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設立編
—第45章:誰がために
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大きな地響きがすると同時に天井が崩れ落ちる。嫌な記憶がフラッシュバックしてすぐに部屋の端に飛び退く。
天井が完全に崩れ落ち、上から非常に大きな姿の悪魔が二体降り立ってくる。明らかに他の悪魔と姿形が違うが、その体はじゅうじゅうとした音を立てながら溶けていた。その肌は、暗黒の液体が滴り落ち、恐怖と混沌の象徴として目の前に立ちはだかる。
「こいつらは…!」
—気をつけてください、大悪魔です!
このタイミングで、大悪魔二体にでくわすとは。先ほどの全力の超位魔法で体の動きが鈍く、精神的にも非常に疲労している。しかし、ここまできたのだ、敵も無傷ではない。渾身の力を振り絞って手に握っている剣に力を込める。
「ここだ!教皇様!ご無事ですか!?」
最悪のタイミングだ。教皇の部屋が襲われたのを確認して、増援の神官や騎士たちが現れたのだ。
「馬鹿!くるな!」
「一体の大悪魔がその集団に突進する。その手には漆黒のオーラが漂っている。直感でわかる、あれは死を撒き散らすオーラ、触れれば通常の人間ならひとたまりもないだろう。援軍にかけつけた者たちは武器を構えるが、だめだ、間に合わない。
「やめろぉぉぉぉ!」
振り下ろされる瞬間、その空間が静寂に包まれた。時間が止まったかのように感じられる中、大悪魔の巨大な腕はまるで山嵐のような圧力を伴って迫ってくる。漆黒のオーラが渦巻く、その腕は力強さと恐怖を同時に体現していた。
「避けろ!」と叫ぶ声が空気を切り裂くが、その声は届かない。援軍の神官たちの目に映るのは、ただ死をもたらす黒い影だけだ。数瞬後、振り下ろされた腕が彼らの上に直撃し、周囲の空気が激しく震え、爆風のように周囲に衝撃波が広がる。
その腕が地面に着地すると同時に、凄まじい音と共に地面が砕け、岩が飛び散る。教皇の部屋の壁が崩れ、周囲の神官や騎士たちは恐怖のあまり、足を止めることすらできずに吹き飛ばされてしまった。まるで蟻のように、小さな存在は一瞬で消え去り、煙と土埃が舞い上がる。
一瞬の静寂が訪れた後、響き渡る轟音が耳を劈く。瓦礫の中に埋もれた者たちの無念が、空気の中に残る。大悪魔はその威圧的な姿勢のまま、地面を踏みしめ、さらに残酷な笑みを浮かべていた。
その瞬間、教皇は立ち上がり、振り上げた手を掲げ、強く叫ぶ。「神の名のもとに、我が道を阻む者よ、退きなさい!」教皇の声が響き渡ると同時に、周囲の空気が一変した。大悪魔の周りに神聖な光が集まり、まるで天からの神聖な加護が降り注ぐかのように、光のオーラが大悪魔を包み込む。その瞬間、驚愕の表情を浮かべる。
光の束が宙に浮かび、次第に形を成していく。神の意志を宿した光の鎖が、大悪魔の身体を取り囲むように現れ、その動きを封じ込めていく。鎖は美しく、まるで星々のように輝き、光の粒子がきらめきながらその場に広がる。
大悪魔は驚愕の叫びを上げるが、光の鎖は容赦なく腕や脚を掴み、その力を制御していく。漆黒のオーラがほころび、動くことを許されないまま、大悪魔は地面にひざまずく。
—教皇様!
マリアが叫ぶ。
「今はそんなこと言ってる場合じゃないわ、こいつを倒すぞ!」
あたしの声に正気を取り戻し、マリアが祈りに集中する。
—神の名において、闇を貫け
「ディヴァイン・スピア!」
剣から神聖な光が溢れ出し、周囲の空間がまばゆい輝きに包まれる。
それは剣に集約され、光が次第に形を成していく。剣の刃が伸び、一本の長い槍へと変化していく。その槍は、まるで天の意志を宿しているかのように、神聖で美しい輝きを放つ。槍の表面には、神聖な紋様が浮かび上がり、その存在は圧倒的な力を感じさせる。
集まった光が槍の先端で凝縮され、さらに強力な神聖なエネルギーが渦巻く。その槍を振り上げ、目の前に立つ大悪魔を狙い定める。
「悪魔は皆殺しだ!」
空高く舞い上がり、大悪魔の頭上から槍が空を切り裂くように急降下し、心臓に向かって突き刺さる。槍が大悪魔に命中すると同時に、強烈な光が周囲を包み込み、神聖な力が悪を浄化する。恐怖に満ちた悲鳴を上げながら、地面に崩れ落ち、灰になって消えていく。
仕留めた、そう思った瞬間、既にもう一体の大悪魔が目の前にいた。
先ほどの大悪魔とは違い、巨大なメイスを振りかぶっていた。メイスは黒い金属でできており、周囲の光を吸い込むかのように陰鬱な輝きを放っている。
「しまっ…」
瞬時に反応したが、遅すぎた。大悪魔はその力強い腕を一気に振り下ろす。メイスが空を切り裂く音が響き渡り、その衝撃波があたしに向かって押し寄せる。
「ここであたしは死ぬのか…!」
目を閉じた瞬間、ドンと音と共に吹っ飛ばされる。死んだ?いや…死んでいない!?なにが起こったかわからなかったが、瞑った目を開けるとそれは眼前に広がっていた。
そこにはアモンがいた。彼があたしを思い切り突き飛ばしたのだ。もちろん、そんなことをすれば無傷で済むわけがない。同時に回避行動をしようとしたのか、致命傷は避けられていた。しかし…
「アモン…腕が…」
アモンは痛みを堪えながらも、あたしを守るために自らの体を盾にしたのだ。しかし、彼はその痛みを無視し、あたしに向けて微笑みを浮かべる。
「大丈夫だ、死んじゃいねぇ」
アモンの言葉に、心の中で彼の勇気に感謝するが、同時に不安が胸を締め付ける。大悪魔は再び攻撃の準備を整え、今度はメイスを振り上げ、大悪魔はあたしに照準を絞って踵を返し、猛突進してきた。アモンの痛々しい姿を見て体が震える。落ち着け、仲間が傷を負う、致命傷を負う。いままでにもあったはずだ。冷静に戦うんだ。
しかし。
「う…あ…」
体が動かない、助けられたのにまた同じ事が起こってしまう。目の前が絶望に染まる。しかし、その時。
アモンが体から大きな翼を生やし、低空で滑空してきてあたしを抱きかかえてそのまま空に浮かび上がる。
「アモン、あんた…」
体は大丈夫なのかと、震える声で聞こうとするが、うまく声が出ない。
その瞬間、アモンは深呼吸し、あたしの目を真っ直ぐに見つめた。「俺の腕なんてどうでもいい。お前がいる限り、希望は失われない。だから、諦めるな!」
アモンの強い意志が心に響き、あたしは瞳に再度戦いの炎を宿す。
「もちろんよ、しっかり支えていなさいよ!」
「当然だ、やっちまえ!」
心の中で全ての力を使い果たす覚悟をする。マリアもそれに呼応して祈りを捧げる。
—神の名において、今ここに、邪悪を封じる結界を構築する!
両手を掲げていると共に、光が周囲を取り囲むように広がり、大悪魔を中心に結界が形成されていく。その結界はまるで星々が集まったかのように美しく、しかし圧倒的な力を持った存在感を漂わせる。
大悪魔は驚愕し、力を振り絞ろうとするが、結界の光が彼を捉え、動きを封じ込めていく。体は、神聖な力によって宙に浮かび上がり、抵抗することもできずにその場に固定される。
あたしは剣を高く掲げ、力を込める。その瞬間、剣が神聖な光に包まれ、次第に形を変えていく。光が渦を巻き、剣がしなやかな弓に変わる。弓の弦は光の糸でできており、まるで神の意志が宿っているかのように輝いている。
あたしは弓を構え、神聖な光が集まるのを感じる。光が矢となり、弓の先端から形成されていく。周囲の空気がひんやりと冷たくなり、神聖なエネルギーが高まる。
「これで終わりよ、ディヴァイン・アロー!」
あたしの声が高らかに響くと、光の矢が放たれ、宙を駆け抜ける。矢は地平線の彼方へ向かって飛翔し、その光の軌跡はまるで流れ星のように美しい。神聖な力が込められた矢は、悪の象徴である大悪魔に向かって一直線に突き進む。
矢が大悪魔に命中した瞬間、神聖な光が爆発し、周囲を圧倒する光の柱が立ち昇る。その威力は計り知れず、地平線まで続く光の尾を引き、まるで天の意志が悪を討ち果たすかのような壮大な光景が広がっていた。
周囲は静寂に包まれ、その光が収束するのを見届けると、あたしは深く息を吐く。勝利の兆しが胸に宿り、今まさに神聖なる力の象徴が悪を打ち倒した瞬間を感じていた。
天井が完全に崩れ落ち、上から非常に大きな姿の悪魔が二体降り立ってくる。明らかに他の悪魔と姿形が違うが、その体はじゅうじゅうとした音を立てながら溶けていた。その肌は、暗黒の液体が滴り落ち、恐怖と混沌の象徴として目の前に立ちはだかる。
「こいつらは…!」
—気をつけてください、大悪魔です!
このタイミングで、大悪魔二体にでくわすとは。先ほどの全力の超位魔法で体の動きが鈍く、精神的にも非常に疲労している。しかし、ここまできたのだ、敵も無傷ではない。渾身の力を振り絞って手に握っている剣に力を込める。
「ここだ!教皇様!ご無事ですか!?」
最悪のタイミングだ。教皇の部屋が襲われたのを確認して、増援の神官や騎士たちが現れたのだ。
「馬鹿!くるな!」
「一体の大悪魔がその集団に突進する。その手には漆黒のオーラが漂っている。直感でわかる、あれは死を撒き散らすオーラ、触れれば通常の人間ならひとたまりもないだろう。援軍にかけつけた者たちは武器を構えるが、だめだ、間に合わない。
「やめろぉぉぉぉ!」
振り下ろされる瞬間、その空間が静寂に包まれた。時間が止まったかのように感じられる中、大悪魔の巨大な腕はまるで山嵐のような圧力を伴って迫ってくる。漆黒のオーラが渦巻く、その腕は力強さと恐怖を同時に体現していた。
「避けろ!」と叫ぶ声が空気を切り裂くが、その声は届かない。援軍の神官たちの目に映るのは、ただ死をもたらす黒い影だけだ。数瞬後、振り下ろされた腕が彼らの上に直撃し、周囲の空気が激しく震え、爆風のように周囲に衝撃波が広がる。
その腕が地面に着地すると同時に、凄まじい音と共に地面が砕け、岩が飛び散る。教皇の部屋の壁が崩れ、周囲の神官や騎士たちは恐怖のあまり、足を止めることすらできずに吹き飛ばされてしまった。まるで蟻のように、小さな存在は一瞬で消え去り、煙と土埃が舞い上がる。
一瞬の静寂が訪れた後、響き渡る轟音が耳を劈く。瓦礫の中に埋もれた者たちの無念が、空気の中に残る。大悪魔はその威圧的な姿勢のまま、地面を踏みしめ、さらに残酷な笑みを浮かべていた。
その瞬間、教皇は立ち上がり、振り上げた手を掲げ、強く叫ぶ。「神の名のもとに、我が道を阻む者よ、退きなさい!」教皇の声が響き渡ると同時に、周囲の空気が一変した。大悪魔の周りに神聖な光が集まり、まるで天からの神聖な加護が降り注ぐかのように、光のオーラが大悪魔を包み込む。その瞬間、驚愕の表情を浮かべる。
光の束が宙に浮かび、次第に形を成していく。神の意志を宿した光の鎖が、大悪魔の身体を取り囲むように現れ、その動きを封じ込めていく。鎖は美しく、まるで星々のように輝き、光の粒子がきらめきながらその場に広がる。
大悪魔は驚愕の叫びを上げるが、光の鎖は容赦なく腕や脚を掴み、その力を制御していく。漆黒のオーラがほころび、動くことを許されないまま、大悪魔は地面にひざまずく。
—教皇様!
マリアが叫ぶ。
「今はそんなこと言ってる場合じゃないわ、こいつを倒すぞ!」
あたしの声に正気を取り戻し、マリアが祈りに集中する。
—神の名において、闇を貫け
「ディヴァイン・スピア!」
剣から神聖な光が溢れ出し、周囲の空間がまばゆい輝きに包まれる。
それは剣に集約され、光が次第に形を成していく。剣の刃が伸び、一本の長い槍へと変化していく。その槍は、まるで天の意志を宿しているかのように、神聖で美しい輝きを放つ。槍の表面には、神聖な紋様が浮かび上がり、その存在は圧倒的な力を感じさせる。
集まった光が槍の先端で凝縮され、さらに強力な神聖なエネルギーが渦巻く。その槍を振り上げ、目の前に立つ大悪魔を狙い定める。
「悪魔は皆殺しだ!」
空高く舞い上がり、大悪魔の頭上から槍が空を切り裂くように急降下し、心臓に向かって突き刺さる。槍が大悪魔に命中すると同時に、強烈な光が周囲を包み込み、神聖な力が悪を浄化する。恐怖に満ちた悲鳴を上げながら、地面に崩れ落ち、灰になって消えていく。
仕留めた、そう思った瞬間、既にもう一体の大悪魔が目の前にいた。
先ほどの大悪魔とは違い、巨大なメイスを振りかぶっていた。メイスは黒い金属でできており、周囲の光を吸い込むかのように陰鬱な輝きを放っている。
「しまっ…」
瞬時に反応したが、遅すぎた。大悪魔はその力強い腕を一気に振り下ろす。メイスが空を切り裂く音が響き渡り、その衝撃波があたしに向かって押し寄せる。
「ここであたしは死ぬのか…!」
目を閉じた瞬間、ドンと音と共に吹っ飛ばされる。死んだ?いや…死んでいない!?なにが起こったかわからなかったが、瞑った目を開けるとそれは眼前に広がっていた。
そこにはアモンがいた。彼があたしを思い切り突き飛ばしたのだ。もちろん、そんなことをすれば無傷で済むわけがない。同時に回避行動をしようとしたのか、致命傷は避けられていた。しかし…
「アモン…腕が…」
アモンは痛みを堪えながらも、あたしを守るために自らの体を盾にしたのだ。しかし、彼はその痛みを無視し、あたしに向けて微笑みを浮かべる。
「大丈夫だ、死んじゃいねぇ」
アモンの言葉に、心の中で彼の勇気に感謝するが、同時に不安が胸を締め付ける。大悪魔は再び攻撃の準備を整え、今度はメイスを振り上げ、大悪魔はあたしに照準を絞って踵を返し、猛突進してきた。アモンの痛々しい姿を見て体が震える。落ち着け、仲間が傷を負う、致命傷を負う。いままでにもあったはずだ。冷静に戦うんだ。
しかし。
「う…あ…」
体が動かない、助けられたのにまた同じ事が起こってしまう。目の前が絶望に染まる。しかし、その時。
アモンが体から大きな翼を生やし、低空で滑空してきてあたしを抱きかかえてそのまま空に浮かび上がる。
「アモン、あんた…」
体は大丈夫なのかと、震える声で聞こうとするが、うまく声が出ない。
その瞬間、アモンは深呼吸し、あたしの目を真っ直ぐに見つめた。「俺の腕なんてどうでもいい。お前がいる限り、希望は失われない。だから、諦めるな!」
アモンの強い意志が心に響き、あたしは瞳に再度戦いの炎を宿す。
「もちろんよ、しっかり支えていなさいよ!」
「当然だ、やっちまえ!」
心の中で全ての力を使い果たす覚悟をする。マリアもそれに呼応して祈りを捧げる。
—神の名において、今ここに、邪悪を封じる結界を構築する!
両手を掲げていると共に、光が周囲を取り囲むように広がり、大悪魔を中心に結界が形成されていく。その結界はまるで星々が集まったかのように美しく、しかし圧倒的な力を持った存在感を漂わせる。
大悪魔は驚愕し、力を振り絞ろうとするが、結界の光が彼を捉え、動きを封じ込めていく。体は、神聖な力によって宙に浮かび上がり、抵抗することもできずにその場に固定される。
あたしは剣を高く掲げ、力を込める。その瞬間、剣が神聖な光に包まれ、次第に形を変えていく。光が渦を巻き、剣がしなやかな弓に変わる。弓の弦は光の糸でできており、まるで神の意志が宿っているかのように輝いている。
あたしは弓を構え、神聖な光が集まるのを感じる。光が矢となり、弓の先端から形成されていく。周囲の空気がひんやりと冷たくなり、神聖なエネルギーが高まる。
「これで終わりよ、ディヴァイン・アロー!」
あたしの声が高らかに響くと、光の矢が放たれ、宙を駆け抜ける。矢は地平線の彼方へ向かって飛翔し、その光の軌跡はまるで流れ星のように美しい。神聖な力が込められた矢は、悪の象徴である大悪魔に向かって一直線に突き進む。
矢が大悪魔に命中した瞬間、神聖な光が爆発し、周囲を圧倒する光の柱が立ち昇る。その威力は計り知れず、地平線まで続く光の尾を引き、まるで天の意志が悪を討ち果たすかのような壮大な光景が広がっていた。
周囲は静寂に包まれ、その光が収束するのを見届けると、あたしは深く息を吐く。勝利の兆しが胸に宿り、今まさに神聖なる力の象徴が悪を打ち倒した瞬間を感じていた。
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