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第二章 ノーカウントパンチ
第三十二話 消えた体重
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何分経ったのか、わからなかった。わたしの感覚では数秒とか、そういうレベルだったけれど、そうでないことは間違いない。
わたしが布団に入ってから、今この瞬間までの時間だ。
(なんなの一体……)
目を開いても部屋は暗いままだ。朝になったのなら、窓から朝日が差し込んでいる。
でも、間違いなく聞こえたのだ。
猫の悲鳴のような音が――
(坊ちゃんかな……?)
聞きなれたその音は、わたしと坊ちゃんの部屋をつなぐ扉の音だ。
体を起こして見回しても、暗くてよくわからない。でもなんとなく、坊ちゃんはいないような気がした。
(え……?)
窓の外で何か動いた。少し距離を取って窓を見ていると、窓の下で光が動いている。
(外の光……? 見回りの灯りとかかな?)
窓から庭を見下ろしてみると、ランプを持った影が五つあった。そのうち四人はお屋敷の門番と同じ格好をしている。一人はわたしたちと同じようなワンピース姿だ。
結構大きな声で話す五人は、地面を指さしたり、右や左を指さしたりと、まるで道に迷う観光客のようだった。
それをじっと眺めていると、猫の悲鳴のような音が部屋に響いた。
坊ちゃんの部屋の扉が開いたのだ。
「あ、坊ちゃ……」
わたしが振り向いた先にいたのは、坊ちゃんよりもはるかに大きな影だった。手にランプを持っている。
「――――――」
静かだけれどはっきりと聞こえる声を聞いて、その影が黒ドレスさんだとわかった。
夜に慣れてしまったわたしの目には、ランプが明るすぎて黒ドレスさんの表情はわからない。それでも手招きをしているのはわかった。
「な、なに……?」
わたしがベッドから降りると、黒ドレスさんは坊ちゃんの部屋に入っていった。わたしは後を追って、すぐに異変に気付いた。
(窓が開いてる……?)
坊ちゃんの部屋の窓はいつも閉まっている。今日は特別暑いわけでもないのに、開いているのは不自然だ。
「坊ちゃんは……!?」
悪い想像をするのに、そう時間はかからなかった。そして、そういう想像に限って当たっているのだ。
ベッドはもぬけの殻だった。布団すらかかっていない。
(まさか窓から……?)
窓に駆け寄って見下ろすと、地面がとても遠かった。
(さっき下を見たときはそんなに高いと思わなかったのに、坊ちゃんが降りたと思ったとたんに……)
めまいがしてきた。
黒ドレスさんがわたしの肩に手を置いて何か言ってくる。強めの口調だし、少し焦っているみたいだったけれど、わたしを責めているようには感じなかった。
(励ましてくれてるのかな? それとも、早く探せって発破をかけてるとか?)
わからないけれど、坊ちゃんを担当しているのはわたしなんだ。わたしがしっかりしないといけない。
わたしは深呼吸して窓を見直した。シーツを繋いで作ったロープが垂れ下がっている。
(脱走の定番だけど、地面までは届いてないみたい)
シーツの先は、一回の窓に触れるくらいのところで終わっていた。降りることはできるかもしれないけれど、坊ちゃんの背では戻るときに手は届かないだろう。
(戻るための別の方法が用意してあるのかな? それとも戻るつもりはないとか……?)
嫌な考えに頭が真っ白になりかける。
頬を叩いて持ち直して、シーツのくくりつけてある場所を見た。窓の近くに置かれた机の脚だ。学校の机を少し立派にしたようなもので、わたしの力でも簡単に動かせる。
(え! うそっ!? さすがにこれは危なくない? いくら坊ちゃんがまだ小さいからって、下手したら机ごと下に落ちちゃうじゃん!)
机が落ちなかったことを、神に感謝した。
よく見れば、結び目もかなり甘い。もやい結びの出来損ないみたいな結び方で、坊ちゃんの力が足りなかったのか、きちんと締まっていない。
(……あれ?)
何かがおかしい。
ふと机を動かしてみると、脚のあった位置に、脚の形の跡が残っていた。
(やっぱりそうだ)
机は全く動いていなかった。坊ちゃんの体重で引っ張られたはずなのに、そんなことあり得るのだろうか?
シーツの結び目だってそうだ。坊ちゃんの体重がかかったのなら、緩んだままのはずがない。ほどけるか、締まるかしているはずなのだ。
(まるで坊ちゃんの体重が無くなってしまったみたい)
もちろんそんなはずはない。
(つまり、このシーツには坊ちゃんの体重がかかってない)
わたしはベッドの下を覗き込んだ。真っ暗で何も見えなかったけれど、すぐに黒ドレスさんがランプで照らしてくれて、何もないということが確認できた。
次にタンスを――と思ったけれど、やっぱりやめた。なんとなく、ロッカーを開けた方がいいと思ったのだ。
「見つけた……」
わたしが開いたロッカーを黒ドレスさんが照らすと、中で体育座りをしている坊ちゃんが見えた。引きつった笑みを浮かべ、目をそらしている。
わたしは今までで、一番温かいため息をついた。
わたしが手を伸ばすと、坊ちゃんはそれを掴んだ。わたしはそのまま坊ちゃんを胸元に引き寄せて――
「笑って許すとでも……?」
こめかみのあたりをグーでぐりぐりしてやった。
坊ちゃんは扉の音みたいな悲鳴を上げて、わたしを突き飛ばすようにして離れた。そしてその瞬間。左の肩を誰かに掴まれた。
それに一番早く反応したのは坊ちゃんだ。
坊ちゃんはわたしの左側に滑り込んで、背中でわたしを押した。坊ちゃんを挟んでわたしの前に立っているのは、黒ドレスさんだ。
ランプの明かりに隠れて、黒ドレスさんの表情は見えない。坊ちゃんを見ているのか、わたしを見ているのかさえ、わからなかった。
坊ちゃんが何かを告げると、黒ドレスさんは一礼して窓へと近寄り、外に手を振ってからシーツを引き上げた。そしてもう一度坊ちゃんに一礼をすると、わざとわたしたちの近くを通って扉へと向かう。
わたしの横を通るとき、黒ドレスさんは何かをささやいた。
言葉がわからないということが、怖いと思った瞬間だった。
わたしが布団に入ってから、今この瞬間までの時間だ。
(なんなの一体……)
目を開いても部屋は暗いままだ。朝になったのなら、窓から朝日が差し込んでいる。
でも、間違いなく聞こえたのだ。
猫の悲鳴のような音が――
(坊ちゃんかな……?)
聞きなれたその音は、わたしと坊ちゃんの部屋をつなぐ扉の音だ。
体を起こして見回しても、暗くてよくわからない。でもなんとなく、坊ちゃんはいないような気がした。
(え……?)
窓の外で何か動いた。少し距離を取って窓を見ていると、窓の下で光が動いている。
(外の光……? 見回りの灯りとかかな?)
窓から庭を見下ろしてみると、ランプを持った影が五つあった。そのうち四人はお屋敷の門番と同じ格好をしている。一人はわたしたちと同じようなワンピース姿だ。
結構大きな声で話す五人は、地面を指さしたり、右や左を指さしたりと、まるで道に迷う観光客のようだった。
それをじっと眺めていると、猫の悲鳴のような音が部屋に響いた。
坊ちゃんの部屋の扉が開いたのだ。
「あ、坊ちゃ……」
わたしが振り向いた先にいたのは、坊ちゃんよりもはるかに大きな影だった。手にランプを持っている。
「――――――」
静かだけれどはっきりと聞こえる声を聞いて、その影が黒ドレスさんだとわかった。
夜に慣れてしまったわたしの目には、ランプが明るすぎて黒ドレスさんの表情はわからない。それでも手招きをしているのはわかった。
「な、なに……?」
わたしがベッドから降りると、黒ドレスさんは坊ちゃんの部屋に入っていった。わたしは後を追って、すぐに異変に気付いた。
(窓が開いてる……?)
坊ちゃんの部屋の窓はいつも閉まっている。今日は特別暑いわけでもないのに、開いているのは不自然だ。
「坊ちゃんは……!?」
悪い想像をするのに、そう時間はかからなかった。そして、そういう想像に限って当たっているのだ。
ベッドはもぬけの殻だった。布団すらかかっていない。
(まさか窓から……?)
窓に駆け寄って見下ろすと、地面がとても遠かった。
(さっき下を見たときはそんなに高いと思わなかったのに、坊ちゃんが降りたと思ったとたんに……)
めまいがしてきた。
黒ドレスさんがわたしの肩に手を置いて何か言ってくる。強めの口調だし、少し焦っているみたいだったけれど、わたしを責めているようには感じなかった。
(励ましてくれてるのかな? それとも、早く探せって発破をかけてるとか?)
わからないけれど、坊ちゃんを担当しているのはわたしなんだ。わたしがしっかりしないといけない。
わたしは深呼吸して窓を見直した。シーツを繋いで作ったロープが垂れ下がっている。
(脱走の定番だけど、地面までは届いてないみたい)
シーツの先は、一回の窓に触れるくらいのところで終わっていた。降りることはできるかもしれないけれど、坊ちゃんの背では戻るときに手は届かないだろう。
(戻るための別の方法が用意してあるのかな? それとも戻るつもりはないとか……?)
嫌な考えに頭が真っ白になりかける。
頬を叩いて持ち直して、シーツのくくりつけてある場所を見た。窓の近くに置かれた机の脚だ。学校の机を少し立派にしたようなもので、わたしの力でも簡単に動かせる。
(え! うそっ!? さすがにこれは危なくない? いくら坊ちゃんがまだ小さいからって、下手したら机ごと下に落ちちゃうじゃん!)
机が落ちなかったことを、神に感謝した。
よく見れば、結び目もかなり甘い。もやい結びの出来損ないみたいな結び方で、坊ちゃんの力が足りなかったのか、きちんと締まっていない。
(……あれ?)
何かがおかしい。
ふと机を動かしてみると、脚のあった位置に、脚の形の跡が残っていた。
(やっぱりそうだ)
机は全く動いていなかった。坊ちゃんの体重で引っ張られたはずなのに、そんなことあり得るのだろうか?
シーツの結び目だってそうだ。坊ちゃんの体重がかかったのなら、緩んだままのはずがない。ほどけるか、締まるかしているはずなのだ。
(まるで坊ちゃんの体重が無くなってしまったみたい)
もちろんそんなはずはない。
(つまり、このシーツには坊ちゃんの体重がかかってない)
わたしはベッドの下を覗き込んだ。真っ暗で何も見えなかったけれど、すぐに黒ドレスさんがランプで照らしてくれて、何もないということが確認できた。
次にタンスを――と思ったけれど、やっぱりやめた。なんとなく、ロッカーを開けた方がいいと思ったのだ。
「見つけた……」
わたしが開いたロッカーを黒ドレスさんが照らすと、中で体育座りをしている坊ちゃんが見えた。引きつった笑みを浮かべ、目をそらしている。
わたしは今までで、一番温かいため息をついた。
わたしが手を伸ばすと、坊ちゃんはそれを掴んだ。わたしはそのまま坊ちゃんを胸元に引き寄せて――
「笑って許すとでも……?」
こめかみのあたりをグーでぐりぐりしてやった。
坊ちゃんは扉の音みたいな悲鳴を上げて、わたしを突き飛ばすようにして離れた。そしてその瞬間。左の肩を誰かに掴まれた。
それに一番早く反応したのは坊ちゃんだ。
坊ちゃんはわたしの左側に滑り込んで、背中でわたしを押した。坊ちゃんを挟んでわたしの前に立っているのは、黒ドレスさんだ。
ランプの明かりに隠れて、黒ドレスさんの表情は見えない。坊ちゃんを見ているのか、わたしを見ているのかさえ、わからなかった。
坊ちゃんが何かを告げると、黒ドレスさんは一礼して窓へと近寄り、外に手を振ってからシーツを引き上げた。そしてもう一度坊ちゃんに一礼をすると、わざとわたしたちの近くを通って扉へと向かう。
わたしの横を通るとき、黒ドレスさんは何かをささやいた。
言葉がわからないということが、怖いと思った瞬間だった。
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