89 / 229
第二章 魔導帝国オルテアガ編
祖父の遺産 ~クラリス視点~
しおりを挟む
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
クラリスがまだ幼かったある日、いつものように彼女は祖父の研究室へ遊びに来ていた。
「ねえねえ!お爺ちゃん!またあれを見せてほしいな!!」
「あっはっは!またかい?本当にクラリスは魔導具が好きだねえ」
「わかった、見せてあげよう」
「やったー!」
そう言うと、プラタナは研究室で一部落とされていた魔導ランプのスイッチを入れる。
ブゥン!!
スイッチを入れたことにより、そこに置いてあった巨大な魔導具が魔導ランプに照らされて明らかとなった。
それは全長十メートル程にもなる、まるでライフル銃を大型化したようなものであった。
「わぁ!大きいねえ!!ねえ!今お爺ちゃんはこれを作っているの!?」
「ああ、そうだよ。私の勤めているところから頼まれているんだよ」
「ねえねえ!これはなんなの!?」
「これかい?これはまだちゃんとした名前はないんだけどね、『魔導収束砲』と言って、魔導士が使う『魔弾』を人工的に再現する魔導具なんだよ」
「クラリスにもわかりやすく説明したら、マナを集めて束ねてから打ち出す物だと思ってくれたらいいよ」
「わあ!まるで水鉄砲みたいだね!」
「あっはっは!違いないね!」
そう言いながらプラタナは破顔した。
「もうほとんど出来上がっているんだけどね・・でも、肝心のマナを集める部分がどうやっても上手くいかないんだよ」
「そうなの?」
「ああ・・まあ、クラリスには分からないだろうけど・・」
そう言うと、プラタナは研究室の壁に石灰で描かれた魔導式を指差した。
「あれは『エーテル・マナ変換術式』と言ってね、この世界を満たすエーテルからマナを生み出すものなんだよ」
「それって、わたしたち皆がマナを作っているのと同じってこと?」
「そうだよ。クラリスは本当に賢いね」
そう言いながら、プラタナはクラリスの頭を撫でた。
「ただ・・その術式がどうしてもうまくいかなくってね」
「・・・でもね、私はそれでもいいと最近思っているんだよ」
「え?どうして??」
「もし私が考えたこの術式が完成したとすれば、それはもう人々の暮らしに大きな革命を生み出すだろうさ」
「だけど、それと同時にこれも完成するだろう・・」
「私が今作っているこれは、紛れもなく人殺しの為の『武器』だ」
「私はね、魔導具の開発については、人々の役に立つ為に行うものだと考えているんだよ」
「だけど、今作っているこれが完成すれば、きっと私の作った魔導具によって沢山の命が奪われることになる」
「だから、魔導省にはこれは完成することができなかったと報告するつもりなんだよ」
「・・でも、そうしたらお爺ちゃんは怒られないの?」
心配そうにプラタナを見上げるクラリスの顔を見て、プラタナは優しく微笑んだ。
「大丈夫だよ。私は他にもいっぱい良い物を作っているからね。一つぐらい『失敗作』があってもいいさ」
「それよりも、私は魔導具開発者としての信念を大事にするからね」
そう言うプラタナの表情は、どこか思い詰めているような様子であった。
「・・・私には、きっとこの術式は完成させることができない」
「・・・けどクラリス、お前はきっと私よりも優れた魔導具開発者になることが出来るはずさ」
「なれるかなあ?」
「ああ、なれるさ・・・だからいつかきっと、私が完成させることが出来なかったこの術式を完成させたときは・・必ず『正しい使い方』をするんだよ?」
「うんわかった!!」
「約束だぞ・・クラリス・・」
そして、プラタナはその言葉通り『エーテル・マナ変換術式』を完成させることのないまま、この世を去った。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
ヴヴヴヴヴヴヴ・・・。
「お爺様、私はようやく『エーテル・マナ変換術式』を完成させることができたわ」
「お爺様は『魔導収束砲』を『兵器』として使われてしまうことを恐れた・・」
「けど・・・帝都を救う為と言うならば!今なら!お爺様の『宝物』・・使ってもいいよね!!」
「お爺様が大事にしていた研究室・・そのまま綺麗に残していたけど、今は時間がないの!!だから!ごめんなさい!!」
そう言うとそのまま『プラタナ』は、昔プラタナが使用していた研究室がある建物に突っ込んで行った。
ドォォォン!ガララララララ!
『プラタナ』が突っ込んだことによって、研究室のある建物は屋根や壁が大破して無くなってしまった。
そして、その後土埃が風で流されると、そこに白い布をかぶせられた大きな物が現れた。
クラリスが『プラタナ』を操縦してその白い布を取り払うと、かつてプラタナが作りかけたまま置いていた『魔導収束砲』が露わとなった。
ギュイイイイン!ガシィン!!
そして、『プラタナ』はその『魔導収束砲』を手に取ると、右腕でそれを構えた。
ヴヴヴヴヴヴヴ・・・。
「お爺様は結局これを一度もテストすることが出来なかった・・」
「それは『動力』を作ることができなかったから・・」
「逆を言えば、お爺様が作ったものなら、『動力』さえ何とかなれば、必ずちゃんと動作するはず!!」
そう言うとクラリスは『プラタナ』の操縦レバーを操作する。
ギュイイン。
そして、『プラタナ』は『動力』装置が無い為に床に束ねられて置かれていた、『魔導収束砲』から伸びた太い魔導銀ケーブルの先についている端子を、『プラタナ』の左腕で胸部にある発導機へと押し付けた。
シュイイイイイイイイイイン!!
その瞬間、押し付けているケーブルが白銀色に発光し、『魔導収束砲』へとマナが供給され始める。
そして、『魔導収束砲』の砲身上部にターゲットポインターを表示する光魔導の画面が表示された。
『・・・いけるわ!!!』
ウィーーン・・ウィーン・・ウィン・ウィン・・ウィィウィイウィィ・・・。
ヴヴヴヴヴヴ・・・。
「『魔導収束砲』、発導機からのマナ供給ライン正常動作、一次魔導結晶マナ充填率百パーセント!砲身マナ収束術式正常発動、供給マナの収束開始!収束率三十パーセント・・四十パーセント・・五十」
『クラリスゥゥゥゥ!』
その時、ニアールの駆るメルティーナが猛スピードで『プラタナ』の元へと飛来するのがターゲットポインター越しに確認できた。
ヴヴヴヴヴヴ・・・。
「落ち着くのよ・・クラリス。あれにはシエラちゃんが居るわ・・絶対に胴体には当てないようにしないと・・」
コクピットでクラリスは深呼吸をすると、慎重に『魔導収束砲』の照準を合わせた。
ウィウィウィウィウィウィィィィ!
「収束率九十パーセント・・百パーセント!発射準備完了!照準今!!」
そして、『プラタナ』は『魔導収束砲』のトリガーに指をかける。
『『魔導収束砲』!!発射!!』
カチャ!
ビシュウウウウウウウウウウウウ!
そして、『プラタナ』がトリガーを引いた瞬間、コクピットの光魔導のスクリーンが白銀色の光で埋め尽くされた。
・・・・・・・・・・・。
クラリスがまだ幼かったある日、いつものように彼女は祖父の研究室へ遊びに来ていた。
「ねえねえ!お爺ちゃん!またあれを見せてほしいな!!」
「あっはっは!またかい?本当にクラリスは魔導具が好きだねえ」
「わかった、見せてあげよう」
「やったー!」
そう言うと、プラタナは研究室で一部落とされていた魔導ランプのスイッチを入れる。
ブゥン!!
スイッチを入れたことにより、そこに置いてあった巨大な魔導具が魔導ランプに照らされて明らかとなった。
それは全長十メートル程にもなる、まるでライフル銃を大型化したようなものであった。
「わぁ!大きいねえ!!ねえ!今お爺ちゃんはこれを作っているの!?」
「ああ、そうだよ。私の勤めているところから頼まれているんだよ」
「ねえねえ!これはなんなの!?」
「これかい?これはまだちゃんとした名前はないんだけどね、『魔導収束砲』と言って、魔導士が使う『魔弾』を人工的に再現する魔導具なんだよ」
「クラリスにもわかりやすく説明したら、マナを集めて束ねてから打ち出す物だと思ってくれたらいいよ」
「わあ!まるで水鉄砲みたいだね!」
「あっはっは!違いないね!」
そう言いながらプラタナは破顔した。
「もうほとんど出来上がっているんだけどね・・でも、肝心のマナを集める部分がどうやっても上手くいかないんだよ」
「そうなの?」
「ああ・・まあ、クラリスには分からないだろうけど・・」
そう言うと、プラタナは研究室の壁に石灰で描かれた魔導式を指差した。
「あれは『エーテル・マナ変換術式』と言ってね、この世界を満たすエーテルからマナを生み出すものなんだよ」
「それって、わたしたち皆がマナを作っているのと同じってこと?」
「そうだよ。クラリスは本当に賢いね」
そう言いながら、プラタナはクラリスの頭を撫でた。
「ただ・・その術式がどうしてもうまくいかなくってね」
「・・・でもね、私はそれでもいいと最近思っているんだよ」
「え?どうして??」
「もし私が考えたこの術式が完成したとすれば、それはもう人々の暮らしに大きな革命を生み出すだろうさ」
「だけど、それと同時にこれも完成するだろう・・」
「私が今作っているこれは、紛れもなく人殺しの為の『武器』だ」
「私はね、魔導具の開発については、人々の役に立つ為に行うものだと考えているんだよ」
「だけど、今作っているこれが完成すれば、きっと私の作った魔導具によって沢山の命が奪われることになる」
「だから、魔導省にはこれは完成することができなかったと報告するつもりなんだよ」
「・・でも、そうしたらお爺ちゃんは怒られないの?」
心配そうにプラタナを見上げるクラリスの顔を見て、プラタナは優しく微笑んだ。
「大丈夫だよ。私は他にもいっぱい良い物を作っているからね。一つぐらい『失敗作』があってもいいさ」
「それよりも、私は魔導具開発者としての信念を大事にするからね」
そう言うプラタナの表情は、どこか思い詰めているような様子であった。
「・・・私には、きっとこの術式は完成させることができない」
「・・・けどクラリス、お前はきっと私よりも優れた魔導具開発者になることが出来るはずさ」
「なれるかなあ?」
「ああ、なれるさ・・・だからいつかきっと、私が完成させることが出来なかったこの術式を完成させたときは・・必ず『正しい使い方』をするんだよ?」
「うんわかった!!」
「約束だぞ・・クラリス・・」
そして、プラタナはその言葉通り『エーテル・マナ変換術式』を完成させることのないまま、この世を去った。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
ヴヴヴヴヴヴヴ・・・。
「お爺様、私はようやく『エーテル・マナ変換術式』を完成させることができたわ」
「お爺様は『魔導収束砲』を『兵器』として使われてしまうことを恐れた・・」
「けど・・・帝都を救う為と言うならば!今なら!お爺様の『宝物』・・使ってもいいよね!!」
「お爺様が大事にしていた研究室・・そのまま綺麗に残していたけど、今は時間がないの!!だから!ごめんなさい!!」
そう言うとそのまま『プラタナ』は、昔プラタナが使用していた研究室がある建物に突っ込んで行った。
ドォォォン!ガララララララ!
『プラタナ』が突っ込んだことによって、研究室のある建物は屋根や壁が大破して無くなってしまった。
そして、その後土埃が風で流されると、そこに白い布をかぶせられた大きな物が現れた。
クラリスが『プラタナ』を操縦してその白い布を取り払うと、かつてプラタナが作りかけたまま置いていた『魔導収束砲』が露わとなった。
ギュイイイイン!ガシィン!!
そして、『プラタナ』はその『魔導収束砲』を手に取ると、右腕でそれを構えた。
ヴヴヴヴヴヴヴ・・・。
「お爺様は結局これを一度もテストすることが出来なかった・・」
「それは『動力』を作ることができなかったから・・」
「逆を言えば、お爺様が作ったものなら、『動力』さえ何とかなれば、必ずちゃんと動作するはず!!」
そう言うとクラリスは『プラタナ』の操縦レバーを操作する。
ギュイイン。
そして、『プラタナ』は『動力』装置が無い為に床に束ねられて置かれていた、『魔導収束砲』から伸びた太い魔導銀ケーブルの先についている端子を、『プラタナ』の左腕で胸部にある発導機へと押し付けた。
シュイイイイイイイイイイン!!
その瞬間、押し付けているケーブルが白銀色に発光し、『魔導収束砲』へとマナが供給され始める。
そして、『魔導収束砲』の砲身上部にターゲットポインターを表示する光魔導の画面が表示された。
『・・・いけるわ!!!』
ウィーーン・・ウィーン・・ウィン・ウィン・・ウィィウィイウィィ・・・。
ヴヴヴヴヴヴ・・・。
「『魔導収束砲』、発導機からのマナ供給ライン正常動作、一次魔導結晶マナ充填率百パーセント!砲身マナ収束術式正常発動、供給マナの収束開始!収束率三十パーセント・・四十パーセント・・五十」
『クラリスゥゥゥゥ!』
その時、ニアールの駆るメルティーナが猛スピードで『プラタナ』の元へと飛来するのがターゲットポインター越しに確認できた。
ヴヴヴヴヴヴ・・・。
「落ち着くのよ・・クラリス。あれにはシエラちゃんが居るわ・・絶対に胴体には当てないようにしないと・・」
コクピットでクラリスは深呼吸をすると、慎重に『魔導収束砲』の照準を合わせた。
ウィウィウィウィウィウィィィィ!
「収束率九十パーセント・・百パーセント!発射準備完了!照準今!!」
そして、『プラタナ』は『魔導収束砲』のトリガーに指をかける。
『『魔導収束砲』!!発射!!』
カチャ!
ビシュウウウウウウウウウウウウ!
そして、『プラタナ』がトリガーを引いた瞬間、コクピットの光魔導のスクリーンが白銀色の光で埋め尽くされた。
0
あなたにおすすめの小説
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる