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「じゃあ脱いだのここ置いといて。ジャージと…下着はこれね…」
「ごめん…」
「何で謝るの!何にも悪くないでしょ?ほら先これで拭いときな。濡れたの今作るから」
ふかふかの白いタオルを手渡され、カーテンを閉められる。
冷えたパンツを脱いだら、もう足はとっくに乾いているけどベタベタして気持ち悪い。
(ぁっ…おしっこ…)
涼しいクーラーの冷気が太ももに纏わりつき、思わず体が震えた。シャツの合間から見える下腹はぽっこりと膨れている。そういえばさっき水を飲んだっけ。それが着々と降りてきたのだろう。
(着替えたら行こう…)
先生がお湯を沸かしてくれている。それで拭いて、綺麗さっぱりしてから。
「せんせー!!足捻ったーーー!!」
いきなり開く扉の音。元気な男子の声が聞こえる。
「はーい、ちょっと待ってねー…はい、これタオルとお湯。すぐ終わるからここで待ってて」
ささやくように言われて、すぐにカーテンが閉められてしまう。
「あっ、もしかして誰かいた!?」
「ちょっとね…吐いちゃった子がいてね…」
「すんません!!うるさかったかな…」
「いえいえ。でも保健室は静かにね。それで?どこが痛いの?」
渡されたタオルで太ももをなぞるとまた、膀胱が震えた。
「っぅ、」
お湯を見ただけでも鳥肌が立つくらいには切羽詰まっている。早く拭いて着替えてトイレ、行こう。
(え…うそ…)
下が、ない。ブリーフを履いて、その後の。
「せんせ…」
言いかけて、やめた。『ちょっと待ってて』先生はそう言ったのだ。先生はみんなのもの。俺だけが先に対応してもらって良いわけがない。独り占めしていいわけがない。当たり前のことなのである。
(おしっこ…おしっこぉ…)
ぶらぶらと垂れているチンコを白い布に収め、ジャージも身につける。あとは、ズボン。これさえ履ければおしっこに行ける。行けるのに。
(ちょっとってどれくらいなんだろ…)
思わずお腹を押さえる。足がフルフル震えて、今にも溢れそうで、太ももよじりがやめられない。
ぐいぐいと慣れない下着を引き上げて、小さく足踏み。こんなに我慢するなんて久しぶり。それにこれはいつもの尿意じゃない。性器に直接キュンと訴えてくる、たらふく水を飲んだ後の、あの。小さい頃かき氷を食べ過ぎて公衆トイレ前の列でジタバタしたあの感覚に似ている。でもあの時は1時間も耐えた。でも今日、この歳になって体も膀胱も大きくなったはずなのに、もう持たない。
我慢できない。
「っは、ふ…~~~ぅ、」
しゃがみ込んで踵でぐりぐり。まだ、話は終わらない。もうお腹はぱんぱんで、お腹を壊した時みたいにギュッと押さえて、丸まって。
(も…むり…っ…)
あと何分?てか何分経った?もうほんとに限界。パンツの下に手を入れて、直接揉み込んでいるくらいには。
(おわったら、せんせーにじゃーじもらって、そんで、はしって、そんで、いっぱい…)
うっとりとするぐらいの快感を想像して、後悔した。ゾクゾクと腰から背中、頭までを一直線に震えが通り、手が温かくなっていく。
「ぁっ、だめっ、」
じわ…じわ…
手のひらでうけている液体はいずれ、白くて幼いこの布を黄色く染めてしまうだろう。それだけは、やだ。お漏らしパンツを2枚も作りたくない。
もう考えている暇はなかった。慌ててそれを剥いで、先生が沸かしてくれたお湯に先端をつける。人肌温度に温められた尿道はいとも簡単にパックリと開いて、もう閉じることはできない。
「ぁぁ…ぁっ、っふぁぁ…」
自然と漏れた声を慌ててタオルで塞ぐ。
(おれ…女みたいな格好で…せんせーの作ってくれたのに…ぁぁっ、)
恥ずかしい。でもそれすらも忘れてしまいそうなほど、死ぬほど気持ちがいい。
「ごめん…」
「何で謝るの!何にも悪くないでしょ?ほら先これで拭いときな。濡れたの今作るから」
ふかふかの白いタオルを手渡され、カーテンを閉められる。
冷えたパンツを脱いだら、もう足はとっくに乾いているけどベタベタして気持ち悪い。
(ぁっ…おしっこ…)
涼しいクーラーの冷気が太ももに纏わりつき、思わず体が震えた。シャツの合間から見える下腹はぽっこりと膨れている。そういえばさっき水を飲んだっけ。それが着々と降りてきたのだろう。
(着替えたら行こう…)
先生がお湯を沸かしてくれている。それで拭いて、綺麗さっぱりしてから。
「せんせー!!足捻ったーーー!!」
いきなり開く扉の音。元気な男子の声が聞こえる。
「はーい、ちょっと待ってねー…はい、これタオルとお湯。すぐ終わるからここで待ってて」
ささやくように言われて、すぐにカーテンが閉められてしまう。
「あっ、もしかして誰かいた!?」
「ちょっとね…吐いちゃった子がいてね…」
「すんません!!うるさかったかな…」
「いえいえ。でも保健室は静かにね。それで?どこが痛いの?」
渡されたタオルで太ももをなぞるとまた、膀胱が震えた。
「っぅ、」
お湯を見ただけでも鳥肌が立つくらいには切羽詰まっている。早く拭いて着替えてトイレ、行こう。
(え…うそ…)
下が、ない。ブリーフを履いて、その後の。
「せんせ…」
言いかけて、やめた。『ちょっと待ってて』先生はそう言ったのだ。先生はみんなのもの。俺だけが先に対応してもらって良いわけがない。独り占めしていいわけがない。当たり前のことなのである。
(おしっこ…おしっこぉ…)
ぶらぶらと垂れているチンコを白い布に収め、ジャージも身につける。あとは、ズボン。これさえ履ければおしっこに行ける。行けるのに。
(ちょっとってどれくらいなんだろ…)
思わずお腹を押さえる。足がフルフル震えて、今にも溢れそうで、太ももよじりがやめられない。
ぐいぐいと慣れない下着を引き上げて、小さく足踏み。こんなに我慢するなんて久しぶり。それにこれはいつもの尿意じゃない。性器に直接キュンと訴えてくる、たらふく水を飲んだ後の、あの。小さい頃かき氷を食べ過ぎて公衆トイレ前の列でジタバタしたあの感覚に似ている。でもあの時は1時間も耐えた。でも今日、この歳になって体も膀胱も大きくなったはずなのに、もう持たない。
我慢できない。
「っは、ふ…~~~ぅ、」
しゃがみ込んで踵でぐりぐり。まだ、話は終わらない。もうお腹はぱんぱんで、お腹を壊した時みたいにギュッと押さえて、丸まって。
(も…むり…っ…)
あと何分?てか何分経った?もうほんとに限界。パンツの下に手を入れて、直接揉み込んでいるくらいには。
(おわったら、せんせーにじゃーじもらって、そんで、はしって、そんで、いっぱい…)
うっとりとするぐらいの快感を想像して、後悔した。ゾクゾクと腰から背中、頭までを一直線に震えが通り、手が温かくなっていく。
「ぁっ、だめっ、」
じわ…じわ…
手のひらでうけている液体はいずれ、白くて幼いこの布を黄色く染めてしまうだろう。それだけは、やだ。お漏らしパンツを2枚も作りたくない。
もう考えている暇はなかった。慌ててそれを剥いで、先生が沸かしてくれたお湯に先端をつける。人肌温度に温められた尿道はいとも簡単にパックリと開いて、もう閉じることはできない。
「ぁぁ…ぁっ、っふぁぁ…」
自然と漏れた声を慌ててタオルで塞ぐ。
(おれ…女みたいな格好で…せんせーの作ってくれたのに…ぁぁっ、)
恥ずかしい。でもそれすらも忘れてしまいそうなほど、死ぬほど気持ちがいい。
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