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第四章ー未来へー
嘘つき?
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❋お気に入り登録が少しずつですが増えていき、800を超えました。ありがとうございます。感謝の気持ちをこめまして、今日は2話更新します。本当に、ありがとうございます❋
感謝デス(꒪ˊ꒳ˋ꒪)。ෆ。
*ダレル視点*
『学園内で、生徒が魔法を発動させ、生徒が怪我をした。』
生徒による、学園内での魔法の使用は、授業や許可がある場合以外は禁止されている。もし、生徒が魔法を使うとシステムが反応して、魔道士が対応する事になっている。
「よりによって、こんな日に……」
あの3人の解呪と、聖女の様子を見る筈だったのに。
『私には解呪はできませんが……手伝いをしてもらいながら、4人の様子を確認しておきます。なので、ダレルさんは、取り敢えず行って来て下さい。』
『そうだね…ただ…魔具もあるから大丈夫だと思うけど、もし、何か彼女に動きがあったら、先ずは…自分の身を守る事。良いね?』
『はい。分かりました。』
今の状況を、少しでも早くモンテルアーノ様に報告した方がいいだろうと言う事もあり、ナディアの提案に頷いたけど──
大胆な行動に出始めた聖女─シェイラ=ペイトリン。
魔力も私よりは下だけど、ナディアよりは上だ。ナディアもそこそこの魔力量はあるが、ナディアはその魔力を一気に使う─魔力を集めて使う事ができない。その分、細く長く魔法を展開させる事ができる。それはそれで、彼女にとっては魔道士としての強味になっている。
ただ、聖女が本気でナディアを攻撃すれば──
「兎に角、急いで処理して戻るか……」
と、急ぎ足でその場所に向かえば、そこにはモンテルアーノ様が居た。
「モンテルアーノ様?どうしてここに?」
「ん?あぁ、ダレル殿。学園長と話があって来たら、たまたまこの場に居合わせてしまって。取り敢えず、怪我をした生徒は医務室に連れていってもらった。で、その生徒が、魔法を発動させた奴だ。」
モンテルアーノ様が指差した先に居る生徒は、真っ青な顔をして廊下に座り込んでいる。相手に怪我を負わせてしまい、自分の行いにショックを受けている─と言ったところだろう。
この場に残ってる魔力の痕跡は…1種類だけ。と言う事は、魔法を使ったのはこの生徒だけだ。
「すみません…本当に、魔法なんて…使う気は全く無かったんです。俺…攻撃魔法なんて…今迄使えなかったのに……。なのに、あいつと少し口論になって…気が付いたら、勝手に魔力が溢れて…それで……どうしよう……あいつに…怪我を…!うっ………」
「………」
もう一度、今度は意識をより深くして辺り一面の魔力の痕跡の確認をする。
「!」
よく視ると、魔法を使った生徒に、本人以外の魔力の痕跡があった。
ー仕組まれたか!?ー
そう思った瞬間、何かの気配が動き、モンテルアーノ様の動きが少し止まった後「案内しろ」と呟き
「ダレル殿、あの女が動いた。俺は先に行く。ダレル殿には迎えを遣るから、後から来てくれ。」
そう言った後、モンテルアーノ様は駆け足でこの場から去って行った。
ーナディアに…何かあったか!?ー
ナディアの事は気にはなるが、モンテルアーノ様が居れば何とかなるだろう。そこにはきっと“影”も居る筈で、影もそれなりの魔力持ちだ。
ーナディア、どうか……無事でいてくれー
そう心で思いながら、モンテルアーノ様の背中を見送った。
******
『──後は、この2人に先生の相手をお願いしているので………今から3人で楽しんで下さいね?ふふっ』
『時間が経ったら、ちゃんと、私が見付けてあげますから───』
ーどうする!?どうすれば良い!?ー
魔道士になって自立して───ただ、普通に生きていければ良かっただけなのに。今世でもまた……男の人に……
「悪く思うなよ?頼まれたからなぁ…。ま、折角だから、アンタも楽しめば良いんだ。」
そう言いながら、1人の男が私の方へと手を伸ばす。
その手がまるで──あの時、彼が私の首へと伸ばして来た時の手と同じで──
「──っ!」
前世での恐怖と、今からの恐怖でカタカタと震え出す体に、呼吸もまともにできなくなる。
『それは大丈夫だ。何かあっても、私がナディアを守るから。』
「────つき……」
「あ?何か言ったか?」
その男の手が私に届く直前、何故か、私の中で何かがキレた。
「“何かあっても守る”なんて──嘘つきだ!」
勿論、本気でそんな事は思っていない。モンテルアーノ様は何一つ悪くない。私の油断が招いた結果だけど。
「煩い!叫ぶ────」
「煩いのは……お前の方だ。」
「「─っ!」」
その声と共に、私に手を伸ばしていた男の首元に、ピタリと剣が添えられた。
チラッと視線を向けた先には、もう一人の男が床に倒れていた。
ーいつの間に?ー
「なっ……」
「煩いと言ったよな?」
「ゔ──っ」
ドサッ──
男が声を上げるより先に、剣身ではなく柄頭でガツンッと殴られたその男もまた、床に倒れた。その男の意識の有無を確認した後、剣を鞘に収めてから私へと振り返る。
「ナディア、大丈夫か?」
伸ばされた手は、全く怖くなかった。触れる手は、やっぱり優しくて温かい。
動かない体を、そっと起こしてくれた後、手に嵌められた枷に気付き、直ぐに外してくれて、ようやく呼吸ができるようになり、体も動くようになった。
「モンテルアーノ様……ありがとうございます。」
「どこか、怪我をしたりしていないか?何もされてないか?」
「はい……大じょ───」
モンテルアーノ様の肩越しに、シェイラがモンテルアーノ様に向かって魔法を発動させるのが見えた。
『*******』
その魔法は一気に溢れて、モンテルアーノ様の体を包み込んだ。
❋エールを頂き、ありがとうございます❋
✧*。⸜(⑉˃ ᵕ ˂⑉)⸝
感謝デス(꒪ˊ꒳ˋ꒪)。ෆ。
*ダレル視点*
『学園内で、生徒が魔法を発動させ、生徒が怪我をした。』
生徒による、学園内での魔法の使用は、授業や許可がある場合以外は禁止されている。もし、生徒が魔法を使うとシステムが反応して、魔道士が対応する事になっている。
「よりによって、こんな日に……」
あの3人の解呪と、聖女の様子を見る筈だったのに。
『私には解呪はできませんが……手伝いをしてもらいながら、4人の様子を確認しておきます。なので、ダレルさんは、取り敢えず行って来て下さい。』
『そうだね…ただ…魔具もあるから大丈夫だと思うけど、もし、何か彼女に動きがあったら、先ずは…自分の身を守る事。良いね?』
『はい。分かりました。』
今の状況を、少しでも早くモンテルアーノ様に報告した方がいいだろうと言う事もあり、ナディアの提案に頷いたけど──
大胆な行動に出始めた聖女─シェイラ=ペイトリン。
魔力も私よりは下だけど、ナディアよりは上だ。ナディアもそこそこの魔力量はあるが、ナディアはその魔力を一気に使う─魔力を集めて使う事ができない。その分、細く長く魔法を展開させる事ができる。それはそれで、彼女にとっては魔道士としての強味になっている。
ただ、聖女が本気でナディアを攻撃すれば──
「兎に角、急いで処理して戻るか……」
と、急ぎ足でその場所に向かえば、そこにはモンテルアーノ様が居た。
「モンテルアーノ様?どうしてここに?」
「ん?あぁ、ダレル殿。学園長と話があって来たら、たまたまこの場に居合わせてしまって。取り敢えず、怪我をした生徒は医務室に連れていってもらった。で、その生徒が、魔法を発動させた奴だ。」
モンテルアーノ様が指差した先に居る生徒は、真っ青な顔をして廊下に座り込んでいる。相手に怪我を負わせてしまい、自分の行いにショックを受けている─と言ったところだろう。
この場に残ってる魔力の痕跡は…1種類だけ。と言う事は、魔法を使ったのはこの生徒だけだ。
「すみません…本当に、魔法なんて…使う気は全く無かったんです。俺…攻撃魔法なんて…今迄使えなかったのに……。なのに、あいつと少し口論になって…気が付いたら、勝手に魔力が溢れて…それで……どうしよう……あいつに…怪我を…!うっ………」
「………」
もう一度、今度は意識をより深くして辺り一面の魔力の痕跡の確認をする。
「!」
よく視ると、魔法を使った生徒に、本人以外の魔力の痕跡があった。
ー仕組まれたか!?ー
そう思った瞬間、何かの気配が動き、モンテルアーノ様の動きが少し止まった後「案内しろ」と呟き
「ダレル殿、あの女が動いた。俺は先に行く。ダレル殿には迎えを遣るから、後から来てくれ。」
そう言った後、モンテルアーノ様は駆け足でこの場から去って行った。
ーナディアに…何かあったか!?ー
ナディアの事は気にはなるが、モンテルアーノ様が居れば何とかなるだろう。そこにはきっと“影”も居る筈で、影もそれなりの魔力持ちだ。
ーナディア、どうか……無事でいてくれー
そう心で思いながら、モンテルアーノ様の背中を見送った。
******
『──後は、この2人に先生の相手をお願いしているので………今から3人で楽しんで下さいね?ふふっ』
『時間が経ったら、ちゃんと、私が見付けてあげますから───』
ーどうする!?どうすれば良い!?ー
魔道士になって自立して───ただ、普通に生きていければ良かっただけなのに。今世でもまた……男の人に……
「悪く思うなよ?頼まれたからなぁ…。ま、折角だから、アンタも楽しめば良いんだ。」
そう言いながら、1人の男が私の方へと手を伸ばす。
その手がまるで──あの時、彼が私の首へと伸ばして来た時の手と同じで──
「──っ!」
前世での恐怖と、今からの恐怖でカタカタと震え出す体に、呼吸もまともにできなくなる。
『それは大丈夫だ。何かあっても、私がナディアを守るから。』
「────つき……」
「あ?何か言ったか?」
その男の手が私に届く直前、何故か、私の中で何かがキレた。
「“何かあっても守る”なんて──嘘つきだ!」
勿論、本気でそんな事は思っていない。モンテルアーノ様は何一つ悪くない。私の油断が招いた結果だけど。
「煩い!叫ぶ────」
「煩いのは……お前の方だ。」
「「─っ!」」
その声と共に、私に手を伸ばしていた男の首元に、ピタリと剣が添えられた。
チラッと視線を向けた先には、もう一人の男が床に倒れていた。
ーいつの間に?ー
「なっ……」
「煩いと言ったよな?」
「ゔ──っ」
ドサッ──
男が声を上げるより先に、剣身ではなく柄頭でガツンッと殴られたその男もまた、床に倒れた。その男の意識の有無を確認した後、剣を鞘に収めてから私へと振り返る。
「ナディア、大丈夫か?」
伸ばされた手は、全く怖くなかった。触れる手は、やっぱり優しくて温かい。
動かない体を、そっと起こしてくれた後、手に嵌められた枷に気付き、直ぐに外してくれて、ようやく呼吸ができるようになり、体も動くようになった。
「モンテルアーノ様……ありがとうございます。」
「どこか、怪我をしたりしていないか?何もされてないか?」
「はい……大じょ───」
モンテルアーノ様の肩越しに、シェイラがモンテルアーノ様に向かって魔法を発動させるのが見えた。
『*******』
その魔法は一気に溢れて、モンテルアーノ様の体を包み込んだ。
❋エールを頂き、ありがとうございます❋
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◇◇◇◇
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※完結まで執筆済み
※表紙はAIイラストです
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