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#初めての前立腺*
しおりを挟む初めての前立腺刺激は、思っていた以上に……否、想像を遥かに越えていた。
視界がぼやける。何分経ったのか分からない。
アイリーンの指が奥を撫でるたび、身体の奥から熱が這い上がってくる。
前はガチガチに勃ちあがり、ひくひくと脈打っていた。
我慢汁が止まらず、シーツにまで染みを作っている。
でも、自分ではどうすることもできない。
(なんだこれ……気持ちいいのか、わかんないのに……っ)
そう思いながら、腰が勝手に浮いた。
奥をくにくにと擦られるたび、熱が広がり、背中が跳ねる。
自分の体が、自分のものじゃないようだった。
「も、もう……出したい、アイリーン……っ」
懇願する声が震える。
でも、アイリーンの返事は、甘くて、残酷だった。
「出したら反応、鈍くなっちゃうでしょう? ……もう少し、お尻を堪能して」
そう言って、前には一切触れてくれない。
ただ、後ろの奥だけを、ゆっくり、確実に責め続ける。
(もう……お願い、出させて……っ)
だが、口には出せなかった。
理性が融け、考えはどんどん狭まっていく。
気づけば、自分から腰を動かしていた。
指を奥へと迎え入れるように、浅く深く、ゆっくり擦りつけるように――。
(イきたい……っ)
その想いしか、もう頭に残っていなかった。
何分そうしていただろう。全身汗でぐっしょりで、手枷を軋らせながらカリオンはずっと喘ぎ続けた。前はずっと勃ったままだ。
そして、ついに。
アイリーンの指が、ゆっくりと抜かれた。
じんわりと脱力が広がり、やっと終わったのだと思った――その瞬間だった。
「……これ、入れてもいい?」
目の前に差し出されたのは、装着型の魔道具。
艶やかな細身のペニバンで、指二本ほどの太さ。
「受け入れられたら……前も、イかせてあげる」
その言葉に、カリオンはごくりと喉を鳴らした。
初夜のとき、もっと太いそれを見せられた時は「そんなの入りません」と即答した。
けれど今夜は違う。
とろとろになった後穴は、すでに受け入れる準備が整っていた。
頭が、もう、快感しか求められなくなっていた。
カリオンは、頷いた。
「じゃあ……おねだりして? 上手にできたら入れてあげる」
羞恥で、心臓が跳ねる。
でも、出したくて、触れてほしくて、おかしくなりそうだった。
「……俺の穴を……犯して、女王様……」
震える声で、カリオンは腰を持ち上げた。
喉の奥がひくつき、耳まで真っ赤になるのが分かった。
「ふふ……可愛い奴隷さん」
そう囁いて、アイリーンが魔道具を押し当てる。
濡れた入口に滑らせながら、ゆっくりと、根元まで挿入された。
「っ、ああっ……っ」
圧迫感と、熱が広がる。
奥を満たされる感覚に、息が詰まりそうになる。
「気持ちいい……っ」
自然と、腰が動いてしまう。
自分から、奥へ奥へと擦りつけるように。
そして前を触れられた瞬間、カリオンはあっさりと果てた。
「っ、で、出る……っ!」
白濁が弧を描き、呼吸が止まりそうになるほどの快感が走る。
だが――終わらない。
前立腺を押し上げられた瞬間、前がまた硬くなっていく。
射精のあとだというのに、身体がまだ求めていた。
(おかしくなる……っ、でも、止まらない……っ)
快楽の輪のなかに閉じ込められたまま、カリオンは喘ぎながら、アイリーンの動きに身を任せ続けていた。
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