161 / 229
第四章 エルフの国リーフィア編
『ハイエルフ』
しおりを挟む
リフィアスから、この世界の『創世期』から現在に至るまでの出来事、そして『ヴァルハラの聖樹』が現在の姿になるまでの話を聞いたハーティ達は、再び感慨深げに『聖樹』を仰ぎ見た。
「・・ハーティルティア様が生み出した『神器』によるマナを五千年以上も受け続けたことによって、この樹は『聖樹』となってここまで成長したのですね」
ユナの言葉を聞いたハーティは、目の前で涙を流すリフィアスを優しく抱きしめた。
「ありがとう・・リフィアス。五千年以上もの間、ずっと私のことを思ってくれて」
「ぐすっ・・敬愛する主様あぁ」
そのまま暫くの間、その場にいる全員が二人が抱き合う姿を微笑ましく眺めていた。
そして、リフィアスが落ち着いた頃、ハーティはふと思い浮かんだ素朴な疑問を投げかけた。
「ちょっとまって、『エルフ』の平均的な寿命って千年くらいよね?とすれば、『創世期』から生きているリフィアスは本来ならとっくに寿命で死んでいることにならない?」
「たしかに、もし『創世期』から今まで生きてきたとすれば、リフィアス様の年齢は五千二百・・」
クラリスが『今年は何年だったかな?』と暦を思い出しながらリフィアスの年齢を考えていると、ずいっとリフィアスがクラリスへと顔を寄せてきた。
ズモモモモ・・・・。
「乙女の年齢を数えるのは野暮ってものですよ??」
「・・・す、すいません・・」
顔に影を落としながら凄んでくるリフィアスに、クラリスは思わずたじろいだ。
そして、リフィアスが『ごほんっ』と咳払いをすると、ハーティの問いに対して語りだした。
「それは、おそらくわたくしが『ハイエルフ』だからだと思いますわ」
「「「『ハイエルフ』??」」」
その言葉を聞いた全員が一様に首を傾げた。
「はい。わたくしも最初の千年程度までは、自分の事をちょっと『マナの滾り』が人よりも多い、普通の『エルフ』と思っていました」
「そして、この『ヴァルハラの聖樹』の成長を見守りながら時は過ぎて行き、それから更に千年が経った頃には流石におかしいと思い始めたのです」
「それから暫くして『バハムス』はどうなったのかと気になって久しぶりに再会したのですが、彼も自分の寿命について疑問を抱いていたようだったのです」
「この世界の『ドラゴン』と呼ばれる種族の寿命は『エルフ』よりも少し長い程度なのです。しかも『ドラゴン』は『エルフ』と違って、肉体が徐々に衰えていくものです」
「ですが、転生して二千年が過ぎた頃になっても『バハムス』は成竜としての最盛期を維持したままでした」
「そこで、わたくし達はこの世界で『神』の転生体となり、通常の生物より遥かに多いマナを生み出す生物であるから、ある種の『進化』をした特別な存在になったのだろうと仮定付けたのです」
「つまりは、『バハムス』は普通の『ドラゴン』ではなく『エンシェント・ドラゴン』の一種、わたくしは『エルフ』ではなく、『ハイエルフ』として進化した種族なのだと考えたのです」
「ですから、わたくしはこれからどれ位今の姿のまま生きていくのか、いつ肉体が朽ち果てていくのかということは正直わからないのです」
「でも、その法則で考えたら、ハーティも普通の人間が持つ寿命とは異なる長さを持っているかもしれないわね」
『女神』としての力を今世でほとんど継承しており、現に『女神化』しているハーティが普通の『人間』から逸脱した存在とするクラリスの考えは、皆も同意することであった。
「敬愛する主様は『女神』としての力を持って転生しておりますので、もしかすると寿命という概念すら存在しないかもしれません」
「ということは、私はずっとこのままの年齢の肉体で生きていくってこと!?」
「べつにハーティは立派に成長しているんだからいいじゃないのよ!!」
そう言いながら、クラリスはハーティのある一点に目をやった。
「・・まあそれは実際のところ、これから時間が経ってみないとわからないよね。普通に年老いていくかもしれないし、リフィアスが言うように不老不死かもしれないし・・」
ハーティがうんうんと一人勝手に納得していると、ナラトスが口を開いた。
「昔の臣下に再会して色々話は募るのだろうが、そろそろ本題に入った方がいいのではないのか?」
「・・それもそうね」
ナラトスの言葉を聞いたハーティは、リフィアスに自分達が今まで三か国を巡ってきた中で起こった出来事を簡単に説明した。
そして、ハーティの話を聞いたリフィアスは神妙な面持ちとなっていた。
「『バハムス』の事を聞いて予想はしていましたが、よもや世界中で『邪神』が観測されるとは・・」
「ですが、敬愛する主様を含めた私達四柱が転生している以上、『邪神』が復活しているというのは何らおかしな話ではないかもしれませんね・・」
顎に手をやり思案していたリフィアスは、伏せていた視線をハーティへ向けた。
「ですが、『バハムス』と敬愛する主様のお話を聞きますと、『邪神デスティウルス』復活の要となる『黒の魔導結晶』はあと一つという事になりますね」
「ええ。私達は『バハムス』から、最後の『黒の魔導結晶』はリフィアスが封印しているという話を聞いて、この『リーフィア』へやってきたのよ」
ハーティの言葉を聞いたリフィアスは目を閉じて何かを考える素振りを見せると、再びハーティへ視線を戻した。
「確かに、わたくしは『黒の魔導結晶』を封印しておりますわ」
「「「!!!」」」
リフィアスの言葉に皆が驚く中、ハーティは真剣な眼差しで問いかけた。
「今その『黒の魔導結晶』はどこにあるの!?教えて!リフィアス!!」
「・・・・・」
ハーティの問いに対して、リフィアスはしばらく押し黙っていた。
そして、なぜかその表情は悲しんでいるようであった。
しかし、それも僅かな間で、リフィアスはこてりと首を傾けながら微笑んだ。
「ご安心ください、敬愛する主様。『黒の魔導結晶』は絶対に安全な場所に封印してあります。敬愛する『女神ハーティルティア』様の名にかけて約束しますわ」
「ただ、お見せするにはそれなりに準備が必要でして・・・それよりも数千年ぶりにお会いしたのです。せっかくですから少しこの『リーフィア』でゆっくりされませんか?」
「わたくしはもっと色々なことを敬愛する主様と話しとうございますわ」
「『イルティア王国』からこちらに、敬愛する主様のお仲間達も向かっているのでしょう?それまでわたくし達『エルフ』におもてなしさせてくださいな」
「リフィアス様もこう言ってるし、封印している場所がわかるなら、新たな『邪神』がここに攻め込まない限りは大丈夫よ。せっかくだし、お言葉に甘えたら?」
「・・・それもそうね」
ハーティはリフィアスの様子が少し気になってはいたが、ひとまずクラリスの提案に従う事にした。
「・・ハーティルティア様が生み出した『神器』によるマナを五千年以上も受け続けたことによって、この樹は『聖樹』となってここまで成長したのですね」
ユナの言葉を聞いたハーティは、目の前で涙を流すリフィアスを優しく抱きしめた。
「ありがとう・・リフィアス。五千年以上もの間、ずっと私のことを思ってくれて」
「ぐすっ・・敬愛する主様あぁ」
そのまま暫くの間、その場にいる全員が二人が抱き合う姿を微笑ましく眺めていた。
そして、リフィアスが落ち着いた頃、ハーティはふと思い浮かんだ素朴な疑問を投げかけた。
「ちょっとまって、『エルフ』の平均的な寿命って千年くらいよね?とすれば、『創世期』から生きているリフィアスは本来ならとっくに寿命で死んでいることにならない?」
「たしかに、もし『創世期』から今まで生きてきたとすれば、リフィアス様の年齢は五千二百・・」
クラリスが『今年は何年だったかな?』と暦を思い出しながらリフィアスの年齢を考えていると、ずいっとリフィアスがクラリスへと顔を寄せてきた。
ズモモモモ・・・・。
「乙女の年齢を数えるのは野暮ってものですよ??」
「・・・す、すいません・・」
顔に影を落としながら凄んでくるリフィアスに、クラリスは思わずたじろいだ。
そして、リフィアスが『ごほんっ』と咳払いをすると、ハーティの問いに対して語りだした。
「それは、おそらくわたくしが『ハイエルフ』だからだと思いますわ」
「「「『ハイエルフ』??」」」
その言葉を聞いた全員が一様に首を傾げた。
「はい。わたくしも最初の千年程度までは、自分の事をちょっと『マナの滾り』が人よりも多い、普通の『エルフ』と思っていました」
「そして、この『ヴァルハラの聖樹』の成長を見守りながら時は過ぎて行き、それから更に千年が経った頃には流石におかしいと思い始めたのです」
「それから暫くして『バハムス』はどうなったのかと気になって久しぶりに再会したのですが、彼も自分の寿命について疑問を抱いていたようだったのです」
「この世界の『ドラゴン』と呼ばれる種族の寿命は『エルフ』よりも少し長い程度なのです。しかも『ドラゴン』は『エルフ』と違って、肉体が徐々に衰えていくものです」
「ですが、転生して二千年が過ぎた頃になっても『バハムス』は成竜としての最盛期を維持したままでした」
「そこで、わたくし達はこの世界で『神』の転生体となり、通常の生物より遥かに多いマナを生み出す生物であるから、ある種の『進化』をした特別な存在になったのだろうと仮定付けたのです」
「つまりは、『バハムス』は普通の『ドラゴン』ではなく『エンシェント・ドラゴン』の一種、わたくしは『エルフ』ではなく、『ハイエルフ』として進化した種族なのだと考えたのです」
「ですから、わたくしはこれからどれ位今の姿のまま生きていくのか、いつ肉体が朽ち果てていくのかということは正直わからないのです」
「でも、その法則で考えたら、ハーティも普通の人間が持つ寿命とは異なる長さを持っているかもしれないわね」
『女神』としての力を今世でほとんど継承しており、現に『女神化』しているハーティが普通の『人間』から逸脱した存在とするクラリスの考えは、皆も同意することであった。
「敬愛する主様は『女神』としての力を持って転生しておりますので、もしかすると寿命という概念すら存在しないかもしれません」
「ということは、私はずっとこのままの年齢の肉体で生きていくってこと!?」
「べつにハーティは立派に成長しているんだからいいじゃないのよ!!」
そう言いながら、クラリスはハーティのある一点に目をやった。
「・・まあそれは実際のところ、これから時間が経ってみないとわからないよね。普通に年老いていくかもしれないし、リフィアスが言うように不老不死かもしれないし・・」
ハーティがうんうんと一人勝手に納得していると、ナラトスが口を開いた。
「昔の臣下に再会して色々話は募るのだろうが、そろそろ本題に入った方がいいのではないのか?」
「・・それもそうね」
ナラトスの言葉を聞いたハーティは、リフィアスに自分達が今まで三か国を巡ってきた中で起こった出来事を簡単に説明した。
そして、ハーティの話を聞いたリフィアスは神妙な面持ちとなっていた。
「『バハムス』の事を聞いて予想はしていましたが、よもや世界中で『邪神』が観測されるとは・・」
「ですが、敬愛する主様を含めた私達四柱が転生している以上、『邪神』が復活しているというのは何らおかしな話ではないかもしれませんね・・」
顎に手をやり思案していたリフィアスは、伏せていた視線をハーティへ向けた。
「ですが、『バハムス』と敬愛する主様のお話を聞きますと、『邪神デスティウルス』復活の要となる『黒の魔導結晶』はあと一つという事になりますね」
「ええ。私達は『バハムス』から、最後の『黒の魔導結晶』はリフィアスが封印しているという話を聞いて、この『リーフィア』へやってきたのよ」
ハーティの言葉を聞いたリフィアスは目を閉じて何かを考える素振りを見せると、再びハーティへ視線を戻した。
「確かに、わたくしは『黒の魔導結晶』を封印しておりますわ」
「「「!!!」」」
リフィアスの言葉に皆が驚く中、ハーティは真剣な眼差しで問いかけた。
「今その『黒の魔導結晶』はどこにあるの!?教えて!リフィアス!!」
「・・・・・」
ハーティの問いに対して、リフィアスはしばらく押し黙っていた。
そして、なぜかその表情は悲しんでいるようであった。
しかし、それも僅かな間で、リフィアスはこてりと首を傾けながら微笑んだ。
「ご安心ください、敬愛する主様。『黒の魔導結晶』は絶対に安全な場所に封印してあります。敬愛する『女神ハーティルティア』様の名にかけて約束しますわ」
「ただ、お見せするにはそれなりに準備が必要でして・・・それよりも数千年ぶりにお会いしたのです。せっかくですから少しこの『リーフィア』でゆっくりされませんか?」
「わたくしはもっと色々なことを敬愛する主様と話しとうございますわ」
「『イルティア王国』からこちらに、敬愛する主様のお仲間達も向かっているのでしょう?それまでわたくし達『エルフ』におもてなしさせてくださいな」
「リフィアス様もこう言ってるし、封印している場所がわかるなら、新たな『邪神』がここに攻め込まない限りは大丈夫よ。せっかくだし、お言葉に甘えたら?」
「・・・それもそうね」
ハーティはリフィアスの様子が少し気になってはいたが、ひとまずクラリスの提案に従う事にした。
0
あなたにおすすめの小説
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる