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仕事に追われる毎日を送っていた二十六歳の会社員・秋元莉央。 ある日、仕事帰りに突然まばゆい光に包まれ――気がつけば、真っ白な空間で女神様に謝られていた。 なんと、女神様の手違いで神獣の降下地点に設定され、莉央は神獣に潰されて死んでしまったらしい。 「神獣の降下地点にされて死亡って、そんな死に方ありなの!?」 お詫びとして、健康な身体と強大な魔力、召喚魔法、治癒の力、そして女神の加護を授かり、異世界で新しい人生を送ることになった莉央――リオ。 前世では、仕事と節約に追われて「いつか行きたい」と思うだけで終わった場所がたくさんあった。 だから今度こそ。 「私、自由に世界を旅してみたいです!」 転生先のエルフの里で三年間を過ごしたリオは、十八歳になったある日、ついに世界を巡る旅へ出る。 そこで出会ったのは、個性豊かな四人のA級冒険者。 頼れるリーダーの剣士・カイル。 明るく豪快な槍使い・アーサー。 冷静で少し口の悪い魔法使い・ルド。 優しく世話焼きな弓使い・グウェン。 一緒に冒険して、ご飯を食べて、家まで買って。 海を見たり、異世界で懐かしい味を探したり、ときには前世の知識から新しい料理や道具を考えたり。 気づけばリオの「一人で自由に旅をする」という夢は、「大切な仲間たちと一緒に世界を見て回りたい」という夢へ少しずつ変わっていく。 一方、大陸では以前から確認されていた謎の“黒い魔石”に異変が起き始めていた。 辺境に限られていたはずの黒い魔石が、なぜか大陸中央部でも発見されるようになり――。 これは、二度目の人生では自由に生きると決めた少女が、四人の仲間と旅をして、美味しいものを食べ、たくさんの人と出会い、やがて恋を知っていく物語。 ――ところで皆さん、最近ちょっと過保護じゃありませんか?
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