14 / 28
13、変わり始めた関係性
「お前はどっちがいいと思う?」
ロジェはパッと私を振り返り尋ねてきた。
私たちは今日も元気にS級ダンジョンを探索中だ。
先頭を行くロジェの前方には二手に別れた道がある。
先日の出来事があってから、ロジェやミカエル様は少し態度が変わりつつあった。
これまでは私の言うことなんてほとんど無視状態だったけれど、こうして意見を聞いてくれるようになったのだ。
「ええと、私は右の道の方がよさそうだと思うけど……」
私が言うと、ロジェはふっと笑って言う。
「じゃあ、左にするか」
……なっ!
聞いた意味は?!
私が動揺すると、ロジェは左の道に入ってどんどん先へ進んでいく。
誰も文句を言うわけでもなくそれに続いた。
もう……。
でも、一方的に嫌われていた時に比べたらこんな風に口をきいてくれるだけでも大きな進歩だ。
こんな状態に、私は満更でもなかった。
そんな穏やかな1日が終わり、ダンジョンから教室に戻った私はいそいそと今日の収穫物を整理しつつ学園へ提出する書類にまとめた。
今日は青水晶まで採れたんだものね。
だんだんと自分自身のレベルが上がって、採掘できる鉱石の品質もアップしてきているのだ。
その成長が自分でも誇らしかった。
今日採れた鉱石を改めて眺めてニヤニヤしていると、ミカエル様がからかうような笑みを浮かべて私に言う。
「そんなに熱心に見つめても、アクセサリーにはならないぞ。これは宝石の用途ではないからな」
「わかってますよ。それに私アクセサリーにはもう興味ないですから」
「ほう、それじゃ何に興味が?」
「良い物を納品できたって達成感です!」
学園で採れたものは全て、王国のしかるべき施設へと送られていく。
品質の良い鉱石は街の至るところで役に立つからね。
そうして社会貢献できていることにも喜びを感じている。
ミカエル様にそう言うと、彼は意外そうな表情で呟いた。
「ほう……」
報告書を満足げに見直していると、ミカエル様とのやりとりを見ていたシリルと目が合う。
ん?
私と目が合うと、シリルは焦って目を逸らし行ってしまった。
どうしたんだろう?
「私、ハリー先生の補習があるのでその報告書提出しておきますよ」
エリーがニコニコ笑いながらそう言って、私に手を差し出す。
あら、それならお言葉に甘えちゃおう。
「うん、ありがとう」
ウキウキとした様子で補習の教室に向かうエリーを見送ってから、私も家路についた。
◇◇◇
夕食を終えて、部屋で寝支度を整えると途端に眠気が襲ってくる。
今日も一日頑張ったな~!うう、眠い……。
ベッドに入り目を瞑った私はすぐに微睡の中へ落ちていった。
ふと、真夜中に目が覚めたその時――――
っ……!!
また……!
胸を掴まれたような息苦しさと、黒いモヤモヤが私を襲い始め、私はシーツを掴み身体を硬くした。
最近、発作がなかったから油断してたよ……!!
何度体験しても慣れない呪いの発作からしばらくの時間が経って、やっと起き上がることができた。
喉、渇いた……。
急激な渇きを覚えて、私はフラフラと廊下へ出てキッチンへと向かう。
長い階段をやっとのことで降りたその瞬間、眠気と発作の疲労とで眩暈を起こし、思わずその場にうずくまった。
うう、苦しい……。
その瞬間、静かな足音が響いてきた。
ふと顔を上げて見ると、シリルがこちらへ歩いてくるところだった。
私に気づき、一瞬驚いた表情を浮かべる。
あ……。
こんな時間にこんなところで何してるんだって思われちゃうかな。
まあ、いいや。
少し前にも全く同じシチュエーションがあったけれど、私に目もくれずに通り過ぎていったもの。
私としても、一方的に嫌悪感のある言葉を向けられるより、そうして無視される方がまだ気が楽だ。
うう、それよりも頭痛い……。
ズキッと痛んだ頭に手を当てた瞬間、シリルの静かな声が響いた。
「……頭が痛むのか?」
「えっ?」
てっきり、通り過ぎて行くと思ったシリルに話し掛けられ、私は素っ頓狂な声をあげてしまった。
シリルは呆けている私を見てから一瞬息をついて、私を抱き上げて階段を登り始めた。
えっ?ええっ?!
私が驚いている間にスタスタと歩き、私の部屋へと入り、私をそっとベッドに下ろしてくれた。
「具合でも悪くなったのか?」
「……っ、ええ、水を取りに行こうとしたら眩暈がして」
「そうか……」
短く答えてから、すぐにシリルは出て行った。
な、なんだったんだろう、今の。
驚いたままぼーっと考えていると、なんとシリルが再び私の部屋へ入ってきた。
片手には水の入ったコップが握られている。
「ほら、飲むといい」
ぶっきらぼうに言って差し出されたそのコップをおずおずと受け取った。
「あ、ありがとう、ございます――」
これって、親切にしてくれてるのよね……?
受け取った水を飲みながら、先ほどからずっとシリルの片手に握られている書類の束を見て私は思い出す。
今日もこんなに遅くまで仕事をしていたのね。
「シリ……じゃなくてお兄様、ありがとう」
「いや、別にこれくらいなんともない」
「ううん、それだけじゃなくて」
「?」
「いつもありがとう」
「……?! なんのことだ?」
「だって、お兄様はいつも頑張ってるじゃない」
「?」
「毎日、朝は早起きして稽古して、夜はお父様のお仕事を手伝ってから、夜遅くに自分の勉強しているでしょ?」
以前も同じように夜中の発作が起こった後、キッチンへ水を取りに行ったとき、勉強しているシリルを見かけていた。
それは度々あった。
きっとそれがシリルの日常なのだろう。
毎日、夜遅くまで仕事や勉強を必死に頑張っている彼は、誰よりも公爵家を継ぐ立派な貴族の鏡であるように思った。
「私とお母様がこの家で安全に何不自由なく暮らせているのは、そんなお兄様の努力のおかげなんだもの」
「…………」
「だから、いつもありがとうって思ってる。いえ……ありがとうございます、お兄様」
俯いて私の言葉を聞いていたシリルが、少し顔を上げて呟くように言う。
「……シリルでいい」
「え?」
「だから……俺は君の兄なんかじゃないから、シリルでいい」
あっ……そうだよね。
シリルは私と好きで家族になった訳じゃないものね。
その事実にほんの少し寂しさを感じながら私は笑って頷いた。
「はい。シリル、ありがとうございます」
私の顔を見て、シリルは複雑な表情を浮かべながら私の頭にぽんと手を置いて言う。
「ああ……敬語もいらない。今はとにかく、ゆっくり休め」
声音に含まれる優しさに、寂しさが少し吹き飛んだ。
ロジェはパッと私を振り返り尋ねてきた。
私たちは今日も元気にS級ダンジョンを探索中だ。
先頭を行くロジェの前方には二手に別れた道がある。
先日の出来事があってから、ロジェやミカエル様は少し態度が変わりつつあった。
これまでは私の言うことなんてほとんど無視状態だったけれど、こうして意見を聞いてくれるようになったのだ。
「ええと、私は右の道の方がよさそうだと思うけど……」
私が言うと、ロジェはふっと笑って言う。
「じゃあ、左にするか」
……なっ!
聞いた意味は?!
私が動揺すると、ロジェは左の道に入ってどんどん先へ進んでいく。
誰も文句を言うわけでもなくそれに続いた。
もう……。
でも、一方的に嫌われていた時に比べたらこんな風に口をきいてくれるだけでも大きな進歩だ。
こんな状態に、私は満更でもなかった。
そんな穏やかな1日が終わり、ダンジョンから教室に戻った私はいそいそと今日の収穫物を整理しつつ学園へ提出する書類にまとめた。
今日は青水晶まで採れたんだものね。
だんだんと自分自身のレベルが上がって、採掘できる鉱石の品質もアップしてきているのだ。
その成長が自分でも誇らしかった。
今日採れた鉱石を改めて眺めてニヤニヤしていると、ミカエル様がからかうような笑みを浮かべて私に言う。
「そんなに熱心に見つめても、アクセサリーにはならないぞ。これは宝石の用途ではないからな」
「わかってますよ。それに私アクセサリーにはもう興味ないですから」
「ほう、それじゃ何に興味が?」
「良い物を納品できたって達成感です!」
学園で採れたものは全て、王国のしかるべき施設へと送られていく。
品質の良い鉱石は街の至るところで役に立つからね。
そうして社会貢献できていることにも喜びを感じている。
ミカエル様にそう言うと、彼は意外そうな表情で呟いた。
「ほう……」
報告書を満足げに見直していると、ミカエル様とのやりとりを見ていたシリルと目が合う。
ん?
私と目が合うと、シリルは焦って目を逸らし行ってしまった。
どうしたんだろう?
「私、ハリー先生の補習があるのでその報告書提出しておきますよ」
エリーがニコニコ笑いながらそう言って、私に手を差し出す。
あら、それならお言葉に甘えちゃおう。
「うん、ありがとう」
ウキウキとした様子で補習の教室に向かうエリーを見送ってから、私も家路についた。
◇◇◇
夕食を終えて、部屋で寝支度を整えると途端に眠気が襲ってくる。
今日も一日頑張ったな~!うう、眠い……。
ベッドに入り目を瞑った私はすぐに微睡の中へ落ちていった。
ふと、真夜中に目が覚めたその時――――
っ……!!
また……!
胸を掴まれたような息苦しさと、黒いモヤモヤが私を襲い始め、私はシーツを掴み身体を硬くした。
最近、発作がなかったから油断してたよ……!!
何度体験しても慣れない呪いの発作からしばらくの時間が経って、やっと起き上がることができた。
喉、渇いた……。
急激な渇きを覚えて、私はフラフラと廊下へ出てキッチンへと向かう。
長い階段をやっとのことで降りたその瞬間、眠気と発作の疲労とで眩暈を起こし、思わずその場にうずくまった。
うう、苦しい……。
その瞬間、静かな足音が響いてきた。
ふと顔を上げて見ると、シリルがこちらへ歩いてくるところだった。
私に気づき、一瞬驚いた表情を浮かべる。
あ……。
こんな時間にこんなところで何してるんだって思われちゃうかな。
まあ、いいや。
少し前にも全く同じシチュエーションがあったけれど、私に目もくれずに通り過ぎていったもの。
私としても、一方的に嫌悪感のある言葉を向けられるより、そうして無視される方がまだ気が楽だ。
うう、それよりも頭痛い……。
ズキッと痛んだ頭に手を当てた瞬間、シリルの静かな声が響いた。
「……頭が痛むのか?」
「えっ?」
てっきり、通り過ぎて行くと思ったシリルに話し掛けられ、私は素っ頓狂な声をあげてしまった。
シリルは呆けている私を見てから一瞬息をついて、私を抱き上げて階段を登り始めた。
えっ?ええっ?!
私が驚いている間にスタスタと歩き、私の部屋へと入り、私をそっとベッドに下ろしてくれた。
「具合でも悪くなったのか?」
「……っ、ええ、水を取りに行こうとしたら眩暈がして」
「そうか……」
短く答えてから、すぐにシリルは出て行った。
な、なんだったんだろう、今の。
驚いたままぼーっと考えていると、なんとシリルが再び私の部屋へ入ってきた。
片手には水の入ったコップが握られている。
「ほら、飲むといい」
ぶっきらぼうに言って差し出されたそのコップをおずおずと受け取った。
「あ、ありがとう、ございます――」
これって、親切にしてくれてるのよね……?
受け取った水を飲みながら、先ほどからずっとシリルの片手に握られている書類の束を見て私は思い出す。
今日もこんなに遅くまで仕事をしていたのね。
「シリ……じゃなくてお兄様、ありがとう」
「いや、別にこれくらいなんともない」
「ううん、それだけじゃなくて」
「?」
「いつもありがとう」
「……?! なんのことだ?」
「だって、お兄様はいつも頑張ってるじゃない」
「?」
「毎日、朝は早起きして稽古して、夜はお父様のお仕事を手伝ってから、夜遅くに自分の勉強しているでしょ?」
以前も同じように夜中の発作が起こった後、キッチンへ水を取りに行ったとき、勉強しているシリルを見かけていた。
それは度々あった。
きっとそれがシリルの日常なのだろう。
毎日、夜遅くまで仕事や勉強を必死に頑張っている彼は、誰よりも公爵家を継ぐ立派な貴族の鏡であるように思った。
「私とお母様がこの家で安全に何不自由なく暮らせているのは、そんなお兄様の努力のおかげなんだもの」
「…………」
「だから、いつもありがとうって思ってる。いえ……ありがとうございます、お兄様」
俯いて私の言葉を聞いていたシリルが、少し顔を上げて呟くように言う。
「……シリルでいい」
「え?」
「だから……俺は君の兄なんかじゃないから、シリルでいい」
あっ……そうだよね。
シリルは私と好きで家族になった訳じゃないものね。
その事実にほんの少し寂しさを感じながら私は笑って頷いた。
「はい。シリル、ありがとうございます」
私の顔を見て、シリルは複雑な表情を浮かべながら私の頭にぽんと手を置いて言う。
「ああ……敬語もいらない。今はとにかく、ゆっくり休め」
声音に含まれる優しさに、寂しさが少し吹き飛んだ。
あなたにおすすめの小説
転生した世界のイケメンが怖い
祐月
恋愛
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わたし以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2024/10/06 IF追加
小説を読もう!にも掲載しています。
痩せすぎ貧乳令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とあるお屋敷へ呼ばれて行くと、そこには細い細い風に飛ばされそうなお嬢様がいた。
お嬢様の悩みは…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴッドハンドで世界を変えますよ?
**********************
転生侍女シリーズ第三弾。
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
『醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』
の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
幽霊じゃありません!足だってありますから‼
かな
恋愛
私はトバルズ国の公爵令嬢アーリス・イソラ。8歳の時に木の根に引っかかって頭をぶつけたことにより、前世に流行った乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことに気づいた。だが、婚約破棄しても国外追放か修道院行きという緩い断罪だった為、自立する為のスキルを学びつつ、国外追放後のスローライフを夢見ていた。
断罪イベントを終えた数日後、目覚めたら幽霊と騒がれてしまい困惑することに…。えっ?私、生きてますけど
※ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください(*・ω・)*_ _)ペコリ
※遅筆なので、ゆっくり更新になるかもしれません。
醜いと蔑まれている令嬢の侍女になりましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます
ちゃんゆ
恋愛
男爵家の三女に産まれた私。衝撃的な出来事などもなく、頭を打ったわけでもなく、池で溺れて死にかけたわけでもない。ごくごく自然に前世の記憶があった。
そして前世の私は…
ゴットハンドと呼ばれるほどのエステティシャンだった。
とある侯爵家で出会った令嬢は、まるで前世のとあるホラー映画に出てくる貞◯のような風貌だった。
髪で顔を全て隠し、ゆらりと立つ姿は…
悲鳴を上げないと、逆に失礼では?というほどのホラーっぷり。
そしてこの髪の奥のお顔は…。。。
さぁ、お嬢様。
私のゴットハンドで世界を変えますよ?
**********************
『おデブな悪役令嬢の侍女に転生しましたが、前世の技術で絶世の美女に変身させます』の続編です。
続編ですが、これだけでも楽しんでいただけます。
前作も読んでいただけるともっと嬉しいです!
転生侍女シリーズ第二弾です。
短編全4話で、投稿予約済みです。
よろしくお願いします。
【完結】成り上がり令嬢暴走日記!
笹乃笹世
恋愛
異世界転生キタコレー!
と、テンションアゲアゲのリアーヌだったが、なんとその世界は乙女ゲームの舞台となった世界だった⁉︎
えっあの『ギフト』⁉︎
えっ物語のスタートは来年⁉︎
……ってことはつまり、攻略対象たちと同じ学園ライフを送れる……⁉︎
これも全て、ある日突然、貴族になってくれた両親のおかげねっ!
ーー……でもあのゲームに『リアーヌ・ボスハウト』なんてキャラが出てた記憶ないから……きっとキャラデザも無いようなモブ令嬢なんだろうな……
これは、ある日突然、貴族の仲間入りを果たしてしまった元日本人が、大好きなゲームの世界で元日本人かつ庶民ムーブをぶちかまし、知らず知らずのうちに周りの人間も巻き込んで騒動を起こしていく物語であるーー
果たしてリアーヌはこの世界で幸せになれるのか?
周りの人間たちは無事でいられるのかーー⁉︎
「ご褒美ください」とわんこ系義弟が離れない
橋本彩里(Ayari)
恋愛
六歳の時に伯爵家の養子として引き取られたイーサンは、年頃になっても一つ上の義理の姉のミラが大好きだとじゃれてくる。
そんななか、投資に失敗した父の借金の代わりにとミラに見合いの話が浮上し、義姉が大好きなわんこ系義弟が「ご褒美ください」と迫ってきて……。
1~2万文字の短編予定→中編に変更します。
いつもながらの溺愛執着ものです。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!