜かれる人物たちの引き継ぎやいなくなる人物に代わる人材の登用など、フェンドラ公邸は目も回る忙しさなのだと言う。
その中で、タムは非常に辣腕を振るっているらしかった。
12
あなたにおすすめの小説
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる