182 / 229
最終章 決戦!『デスティウルス』編
決戦前の夕食会
しおりを挟む
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・。
『イルティア・レ・イーレ』がエルフの国リーフィアを出発してから数時間が経った頃。
夕刻になった艦内では、相変わらず乗組員たちが忙しなく動き回っていた。
そして、艦橋にいるマクスウェルは艦長席に腰かけて給仕された紅茶を飲みつつ、ぼんやりと窓に見える景色を眺めていた。
「・・・ふう」
マクスウェルは徐に懐中時計を取り出して今の時間を確認すると、近くで羅針盤を見ながら机上の海図に航路を描き込んでいたクルーへ声をかけた。
「そこの航海士、『サウスポイント』にはどのくらいで着きそうだ?」
マクスウェルに声をかけられた航海士は姿勢を正しながら答えた。
「はっ!現在本艦は羅針盤を頼りにひたすら南下を続けております。実のところ『サウスポイント』がどのくらい南下すれば到達できる場所なのかは、確たる情報がありません」
「ただ、『女神神話』では『サウスポイント』のことが『星の渦が最も天高い所に在る場所』、そして『南の最果て』と記されています。そのことから空を見ながらおおよその場所は特定できると思います」
「現在までの空の動きを確認した限り、あくまで予想ではありますが、現在の航行速度を維持できれば明日の未明には到着するのではないかと思います!」
「なるほどな。引き続き進路には注意しておいてくれ」
「はっ!」
ガコン!ギィィィ!!!!
ちょうどその時、艦橋のハッチが開かれてクラリス、ニアール、ナラトスの三人がやってきた。
「ふう・・・外はかなり寒そうだったわね。あたし、あんまり寒いの得意じゃないのよね」
「私達はナラトス様のように自分の身体に防御魔導が貼れないからね・・・もし、この艦自体に防御魔導が展開されていなかったら船外なんて出れたもんじゃないわ」
そう言いながら、二人は自分の身体を腕で抱いた。
『イルティア・レ・イーレ』は『邪神』の攻撃に備える意味で、航行中は常時船体を防御魔導で包み込んでいる。
それは同時に、高い高度を飛行する艦の周囲における気圧や気温もある程度調整するという役割もあった。
実際、高度による気温の低下はもちろんだが、『サウスポイント』に近づくにつれて気候も厳しくなってきている為、防御魔導のない状態で『イルティア・レ・イーレ』が航行することは難しい状況となっていた。
「クラリス!それにニアール達も!『プラタナ』と『メルティーナ』は大丈夫だったの?」
ハーティは艦橋にやってきたクラリス達に声をかけた。
「ああ、どうやらこの艦の船尾部分に二機分しかないみたいだけど、魔導機甲を吊り下げる為のクレーンハンガーがあったみたいなのよ。おかげで夕食にありつけそうだわ。最悪、食事はおろか睡眠もできないまま『ノースポイント』まで向かうことも覚悟したからね」
「本当よ。これから『イルティア・レ・イーレ』みたいな『飛行戦艦』が発達してくるようになったら、魔導機甲も艦載できるように小型化を検討しないといけないわね」
クラリスの言葉にニアールも同意した。
「まあ、いずれにしてもあたし達が世界を救ってからの話になるけどね」
「殿下、お食事の用意が整いました」
ハーティとクラリスが会話をしていると、艦橋にマクスウェルの侍従がやってきて夕食の知らせを伝えに来た。
それを聞いたマクスウェルは艦長席から立ち上がった。
「よし、久しぶりにハーティ達とも再会したんだ。『リーフィア』では出来なかった食事会を皆でしようじゃないか!」
「そうですわね。さぁハーティ様、皆さんも行きましょう!」
マクスウェルとフィオナに促され、ハーティ達は艦内のダイニングルームへと向かった。
・・・・・・。
・・・・・・・・。
「・・凄い!夜会でも開催できそうな部屋だわ!」
ダイニングルームに入ったハーティは感嘆の声を漏らした。
そこは、自分達が戦艦に搭乗しているという事を忘れさせる程、豪華な内装の部屋であった。
部屋は一面を美しい絨毯で敷き詰められており、柱や屋根には見事な飾り彫刻がなされていた。
そして、天井には高名な画家によって描かれた『女神神話』の様々なシーンが描かれており、長い部屋の一番奥には『女神像』が祀られていた。
それらをハーティが見渡していると、ダイニングルームにいたメイドや侍従の全員がハーティに向かって『最敬礼』を行った。
「あら、まるでハーティ様の方がマクスウェル様より敬われているみたいですわね」
「『みたい』じゃなくて本当に敬われているんだよ、フィオナ嬢」
「あはは・・もう慣れましたので」
ハーティはフィオナの指摘を聞いて気まずそうに頬を掻いた。
「と言うか・・私から言ったことだけど、本当にこんな格好で良かったのかな・・」
ハーティは自分が身につけている『イルティアの鎧』を見ながらマクスウェルに問いかけた。
ハーティ達は侍従にドレスに着替えるように勧められたのだが、念のために戦闘できる服装で備えると固辞したのであった。
対してマクスウェルやフィオナは軽装ではあるが、ドレスのような服を見に纏っていた。
「今は有事の時だから仕方ないよ。それに『今の姿』だって王国にとっては間違いなく最高の『正装』だよ。とてもよく似合っている。まさに『私の女神』だな」
「も、もう!マクスウェルはいつもそんな事ばっかり言って!」
マクスウェルの言葉を聞いて、ハーティは頬を赤く染めた。
「・・ハーティルティア様は誰のものでもなく、『至高の存在』です。『神聖イルティア王国』を担う次期国王であらせられる方が真実を履き違えてはなりませんよ」
「・・わざわざご忠告ありがとう、『聖騎士』ユナ殿」
ユナの牽制に対して、マクスウェルは眉をひくつかせながら答えた。
「ハーティの事はどうでもいいですけど、せっかくの食事ですし、早く席に着きません?」
「・・・それもそうだな。・・頂くとしようか」
クラリスに嗜められたマクスウェル達は、それぞれを担当するメイドに案内されながら、巨大な長テーブにある自分の席へと着席する。
「あの、私はどこに座れば・・」
ハーティは自分の側に立つメイドに座席の場所を尋ねた。
「はっはひ!ハハハ、ハーティルティア様のお座席はあああちらでございます!」
目の前に自分が崇拝する『女神様』がいるからなのか、そのメイドは緊張で今にも倒れてしまいそうな様子であった。
そして、ハーティはメイドの示した方へ目を向けた。
そこは長テーブルの座席配置の中でも通常であれば国王が座る、言わば『お誕生日席』であった。
その席に近い側面には、王族であるマクスウェルとフィオナが向かい合うように着席していた。
そして、マクスウェルはハーティへにこやかな目を向けていたが、フィオナはなにやら物言いたげな目を向けていた。
「・・・・・はぁ」
ハーティはそれを見て溜息を吐きながら、誰よりも豪華な装飾が施された自分の座席へすとんと腰掛けた。
『イルティア・レ・イーレ』がエルフの国リーフィアを出発してから数時間が経った頃。
夕刻になった艦内では、相変わらず乗組員たちが忙しなく動き回っていた。
そして、艦橋にいるマクスウェルは艦長席に腰かけて給仕された紅茶を飲みつつ、ぼんやりと窓に見える景色を眺めていた。
「・・・ふう」
マクスウェルは徐に懐中時計を取り出して今の時間を確認すると、近くで羅針盤を見ながら机上の海図に航路を描き込んでいたクルーへ声をかけた。
「そこの航海士、『サウスポイント』にはどのくらいで着きそうだ?」
マクスウェルに声をかけられた航海士は姿勢を正しながら答えた。
「はっ!現在本艦は羅針盤を頼りにひたすら南下を続けております。実のところ『サウスポイント』がどのくらい南下すれば到達できる場所なのかは、確たる情報がありません」
「ただ、『女神神話』では『サウスポイント』のことが『星の渦が最も天高い所に在る場所』、そして『南の最果て』と記されています。そのことから空を見ながらおおよその場所は特定できると思います」
「現在までの空の動きを確認した限り、あくまで予想ではありますが、現在の航行速度を維持できれば明日の未明には到着するのではないかと思います!」
「なるほどな。引き続き進路には注意しておいてくれ」
「はっ!」
ガコン!ギィィィ!!!!
ちょうどその時、艦橋のハッチが開かれてクラリス、ニアール、ナラトスの三人がやってきた。
「ふう・・・外はかなり寒そうだったわね。あたし、あんまり寒いの得意じゃないのよね」
「私達はナラトス様のように自分の身体に防御魔導が貼れないからね・・・もし、この艦自体に防御魔導が展開されていなかったら船外なんて出れたもんじゃないわ」
そう言いながら、二人は自分の身体を腕で抱いた。
『イルティア・レ・イーレ』は『邪神』の攻撃に備える意味で、航行中は常時船体を防御魔導で包み込んでいる。
それは同時に、高い高度を飛行する艦の周囲における気圧や気温もある程度調整するという役割もあった。
実際、高度による気温の低下はもちろんだが、『サウスポイント』に近づくにつれて気候も厳しくなってきている為、防御魔導のない状態で『イルティア・レ・イーレ』が航行することは難しい状況となっていた。
「クラリス!それにニアール達も!『プラタナ』と『メルティーナ』は大丈夫だったの?」
ハーティは艦橋にやってきたクラリス達に声をかけた。
「ああ、どうやらこの艦の船尾部分に二機分しかないみたいだけど、魔導機甲を吊り下げる為のクレーンハンガーがあったみたいなのよ。おかげで夕食にありつけそうだわ。最悪、食事はおろか睡眠もできないまま『ノースポイント』まで向かうことも覚悟したからね」
「本当よ。これから『イルティア・レ・イーレ』みたいな『飛行戦艦』が発達してくるようになったら、魔導機甲も艦載できるように小型化を検討しないといけないわね」
クラリスの言葉にニアールも同意した。
「まあ、いずれにしてもあたし達が世界を救ってからの話になるけどね」
「殿下、お食事の用意が整いました」
ハーティとクラリスが会話をしていると、艦橋にマクスウェルの侍従がやってきて夕食の知らせを伝えに来た。
それを聞いたマクスウェルは艦長席から立ち上がった。
「よし、久しぶりにハーティ達とも再会したんだ。『リーフィア』では出来なかった食事会を皆でしようじゃないか!」
「そうですわね。さぁハーティ様、皆さんも行きましょう!」
マクスウェルとフィオナに促され、ハーティ達は艦内のダイニングルームへと向かった。
・・・・・・。
・・・・・・・・。
「・・凄い!夜会でも開催できそうな部屋だわ!」
ダイニングルームに入ったハーティは感嘆の声を漏らした。
そこは、自分達が戦艦に搭乗しているという事を忘れさせる程、豪華な内装の部屋であった。
部屋は一面を美しい絨毯で敷き詰められており、柱や屋根には見事な飾り彫刻がなされていた。
そして、天井には高名な画家によって描かれた『女神神話』の様々なシーンが描かれており、長い部屋の一番奥には『女神像』が祀られていた。
それらをハーティが見渡していると、ダイニングルームにいたメイドや侍従の全員がハーティに向かって『最敬礼』を行った。
「あら、まるでハーティ様の方がマクスウェル様より敬われているみたいですわね」
「『みたい』じゃなくて本当に敬われているんだよ、フィオナ嬢」
「あはは・・もう慣れましたので」
ハーティはフィオナの指摘を聞いて気まずそうに頬を掻いた。
「と言うか・・私から言ったことだけど、本当にこんな格好で良かったのかな・・」
ハーティは自分が身につけている『イルティアの鎧』を見ながらマクスウェルに問いかけた。
ハーティ達は侍従にドレスに着替えるように勧められたのだが、念のために戦闘できる服装で備えると固辞したのであった。
対してマクスウェルやフィオナは軽装ではあるが、ドレスのような服を見に纏っていた。
「今は有事の時だから仕方ないよ。それに『今の姿』だって王国にとっては間違いなく最高の『正装』だよ。とてもよく似合っている。まさに『私の女神』だな」
「も、もう!マクスウェルはいつもそんな事ばっかり言って!」
マクスウェルの言葉を聞いて、ハーティは頬を赤く染めた。
「・・ハーティルティア様は誰のものでもなく、『至高の存在』です。『神聖イルティア王国』を担う次期国王であらせられる方が真実を履き違えてはなりませんよ」
「・・わざわざご忠告ありがとう、『聖騎士』ユナ殿」
ユナの牽制に対して、マクスウェルは眉をひくつかせながら答えた。
「ハーティの事はどうでもいいですけど、せっかくの食事ですし、早く席に着きません?」
「・・・それもそうだな。・・頂くとしようか」
クラリスに嗜められたマクスウェル達は、それぞれを担当するメイドに案内されながら、巨大な長テーブにある自分の席へと着席する。
「あの、私はどこに座れば・・」
ハーティは自分の側に立つメイドに座席の場所を尋ねた。
「はっはひ!ハハハ、ハーティルティア様のお座席はあああちらでございます!」
目の前に自分が崇拝する『女神様』がいるからなのか、そのメイドは緊張で今にも倒れてしまいそうな様子であった。
そして、ハーティはメイドの示した方へ目を向けた。
そこは長テーブルの座席配置の中でも通常であれば国王が座る、言わば『お誕生日席』であった。
その席に近い側面には、王族であるマクスウェルとフィオナが向かい合うように着席していた。
そして、マクスウェルはハーティへにこやかな目を向けていたが、フィオナはなにやら物言いたげな目を向けていた。
「・・・・・はぁ」
ハーティはそれを見て溜息を吐きながら、誰よりも豪華な装飾が施された自分の座席へすとんと腰掛けた。
0
あなたにおすすめの小説
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
転生先の異世界で温泉ブームを巻き起こせ!
カエデネコ
ファンタジー
日本のとある旅館の跡継ぎ娘として育てられた前世を活かして転生先でも作りたい最高の温泉地!
恋に仕事に事件に忙しい!
カクヨムの方でも「カエデネコ」でメイン活動してます。カクヨムの方が更新が早いです。よろしければそちらもお願いしますm(_ _)m
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
追放された万能聖魔導師、辺境で無自覚に神を超える ~俺を無能と言った奴ら、まだ息してる?~
たまごころ
ファンタジー
王国一の聖魔導師アレンは、嫉妬した王子の策略で「無能」と断じられ、国を追放された。
辿り着いた辺境の村で、アレンは「ただの治癒師」として静かに暮らそうとするが――。
壊れた街を再生し、疫病を一晩で根絶し、魔王の眷属まで癒しながら、本人はただの村医者のつもり。
その結果、「あの無能が神を超えた」と噂が広がり、王と勇者は頭を抱えることに。
ざまぁとスカッとが止まらない、無自覚最強転生ファンタジー開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる