80 / 229
第二章 魔導帝国オルテアガ編
シエラの危機
しおりを挟む
ハーティ達がバザールで獣人についての噂を聞いた日の早朝。
「あいよ、これで商品は全部積み終わったよ。いつも一人でよくがんばるねえ」
バザールで野菜売りをしている中年女性の店主はシエラが引く荷車に野菜を積み込み終わると、額の汗を拭いながらシエラに微笑みかけた。
「いえ、これも日課なんで慣れっこですよ!」
シエラは満面の笑みで答えると、腰袋から銅貨を数枚取り出して店主に手渡した。
シエラはいつも通り『暁の奇跡亭』で宿泊者達に朝食を振る舞った後に早朝のバザールへと日課である買い出しに来ていた。
代金を支払ったシエラは荷車を引いている為に、いつも通っている比較的人通りが少ない街道を進んでいた。
「今日はいいお肉をおまけしてもらったからビーフシチューにしようっと!ハーティさん達も気に入ってくれてるし、喜んでくれるよね!」
シエラはそう言いながら鼻歌を奏でて荷車を引いていた。
『・・・なるほど、マナの滾りを辿ってみたが・・これはなかなか、いい動力源になりそうだ』
「え?」
シエラは聴き慣れない声に思わず立ち止まった。
すると、シエラの目の前の空間が歪み出して黒い霧が発生し、その中から長身の男が現れた。
「だっ誰!?」
得体の知れない男に思わずシエラは後ずさった。
「ふん・・『誰』か。まあこれから動力源になるものに名乗る名前などないな」
ビュッ!
そう言うとナラトスは常人が視認できないほどの速さでシエラへと肉迫した。
「!!」
その動きを見切れずに棒立ちしていたシエラは、鼻先まで迫ってきたナラトスの顔を目の当たりにして息を呑んだ。
ガシッ!
「うっく!はなし・・て!」
ナラトスはシエラの首を掴むと彼女の体ごと高く持ち上げた。
シエラは掴まれた腕を引き剥がそうとするが、少女の力ではどうすることも出来なかった。
「その獣人の女の子はハーティ様が滞在している宿の嬢ちゃんじゃねえか!!」
「・・おい!お前!何している!」
「ん?」
ナラトスは突如話しかけてきた声の主に顔を向ける。
そこには、たまたま冒険者ギルドへ向かうところに居合わせた『ブラックスミス』の三人がいた。
「その女の子をどうするつもりなんだな!」
「その手を放しなさい!」
そして三人はそれぞれ武器を手に取ったり魔導の発動の準備をしていた。
「ふん・・・ゴミが三体か」
「・・なんだと!?」
ナラトスの言葉に三人が激昂する。
バシュウ!!
しかしナラトスは興味ないといった素振りでシエラを掴んだ方と反対の手を三人に向けると火炎魔導を発射した。
ドォォォン!
詠唱なしで放たれた火球は、三人に回避の時間すら与えずに命中した。
そして、三人はまるで木端のように散り散りに吹き飛ばされた。
「う・・ぐ・・強い!」
「ひゅう・・はぁはぁ!」
「ぐ・・・!」
火球をまともに食らった三人は、吹き飛ばされた衝撃と火傷で立ち上がるのがやっとという状態であった。
それほどの魔導の直撃を食らって死なずに済んだのは、三人の『二級冒険者』としての実力によるものがあった。
そして、そんな騒ぎを聞きつけて何人かの人々が集まってきた。
「ひ・・ひぃ!」
「化け物!」
「・・衛兵に知らせるぞ!」
しかし、三人の惨状を見ると一人残らず現場から逃げ出してしまった。
「・・この姿を見られたか・・まあいい。どの道仕込みは終わったしな。滅びゆく国に住むゴミ共などどうでもいい」
ズズズ・・・。
「ぐっくっ・・やめ・・!」
そしてナラトスの腕から放出された黒い霧状のものがシエラの体を包み込んでいく。
シエラは苦しみながらそれに抗うも、すぐに動かなくなった。
「貴様!その子に何をした!・・・待て!」
「・・・・」
そしてナラトスはマックスの声を無視してシエラを担いで浮かび上がると、その場から飛び去っていった。
・・・・・。
・・・・・・・・。
カランカラン。
「あ・・ハーティさん、ユナさん・・戻られましたか」
ハーティとユナが『暁の奇跡亭』に到着すると、食堂のカウンターで酷く疲れた表情をしたジェームズが佇んでいた。
「ジェームズさん!シエラちゃんは!シエラちゃんは今どこに!?」
「っつ!!ハーティさん!シエラについて何か知っているのですか!?実は・・シエラがまだうちに帰ってきていないんです!」
「今までこんなに遅くなることなんてなかったんです!きっとシエラに何かあったに違いありません!」
「・・っく!一足遅かったわね・・」
「とにかく、シエラさんがいつも通る道を辿りましょう!」
「わ、私も行きます!」
そして、三人が慌てて『暁の奇跡亭』から飛び出そうとしたその時・・。
カランカラン・・・。
「!!」
酷く怪我と火傷をして、お互いを支え合いながら歩いている『ブラックスミス』の三人が食堂に雪崩れ込んできた。
「『ブラックスミス』のみなさん!?その怪我・・それに火傷も・・一体何があったんですか!!」
いたたまれなくなったハーティはすかさず三人に向かって上級治癒魔導を発動する。
すると、三人の傷はまるで時間を巻き戻したかのようにみるみるうちに回復した。
「ハーティ様の魔導は本当に桁違いですな・・お心遣い感謝します」
「いえ・・それより何があったんですか?三人がこんな状態になるなんて、ただ事じゃないはずですよ?」
ハーティの言葉によって、悔しさに表情を歪めたマックスは憎しげに言葉を発し始めた。
「この宿の黒髪をした獣人の嬢ちゃんが何者かに拐われたんだ」
ガタッ!
「それは本当なんですか!?一体どこに!シエラは無事なんですか!?」
マックスの話を聞いたジェームズは酷く狼狽ていた。
「ああ、俺たちがその場に居合わせたんだ。長身で金色の長い髪をした、いけ好かない男だった」
「まるでハーティ様みたいに無詠唱で魔導を放つ奴だったんだな・・」
「われわれが三人で束になっても全く歯が立ちませんでした」
「結局、そいつは女の子を抱えたまま俺たちの前から飛び去ってしまった・・」
「・・むざむざ目の前で連れ去られて、頼りなくてすみません」
そう言いながらマックスは深々と頭を下げた。
「・・・やはり『邪神』でしょうか」
「けど、私の記憶が正しければ人型をした『邪神族』は皆黒い髪をしていたような気がするわ」
「そうなのですか?」
「・・ええ。時代が変わってそれも変化したのかもしれないけど」
「ハーティさんのこともありますし、髪色など魔導でいくらでも変えれるのでは?」
「確かにその男が無詠唱で魔導を放ったり、『飛翔』の魔導を行使していたというのなら、男が『邪神』が何らかの方法で人間型で現れた存在という可能性は高いわね」
「・・いずれにしても事態は一刻を争いますね」
「・・ええ」
「その男がどちらに向かって飛んでいったかわかりますか?」
「・・詳しくは確認できなかったんですが・・方角で言えば帝都の中心部に向かって飛んで行きました」
「・・・では私たちはそちらに向かいます!いくわよ!ユナ!」
「はい!」
「申し訳ありませんが『ブラックスミス』の皆さんはシエラちゃんが通った道中で他の手がかりを探ってもらえませんか?」
「「了解!」」
「了解なんだな!」
「ハーティさん・・私はどうすれば・・」
焦燥した表情で語りかけてきたジェームズの両肩にハーティは静かに手を添えた。
「ジェームズさん。シエラちゃんは私たちが必ず連れ戻します。ですから私たちを信じて『暁の奇跡亭』で待っていてください」
「そして、戻ってきたらいつも通り温かく迎えてくださいね」
「ハーティさん・・わかりました。ハーティさんには一度命を助けられました。ですから私はあなた達を信じます。・・シエラのことを頼みます」
「任せてください!」
「事態は深刻です。念のためクラリスにも連絡を取って協力してもらいましょう!」
「わかったわ!」
ユナに促されてハーティはクラリスに彼女からもらったピアスを通じて語りかける。
「クラリス、聞こえる?おーい!クラリス!」
『・・・・』
「駄目だわ。応答がない・・」
「会話可能な範囲外にいるかもしれませんね」
「うーん・・帝都内ならだいたいいけるって言ってたのになあ。仕方ない、ひとまず私たちだけで行きましょう!」
「はい!」
そしてハーティとユナ、『ブラックスミス』の三人は『暁の奇跡亭』を飛び出した。
・・・・。
・・・・・・。
一方その頃、ニアールとナラトスは『メルティーナ』に繋がれたコンソールを眺めていた。
「素晴らしい!素晴らしいわ!これほどの出力があれば!あの憎きクラリスを打ち倒せるわ!!」
狂気の表情で顔を歪めるニアールからは、かつての少女らしさが完全に失われていた。
「よくやった。二アールよ。さすがは私が見込んだだけはある」
そう言いながらナラトスはニアールの頭を優しく撫でた。
「ナラトス様・・・」
ニアールはそれを恥ずかしそうな表情で受け止めていた。
「これで・・私の悲願達成の第一段階を始めることができるぞ」
「さあニアールよ。我々の宴を始めようじゃないか!」
「今こそ帝国に、この世界の全てに私たちの名を刻もう!」
「いくぞ!人造ゴーレム達よ!我が神達の礎となるがいい!」
その言葉と共に無数の人造ゴーレムの頭部に埋め込まれた魔導結晶と瞳が光り出した。
そしてそれらが次々と動き出す光景を見て、ナラトスは静かに嗤った。
「あいよ、これで商品は全部積み終わったよ。いつも一人でよくがんばるねえ」
バザールで野菜売りをしている中年女性の店主はシエラが引く荷車に野菜を積み込み終わると、額の汗を拭いながらシエラに微笑みかけた。
「いえ、これも日課なんで慣れっこですよ!」
シエラは満面の笑みで答えると、腰袋から銅貨を数枚取り出して店主に手渡した。
シエラはいつも通り『暁の奇跡亭』で宿泊者達に朝食を振る舞った後に早朝のバザールへと日課である買い出しに来ていた。
代金を支払ったシエラは荷車を引いている為に、いつも通っている比較的人通りが少ない街道を進んでいた。
「今日はいいお肉をおまけしてもらったからビーフシチューにしようっと!ハーティさん達も気に入ってくれてるし、喜んでくれるよね!」
シエラはそう言いながら鼻歌を奏でて荷車を引いていた。
『・・・なるほど、マナの滾りを辿ってみたが・・これはなかなか、いい動力源になりそうだ』
「え?」
シエラは聴き慣れない声に思わず立ち止まった。
すると、シエラの目の前の空間が歪み出して黒い霧が発生し、その中から長身の男が現れた。
「だっ誰!?」
得体の知れない男に思わずシエラは後ずさった。
「ふん・・『誰』か。まあこれから動力源になるものに名乗る名前などないな」
ビュッ!
そう言うとナラトスは常人が視認できないほどの速さでシエラへと肉迫した。
「!!」
その動きを見切れずに棒立ちしていたシエラは、鼻先まで迫ってきたナラトスの顔を目の当たりにして息を呑んだ。
ガシッ!
「うっく!はなし・・て!」
ナラトスはシエラの首を掴むと彼女の体ごと高く持ち上げた。
シエラは掴まれた腕を引き剥がそうとするが、少女の力ではどうすることも出来なかった。
「その獣人の女の子はハーティ様が滞在している宿の嬢ちゃんじゃねえか!!」
「・・おい!お前!何している!」
「ん?」
ナラトスは突如話しかけてきた声の主に顔を向ける。
そこには、たまたま冒険者ギルドへ向かうところに居合わせた『ブラックスミス』の三人がいた。
「その女の子をどうするつもりなんだな!」
「その手を放しなさい!」
そして三人はそれぞれ武器を手に取ったり魔導の発動の準備をしていた。
「ふん・・・ゴミが三体か」
「・・なんだと!?」
ナラトスの言葉に三人が激昂する。
バシュウ!!
しかしナラトスは興味ないといった素振りでシエラを掴んだ方と反対の手を三人に向けると火炎魔導を発射した。
ドォォォン!
詠唱なしで放たれた火球は、三人に回避の時間すら与えずに命中した。
そして、三人はまるで木端のように散り散りに吹き飛ばされた。
「う・・ぐ・・強い!」
「ひゅう・・はぁはぁ!」
「ぐ・・・!」
火球をまともに食らった三人は、吹き飛ばされた衝撃と火傷で立ち上がるのがやっとという状態であった。
それほどの魔導の直撃を食らって死なずに済んだのは、三人の『二級冒険者』としての実力によるものがあった。
そして、そんな騒ぎを聞きつけて何人かの人々が集まってきた。
「ひ・・ひぃ!」
「化け物!」
「・・衛兵に知らせるぞ!」
しかし、三人の惨状を見ると一人残らず現場から逃げ出してしまった。
「・・この姿を見られたか・・まあいい。どの道仕込みは終わったしな。滅びゆく国に住むゴミ共などどうでもいい」
ズズズ・・・。
「ぐっくっ・・やめ・・!」
そしてナラトスの腕から放出された黒い霧状のものがシエラの体を包み込んでいく。
シエラは苦しみながらそれに抗うも、すぐに動かなくなった。
「貴様!その子に何をした!・・・待て!」
「・・・・」
そしてナラトスはマックスの声を無視してシエラを担いで浮かび上がると、その場から飛び去っていった。
・・・・・。
・・・・・・・・。
カランカラン。
「あ・・ハーティさん、ユナさん・・戻られましたか」
ハーティとユナが『暁の奇跡亭』に到着すると、食堂のカウンターで酷く疲れた表情をしたジェームズが佇んでいた。
「ジェームズさん!シエラちゃんは!シエラちゃんは今どこに!?」
「っつ!!ハーティさん!シエラについて何か知っているのですか!?実は・・シエラがまだうちに帰ってきていないんです!」
「今までこんなに遅くなることなんてなかったんです!きっとシエラに何かあったに違いありません!」
「・・っく!一足遅かったわね・・」
「とにかく、シエラさんがいつも通る道を辿りましょう!」
「わ、私も行きます!」
そして、三人が慌てて『暁の奇跡亭』から飛び出そうとしたその時・・。
カランカラン・・・。
「!!」
酷く怪我と火傷をして、お互いを支え合いながら歩いている『ブラックスミス』の三人が食堂に雪崩れ込んできた。
「『ブラックスミス』のみなさん!?その怪我・・それに火傷も・・一体何があったんですか!!」
いたたまれなくなったハーティはすかさず三人に向かって上級治癒魔導を発動する。
すると、三人の傷はまるで時間を巻き戻したかのようにみるみるうちに回復した。
「ハーティ様の魔導は本当に桁違いですな・・お心遣い感謝します」
「いえ・・それより何があったんですか?三人がこんな状態になるなんて、ただ事じゃないはずですよ?」
ハーティの言葉によって、悔しさに表情を歪めたマックスは憎しげに言葉を発し始めた。
「この宿の黒髪をした獣人の嬢ちゃんが何者かに拐われたんだ」
ガタッ!
「それは本当なんですか!?一体どこに!シエラは無事なんですか!?」
マックスの話を聞いたジェームズは酷く狼狽ていた。
「ああ、俺たちがその場に居合わせたんだ。長身で金色の長い髪をした、いけ好かない男だった」
「まるでハーティ様みたいに無詠唱で魔導を放つ奴だったんだな・・」
「われわれが三人で束になっても全く歯が立ちませんでした」
「結局、そいつは女の子を抱えたまま俺たちの前から飛び去ってしまった・・」
「・・むざむざ目の前で連れ去られて、頼りなくてすみません」
そう言いながらマックスは深々と頭を下げた。
「・・・やはり『邪神』でしょうか」
「けど、私の記憶が正しければ人型をした『邪神族』は皆黒い髪をしていたような気がするわ」
「そうなのですか?」
「・・ええ。時代が変わってそれも変化したのかもしれないけど」
「ハーティさんのこともありますし、髪色など魔導でいくらでも変えれるのでは?」
「確かにその男が無詠唱で魔導を放ったり、『飛翔』の魔導を行使していたというのなら、男が『邪神』が何らかの方法で人間型で現れた存在という可能性は高いわね」
「・・いずれにしても事態は一刻を争いますね」
「・・ええ」
「その男がどちらに向かって飛んでいったかわかりますか?」
「・・詳しくは確認できなかったんですが・・方角で言えば帝都の中心部に向かって飛んで行きました」
「・・・では私たちはそちらに向かいます!いくわよ!ユナ!」
「はい!」
「申し訳ありませんが『ブラックスミス』の皆さんはシエラちゃんが通った道中で他の手がかりを探ってもらえませんか?」
「「了解!」」
「了解なんだな!」
「ハーティさん・・私はどうすれば・・」
焦燥した表情で語りかけてきたジェームズの両肩にハーティは静かに手を添えた。
「ジェームズさん。シエラちゃんは私たちが必ず連れ戻します。ですから私たちを信じて『暁の奇跡亭』で待っていてください」
「そして、戻ってきたらいつも通り温かく迎えてくださいね」
「ハーティさん・・わかりました。ハーティさんには一度命を助けられました。ですから私はあなた達を信じます。・・シエラのことを頼みます」
「任せてください!」
「事態は深刻です。念のためクラリスにも連絡を取って協力してもらいましょう!」
「わかったわ!」
ユナに促されてハーティはクラリスに彼女からもらったピアスを通じて語りかける。
「クラリス、聞こえる?おーい!クラリス!」
『・・・・』
「駄目だわ。応答がない・・」
「会話可能な範囲外にいるかもしれませんね」
「うーん・・帝都内ならだいたいいけるって言ってたのになあ。仕方ない、ひとまず私たちだけで行きましょう!」
「はい!」
そしてハーティとユナ、『ブラックスミス』の三人は『暁の奇跡亭』を飛び出した。
・・・・。
・・・・・・。
一方その頃、ニアールとナラトスは『メルティーナ』に繋がれたコンソールを眺めていた。
「素晴らしい!素晴らしいわ!これほどの出力があれば!あの憎きクラリスを打ち倒せるわ!!」
狂気の表情で顔を歪めるニアールからは、かつての少女らしさが完全に失われていた。
「よくやった。二アールよ。さすがは私が見込んだだけはある」
そう言いながらナラトスはニアールの頭を優しく撫でた。
「ナラトス様・・・」
ニアールはそれを恥ずかしそうな表情で受け止めていた。
「これで・・私の悲願達成の第一段階を始めることができるぞ」
「さあニアールよ。我々の宴を始めようじゃないか!」
「今こそ帝国に、この世界の全てに私たちの名を刻もう!」
「いくぞ!人造ゴーレム達よ!我が神達の礎となるがいい!」
その言葉と共に無数の人造ゴーレムの頭部に埋め込まれた魔導結晶と瞳が光り出した。
そしてそれらが次々と動き出す光景を見て、ナラトスは静かに嗤った。
0
あなたにおすすめの小説
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
追放された万能聖魔導師、辺境で無自覚に神を超える ~俺を無能と言った奴ら、まだ息してる?~
たまごころ
ファンタジー
王国一の聖魔導師アレンは、嫉妬した王子の策略で「無能」と断じられ、国を追放された。
辿り着いた辺境の村で、アレンは「ただの治癒師」として静かに暮らそうとするが――。
壊れた街を再生し、疫病を一晩で根絶し、魔王の眷属まで癒しながら、本人はただの村医者のつもり。
その結果、「あの無能が神を超えた」と噂が広がり、王と勇者は頭を抱えることに。
ざまぁとスカッとが止まらない、無自覚最強転生ファンタジー開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる