僕は闇の魔王の戦争花嫁

ずー子

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第1章

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「助けてぇ!」
高層ビルのダンジョンでの戦闘の最中、優勢だと思っていた僕たちは突然現れた敵のボスのせいで一気に劣勢へと追い込まれた。
「テオ!待ってて、今助けに行くから!」
僕は仲間のピンチを救うため、ボスの元へと向かう。テオは予知能力がある。そうでなくても、親友を敵の手に渡すわけにはいかない。
領土の多くを奪われた今、情報機関を破壊することで敵国の政治的混乱を生み出せる。僕たちの作戦は途中までうまく行った。陽動作戦に応じたはずの敵のボスが帰ってくるまでは。
敵のボスは僕の目の前でテオを盾にして、身動きが取れないようにしていた。
「やあ、ノア。私が来るまで好き勝手暴れてくれたようだね」
「カーティス…」
敵は皆鉄製の仮面と黒ずくめの衣装を着ているが、この男だけは、マスクもマントも他のものとは明らかに違う、仕立の良い服を着ている。銀色に光るマスクには綺羅びやかな宝石が闇の中の光でもわかるくらいうっすらと輝き、口元の笑いがより一層不気味さを増す。
「そう怖い顔をするな、愛らしい顔が台無しだよ?」
「ふざけるな!お前の思い通りになってたまるか」
「おや?まだそんな口をきく元気があるとは。流石は『勇者様』というわけか」
「うるさい!」
「ふむ…まあいいだろう。では、ノアくん?君が置かれている状況をよく考えてみたまえ」
「くそっ……」
「君の大事な友人である彼は私の忠実な下僕だ。ほら、よく見てごらん。彼の瞳の奥を覗いてみるんだ」
カーティスの言葉に従い、テオを見ると虚ろな目をして意識を失っているようだった。僕は叫んだ。
「テオ!しっかりして!」
「ははは、生憎君の声は彼に届かないよ…?頭に直接語りかけているからね。さあ、この子を返してほしければ、どうするかわかっているだろう?」
「………」
コイツの目的は明らかだ。僕の命。希望の光を断たせ、皆の士気を下げ、絶望へ落とす。
「ああ、それと、私はこう見えても紳士なんだ。優しく扱うことを約束しよう」
「……わかった。いいよ」
「物分かりが良くて助かるよ。では、こちらに来ておくれ」
カーティスに促され、一歩ずつゆっくりと近づいていく。
あと少しで手が届く距離になったところで耐えきれなくなったのかカーティスの腕が伸びてきた。テオの身体から興味をなくしたその瞬間。
「今だ!」
僕の魔法が3つの球体となってテオの周りを取り囲み、光のバリアを作り出す。
「なっ!」
カーティスから守るように光で包まれたテオを抱きかかえる。
「はやく!みんな逃げて!」
「あ、あれ?僕は…何を…」
「テオ、良かった」
「ノア…助けてくれたんだね」
「当たり前だろ?仲間なんだから」
僕はテオに微笑む。後ろからみんなも駆け寄ってくる。
「おい!早くしろ!」
「何が起きてるんだ!」
敵が焦り出す。これで時間は稼げるはずだ。その間になんとか脱出しないと。
「ふふ、まさかこんな手を使われるなんてね。予想外だったよ」
焦る僕たちと同じように敵陣営も動揺していた。魔法が飛び交い、魔獣が広いホールの天井近くで咆哮いている。その中でカーティスだけはバリアで弾かれた手を見つめていた。
「でも残念。この程度の攻撃じゃ私には効かないよ?」
カーティスの足元に影が広がると、そこから巨大な腕が現れる。いくつもの腕たちは僕らを捕まえ、そのまま握り潰そうとする。
「ソフィア!転移魔法を錬るんだ!イーサンはドラゴンで床を炎で焼き尽くしてくれ!僕はその間光の矢を降らせる!」
「任せて!」
「了解!」
僕の合図に皆が一斉に詠唱を始め、天井から炎と矢が降り注ぐ。敵が動揺した一瞬の隙を突いて、僕たちは出口に向かって走り出した。
「逃さないよ…ノア」
カーティスが何かを詠唱し、僕の足下に黒い沼が出現する。
「な!」
僕は足を掬われその場で倒れ込む。
「ノア!大丈夫!?」
「くそっ!動けない……」
マディソンが近づこうとしたが、僕は首を横に振った。ちらりと見ると戦局はこちらが大分有利に見える。だとすれば、カーティスを倒すチャンスかもしれない。
足を掴んだ闇の手はまるで生きているかのように動き回り、僕を締め付けてくる。
「痛ッ」
「ノア!」
「いいから!それより、今は逃げることを優先して!」
「でも……」
「僕は平気だから!それに、テオを救えなくなる方が困るでしょ!」
「!!」
マディソンがテオのことを好きだったことは知っていた。きっと、今の言葉で彼女の気持ちに火がついたに違いない。彼女は唇を噛みしめながら敵を見据える。
「わかったわ。必ず戻るから」
「うん。頼んだよ」
皆が退却しながら放つ攻撃魔法は花火みたいに鮮やかだ。撃たれ倒れていく敵達を気にすることなく、カーティスはゆっくりと僕の元へと歩いてくる。
「ノア、君は本当に勇敢で美しい子だ。その美しさに惹かれた者は一体どれだけいるのかな?」
「……」
「ああ、そんな怖い顔をしないでおくれ。君のそんな表情も愛らしいがね」
「…黙れ」
「ふふ、そう怒らないでおくれ」
影の手は足首を掴んだままだが、少しずつその力が衰えていくのが分かる。僕が吸い取っているからだ。
「僕の村を焼き払っておいて、よく言える」
僕は唯一の生き残りとなった。あと少し、長老達が駆けつけるのが遅かったら、きっと僕はここにはいなかっただろう。カーティスは悪びれる様子もなく、ただ笑う。
「あれは必要な犠牲だった。私はこの世界をより良くしようと努力しているだけだよ」
「……」
「私は君が欲しいんだ。私の元に来れば君を幸せにしてあげられる。この世界よりずっと良い暮らしをさせてあげよう」
「……悪いけど、断るよ」
「なぜだい?この世界に不満があるなら私が変えてあげるよ?私は誰よりも強いし、この世界に君臨するに相応しい人間だ」
「……」
「私の元に来るならば、君の大切な仲間たちも守れるように取り計らおう。傷つけるようなことは絶対にしないと約束しよう。どうだ?悪くないだろう?」
「……僕のことなんか何も知らない癖に。お前の言いなりになるくらいなら死んだほうがマシだ!」
敢えてカーティスを挑発するように声を荒げる。あと少し、あと少しで、全て魔法を吸い尽くせる。そうすれば。
「……残念だよノア。やはりあの時、君を攫っておけば良かった。光の連中に奪われる前にね」
「!!」
カーティスの指先に光が灯る。魔法を使うつもりだ! 僕は咄嵯に手を伸ばして、足を掴む手に自分の手を重ねた。すると、カーティスは驚いたのか目を丸くした後、口の端を上げて笑みを浮かべた。
「なるほど。私と同じことをしようとしているわけか」
「……」
「……でも、無駄なことさ。闇と光では相性が悪い。どちらが勝つと思う?」
「やってみなければ分からない」
「強情だな?でも時間切れだ」
カーティスが手を振り上げると、僕たちの頭上に魔法陣が出現し、そこから黒い光線が降り注ぐ。
「おしまいだよ、ノア」
「くっ…」
僕は影の手に触れながら空を見上げた。
「ノア逃げて!」
「ノア!!」
遠くでみんなの声が聞える。僕は皆の方に目を向けて、に、と笑った。
「え……?」
手を振り、詠唱をする。吸い取った闇の力を練り込んだ巨大な盾を呼び出す魔法を。
「!まさか!!」
カーティスの叫びが響くと同時に、僕は魔法を発動させる。次の瞬間、敵の放った魔法の衝撃が僕らを襲った。
「うわあぁああああああ!!!」
視界が真っ白に染まり、体が吹き飛ばされそうになるのを踏ん張って、盾を生成し続ける。弾かれた魔法は柱や床、天井など、あちこちに飛び散っている。
カーティスの言う通り、闇と光は相性が悪い。でも闇と闇は?闇で攻撃を吸収し、光で攻撃をする。どちらも意のままに使える僕しか出来ない、とっておきの戦術だった。
「ぐぅっ……」
全身に痛みが走る。僕は歯を食いしばりながら、耐え続けた。
やがて、光が収まり始めた頃、ようやく魔法が消える。そして、そこには信じられない光景が広がっていた。
「な…」
あちこちで呻き声が起きている、その真ん中、カーティスは膝をついて僕を見つめていた。
(これでも倒れないなんて…やはり強い…)
「馬鹿、な……」
「…はあ…はあ」
僕は息を整えつつ、よろめきながらも立ち上がった。足から影の手が消えていく。
「ノア!」
マディソンが駆け寄ってくる。他の皆も心配そうにこちらを見ている。
「ノア大丈夫!?」
「うん」
「怪我してるじゃない!」
「大したことないよ。それより、皆無事?」
「私たちは平気よ。ノアのお陰で助かったわ。ありがとう」
「よかった……」
安堵したせいか、足の力が抜けてその場に座り込んでしまう。掴まれた足以外は、目立った外傷もない。
「くっ…」
背後で痛みを押し殺したような声がした。僕は振り返る。膝をついたカーティスがゆっくり立ち上がろうとしていた。
(今だ、やるなら、今しかない…!)
「ふふ、素晴らしいよ、ノア…私の想像以上だ…」
片方の仮面が吹き飛んで、抑えた指の間から覗く目は紅く血走っていた。まるで狂気に侵されているかのように。
(怖い…!)
僕は初めて恐怖を覚えた。明確な殺意を持った敵と対峙したことはあるが、それはあくまで敵だったからだ。カーティスは違う。もっと別な、もっと違う、得体の知れないもの…。
「私の炎を生き残ったのは、君に闇の属性が息衝いてる証拠だったと言う事か。君には素質がある。素晴らしい。実に素晴らしい!」
カーティスから流れる血が、足元に伝って染みが広がっていく。彼はそれを気にする様子もなく、興奮しているようだった。
「ノア……」
マディソンが僕の腕に触れる。僕は彼女に微笑んで見せた後、視線を前に戻し、再び魔法を編む。
「ノア、やめて!」
「駄目だ。あいつを倒すには、今しかない」
僕の奥の手を見せてしまった以上、きっとカーティスはさらに警戒を強めるだろう。そうなれば、もう二度と倒せないかもしれない。
「そうだよ!そんなことしたら…」
「テオの言う通りよ!このままじゃ、ノアが死んじゃう!」
「……ごめんね」
僕はそう言って、二人に笑いかけた。
「どうして謝るんだよ?ノアは何も悪くない!こんなの間違ってる!」
「ねえ、お願いだから、一旦退却しましょうよ!この場は私たちに任せて」
「それは無理だよ。みんなを巻き込むわけにはいかない」
「何言ってるの?私達だって戦えるわ!ねぇ!」
「そうだよノア!もうやめろよ!」
「………」
僕の目線はカーティスから逸れない。彼もまた、じっと僕を見ていた。
「いい目だ…よい攻撃だったよ。君の村を焼き払った時の私なら、負けてたかもな」
「……」
「だが、まだ足りない。君は何かを隠そうとしていないかい?本当は、もっと別の力を隠してるんじゃないか?」
「……!」
「どうかな?」
カーティスは口元に笑みを浮かべて言った。
「ノア、頼む、もう帰ろう、な?」
「だめだ。この機を逃せば、次にあいつがいつ現れるか分からない」
掴まれた足がズキズキ痛むが、僕は薄ら笑いをするカーティスへと意識を集中させた。
「生憎だが私は一旦退かせて貰うよ、ノア?また会おう」
「待て!!」
カーティスは身を翻すと、闇に紛れるように姿を消した。僕は微かに残る魔法の気配を感じ取り、走り出した。
「おい!ノア!」
「行かないで!ノア!」
二人の制止の声を振り切り、僕は走った。すると、すぐに目の前に闇が現れる。僕は盾を生成しながら、闇の中に突っ込んだ。
(いた!!)
闇の中から現れたのは、肩を押さえたカーティスだった。僕はすかさず魔法を放つ。
「ぐっ……!」
カーティスは魔法を喰らい、後ろへよろめいた後、僕を見てニヤリとした。思わずゾッとして足がすくむ。追い詰めているのは、僕のはずなのに。
「!?」
カーティスは一瞬にして僕の背後に回ると、首に手を回し、もう片方の手で口を塞いできた。
「んー!んー!」
「ふふ、捕まえた…」
カーティスの力は強く、振りほどけない。ぽたぽたと伝う敵の血が、魔法陣を描き出す。
(なに?何が起きているんだ?)
「ノア!」
「逃げろ!」
遠くから仲間たちが叫ぶ声が聞こえる。
(ああ、ダメだ。これで終わりなのか。せっかく、ここまで来たのに)
「ノアから離れなさいよ!」
マディソンの叫びと共に、凄まじい光が闇を貫く。だがカーティスの破れたマントは燃えず、光は闇に吸収されていく。
(あれは、闇属性の防御壁だ)
「無駄だよ」
カーティスはそう言うと、僕の足に自分の足を絡めてきた。そして耳元で囁くようにこう言った。
「君たちでは私に勝てない」
その言葉を聞いた瞬間、僕は全身に鳥肌が立った。本能的にまずいと悟る。
「さあ、私のモノになるといい」
「うっ……」
カーティスの唇が、僕の頬に触れた。彼の血が僕の顔についているのだろう。ぬるりとする感覚がした。
「ノア!やめて!」
「ノア!」
二人が駆け寄ろうとするが、カーティスが放つ強力な魔力によって阻まれているようだ。
「やめろ!みんなには、手を出すな…!あっ……!」
カーティスの足元に現れた血で出来た魔法陣からから先程の影が何本も僕に絡みつく。
「ノア!」
「ノア……!」
僕の体から力が抜けていき、抵抗する気が起きなくなっていく。頭がぼんやりとし、視界が歪んでいく。
「ふふ……さあ、どうする?ノア。このままだと、大事な大事な君のお友達はひとり残さず私の魔法の糧となる。わかるだろう?君なら…私と同じ闇の魔法を持つ君なら……」
「……!」
カーティスの流れた血は、逃げてきた廊下を点々と濡らしていた。その意味。その理由。僕は目を見開いた。
「まさか、この建物にいる人間を全員殺すつもりなのか?!」
自らの血で錬成した魔法陣の上にいるものの力を吸い取っていく闇属性の禁術。それを今、発動しようとしているのだ。
「素晴らしい洞察力だよノア。正式に言えば生命力を奪っていくのだがね」
「そんなこと、させない……!」
「ほう」
僕はカーティスの腕の中で暴れた。しかし、びくりともしない。
「では、取引をしよう。君が私に望むモノをくれたら、魔法は発動させない。だが断った場合……」
カーティスは魔法を発動させようとしているのか、僕の耳に顔を近づけて呪文を唱え始めた。
「……やめ!やめろ!みんなには手を出さないと約束しろ!」
「ふふ、賢い選択だ。では、君が持っている力を私に捧げてくれ」
「…わかった」
抵抗をやめた僕の様子に、拘束が緩む。血の回路を伝ってみんなの元へ魔力を送る。ソフィアが悲痛な顔で顔を上げた。僕は力を振り絞って叫んだ。
「みんな、逃げろ!」
「なに!?」
カーティスは突然の大声に驚き、その間にソフィアが泣きながら転移魔法を詠唱し、みんなを安全な場所へと避難させた。僕以外の、みんなを。
「驚いたな。私の回路を使って支援魔法を放ったのか」
「………」
「君は本当に賢いね?ノア。ふふ、まあいい。私の目的ははじめから君だったのだから」
カーティスはそう言って不気味に笑うと、再び呪文を唱えた。すると、僕の体を蝕んでいた痛みが和らぎ、代わりに力が抜けてくるような不思議な感覚を覚えた。
「これは……?」
「君の持つ闇属性の魔力を吸収したんだよ。よく馴染むね。これで私はもっと強くなった。次は君の番だ」
「な!んぐっ」
カーティスは顎を持ち上げると僕の口にキスをしてきた。触れるだけの軽いものではなく、舌を入れられて口内を犯される。
「んんっ……んっ……」
カーティスは僕の反応を楽しむかのように執拗に攻め立ててきた。僕の体がビクビクと震える。
(こんな奴に、負けたくない)
なんとかして逃れようと身を捩るが、カーティスの力が強く、全く歯が立たない。
「んぅ……ふぁ……」
「ふふ、可愛い声を出して…気持ちがいいんだね?ノア」
「あ、うるさい…んちゅ…はなせぇ……!」
僕はなんとか声を出したが、カーティスの巧みなテクニックによってだんだん何も考えられなくなってきた。
「はあ、はあ、はあ……」
「ふふ、もう蕩けてしまったのかい?まだこれからだというのに」
「う、うるさい…」
「初めてなのかな?ならば、こんなところではなくベッドの上で優しく愛してあげよう」
カーティスはそう言うと僕の体を抱きかかえて転移魔法を使い、血と煙と焦げた臭いの立ち込めるダンジョンを溶けるように後にした。
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