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第397話 必死の懇願
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「レロレロレロレロ……あの不信任決議は間違いなんです! レロレロレロレロ……本当の本当に間違って通ってしまったものなのです……! レロレロレロレロ」
必死。
足を舐めてでもへりくだらなければと必死。
奥田は弁解にもならない弁解をしながら必死になって靴を舐める。
「あ、あの不信任決議は都民に対するパフォーマンスだったんです……! レロレロレロレロ……本気で通す気なんてなかったんですゥゥゥゥ!」
一度、百条委員会の決議前に不信任決議案を通し、池谷を辞任に追い込んだ手前、何かしらの結論は出さなければならない。
元々、この百条委員会は結果ありき……池谷を東京都知事の座から追い落とす為のものなのだから……。
しかし、池谷の再任により流れが大きく変わった。
なにせ、都民の約八割の信任を受けての再任だ。
我々の話を真と捉える者は殆どいない。
それどころか、色々な不祥事を暴かれ虫の息。
逆に百条委員会を起こしたメンバーが百条委員会を起こされそうな勢いだ。
だからこそ……だからこそ、これ以上、こちら側にダメージが来ないよう、当たり障りのない内容で報告書をまとめ、その内容をもって不信任するつもりのない不信任決議案を通した。
その結果がこれだ。
「――なるほどね。つまり、あなた方は百条委員会も不信任決議も私を都知事の座から追い落とす為のパフォーマンスで真実ではないと……そう言いたい訳ですか……」
「は、はい。はい! その通りです!」
「そうですか……」
池谷はまるで汚物を見るかのような視線を奥田に向ける。
「……で、あれば、反省が足りていないのでは? 足を舐め謝罪するあなたに対して他の方々は何をやっているのです? 謝罪の一言もないのですか?」
池谷の言葉に裏切り者の議員達はビクリと反応する。
「い、いえ、私達も騙されていただけで……」
「ほ、本当はあなたの事を信じていたんです。でも党の要請と同調圧力に負けて……」
「……騙された? 党の要請と同調圧力に負けた?」
子供みたいな言い訳に池谷はクソデカいため息を吐く。
「……信じられない。あなた達は都議会議員。都民の代表でしょ? それが何? 党の要請? 同調圧力に負けた? 恥ずかしい……あなた方には自分の意思や意見が何一つないのですか? 同調圧力に負けるくらい脆弱で党の要請を聞くだけの操り人形なら今すぐその座から退きなさい。あなた方に投票してくれた都民の方々に失礼です。都民はあなた方に投票したのであって、党に投票した訳ではありません。都民を置き去りに党ばかりに目を向けて恥ずかしくないのですか?」
「……ううっ!?」
『つい最近までお前もそうだっただろ!』とか『お前にだけは言われたくないわ!』と叫び散らしたいが生憎、今は状況が悪い。
「レロレロレロレロ……」
無駄口は一切叩かず、一心不乱に靴を舐め続ける。
すると池谷は他の議員を見渡し呟く様に言った。
「……それで? あなた方はこの男一人にこんな事をさせていいと思っているのですか?」
その瞬間、騒つく会議室。
公然と、お前達は何故、靴を舐めないのかと聞いてきたのだから当然だ。
「……く、靴を舐めたら解散しないでくれますか?」
一人の議員の呟きに、池谷は考える素振りを見せる。
「……そうね。靴を舐めろとは言わないけど、猛省の意を示すなら考えてあげてもいいわよ?」
都民からの信任は厚い。
確実に再任できると踏んでいるのだろう。
「……わかりました」
「……わかりました? 嫌々やる位なら別に猛省なんてしなくても構わないのだけど?」
池谷の言葉に議員は固唾を呑む。
「いえ、靴を舐めるのが好きなんです。喜んでやらせて頂きます」
その発言だと、ただ靴を舐めるのが好きな変態にしか聞こえない。
想定外の事態にだいぶテンパっている様だ。
議員達が池谷の前に並び次々と靴を舐めていく。
猛省の意を表明する為に靴を舐める議員達。
靴舐めが一巡すると、池谷は不満気な表情で言う。
「……残念だわ。あなた方の言う猛省って、靴をひと舐めすれば許される程度のものだったのね」
「「「!?」」」
靴を舐めろと催促しておいて、この発言。
議員達は目を丸くして驚く。
「あら? その目は何? おかしいわね。いつ私が靴を舐めろと言ったかしら? 私は猛省の意を示せと言ったのよ。知らなかったわ。人様の靴を無遠慮に舐める事が猛省の意を示す事だったなんて……というより、あなた……靴を舐めるのが好きなんです。喜んでやらせて頂きますとか言ってなかった? 趣味で靴を舐め猛省したと言われてもねぇ」
「そ、それじゃあ、解散は……」
靴舐め猛省に失敗した一人の議員がそう呟くと、池谷は……
「当然するわよ。だって、メリットがないもの。一つ質問させて欲しいんだけど、あれだけ人の事をあらぬ罪で誹謗中傷し、全会一致で都知事の座から追い落としておいて、なんで靴をひと舐めしただけで許されると思ったの? あり得ないでしょう。再任が決まった選挙だとはいえ、あなた方の自己保身と身勝手の為に私一人が辞任するなんて真っ平ごめんだわ。あなた方のご要望通り不信任決議を受けて解散して上げるから、ありがたいと思いなさい。それと、今の様子は中継である所に繋がっているから明日発売の週刊誌を楽しみにすることね。タイトルはそうね……『不祥事議員。都知事に辞任をおねだり。靴を舐めてまでしがみ付きたい権力の座』といった所かしら……」
池谷は議員達が呆然とする中、立ち上がると笑顔を浮かべながら会議室を出ていく。
その場に残された議員達は泣きそうな表情を浮かべると、揃って膝から崩れ落ちた。
◆◆◆
「……は、はうっ!?」
会議室から出てドアが閉まった事を確認した池谷は、そのまま床に崩れ落ちる。
これで現役の都議会議員との選挙戦は確定的……電話には、尋常じゃないレベルの留守電が入っている。
その全てが与野党議員。
議員の総入れ替えを目論んでいる事が見透かされているのだろう。
新党結成のお誘いから恨み節まで様々なメールも届いている。
二度目の不信任決議案が通ってしまった以上、解散以外選択肢が無かったとはいえ、正直言ってこれはキツイ。
敵対しているのは議員だけではないのだ。
これからは、その議員を支援する候補者達にも気を付けなければならない。
「やってしまった。やってしまったわ……」
この事を察知したマスコミもきっと動く。
これまで以上の偏向報道を仕掛けてくるだろう。
その事を考えるだけで気が滅入る。
しかし、逃げる事はできない。
池谷は首に付けられた隷属の首輪を握ると目から涙を溢す。
「くっ……私が……私が一体、何をしたって言うのよ……」
多額の税金を溶かしたりもした。
支援団体に流したりもした。
でも、これはあんまりだ。
「もう嫌……」
そう呟くと、池谷は涙を垂らし、拳で床を力強く殴打した。
◆◆◆
「――ほ、報道事業からの撤退? 正気ですか!?」
高橋翔が社外取締役として属するテレビ局。
意気消沈した表情で報道事業からの撤退を宣言した社長は力なく取締役会の決定を社員達に伝える。
「……ああ、これは親会社の意向だ。これからウチは某動画配信サービス業者の様にドラマやアニメなどに力を入れて放送する事となった」
「「「……っ!?」」」
偏向報道を頑なに推し進めてきた役員を始め、それを聞かされた社員達は一様に目を丸くする。
「――お、横暴だ。いくら親会社だからと言って、そんな事が許される訳が……!」
こんな事、許される筈がない。
いくら偏向報道を特集しているとSNSで話題だとはいえ、こんな事が……!
「完全撤退する訳ではない。報道の中でも、天気予報や災害報道だけは残すつもりだ……」
「そ、そんな……そんなもの残しても……!」
社員達の怒りの機運が高まり、爆発の瞬間を迎えようとすると、それより早く社長の感情が爆発し……
「――だって、しょうがないじゃないかァァァァ!!」
と、叫び声を上げた。
必死。
足を舐めてでもへりくだらなければと必死。
奥田は弁解にもならない弁解をしながら必死になって靴を舐める。
「あ、あの不信任決議は都民に対するパフォーマンスだったんです……! レロレロレロレロ……本気で通す気なんてなかったんですゥゥゥゥ!」
一度、百条委員会の決議前に不信任決議案を通し、池谷を辞任に追い込んだ手前、何かしらの結論は出さなければならない。
元々、この百条委員会は結果ありき……池谷を東京都知事の座から追い落とす為のものなのだから……。
しかし、池谷の再任により流れが大きく変わった。
なにせ、都民の約八割の信任を受けての再任だ。
我々の話を真と捉える者は殆どいない。
それどころか、色々な不祥事を暴かれ虫の息。
逆に百条委員会を起こしたメンバーが百条委員会を起こされそうな勢いだ。
だからこそ……だからこそ、これ以上、こちら側にダメージが来ないよう、当たり障りのない内容で報告書をまとめ、その内容をもって不信任するつもりのない不信任決議案を通した。
その結果がこれだ。
「――なるほどね。つまり、あなた方は百条委員会も不信任決議も私を都知事の座から追い落とす為のパフォーマンスで真実ではないと……そう言いたい訳ですか……」
「は、はい。はい! その通りです!」
「そうですか……」
池谷はまるで汚物を見るかのような視線を奥田に向ける。
「……で、あれば、反省が足りていないのでは? 足を舐め謝罪するあなたに対して他の方々は何をやっているのです? 謝罪の一言もないのですか?」
池谷の言葉に裏切り者の議員達はビクリと反応する。
「い、いえ、私達も騙されていただけで……」
「ほ、本当はあなたの事を信じていたんです。でも党の要請と同調圧力に負けて……」
「……騙された? 党の要請と同調圧力に負けた?」
子供みたいな言い訳に池谷はクソデカいため息を吐く。
「……信じられない。あなた達は都議会議員。都民の代表でしょ? それが何? 党の要請? 同調圧力に負けた? 恥ずかしい……あなた方には自分の意思や意見が何一つないのですか? 同調圧力に負けるくらい脆弱で党の要請を聞くだけの操り人形なら今すぐその座から退きなさい。あなた方に投票してくれた都民の方々に失礼です。都民はあなた方に投票したのであって、党に投票した訳ではありません。都民を置き去りに党ばかりに目を向けて恥ずかしくないのですか?」
「……ううっ!?」
『つい最近までお前もそうだっただろ!』とか『お前にだけは言われたくないわ!』と叫び散らしたいが生憎、今は状況が悪い。
「レロレロレロレロ……」
無駄口は一切叩かず、一心不乱に靴を舐め続ける。
すると池谷は他の議員を見渡し呟く様に言った。
「……それで? あなた方はこの男一人にこんな事をさせていいと思っているのですか?」
その瞬間、騒つく会議室。
公然と、お前達は何故、靴を舐めないのかと聞いてきたのだから当然だ。
「……く、靴を舐めたら解散しないでくれますか?」
一人の議員の呟きに、池谷は考える素振りを見せる。
「……そうね。靴を舐めろとは言わないけど、猛省の意を示すなら考えてあげてもいいわよ?」
都民からの信任は厚い。
確実に再任できると踏んでいるのだろう。
「……わかりました」
「……わかりました? 嫌々やる位なら別に猛省なんてしなくても構わないのだけど?」
池谷の言葉に議員は固唾を呑む。
「いえ、靴を舐めるのが好きなんです。喜んでやらせて頂きます」
その発言だと、ただ靴を舐めるのが好きな変態にしか聞こえない。
想定外の事態にだいぶテンパっている様だ。
議員達が池谷の前に並び次々と靴を舐めていく。
猛省の意を表明する為に靴を舐める議員達。
靴舐めが一巡すると、池谷は不満気な表情で言う。
「……残念だわ。あなた方の言う猛省って、靴をひと舐めすれば許される程度のものだったのね」
「「「!?」」」
靴を舐めろと催促しておいて、この発言。
議員達は目を丸くして驚く。
「あら? その目は何? おかしいわね。いつ私が靴を舐めろと言ったかしら? 私は猛省の意を示せと言ったのよ。知らなかったわ。人様の靴を無遠慮に舐める事が猛省の意を示す事だったなんて……というより、あなた……靴を舐めるのが好きなんです。喜んでやらせて頂きますとか言ってなかった? 趣味で靴を舐め猛省したと言われてもねぇ」
「そ、それじゃあ、解散は……」
靴舐め猛省に失敗した一人の議員がそう呟くと、池谷は……
「当然するわよ。だって、メリットがないもの。一つ質問させて欲しいんだけど、あれだけ人の事をあらぬ罪で誹謗中傷し、全会一致で都知事の座から追い落としておいて、なんで靴をひと舐めしただけで許されると思ったの? あり得ないでしょう。再任が決まった選挙だとはいえ、あなた方の自己保身と身勝手の為に私一人が辞任するなんて真っ平ごめんだわ。あなた方のご要望通り不信任決議を受けて解散して上げるから、ありがたいと思いなさい。それと、今の様子は中継である所に繋がっているから明日発売の週刊誌を楽しみにすることね。タイトルはそうね……『不祥事議員。都知事に辞任をおねだり。靴を舐めてまでしがみ付きたい権力の座』といった所かしら……」
池谷は議員達が呆然とする中、立ち上がると笑顔を浮かべながら会議室を出ていく。
その場に残された議員達は泣きそうな表情を浮かべると、揃って膝から崩れ落ちた。
◆◆◆
「……は、はうっ!?」
会議室から出てドアが閉まった事を確認した池谷は、そのまま床に崩れ落ちる。
これで現役の都議会議員との選挙戦は確定的……電話には、尋常じゃないレベルの留守電が入っている。
その全てが与野党議員。
議員の総入れ替えを目論んでいる事が見透かされているのだろう。
新党結成のお誘いから恨み節まで様々なメールも届いている。
二度目の不信任決議案が通ってしまった以上、解散以外選択肢が無かったとはいえ、正直言ってこれはキツイ。
敵対しているのは議員だけではないのだ。
これからは、その議員を支援する候補者達にも気を付けなければならない。
「やってしまった。やってしまったわ……」
この事を察知したマスコミもきっと動く。
これまで以上の偏向報道を仕掛けてくるだろう。
その事を考えるだけで気が滅入る。
しかし、逃げる事はできない。
池谷は首に付けられた隷属の首輪を握ると目から涙を溢す。
「くっ……私が……私が一体、何をしたって言うのよ……」
多額の税金を溶かしたりもした。
支援団体に流したりもした。
でも、これはあんまりだ。
「もう嫌……」
そう呟くと、池谷は涙を垂らし、拳で床を力強く殴打した。
◆◆◆
「――ほ、報道事業からの撤退? 正気ですか!?」
高橋翔が社外取締役として属するテレビ局。
意気消沈した表情で報道事業からの撤退を宣言した社長は力なく取締役会の決定を社員達に伝える。
「……ああ、これは親会社の意向だ。これからウチは某動画配信サービス業者の様にドラマやアニメなどに力を入れて放送する事となった」
「「「……っ!?」」」
偏向報道を頑なに推し進めてきた役員を始め、それを聞かされた社員達は一様に目を丸くする。
「――お、横暴だ。いくら親会社だからと言って、そんな事が許される訳が……!」
こんな事、許される筈がない。
いくら偏向報道を特集しているとSNSで話題だとはいえ、こんな事が……!
「完全撤退する訳ではない。報道の中でも、天気予報や災害報道だけは残すつもりだ……」
「そ、そんな……そんなもの残しても……!」
社員達の怒りの機運が高まり、爆発の瞬間を迎えようとすると、それより早く社長の感情が爆発し……
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