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#中出し*
しおりを挟む前をしごかれながら、後ろを犯される。
そのたびに、カリオンの体は簡単に果ててしまった。
連続で三回。
精を吐き出すたび、快感の濁流に飲まれていく。
「っ……もう、だめ……っ、おかしくなる……っ」
息も絶え絶えにそう呟いたとき――アイリーンの声が耳元に落ちた。
「気持ちいい……私も、出そう」
その言葉に、カリオンの胸が跳ねる。
(そうか……同調型の魔道具だから)
初夜で興味本位でペニバンに触ったとき、アイリーンは敏感に反応した。
カリオンを犯すことでアイリーンも快楽を感じているのだ。
(疑似精液を出せる魔道具もあるんだっけ……)
女性でも射精を体験できると、一時期話題になったのを覚えている。それでアナルセックスがブームになって、いろんな道具が開発されたのだ。
「アイリーン……手、外してほしい」
「しびれちゃった?」
微笑んだアイリーンが、ゆっくりと手枷を外してくれる。
自由になったその腕で、カリオンはすぐに彼女を強く抱きしめた。
「……俺を犯して気持ちよくなってるの? 女王様」
抱き合いながら、まだ体は繋がったまま、ゆっくりと腰を動かす。
アイリーンの肌がびくりと震えた。
「……奴隷さんが可愛いから。中にたっぷり、出してもいい?」
「いいよ……ッ」
その言葉を合図に、アイリーンの腰がいっそう激しく打ち付けられた。気持ちよくて、アイリーンを抱きしめながら、カリオンも腰を振った。
「ん、出る……っ」
アイリーンの身体が震え、奥に熱いものが流れ込んでくるのをカリオンは感じた。
彼女の魔力によって作られた疑似精液が濃く、熱く、どろどろとカリオンの中に注がれる。
その瞬間、カリオンははっきりと感じた。
(ああ、俺……汚された。この人のものになった)
心も、体も、全部。
アイリーンに捧げられた悦びが、胸の奥で甘く満ちていた。
◇◆◇
それはアイリーンにとっても初めての感覚だった。
鋭敏な体の一部がカリオンの肉に柔らかく包まれて、媚薬入りのローションでトロトロになったところを出し入れする快感。
カリオンの弱いところを突いて、ゴリゴリと押しなぞると、むせび泣くようにカリオンは身をよじって何度でも前を勃たせた。快感が続きすぎて苦しそうなくらいだった。
「可愛い。可愛いね、私の奴隷さん……っ」
大変な遠征で頑張ったカリオンを労いたくて、勃つたび何度でも射精させてあげた。
「もう出ない! 出ないよ、アイリーン……っ」
泣きそうなのに縛られて抵抗は出来なくて、出ないと言うのに腰は揺れて、欲しがるように中はうねった。
カリオンのそうした反応と、同調して感覚のあるペニバンを締め付けられるとアイリーンも昂った。感覚と魔力が、ペニバンの根本に集中する。
「私も出そう……っ」
それは初めての感覚だったけれど、凝縮した魔力がペニバンの根本で擬似精液に変換されて出口を求めてパンパンに溜まっていた。
「……俺を犯して気持ちよくなってるの、女王様?」
嬉しそうにカリオンに問われて、アイリーンは微笑んだ。
(こんなに可愛い奴隷さんに、興奮しないわけないわ……)
カリオンが中出しを許可してくれたので、彼に抱きしめられながら、アイリーンは一層激しく腰を打ち付けた。
前兆を感じ取ったのだろうか。カリオンの身体が、ぐっと反応した。
ペニバンの奥まで受け入れたまま、彼の中がぎゅう、と締めつけてくる。
「ん、出る……っ」
その瞬間、アイリーンの全身を貫くような快感が駆け抜けた。
まるで、下腹の奥から一気に魔力が吸い出されていくような――いや、違う。
『放っている』。
自分の意思で、望んで、彼の中に流し込んでいる。
「はぁ……っ、出てる……っ……私の、魔力が……あなたの奥に……」
指先が震えた。出し終わるまで、動けなかった。腰の奥がじんじんと熱を帯び、身体の芯から脱力していく。
その間も、カリオンの体内はびくんと痙攣しながら、しっかりとアイリーンの魔力を飲み込んでくれていた。
(すごい……気持ちいい。すっきりした……)
全身に溜まってよどんでいた魔力が、一気に放出されたように感じた。わずかに虚脱感はあるが、全身が軽くなって頭も冴えたように感じる。
一方でカリオンのことは自分の魔力で穢してしまったように感じた。
それを受け入れて、あまつさえ気持ちよくなって恍惚としてる彼を見ると、愛しさが込み上げた。
「そんなに私のが欲しかったの……? 可愛いね、奴隷さん……」
小さく囁いた声に、カリオンが目を細めて甘えるように頷いた。
見下ろす彼の表情が、あまりに満たされていて、可愛くて。
胸の奥が、くすぐったく、熱くなる。
(私の魔力を……欲しがってくれる)
それだけで、心がほどけていく気がした。
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