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何度でも言うんだからね!
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お茶を楽しんだ後、私たちはお父様に今回のお披露目会の報告をした。
「ほう……そんなことが。学園はよほど私を怒らせたいようだな」
足元からひんやりとした冷気が伝わってきた。
ひえ……お父様、めっちゃ怒ってるぅ!
「そうだな、まずは学園の寄付を減額するか」
え、我が家の寄付って結構な額なのでは?
それを減額って……
「あなた、落ち着いてくださいな。学園への寄付は国の未来への投資だといつもおっしゃっているではないですか。それを減額だなんて……」
おお、さすがお父様。そんないいこと言ってたんだ!
……って、それなら尚更減額はまずいでしょ……
「しかしだな、愛娘を蔑ろにされて黙っているわけにはいかぬだろう。それに、在学している生徒たちは浅慮な者が多いようだから投資するに値せぬだろう?」
お父様、私のことを心配してくださるのは嬉しいのですが、寄付金減額されて予算がなくなったら在学中の私やお兄様も困るし、今度はそのことで恨まれそうだから勘弁してください!
お父様を止めようとしたその時、お兄様がティーカップをテーブルにカチャリと置いた。
「父上、学園のことは学園内で何とかする決まりです。親が、ましてや貴族が口を挟むできではありません。そのことは卒業生の父上もご存知でしょう?」
「う……」
「今回は学園長自ら色々と動いてくださいました。それに、週末テアの元に生徒たちが押しかけてくるのを危惧して今日屋敷に戻るよう配慮してくださいました。今は寮監のニール先生が生徒たちの対応をしているはずです」
「だがな……」
「ニール先生や生徒会の者におかしな動きをする者はいないか見張らせています。制裁するにしても、対象を見極めてからでも遅くはないでしょう?」
お兄様はにこっと笑いながら言うけれど、その笑顔、めっちゃ怖いんですけど⁉︎
「そうか。其方がそこまで手を回しているのならば学園内のことは其方にまかせよう。これも勉強だ。何かあればすぐ私に報告しなさい」
「わかりました」
やだー! お父様とお兄様の笑顔が怖い!
二人でタッグを組んで何をする気なの⁉︎
「お願いね、ノーマン。こちらはこちらで、対応すべきことが山ほどありますから」
お母様も笑顔だけど目が笑ってないよ……?
「はい。母上、その様子ではテアたちのことはもう……?」
「ええ、お喋り好きな鳥たちが、入学式の翌日からお茶会で広めて回っていてよ。今日の話も雛鳥から聞いて広めるのではないかしら」
……要するに、貴族たちの間ですでに噂になっていて、今日の話も生徒が親に話してまたそれが噂されちゃうってことよね?
嫌だけど、人の口に戸は立てられぬと言うし……
とりあえず、王太子の婚約者候補に! って展開にはならないよう、陛下やリリー様たちとの間では一応ふわっとだけど話がついている。
だから、周囲が何と言おうと無理矢理私をレイモンド王太子殿下の婚約者に! ……なんてことはないはず。
現状は一番の問題は回避できてるわけだから、それ以上のことは私たちでなんとかしなきゃだよね。
来週からのことを考えたらちょっと憂鬱だけど、少しずつ対処するしかない。
真白や黒銀と聖獣契約をしたのは私なんだから、私がしっかりしないと。
私は気持ちを落ち着けようと真白の背を撫でつつ、やや温くなった紅茶を口に含んだ。
「そのせいで、あれから毎日のように我が家にお茶会の招待状や婚約の申し入れの書状が山のように届いているけれど」
お母様の言葉に思わずむせた。
淑女として何としても吹き出さないように堪えたけれど、涙目になってしまった。
「グッ、ゲホッ! ……え、な……?」
『くりすてあ、だいじょうぶ?』
「主、大丈夫か?」
「だ……だいじょぶ……」
あんまり大丈夫じゃないけど。
え? 婚約の申し入れって、殿下以外からってこと?
「母上、すべて断ってください」
お兄様がむせる私の背を撫でながら低い声で言うのに、お母様は気にすることなく優雅にカップを口元に運んでいた。
「母上!」
「あら怖い。もう……大丈夫よ。今は入学したばかりの学生の身ですからとすべてお断りしているわ」
「……ありがとうございます」
いやいや。私のことなのに、私を無視して話を進めてません⁉︎
「あの、お母様? それって、私宛てに届いているのですよね?」
私宛ての手紙や招待状を親が勝手に開封しちゃうのはどうなの⁉︎
「いいえ。社交界デビュー前の娘に面識のない者が直接招待状や手紙を送るのは失礼にあたるでしょう? 親である私たちを通すのが筋ですから、私たちが確認の上、対処しています」
「は、はあ……」
「貴女の場合、今はメイヤー男爵令嬢くらいしかお友達がいないから選別が楽でいいわ。他に親しくなった方がいれば教えてちょうだい。その方たちからのものは安全が確認できたら貴女に渡します」
「……今のところはマリエルさんだけで大丈夫です」
「……そう」
私が小さな声で答えると、お母様は慰めるような目で私を見た。
……くっ、まだ入学したてだし!
特別寮とかお披露目会とか色々あったから、友達作りはまだなだけだもん!
「……テアは来週からクラス分けだろう? 交友関係を広げるのはこれからさ」
「おお、そうだったか。これからが楽しみだな!」
「そうね、まだ入学したばかりだものね?」
……皆、妙に気遣うような空気を醸し出すのはやめて⁉︎ 私、泣いてないから!
「そういえば、クラス分けについて聞いているかい?」
お兄様が空気を変えようと明るい表情で聞いた。
「ええ、学園長から私は特別クラスになるとお聞きしました」
お父様とお母様は当たり前とでもいうように頷いた。
「うむ、其方なら当然の結果だな」
「そうねぇ。家庭教師も早々に教えることがなくなったくらいだものね。授業が免除になる科目の方が多いのではなくて?」
「え?」
「テアは一般教養とマナー学は問題なく免除だよね? それから、魔法学はマーレン師の推薦状が提出されているはずだから初級から中級魔法は筆記と実技試験を受けて合格すればほとんど出なくてもいいんじゃないかな? 必須の実技や出たい授業だけ出ればいいよ」
「……」
眠たくなるような歴史や、あれ以上スパルタ教育を受けるのはごめんだと思ってるマナー学が免除になるのは嬉しい。
でも、魔法学なんてマーレン師のムラの多い教え方で免除にはならないんじゃない⁉︎
マーレン師の長ーい講義という名のうんちくは途中から聞き流してたも同然よ⁉︎
あれで推薦状とか、マーレン師は何を考えてるのよ!
それに、そんなに授業に出なかったら友達作りに支障が出そうなんですけど⁉︎
「……免除になっても授業は受けられますよね?」
「まあ、わざわざわかっていることを勉強したいだなんて、おかしな子ね。その分、社交に精を出したほうがよいのではなくて?」
あっ……社交、社交ね。
うーん、お茶会を開くにも、誘う人がいなきゃ意味ないんじゃないかな……?
「まずは、人脈作りを頑張りたいと思います」
「あっ……え、ええ、そうね。お友達がまず先よね。頑張りなさい……ほほ」
お父様とお兄様が、お母様に向かって無言で「めっ!」と嗜めているのを見て、私は乾いた笑いで「はは……はい」と答えるのが精一杯だった。
……何度でも言う、泣いてないからね!
「ほう……そんなことが。学園はよほど私を怒らせたいようだな」
足元からひんやりとした冷気が伝わってきた。
ひえ……お父様、めっちゃ怒ってるぅ!
「そうだな、まずは学園の寄付を減額するか」
え、我が家の寄付って結構な額なのでは?
それを減額って……
「あなた、落ち着いてくださいな。学園への寄付は国の未来への投資だといつもおっしゃっているではないですか。それを減額だなんて……」
おお、さすがお父様。そんないいこと言ってたんだ!
……って、それなら尚更減額はまずいでしょ……
「しかしだな、愛娘を蔑ろにされて黙っているわけにはいかぬだろう。それに、在学している生徒たちは浅慮な者が多いようだから投資するに値せぬだろう?」
お父様、私のことを心配してくださるのは嬉しいのですが、寄付金減額されて予算がなくなったら在学中の私やお兄様も困るし、今度はそのことで恨まれそうだから勘弁してください!
お父様を止めようとしたその時、お兄様がティーカップをテーブルにカチャリと置いた。
「父上、学園のことは学園内で何とかする決まりです。親が、ましてや貴族が口を挟むできではありません。そのことは卒業生の父上もご存知でしょう?」
「う……」
「今回は学園長自ら色々と動いてくださいました。それに、週末テアの元に生徒たちが押しかけてくるのを危惧して今日屋敷に戻るよう配慮してくださいました。今は寮監のニール先生が生徒たちの対応をしているはずです」
「だがな……」
「ニール先生や生徒会の者におかしな動きをする者はいないか見張らせています。制裁するにしても、対象を見極めてからでも遅くはないでしょう?」
お兄様はにこっと笑いながら言うけれど、その笑顔、めっちゃ怖いんですけど⁉︎
「そうか。其方がそこまで手を回しているのならば学園内のことは其方にまかせよう。これも勉強だ。何かあればすぐ私に報告しなさい」
「わかりました」
やだー! お父様とお兄様の笑顔が怖い!
二人でタッグを組んで何をする気なの⁉︎
「お願いね、ノーマン。こちらはこちらで、対応すべきことが山ほどありますから」
お母様も笑顔だけど目が笑ってないよ……?
「はい。母上、その様子ではテアたちのことはもう……?」
「ええ、お喋り好きな鳥たちが、入学式の翌日からお茶会で広めて回っていてよ。今日の話も雛鳥から聞いて広めるのではないかしら」
……要するに、貴族たちの間ですでに噂になっていて、今日の話も生徒が親に話してまたそれが噂されちゃうってことよね?
嫌だけど、人の口に戸は立てられぬと言うし……
とりあえず、王太子の婚約者候補に! って展開にはならないよう、陛下やリリー様たちとの間では一応ふわっとだけど話がついている。
だから、周囲が何と言おうと無理矢理私をレイモンド王太子殿下の婚約者に! ……なんてことはないはず。
現状は一番の問題は回避できてるわけだから、それ以上のことは私たちでなんとかしなきゃだよね。
来週からのことを考えたらちょっと憂鬱だけど、少しずつ対処するしかない。
真白や黒銀と聖獣契約をしたのは私なんだから、私がしっかりしないと。
私は気持ちを落ち着けようと真白の背を撫でつつ、やや温くなった紅茶を口に含んだ。
「そのせいで、あれから毎日のように我が家にお茶会の招待状や婚約の申し入れの書状が山のように届いているけれど」
お母様の言葉に思わずむせた。
淑女として何としても吹き出さないように堪えたけれど、涙目になってしまった。
「グッ、ゲホッ! ……え、な……?」
『くりすてあ、だいじょうぶ?』
「主、大丈夫か?」
「だ……だいじょぶ……」
あんまり大丈夫じゃないけど。
え? 婚約の申し入れって、殿下以外からってこと?
「母上、すべて断ってください」
お兄様がむせる私の背を撫でながら低い声で言うのに、お母様は気にすることなく優雅にカップを口元に運んでいた。
「母上!」
「あら怖い。もう……大丈夫よ。今は入学したばかりの学生の身ですからとすべてお断りしているわ」
「……ありがとうございます」
いやいや。私のことなのに、私を無視して話を進めてません⁉︎
「あの、お母様? それって、私宛てに届いているのですよね?」
私宛ての手紙や招待状を親が勝手に開封しちゃうのはどうなの⁉︎
「いいえ。社交界デビュー前の娘に面識のない者が直接招待状や手紙を送るのは失礼にあたるでしょう? 親である私たちを通すのが筋ですから、私たちが確認の上、対処しています」
「は、はあ……」
「貴女の場合、今はメイヤー男爵令嬢くらいしかお友達がいないから選別が楽でいいわ。他に親しくなった方がいれば教えてちょうだい。その方たちからのものは安全が確認できたら貴女に渡します」
「……今のところはマリエルさんだけで大丈夫です」
「……そう」
私が小さな声で答えると、お母様は慰めるような目で私を見た。
……くっ、まだ入学したてだし!
特別寮とかお披露目会とか色々あったから、友達作りはまだなだけだもん!
「……テアは来週からクラス分けだろう? 交友関係を広げるのはこれからさ」
「おお、そうだったか。これからが楽しみだな!」
「そうね、まだ入学したばかりだものね?」
……皆、妙に気遣うような空気を醸し出すのはやめて⁉︎ 私、泣いてないから!
「そういえば、クラス分けについて聞いているかい?」
お兄様が空気を変えようと明るい表情で聞いた。
「ええ、学園長から私は特別クラスになるとお聞きしました」
お父様とお母様は当たり前とでもいうように頷いた。
「うむ、其方なら当然の結果だな」
「そうねぇ。家庭教師も早々に教えることがなくなったくらいだものね。授業が免除になる科目の方が多いのではなくて?」
「え?」
「テアは一般教養とマナー学は問題なく免除だよね? それから、魔法学はマーレン師の推薦状が提出されているはずだから初級から中級魔法は筆記と実技試験を受けて合格すればほとんど出なくてもいいんじゃないかな? 必須の実技や出たい授業だけ出ればいいよ」
「……」
眠たくなるような歴史や、あれ以上スパルタ教育を受けるのはごめんだと思ってるマナー学が免除になるのは嬉しい。
でも、魔法学なんてマーレン師のムラの多い教え方で免除にはならないんじゃない⁉︎
マーレン師の長ーい講義という名のうんちくは途中から聞き流してたも同然よ⁉︎
あれで推薦状とか、マーレン師は何を考えてるのよ!
それに、そんなに授業に出なかったら友達作りに支障が出そうなんですけど⁉︎
「……免除になっても授業は受けられますよね?」
「まあ、わざわざわかっていることを勉強したいだなんて、おかしな子ね。その分、社交に精を出したほうがよいのではなくて?」
あっ……社交、社交ね。
うーん、お茶会を開くにも、誘う人がいなきゃ意味ないんじゃないかな……?
「まずは、人脈作りを頑張りたいと思います」
「あっ……え、ええ、そうね。お友達がまず先よね。頑張りなさい……ほほ」
お父様とお兄様が、お母様に向かって無言で「めっ!」と嗜めているのを見て、私は乾いた笑いで「はは……はい」と答えるのが精一杯だった。
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