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05 兄の懇願
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#05
目を覚ますと医薬品の匂いのする部屋で、ベッドに寝かされていた。
「気が付かれましたか」
ベッドの横にいた、シルヴィオによく似た年長の男性に声をかけられる。シルヴィオの兄であるユーシス小侯爵だろう。彼はシルヴィオより7つ年上で、もう結婚して子供もいる。
まだ顔立ちにあどけなさが残るシルヴィオと違って、理知的な紳士という印象だ。
「ここは……?」
「城に隣接する騎士団の医務室です。ここなら常に専門医がいますので、経過を見るために運びました。あなたは半日近く意識がなかったんです」
窓からは明るい光が差し込んでいた。シルヴィオと話をしたのは夜中のことだったが、もう夜が明けていた。
起き上がろうとするセラフィナを、ユーシスは押し留めた。
「動かないで。あなたは頭を殴られたんです。いま医師を呼びますから、まず診察を受けてください」
言われるまま、セラフィナは医師の診察を受けた。小侯爵も医師も深刻に事態を捉えているのは、シルヴィオの力ならセラフィナを殴り殺せるからだろう。
それでも目に見える脳への影響は今は見られないと医師は判断した。セラフィナ自身も体に違和感はなかった。ただ殴られて壁にぶつかった痛みがひどいだけだ。
診断を聞いて小侯爵は本当にほっとした様子だった。「母と弟にもすぐ伝えてほしい」と医師に頼むと、セラフィナを再び寝かせるのに手を貸してくれた。
「ご挨拶がまだでしたね。私はユーシス・フロスティエル。あなたの義兄になります。……まだあなたが、弟の妻になることをやめたいと思っていなければですが」
ユーシスはセラフィナに深く頭を下げた。
「……弟のしたこと、本当に申し訳ありません。許されることではありませんが……シルヴィオは腕が勝手に動いたと。信じがたいかもしれませんが、弟は女性を殴ったことなど一度もありません。自分の膂力を自覚しているので常に自制しています。以前のシルヴィオの妻たちは、私から見たらお世辞にも良い妻とは言えませんでしたが、彼女たちのことすら一度もシルヴィオは悪く言ったことがないんです。腕が勝手に動いたというなら、本当にそうだと私は思っています。すぐに人と医師を呼んであなたを助けようとしましたし、あなたに害意があったとは思えないんです」
意識が遠のいていく中で、シルヴィオが何度もセラフィナに謝っていたのを覚えている。事態に誰よりも動揺していたのがシルヴィオだった。
「頭を上げてください。シルヴィオ様がやったのではないと理解しています。私に害意があったのは魔核でしょう」
ユーシスは困惑した様子でセラフィナを見つめた。
「それは……どういう」
「魔障の印である黒痣は、シルヴィオ様の肘の先まで広がっていました。黒痣のある部分は魔核の影響下にありますから、肘で殴られたんです。魔核が私の神聖力を脅威と感じて排除しようとしたんでしょう。そうした事例があると知っていたのに油断した私が悪いんです」
ユーシスはセラフィナのベッドへ椅子を近づけて座り直した。
「あなたの説明を聞くと、魔核に意思があるように思えます。そんなことがあるんですか?」
「魔核は魔物の種苗という説があるんです。人間が魔物化すると魔王と呼ばれるほど強力な魔物となりますから。生存戦略の一種なのではないかと。耐性があって強靭な騎士の家系に寄生して、宿主を蝕んで体を乗っ取り、魔物化する――それが魔核の性質だとしたら、浄化する聖女を邪魔に思うのは当然でしょう」
証明のしようがないので学説のひとつに過ぎないが、聖女として魔核や魔障に関わる中で、セラフィナはその説を理にかなっていると感じた。
シルヴィオと離縁した二人の聖女が、浄化の儀式で焼けるほどの痛みを感じたというのも、魔核の妨害だと考えれば辻褄があう。
「魔核を取り除けば……弟は助かりますか?」
「それが成功したという話は聞きません。魔核はあくまで概念的なもので、具体的な臓器があるわけではありませんし」
「しかし浄化は難しいのでしょう? 弟に寄生している魔核は特別強力で、聖女を害することに積極的です。他に手があるのですか?」
ずいぶんと兄弟仲がいいようだ。侯爵夫人と同じように、ユーシスは弟を救いたくて必死だった。
「……他の手はあります。そのことをシルヴィオ様に説明したら魔核に殴られたので、効果もある程度期待できるでしょう。ただ、シルヴィオ様の同意が必要です。彼に苦痛がある方法ですから」
他の手があると聞いてシルヴィオが呆然としたように、ユーシスも同じ反応をした。
兄弟なのだなと、セラフィナは少し不思議に思った。自分には兄弟姉妹がいないので、よくわからない感覚だ。
「本当に……期待できる方法があるなら、必ず弟を説得します。シルヴィオは苦痛嫌さに逃げ出すような人間ではありません。どんなに厳しい騎士の修行にも、一度だって逃げ出したことはないんです。どうか、弟を助けてください」
侯爵夫人がそうしたように、小侯爵は頭を下げた。シルヴィオは忌み嫌われることなく、家族に愛されている。
あまりに自分と違う人なのだと、セラフィナは突きつけられたような心地だった。
ユーシスには魔核や浄化について、あれこれとずいぶん質問された。
シルヴィオを助けるために、フロスティエル家の人々はあらゆる手を模索してきたのだという。その中でユーシスは、弟を助けるために専門的な知識を求めた。
「神殿や神官、聖女によって言うことは変わりますし、中には信仰にこじつけて明らかに論理的ではない説明も多くありました。こちらは藁にもすがりたい思いなのに、それにつけ込む詐欺も多く……シルヴィオは二度の結婚が失敗した後、もう聖女と結婚はしたくないと言ったので、私達は浄化効果があるというものを聞けば、金に糸目をつけずに集めたんです。……残念ながらほとんど効果はありませんでした。そうしたものに金を注ぎ込んでしまったのは私達の愚かさのせいですが、弟はそれを自分のせいだと感じたようで……」
ユーシスの言葉には悔恨がにじんでいた。
あれほど魔障が進行しているにもかかわらず、シルヴィオが魔障が進む魔物狩りをしていた謎がとけた気がした。自暴自棄になっていたのだろう。
「シルヴィオはもう浄化は望んでいないと口では言いますが、そんなことはないはずなんです。二人目の妻にグラシエラ山脈の聖なる泉に毎日浸かるよう言われて、いまだにシルヴィオはそれを守っています。真冬の猛吹雪の日でもです。あなたを私達に任せた後も、六脚馬で出かけたのできっと泉に行ったのでしょう。ほとんど効果はないとわかっているのに」
ユーシスは何度もセラフィナに頭を下げた。
「無知で愚かな我々を、どうか許してください。家族を救えるなら何でもするのに、私達には何もできない。あなたに頼るしかないんです」
セラフィナがシルヴィオに殴られたと聞いて、侯爵夫人は半狂乱だったそうだ。もともと三度目の結婚自体、嫌がるシルヴィオを説き伏せて夫人が取り付けたものらしい。
セラフィナがシルヴィオを嫌がって、前妻二人のように出ていってしまったらどうしようと、ひどく追い詰められてセラフィナの病室から離れようとしないので、ユーシスが自分が代わるからと無理に休ませたそうだ。
「この件で出ていく気はないので、安心してください」
「ありがとう。母も安心すると思います。……長居をして申し訳ありません。ゆっくり休んでください。必要なものがあれば何でも取り寄せますし、食べたいものがあったら言ってください」
立ち上がったユーシスに、セラフィナは一つ頼んだ。
「ボゥさんを呼んでいただけますか? シルヴィオ様が浄化に同意したらすぐ取りかかれるよう、取り寄せておいてもらいものがいくつかあるんです」
「すぐに。王都でしか手に入らないものでも、遠慮なくおっしゃってください。飛竜と天馬がいますから、半日で往復できます」
さすが北部の侯爵家だ。六脚馬もそうだが、魔物と交配して作られた生物は気が荒く扱いづらい。それを多数抱えていることは、財力と人材が並大抵ではないことを示していた。
(北部は資源も豊富なのよね……浄化のための道具類、高価なやつを頼んでもいいかしら)
前夫の家では、年老いた夫の世話に必要なものを息子に用意してもらうよう頼むときですら、なにかしら難癖をつけて「金食い女が」と罵られた。父親のために必要なものすら、セラフィナの散財と見なされて「浪費している」と悪評を立てられたのだ。
フロスティエル家では、シルヴィオのための金を惜しまない空気がある。家族だけなく、執事のボゥをはじめとした使用人たちまで、彼の回復を心から願っているのが伝わってきた。
だからみんな、セラフィナに期待して好意的に接してくれるのだ。
(シルヴィオ様が浄化に同意して……上手くいけばいいけど)
失敗したらきっと叩き出されるだろう。セラフィナには後がなかった。
目を覚ますと医薬品の匂いのする部屋で、ベッドに寝かされていた。
「気が付かれましたか」
ベッドの横にいた、シルヴィオによく似た年長の男性に声をかけられる。シルヴィオの兄であるユーシス小侯爵だろう。彼はシルヴィオより7つ年上で、もう結婚して子供もいる。
まだ顔立ちにあどけなさが残るシルヴィオと違って、理知的な紳士という印象だ。
「ここは……?」
「城に隣接する騎士団の医務室です。ここなら常に専門医がいますので、経過を見るために運びました。あなたは半日近く意識がなかったんです」
窓からは明るい光が差し込んでいた。シルヴィオと話をしたのは夜中のことだったが、もう夜が明けていた。
起き上がろうとするセラフィナを、ユーシスは押し留めた。
「動かないで。あなたは頭を殴られたんです。いま医師を呼びますから、まず診察を受けてください」
言われるまま、セラフィナは医師の診察を受けた。小侯爵も医師も深刻に事態を捉えているのは、シルヴィオの力ならセラフィナを殴り殺せるからだろう。
それでも目に見える脳への影響は今は見られないと医師は判断した。セラフィナ自身も体に違和感はなかった。ただ殴られて壁にぶつかった痛みがひどいだけだ。
診断を聞いて小侯爵は本当にほっとした様子だった。「母と弟にもすぐ伝えてほしい」と医師に頼むと、セラフィナを再び寝かせるのに手を貸してくれた。
「ご挨拶がまだでしたね。私はユーシス・フロスティエル。あなたの義兄になります。……まだあなたが、弟の妻になることをやめたいと思っていなければですが」
ユーシスはセラフィナに深く頭を下げた。
「……弟のしたこと、本当に申し訳ありません。許されることではありませんが……シルヴィオは腕が勝手に動いたと。信じがたいかもしれませんが、弟は女性を殴ったことなど一度もありません。自分の膂力を自覚しているので常に自制しています。以前のシルヴィオの妻たちは、私から見たらお世辞にも良い妻とは言えませんでしたが、彼女たちのことすら一度もシルヴィオは悪く言ったことがないんです。腕が勝手に動いたというなら、本当にそうだと私は思っています。すぐに人と医師を呼んであなたを助けようとしましたし、あなたに害意があったとは思えないんです」
意識が遠のいていく中で、シルヴィオが何度もセラフィナに謝っていたのを覚えている。事態に誰よりも動揺していたのがシルヴィオだった。
「頭を上げてください。シルヴィオ様がやったのではないと理解しています。私に害意があったのは魔核でしょう」
ユーシスは困惑した様子でセラフィナを見つめた。
「それは……どういう」
「魔障の印である黒痣は、シルヴィオ様の肘の先まで広がっていました。黒痣のある部分は魔核の影響下にありますから、肘で殴られたんです。魔核が私の神聖力を脅威と感じて排除しようとしたんでしょう。そうした事例があると知っていたのに油断した私が悪いんです」
ユーシスはセラフィナのベッドへ椅子を近づけて座り直した。
「あなたの説明を聞くと、魔核に意思があるように思えます。そんなことがあるんですか?」
「魔核は魔物の種苗という説があるんです。人間が魔物化すると魔王と呼ばれるほど強力な魔物となりますから。生存戦略の一種なのではないかと。耐性があって強靭な騎士の家系に寄生して、宿主を蝕んで体を乗っ取り、魔物化する――それが魔核の性質だとしたら、浄化する聖女を邪魔に思うのは当然でしょう」
証明のしようがないので学説のひとつに過ぎないが、聖女として魔核や魔障に関わる中で、セラフィナはその説を理にかなっていると感じた。
シルヴィオと離縁した二人の聖女が、浄化の儀式で焼けるほどの痛みを感じたというのも、魔核の妨害だと考えれば辻褄があう。
「魔核を取り除けば……弟は助かりますか?」
「それが成功したという話は聞きません。魔核はあくまで概念的なもので、具体的な臓器があるわけではありませんし」
「しかし浄化は難しいのでしょう? 弟に寄生している魔核は特別強力で、聖女を害することに積極的です。他に手があるのですか?」
ずいぶんと兄弟仲がいいようだ。侯爵夫人と同じように、ユーシスは弟を救いたくて必死だった。
「……他の手はあります。そのことをシルヴィオ様に説明したら魔核に殴られたので、効果もある程度期待できるでしょう。ただ、シルヴィオ様の同意が必要です。彼に苦痛がある方法ですから」
他の手があると聞いてシルヴィオが呆然としたように、ユーシスも同じ反応をした。
兄弟なのだなと、セラフィナは少し不思議に思った。自分には兄弟姉妹がいないので、よくわからない感覚だ。
「本当に……期待できる方法があるなら、必ず弟を説得します。シルヴィオは苦痛嫌さに逃げ出すような人間ではありません。どんなに厳しい騎士の修行にも、一度だって逃げ出したことはないんです。どうか、弟を助けてください」
侯爵夫人がそうしたように、小侯爵は頭を下げた。シルヴィオは忌み嫌われることなく、家族に愛されている。
あまりに自分と違う人なのだと、セラフィナは突きつけられたような心地だった。
ユーシスには魔核や浄化について、あれこれとずいぶん質問された。
シルヴィオを助けるために、フロスティエル家の人々はあらゆる手を模索してきたのだという。その中でユーシスは、弟を助けるために専門的な知識を求めた。
「神殿や神官、聖女によって言うことは変わりますし、中には信仰にこじつけて明らかに論理的ではない説明も多くありました。こちらは藁にもすがりたい思いなのに、それにつけ込む詐欺も多く……シルヴィオは二度の結婚が失敗した後、もう聖女と結婚はしたくないと言ったので、私達は浄化効果があるというものを聞けば、金に糸目をつけずに集めたんです。……残念ながらほとんど効果はありませんでした。そうしたものに金を注ぎ込んでしまったのは私達の愚かさのせいですが、弟はそれを自分のせいだと感じたようで……」
ユーシスの言葉には悔恨がにじんでいた。
あれほど魔障が進行しているにもかかわらず、シルヴィオが魔障が進む魔物狩りをしていた謎がとけた気がした。自暴自棄になっていたのだろう。
「シルヴィオはもう浄化は望んでいないと口では言いますが、そんなことはないはずなんです。二人目の妻にグラシエラ山脈の聖なる泉に毎日浸かるよう言われて、いまだにシルヴィオはそれを守っています。真冬の猛吹雪の日でもです。あなたを私達に任せた後も、六脚馬で出かけたのできっと泉に行ったのでしょう。ほとんど効果はないとわかっているのに」
ユーシスは何度もセラフィナに頭を下げた。
「無知で愚かな我々を、どうか許してください。家族を救えるなら何でもするのに、私達には何もできない。あなたに頼るしかないんです」
セラフィナがシルヴィオに殴られたと聞いて、侯爵夫人は半狂乱だったそうだ。もともと三度目の結婚自体、嫌がるシルヴィオを説き伏せて夫人が取り付けたものらしい。
セラフィナがシルヴィオを嫌がって、前妻二人のように出ていってしまったらどうしようと、ひどく追い詰められてセラフィナの病室から離れようとしないので、ユーシスが自分が代わるからと無理に休ませたそうだ。
「この件で出ていく気はないので、安心してください」
「ありがとう。母も安心すると思います。……長居をして申し訳ありません。ゆっくり休んでください。必要なものがあれば何でも取り寄せますし、食べたいものがあったら言ってください」
立ち上がったユーシスに、セラフィナは一つ頼んだ。
「ボゥさんを呼んでいただけますか? シルヴィオ様が浄化に同意したらすぐ取りかかれるよう、取り寄せておいてもらいものがいくつかあるんです」
「すぐに。王都でしか手に入らないものでも、遠慮なくおっしゃってください。飛竜と天馬がいますから、半日で往復できます」
さすが北部の侯爵家だ。六脚馬もそうだが、魔物と交配して作られた生物は気が荒く扱いづらい。それを多数抱えていることは、財力と人材が並大抵ではないことを示していた。
(北部は資源も豊富なのよね……浄化のための道具類、高価なやつを頼んでもいいかしら)
前夫の家では、年老いた夫の世話に必要なものを息子に用意してもらうよう頼むときですら、なにかしら難癖をつけて「金食い女が」と罵られた。父親のために必要なものすら、セラフィナの散財と見なされて「浪費している」と悪評を立てられたのだ。
フロスティエル家では、シルヴィオのための金を惜しまない空気がある。家族だけなく、執事のボゥをはじめとした使用人たちまで、彼の回復を心から願っているのが伝わってきた。
だからみんな、セラフィナに期待して好意的に接してくれるのだ。
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