訳ありカップルの情事 短編集

sara

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俺様は、あざと女子の「イヌ」になる

俺様は、あざと彼女のイヌになる

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 強面で周りを威嚇するように歩く男が、華奢で可愛らしい格好をした女を連れ立って歩いていた。それを見た人々は、他人事ながら彼女に同情の眼差しを向けていたが、彼女の表情に悲壮感はない。2人はアパートの一室に入り姿が見えなくなった。


 部屋に入り、やっと2人になれた時。待ちきれず蓮は瑠華を壁に押し付け、逃げられないようにすると乱暴にキスをした。
 瑠華は大人しくされるがままに受け入れていたが息苦しくなると蓮の胸板を叩いて合図した。

「なんだよ」

「……こんなとこで……ベッドにいこ?」

 上目遣いで言う瑠華のあざとさに蓮が鼻で笑う。


 蓮と瑠華は、別に付き合っている訳では無い。若者特有の性欲を持て余し、成り行きで関係を持った。それから何度か会って行為だけして解散する仲だった。

 瑠華はこう見えて中々に淫乱な女の子だった。始めは強気に蓮が責めても、瑠華の舌使いに感じさせられて、結局は主導権を握られてしまう。





「じゃあ勝負しよっか」

 股を割れ目にそそり立つ棒を挟むようにし、蓮の腹に押し付ける。

「先に入れたくなったら、負けね」

 そしてそのまま上下に擦り付ける。裏側を根元から裏筋まで往復する。濡れた秘部は棒に吸い付くようだ。

「わたしも、いいとこ、擦れて、気持ちいい」

 瑠華はそう喘ぎながら蓮の大きくなって尖る胸の先端を優しく摘んで刺激してくる。

「ずるいぞ」

「ここ、好きだもんね。男の子なのに。かわいい」

 そう言ってキスもしてくる。負けじと瑠華の胸に手を伸ばし揉むが柔らかな感触に余計、躰が昂ってしまう。
 胸を爪先で撫でられると、くすぐったいような快感になる。舌で歯列をなぞられると歯までジンジンするようだ。そして、1番敏感な場所が物足りなくなってくる
 瑠華は長い事、腰を動かしながら、上半身も様々な場所を愛撫してきた。我慢したいのに快感の波に声が抑えられない。

「…いれろ」

 蓮が声を低くする。瑠華はいたずらっぽく笑う。

「そんな言い方だったら、入れないよ」

 腰を止め棒をつかむ。先端だけを裂け目に押し付けて刷り込む。先だけに集まる刺激に腰が浮く。早く入れたい。入れなくても、もう出そうだ。

「大きくなって固くなったよ?もういっちゃう?」

 瑠華は煽るように蓮の乳首を2本の指で挟むようにいらう。

「いれろ、いれろ。もう」

 もう出る。蓮のモノが欲を吐き出そうと収縮した瞬間、瑠華の指が根元を強く握りしめた。
肉は逝けずに虚しく脈打つだけだった。

「まだ入れてもないのに、いっちゃだめだよ」

 そう言って髪を解くと、その髪ゴムを蓮の肉棒を絞めた。痛みがはしる。

「なんで、やめろ」

「だって蓮くん、すぐ逝っちゃうじゃん。強がってる割に早漏なんだから」

 言われた言葉に顔が赤くなる。自分で取ろうとゴムに手を伸ばす前に両手を上で押さえつけられた。

「だめ。わたしを満足させてくれたら、取ってあげるよ」

 そう言ってすぐキスをされる。口の中を味わうように壁面をなぶり、舌を吸われる。
 息が苦しくなったころに、口は開放されたが次は顔に胸を押し付けられた。柔らかな肉の中で窒息しそうになるが必死に尖りを見つけて舐めた。

「赤ちゃんだから。ここ、しゃぶるの大好きだもんね」

 瑠華は蓮の空いている方の手に自分の胸を握らせる。おとなしく胸をもみ先端を指で押しつぶすようにこねる。瑠華は嬉しそうに声を上げた。
 また、肉棒に股を擦り付けられる。

「ゴムが引っかかって、さっきよりも気持ちいいよ」

 瑠華は先程より強く、早く擦りつける。首を仰け反らせ腰を降る瑠華の胸を逃さないように、噛みつき、先端をつまむ。

「なんでお前が逝ってんだよ」

「蓮くんがかわいいから興奮しちゃった」

「いいから、早く外せ。で、入れさせろ」

「やだ。私は何回逝っても続けられるもん。蓮くんは3回逝ったら泣き出しちゃうでしょ?」

「そんなわけ……」

「大丈夫だよ。最後にはちゃんと泣かせてあげるから」

 瑠華は蓮の耳元で吐息混じりに囁いた。





 下腹部から陰茎までに広がる陰毛を毛づくろいするように舐められる。時折、瑠華の首や輪郭に肉棒が当たって刺激になる。

「痕、残していい?」

「……だめに決まって」

 強く吸い付かれて痺れるように痛んだ。

「もう残しちゃった。恥ずかしくて誰にも見せられないね」

 瑠華は嬉しそうに太ももに頬ずりした。

「別に…」

 痕くらい見られても男なんて、ただ最近お楽しみだったと盛り上がるだけだ。と言いたかったが、太ももに強い痛みを感じて歯を食いしばる。

「女の子に痛くされて悦んでるって言うの……?」

 そう言いながら太ももに何度も歯型をつける。痛みに声がでる。

「やめろ」

 逃れるように動くと膝が強く瑠華の顔に当たった。瑠華が顔を上げると口の端から血が出ている。

「悪い。だって、お前が……」

「いじわるするから?でも、蓮くん全然抵抗しないんだもん」

 瑠華は怒るでもなく、ただ拗ねたように口を尖らせた。

「本当に嫌なら止めるよ。ほら、ゴムも自分で外しなよ」

 蓮は起き上がると肉棒のゴムはそのままで、瑠華の顎に手を添えた。顔を近づけると口の端の血を舐めて拭いた。それから、輪郭、首筋を舐めて軽く吸い付いた。肉棒は太ももに擦りつけている。
 何も言わないまま、ねだってくる蓮に瑠華は頰を緩ます。

「ほんとに可愛い。おいで。舐め合いっこしよ」

 瑠華が寝転がりながら提案する。蓮は大人しく馬乗りになり瑠華の顔に自分の肉棒を差し出し、自分は瑠華の秘所に顔を埋めた。
 瑠華は舌先だけでアイスキャンデーを舐めるように愛撫した。蓮は物足りないというように腰を下ろしてくる。願い通り口に向かえて吸いながら舌で刺激すると、自分で押し付けてきたくせに腰を引いて逃げる。そして少し間を空けると、また下ろしてくる。
 蓮は声を漏らしながらも、瑠華の溢れる蜜を必死に舐め取り、舌で粘膜を擦り付ける。なんとか彼女をその気にさせないと、朝までおあずけを食らわせられる。水音を立てながら奉仕する。

「……ワンちゃんみたいだね。美味しい?」

 急に引き寄せられ、思いっきり腰が瑠華の顔に倒れ込む。そのまま瑠華が腰を強く抱え込み拘束した。深く突き刺さった蓮の棒は小さな口をいっぱいにして喉まで届いていた。瑠華は飲み込むようにして口全体をうねらせ棒を締め付けた。固くなりきった蓮のモノは口の中で苦しそうに脈打ち、たまに大きく動くが、かろうじて蜜を流すだけで果てることは出来なかった。
 続く射精感に耐えきれなくなり、蓮は口の中を必死に出し入れしたり、壁に擦り付けたりする。
 それでも逝けず、無理矢理口から引き抜くと瑠華の横で膝立ちになる。

「もう、逝かせて……お願い」

 躰全体を真っ赤に染め、荒く息をする蓮は微かに震えている。そんな様子を見て瑠華は笑みを浮かべながら蓮の肉棒に食い込む髪ゴムを取ってやった。解放された肉棒にはくっきりとゴムの跡が残っており、穴からは蜜が次から次に溢れてきて、ビクビクと動いている。
 瑠華が強く息を吹きかけると、それだけで白濁した液を吹き出した。波打つように出てくる様子を最後まで見届けると瑠華は起き上がった。

「がんばったね。えらいね」

 放心する蓮を優しく抱きしめる。

「息をかけるだけで逝っちゃったね」

 何も答えられずにいる蓮を押し倒す。

「じゃあ、ご褒美だよ」

 すでに固さを取り戻している蓮に腰を下ろし自分の中に招き入れる。中まで慣らしていなかった膣内は狭く、入ってくるのを拒むように締め付けてくる。

 瑠華はゆっくりと腰を動かし出し入れする。しばらく我慢していた蓮はもどかしくなり、強引に体勢を変えて瑠華を組み敷いた。瑠華はわざとらしく小さな悲鳴を上げたが抵抗はしてこない。
 好きなように腰を打ち付けて、思いっきり出し入れした。瑠華が首を反らせ、声を上げている。肘をつき、瑠華の首元に額を擦り付けるような姿勢で絶えず腰を動かす。瑠華の中が熱くうねり、収縮を繰り返した。
 何も考えずに一番奥に突き刺し、果てた。





「中に出しちゃったの?」

 力無く自分に覆いかぶさる蓮を脇に避けて瑠華は非難した。蓮はまだ余韻に浸ってぼんやりしていた。 

「ちょっと。全部出して。綺麗にして」

 その蓮の頭にまたがると、股を口に押し付けた。蓮は熱に浮かされた顔で言われるままに、瑠華の愛液と自分の精液が混ざった液体を啜った。穴を掻き出すように舌を動かす。口を大きく開け全体を咥えて強く吸うと瑠華の吐息が悲鳴に変わった。

「いい子」

 瑠華は蓮の上から降り、口づけをした。口内への愛撫だけで躰を震わせている。
 いつの間にか元気を取り戻した肉棒を掴み、また自分の中に入れた。

「もっと欲しくなっちゃった。1回出しちゃったんだから、何回出しても一緒だよね」

 大きく股を広げ、後ろに手をつくと結合部分を蓮に見せつけるように動く。蓮の棒が膣内の壁に擦り付き気持ちいい。
 蓮はもう抑えることもせず、女の子のように喘ぎ声を上げている。
 瑠華は自ら陰核を刺激し始め、激しく果てた。強い締め付けに蓮も一拍遅れて吐精したのを感じた。

「今度はわたしが綺麗にしてあげる」

 瑠華は抜いたばかりの肉棒を口に含み、めちゃくちゃに舐めた。蓮が苦しそうに逃げようとするが腰に腕を回し、吸い付いたりするうちにまた膨らんだ。穴をほじるように舐めていると口の中で勢いなく果てた。

 口を拭いながら蓮を見る。力無く横たわっている姿からは、いつもの強気な態度など想像も出来ない。

「もう他の人じゃ満足出来なくなっちゃったでしょ?わたしだけの、ワンちゃんになってね」

 蓮は焦点が合わない目をして虚ろに頷く。

「いい子だね。毎回、蓮くんがわたしのモノだってわかるようにしてあげるからね」

 瑠華は自分が腹部から下に残した沢山の痣と歯型を優しく撫ぜながら微笑んだ。





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