武将達に言い寄られまして…！？

本編

まさかのタイムスリップ！？

「え…！？」

目が覚めたら、目の前に広がっている光景に驚愕した。
私は東京に住んでいるのだが、今私を囲んでいる風景はまさしく「江戸」というかんじだ。
やばい…これは漫画でよくあるタイムスリップでは…？
え？詰んだ？どうやって帰んの？？
そもそもなんでタイムスリップしたんだ？えぇ…どうしよ…

「貴様は何者だ？なんだその服は。…まさか敵陣からのスパイではあるまいな。だとしたら今この場でお前の首をはねる。」

突然声をかけられたかと思えば、すごく怖い事を言われたんだが。まずは誤解を解かないとっ！
「すみません！信じて貰えないかもしれませんが、私は未来のこの街から来たものです！」

「………は？貴様は俺を舐めているのか？そんな嘘は通用せんぞ！！」

無言の圧力からの…は？いただきましたァ！とても怖いですねぇ！？

「ホントなんです！！信じてください！よく見て下さい。こんな服来ている人、この国に私ぐらいしかいないと思いますよ？」

「…ふむ。確かに言われてみれば今まで見てきた敵陣の中には誰一人そのような服を着ている奴はいなかったが…」

「そうです！敵ではありません！なんならなんでもしますから、信じてくださいっ！！」

「はぁ……。敵ではないのだな。少し安心した。そこまで言うのなら信じよう。そして少しお前に興味を持った。話を聞きたいから俺の城にこい。」

…………城？

え？昔の時代での偉い人なのこの人！？まじ？え？しかもめっちゃ強そう！

てなわけで謎の強そうな人について行くことになった。