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怖いと思った。
自分の中に、あの両親の血が流れていることを。
――自分の中に、獣を飼っているかも知れないことを。
* * *
放課後の靴箱。
伝統ある桐峰学院の制服を身に纏った一年生たちが、話題の流れでその名前を口にした。
「隣のクラスに烏丸っているじゃん」
「どんなやつ?」
「モサ~ッとした、背の高い男」
「覚えてないな。でも、烏丸ってまさかあの烏丸?」
「そう。この学校の親戚筋で、寄付金たんまり積んでるって噂がある」
「うわ、敵に回したくないなそいつ」
顔も知らない人間と、一瞬で距離を取ることを決めたらしい。
「で、その男がどうしたって?」
「いや、なんっていうかそいつ変なんだよ。おとなしくて地味な感じなのに、妙に迫力があるっていうかさ。この不気味な感覚が伝わらないか聞いてみたかっただけ」
「なんだそれ」
聞かされた少年は笑った。
特にオチもない話らしい。
やがて男子たちは外へと飛び出していった。
――それを近くで聞いていた俺・烏丸悠理は、そっとため息を吐いた。
やっと帰ったか。
噂されていると、顔を出しづらかった。
相手を怖がらせたいわけでもないので、こうして影から待つしかなかった。
窓ガラスに自分の姿が映り込む。
目を隠すほど長く伸びた前髪、鼻と口を覆うマスク。
背中を丸めてみても身長は平均よりはるかに高い。
それくらいしか特記するものがなく、さえない男という印象になるのも無理はない。
漆黒の髪の隙間から、あの人に似た真っ黒な瞳が覗いた。
目が合った気がして、思わず視線を逸らした。
この瞳を、いちばん見たくないのは俺だ。
「……夕飯、何を買って帰ろうかな」
一人暮らしをするマンションの部屋を思い浮かべつつ、スーパーの割引弁当を狙うことにした。
家を出るまで食べたことがないものだったけど、手軽に安く済ませるにはもってこいのものだった。
* * *
高校からは一人暮らしをしたいという俺の願いを聞いて、母さんが勧めてきたのは父さんの所有するマンションの一室だった。
「通学するのにも便利で、使っていないのは勿体ない」なんて言われれば、親のすねをかじっている身としてはそこでいいと思った。
それがまさか一等地の三十階建てマンションとはつゆ知らず、ワンフロアに一部屋と知った時は後悔した。
高校生が一人暮らしするような部屋じゃない。妹が産まれるまではここに住んでいたそうだが、さすがに覚えていない。
うちが裕福な家庭であることは理解していても、これが普通とは思えなかった。
小学校の時に遊びに行っていた友達の家とは全然違ったから。
制服のボタンに手をかけていると、父さんからディナーの誘いの連絡が来た。
まだ弁当は買ってきておらず、珍しい誘いだからこそ断れなかった。
「……はあ」
乱暴な動作で髪を乱す。気乗りはしないが行くしかない。
ウォークインクローゼットからジャケットとスラックスを持ち出し、無造作な前髪にワックスで手を加える。
センター分けされたことで顔の造形が露わになり、自然と眉間に力がこもった。
効果はあまり期待できないけれど、伊達眼鏡で強い眼力を誤魔化した。
背筋を伸ばしながら、賑やかな街へと歩いていく。
指定場所は地下鉄で三つ先の寿司屋だった。
座席に座っているだけだというのに、周囲からの視線が刺さった。
またかと思った。
特に学校帰りの女子高生たちが顔のことを話しているのが聞こえてくる。
迷惑とばかりに冷ややかな視線を向けると、息を呑んだかのように黙り込んだ。……やっと静かになった。
* * *
落ち着いた外観の店先で、妹の紗羅と弟の魁理が待っていた。
沙羅は父親譲りの目を引く美貌で、魁理は母親譲りの癖のない整った顔立ちをしている。
こちらを一瞥した沙羅は眉をしかめた。
「あら、なにその眼鏡。それがおしゃれだと思っているの?」
「……別に、いいだろう」
「良くないわよ。一緒に歩きたくないわ。お兄さまは顔だけなんだから、隠すなんて勿体ないわ」
眼鏡を取り上げられる。
顔を隠すものが何もなくなった。
「おにいさま、すごくかっこいい」と、もじもじしながら魁理が口にした。
五歳の彼は滅多に会わない兄に照れるらしい。
「桐峰が男子校で勿体ないわね。……そのお顔なら、同性でもモテそうだけど。学校でも大変なんじゃない?」
「変な妄想はやめてくれ」
誰にも見せたことはないけれど、もし明かせば、沙羅の考えは冗談では済まないだろうなと思っている。
自分の見た目が、人から好まれることは理解していた。
「私がお兄さまなら、女の子を入れ食いするのに。身体だけでもと列をなしてるでしょうね」
クスッと笑った沙羅に「魁理の前で変なことを言うんじゃない」と窘めたが、それで聞くような妹ではない。
「最近困ったことがあってね。お気に入りの男の子たちで遊んでいたけど、あの子たちが立場を分かっていないからトラブルが起きちゃったの。……近々転校することになりそうだわ」
自らを反省する様子もなく、面倒くさそうに息を吐いている。
まだ中学生だというのに、沙羅の存在は同級生たちには劇薬のようだった。
そんなやり取りをしていると、ゆっくりと両親がやって来た。
「足元に気を付けてね」
「いくらなんでも心配しすぎよ」
父さんに手を引かれ、母さんは微笑んでいる。
ネイビーのワンピースは身体のラインを拾うもので、その腹部が僅かに膨らんでいた。
数ヶ月前に会った時は細く引き締まっていたので、その違いは明らかだった。
俺の視線に気付いた父さんは目を細めた。
「今日呼び出したのは、この報告だよ。安定期に入ったから、悠理も教えようと思って」
「……そうなんだ」
……またこの血を継ぐ者が増えるのか。
俺の表情を見た母さんが、どこか照れくさそうに謝った。
「ごめんね。もういい歳なのに。……これが最後だから」
両親が二十三の時に生まれた子どもが俺で、三十九という年齢を考えれば、こういう可能性はまだある。
けれど、想像していなかった話だった。
親のそんなこと、考えたくもないのだから。
俺の目の前で見つめ合う二人は、子どもですら入れない空気の時がある。
二人はあまりにも仲が良すぎた。
プライバシーが守られる個室へと通され、当然のように両親は並んで座った。
それを魁理と並んで向かい側で見ることになった俺は、目線を下に伏せた。
「生ものはやめておくの?」
「うん。穴子とか玉子にしようかな」
「はーちゃんは昔から玉子焼きが好きだもんねぇ」
両親のやり取りに割って入ったのは沙羅だった。
父さんの隣をキープし、ふくれっ面になっている。
「パパ、ママばっかり構わないで!」
「ふふっ。さーちゃんの甘えたさんなところはママそっくりだね」
「いつもママばっかりズルいよ」
「ごめんね。パパはママのものだから。それに、さーちゃんには婚約者を用意してあげたでしょう」
「……アイツなんて腐れ縁なだけだし。パパの足元にも及ばない。もっとママみたいになれる、愛してくれる人を探すの」
羨望の眼差しで、沙羅は両親のことを見つめる。俺は奥歯を噛み締めた。
……この二人に憧れるなんて正気なのか?
この二人が普通じゃないことになぜ気づかない?
「おにいさま、どうしたの?」と、魁理が聞いてくる。
その瞳はまだ無垢で、頭を撫でてやれば嬉しそうに笑った。
食事もあとはデザートだけとなり、運ばれてくるのを待っていると、父さんと目が合った。
「悠理」
「……なんでしょうか」
身構えてしまう。
この人の目が俺は苦手だ。
全てを見透かし、全てを支配するような目だ。
「頼みがあってね」
「……」
その言い方は、嫌な予感しかない。
面倒事なのは明らかだ。
「君の住むマンションに、沙羅を置いてくれないか?」
「……え?」
「近々転校させることになって、マンションからなら徒歩圏内なんだ。家から送迎の車を出してもいいけど、赤ちゃんが産まれるなら受験勉強に集中したいからと沙羅が聞かなくて。まだ一人暮らしをさせるには心配だし、悠理のところなら部屋が余っているだろう?」
「それは、そうですが……」
勉強?
紗羅がするとは思えなかった。
勉強などせずとも、紗羅の成績はトップクラスだったはずだ。
「お兄さま、広いマンションを独り占めなんてずるいと思っていたの。いいでしょう?」
「……」
返事に詰まった。これでは一人暮らしの意味がない。
「沙羅がワガママを言って困らせるかもしれないけど、悠理のところなら安心だから。どうかな?」なんて父さんに頼まれて、俺に拒否権なんてあるはずがなかった。
「……分かりました」
父さんから目を逸らしながら、俺は受け入れた。
こうして俺の一人暮らしは、数ヶ月で呆気なく終わってしまった。
自分の中に、あの両親の血が流れていることを。
――自分の中に、獣を飼っているかも知れないことを。
* * *
放課後の靴箱。
伝統ある桐峰学院の制服を身に纏った一年生たちが、話題の流れでその名前を口にした。
「隣のクラスに烏丸っているじゃん」
「どんなやつ?」
「モサ~ッとした、背の高い男」
「覚えてないな。でも、烏丸ってまさかあの烏丸?」
「そう。この学校の親戚筋で、寄付金たんまり積んでるって噂がある」
「うわ、敵に回したくないなそいつ」
顔も知らない人間と、一瞬で距離を取ることを決めたらしい。
「で、その男がどうしたって?」
「いや、なんっていうかそいつ変なんだよ。おとなしくて地味な感じなのに、妙に迫力があるっていうかさ。この不気味な感覚が伝わらないか聞いてみたかっただけ」
「なんだそれ」
聞かされた少年は笑った。
特にオチもない話らしい。
やがて男子たちは外へと飛び出していった。
――それを近くで聞いていた俺・烏丸悠理は、そっとため息を吐いた。
やっと帰ったか。
噂されていると、顔を出しづらかった。
相手を怖がらせたいわけでもないので、こうして影から待つしかなかった。
窓ガラスに自分の姿が映り込む。
目を隠すほど長く伸びた前髪、鼻と口を覆うマスク。
背中を丸めてみても身長は平均よりはるかに高い。
それくらいしか特記するものがなく、さえない男という印象になるのも無理はない。
漆黒の髪の隙間から、あの人に似た真っ黒な瞳が覗いた。
目が合った気がして、思わず視線を逸らした。
この瞳を、いちばん見たくないのは俺だ。
「……夕飯、何を買って帰ろうかな」
一人暮らしをするマンションの部屋を思い浮かべつつ、スーパーの割引弁当を狙うことにした。
家を出るまで食べたことがないものだったけど、手軽に安く済ませるにはもってこいのものだった。
* * *
高校からは一人暮らしをしたいという俺の願いを聞いて、母さんが勧めてきたのは父さんの所有するマンションの一室だった。
「通学するのにも便利で、使っていないのは勿体ない」なんて言われれば、親のすねをかじっている身としてはそこでいいと思った。
それがまさか一等地の三十階建てマンションとはつゆ知らず、ワンフロアに一部屋と知った時は後悔した。
高校生が一人暮らしするような部屋じゃない。妹が産まれるまではここに住んでいたそうだが、さすがに覚えていない。
うちが裕福な家庭であることは理解していても、これが普通とは思えなかった。
小学校の時に遊びに行っていた友達の家とは全然違ったから。
制服のボタンに手をかけていると、父さんからディナーの誘いの連絡が来た。
まだ弁当は買ってきておらず、珍しい誘いだからこそ断れなかった。
「……はあ」
乱暴な動作で髪を乱す。気乗りはしないが行くしかない。
ウォークインクローゼットからジャケットとスラックスを持ち出し、無造作な前髪にワックスで手を加える。
センター分けされたことで顔の造形が露わになり、自然と眉間に力がこもった。
効果はあまり期待できないけれど、伊達眼鏡で強い眼力を誤魔化した。
背筋を伸ばしながら、賑やかな街へと歩いていく。
指定場所は地下鉄で三つ先の寿司屋だった。
座席に座っているだけだというのに、周囲からの視線が刺さった。
またかと思った。
特に学校帰りの女子高生たちが顔のことを話しているのが聞こえてくる。
迷惑とばかりに冷ややかな視線を向けると、息を呑んだかのように黙り込んだ。……やっと静かになった。
* * *
落ち着いた外観の店先で、妹の紗羅と弟の魁理が待っていた。
沙羅は父親譲りの目を引く美貌で、魁理は母親譲りの癖のない整った顔立ちをしている。
こちらを一瞥した沙羅は眉をしかめた。
「あら、なにその眼鏡。それがおしゃれだと思っているの?」
「……別に、いいだろう」
「良くないわよ。一緒に歩きたくないわ。お兄さまは顔だけなんだから、隠すなんて勿体ないわ」
眼鏡を取り上げられる。
顔を隠すものが何もなくなった。
「おにいさま、すごくかっこいい」と、もじもじしながら魁理が口にした。
五歳の彼は滅多に会わない兄に照れるらしい。
「桐峰が男子校で勿体ないわね。……そのお顔なら、同性でもモテそうだけど。学校でも大変なんじゃない?」
「変な妄想はやめてくれ」
誰にも見せたことはないけれど、もし明かせば、沙羅の考えは冗談では済まないだろうなと思っている。
自分の見た目が、人から好まれることは理解していた。
「私がお兄さまなら、女の子を入れ食いするのに。身体だけでもと列をなしてるでしょうね」
クスッと笑った沙羅に「魁理の前で変なことを言うんじゃない」と窘めたが、それで聞くような妹ではない。
「最近困ったことがあってね。お気に入りの男の子たちで遊んでいたけど、あの子たちが立場を分かっていないからトラブルが起きちゃったの。……近々転校することになりそうだわ」
自らを反省する様子もなく、面倒くさそうに息を吐いている。
まだ中学生だというのに、沙羅の存在は同級生たちには劇薬のようだった。
そんなやり取りをしていると、ゆっくりと両親がやって来た。
「足元に気を付けてね」
「いくらなんでも心配しすぎよ」
父さんに手を引かれ、母さんは微笑んでいる。
ネイビーのワンピースは身体のラインを拾うもので、その腹部が僅かに膨らんでいた。
数ヶ月前に会った時は細く引き締まっていたので、その違いは明らかだった。
俺の視線に気付いた父さんは目を細めた。
「今日呼び出したのは、この報告だよ。安定期に入ったから、悠理も教えようと思って」
「……そうなんだ」
……またこの血を継ぐ者が増えるのか。
俺の表情を見た母さんが、どこか照れくさそうに謝った。
「ごめんね。もういい歳なのに。……これが最後だから」
両親が二十三の時に生まれた子どもが俺で、三十九という年齢を考えれば、こういう可能性はまだある。
けれど、想像していなかった話だった。
親のそんなこと、考えたくもないのだから。
俺の目の前で見つめ合う二人は、子どもですら入れない空気の時がある。
二人はあまりにも仲が良すぎた。
プライバシーが守られる個室へと通され、当然のように両親は並んで座った。
それを魁理と並んで向かい側で見ることになった俺は、目線を下に伏せた。
「生ものはやめておくの?」
「うん。穴子とか玉子にしようかな」
「はーちゃんは昔から玉子焼きが好きだもんねぇ」
両親のやり取りに割って入ったのは沙羅だった。
父さんの隣をキープし、ふくれっ面になっている。
「パパ、ママばっかり構わないで!」
「ふふっ。さーちゃんの甘えたさんなところはママそっくりだね」
「いつもママばっかりズルいよ」
「ごめんね。パパはママのものだから。それに、さーちゃんには婚約者を用意してあげたでしょう」
「……アイツなんて腐れ縁なだけだし。パパの足元にも及ばない。もっとママみたいになれる、愛してくれる人を探すの」
羨望の眼差しで、沙羅は両親のことを見つめる。俺は奥歯を噛み締めた。
……この二人に憧れるなんて正気なのか?
この二人が普通じゃないことになぜ気づかない?
「おにいさま、どうしたの?」と、魁理が聞いてくる。
その瞳はまだ無垢で、頭を撫でてやれば嬉しそうに笑った。
食事もあとはデザートだけとなり、運ばれてくるのを待っていると、父さんと目が合った。
「悠理」
「……なんでしょうか」
身構えてしまう。
この人の目が俺は苦手だ。
全てを見透かし、全てを支配するような目だ。
「頼みがあってね」
「……」
その言い方は、嫌な予感しかない。
面倒事なのは明らかだ。
「君の住むマンションに、沙羅を置いてくれないか?」
「……え?」
「近々転校させることになって、マンションからなら徒歩圏内なんだ。家から送迎の車を出してもいいけど、赤ちゃんが産まれるなら受験勉強に集中したいからと沙羅が聞かなくて。まだ一人暮らしをさせるには心配だし、悠理のところなら部屋が余っているだろう?」
「それは、そうですが……」
勉強?
紗羅がするとは思えなかった。
勉強などせずとも、紗羅の成績はトップクラスだったはずだ。
「お兄さま、広いマンションを独り占めなんてずるいと思っていたの。いいでしょう?」
「……」
返事に詰まった。これでは一人暮らしの意味がない。
「沙羅がワガママを言って困らせるかもしれないけど、悠理のところなら安心だから。どうかな?」なんて父さんに頼まれて、俺に拒否権なんてあるはずがなかった。
「……分かりました」
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