白銀に輝く君はとても綺麗だ

柴山

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17.※受けが固定の攻め以外に襲われます。ご注意を!

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決して合意ではない。



床に押し付けられ、身動きを封じられる。 
逃げたいと思っても逢瀬を引き剥がすことは出来なかった。身長は僕の方が高い。それに加え逢瀬は華奢な体躯をしていた。それなのに僕にのしかかる体はビクともしない。僕は必死に抵抗する術を考えた。



丁度僕の口の前に来た腕に噛み付く。




「いった!何するんだよ!もうちょっと静かにしてろ!」




そう言って逢瀬は僕の口を近くにあったガムテープで塞いだ。興奮して呼吸の仕方を一瞬忘れかけたが、鼻は出ていたのでかろうじて鼻呼吸をすることが出来た。



逢瀬は僕が暴れている間に着々と制服を崩していく。ネクタイとベルトはもう取られてしまった。緩くなったスラックスが腰まで下がる。こうなってくると逢瀬の目的が嫌でも分かってきた。制服のブレザーは脱がされ、放り投げられる。薄い長袖のワイシャツとゆるゆるのスラックスだけになった。逢瀬は僕のワイシャツのボタンに手をかけた。
 



どんなに暴れても助けを求めても、僕の声は誰にも届かなかった。弦斗はいつになったら助けに来てくれるのだろう。




「んん゛ーー」




僕の叫声は薄いガムテープに阻まれる。



「なんだよこれ!」



突然逢瀬が声を荒らげた。なにかあったのか。そう思い逢瀬を正面から見ると明らかに奴は怒っているように見えた。




「これってキスマークだろ?!公誓にはもうそういう相手がいたのか!」




何を今更。生徒会員と四六時中一緒にいたら、必ず気づくはずだ。それに自分で言うのもなんだが、僕と弦斗の関係は学園中ほとんどの生徒が知っている。そう皆が知るよう促したのも弦斗だった。


「俺が初めてじゃないのかよ!俺は!お前に俺のハジメテをあげるつもりだったのに!」



逢瀬は僕が処女じゃないことに不満をぶつけた。そして、急に荒々しくなった彼は、僕の制服のボタンを引きちぎった。流石、風紀の要注意人物だな。僕は他人事のようにそう考えていた。その時、僕は既に上半身に何も来ていなかった。



露になった白磁の様に透き通る公誓の肌。ところどころに残るキスマークの印は扇情的で酷く欲情をそそる。逢瀬も例に漏れず上裸の公誓にさらに興奮した。必死になって暴れる公誓の乳首を右手で強く摘みもう片方を舐めだした。



これには公誓も絶句だ。本当にする気なのか?逢瀬は公誓が嫌悪感で震えているのを己の手腕で感じていると勘違いし、自信満々に言った。


「ほら、公誓も気持ちいいんだろ。もっとやってやるからな!」



必要に指で乳首をこねくり回される。さらにはスラックスのチャックにまで手をかけてきた。本格的にヤラれる。そう分かってもまだ弦斗が助けに来ることを希った。
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