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36.強烈なお出迎え
「いやー、遠慮しとく。捨て身⋯⋯じゃないか、愛されてると思ってるから湧いてくる自信と勇気かなぁ。想像以上の迫力だね。それか⋯⋯」
「母上からは元々なのか療養所に閉じ込められている間に妄想癖がはじまったのか分からないけど、ここまで酷いと医者に見せるしかないって仰ってたよ」
「お兄さん達の事を話すのは様子次第だなぁ⋯⋯そこまで酷いと逆効果になったらヤバそう」
「エマーソンとあと何人か護衛がわりに配置しておくつもりだから。母上が推薦してくれた女の使用人も」
昨夜も『今夜からケニスの部屋に泊まる』と騒ぎ立て、部屋から出ないと言い続けるリリアナは裸のままでかなり暴れたと言う。目のやり場に困った男の使用人は役に立たず、女の使用人は手や足で攻撃するリリアナを捕獲するまでにいくつもの傷を作った。
屋敷についてケニスのエスコートで馬車からメリッサが降りていると、従僕が開けた玄関のドアから執事を押し退けたリリアナが飛び出してきた。
「お帰りなさい、旦那様!」
両手を広げて飛びつこうとしたリリアナを躱したケニスはメリッサの手を取って冷ややかな声で言い放った。
「何度も言っているが、客人が旦那様と呼ぶのは間違ってる。それに、客としての節度が保てないならここにいてもらうわけには行かない」
ケニスが顳顬をひくつかせている事など気にも留めていない様子のリリアナが、メリッサを上から下までジロジロと見た後安心したようににっこりと笑った。
「あら、お客様なのね。ごめんなさいね、ケニスったらまだ恥ずかしいみたいなの。アタシはリリアナ、ラインフェルト家へようこそ。⋯⋯こういう時はどうすれば良いのかまだ教えてもらってないんだけど、取り敢えず応接室に案内すれば良いのかな。アタシが案内してあげるから、ついてきてね」
「ご親切にどうも⋯⋯エマーソンさん、お久しぶりです」
「本当にお久しぶりでございますな。ようこそおいでくださいました、メリッサ様。お時間がおありのようでしたら奥様にお声をおかけして参りますが?」
「お会いできたら光栄ですとお伝えいただけますかしら?」
「畏まりました」
丁寧に頭を下げたエマーソンの態度が気に入らなかったリリアナが『ふんっ!』と鼻を鳴らした。
「お仕事で来たんでしょう? あ、待って! 当ててみせるから⋯⋯マーサ様に会うならお針子さんかなぁ。それな⋯⋯」
「いい加減にしてくれないか! それ以上失礼な事を口走る前に部屋に戻ってくれ」
ケニスがメリッサをエスコートして玄関を入ると後ろからリリアナの声が聞こえてきた。
「エマーソン、あのおばさんって何しに来たの? ケニスにベタベタして気持ち悪いんだけど」
「いい加減にして下さい、メリッサ様に無礼を働くことは許しません!」
「たかがおばさん一人に怯えちゃって~、そんなに怖い人ならアタシが追い出してあげるわね」
力強いリリアナの声とエマーソンの大きな溜息が聞こえてきた。
マーサのお気に入りのコンサバトリーに向かっているのに気付いたメリッサが足を止めた。
「ケニス、コンサバトリーはやめておいた方がいいと思う」
庭と家を結ぶ場所として建てられるコンサバトリーは壁や屋根がガラス張りで庭に大きく張り出しているのが特徴。
十分な広さの部屋にはマーサが大切に育てている観葉植物やハーブが並び、座り心地の良いソファやアンティークのコーヒーテーブルなどがバランスよく配置されている。
「母上のお気に入りのこの場所はリリアナが出入りを禁止されているから、この屋敷では数少ない比較的安全な場所なんだけど?」
「だから今日はやめた方がいいの。絶対に乱入してくるから、もし説得を失敗したら⋯⋯あそこを破壊されたくないもの」
「⋯⋯確かに」
一番被害が出そうにない場所⋯⋯中庭の花壇から遠い場所にテーブルをセットし終わった頃、笑顔のマーサがやって来た。
「マーサおばさま、ご無沙汰しております」
ゆっくりと頭を下げて挨拶をしたメリッサをマーサが軽く抱きしめた。
「本当に⋯⋯そろそろわたくしの方から出向こうかと思っていたところよ。色々大変そうね」
「おばさまはもっと大変だとケニスから聞きましたけど?」
クスクスと笑い合う二人が席に着きケニスが久しぶりに見る光景に笑顔を浮かべた時、元気な大声が聞こえてきた。
「ちょっと! アタシの椅子も準備してくれなくちゃダメじゃない。ほら、早く持ってきて」
使用人に文句を言う声を背景にマーサがメリッサの耳元で囁いた。
「いつもこんな感じだけど、今朝は特に酷いの」
「申し訳あり⋯⋯」
「メリッサのせいじゃないのに謝らないで。でないと、愚痴が言えなくなってしまうわ」
苦笑しながら小さく頷いているとエマーソンと言い合うリリアナの声が聞こえてきた。
「ケニスがお客様を連れてきたんだから、接待してあげなくちゃ。それなのになんでアタシが仲間外れなの!? 貴族ってほんと訳わかんない」
小声でリリアナを窘めているエマーソンの声がしているが一向に引き下がる様子のないリリアナがバタバタと走ってやってきた。
「待たせてごめんなさいね、使用人に椅子の準備をさせてたの」
「大切なお客様とお話ししているところなの、部屋に戻ってくれるかしら?」
「だったら益々アタシが接待しなくちゃですね。マーサ様よりは少しだけアタシに近い年に見えるし」
あまりの言いように抗議しようとしたマーサの手を押さえたメリッサが小さく首を振ってケニスをチラ見した。
(さて、はじめますか)
「母上からは元々なのか療養所に閉じ込められている間に妄想癖がはじまったのか分からないけど、ここまで酷いと医者に見せるしかないって仰ってたよ」
「お兄さん達の事を話すのは様子次第だなぁ⋯⋯そこまで酷いと逆効果になったらヤバそう」
「エマーソンとあと何人か護衛がわりに配置しておくつもりだから。母上が推薦してくれた女の使用人も」
昨夜も『今夜からケニスの部屋に泊まる』と騒ぎ立て、部屋から出ないと言い続けるリリアナは裸のままでかなり暴れたと言う。目のやり場に困った男の使用人は役に立たず、女の使用人は手や足で攻撃するリリアナを捕獲するまでにいくつもの傷を作った。
屋敷についてケニスのエスコートで馬車からメリッサが降りていると、従僕が開けた玄関のドアから執事を押し退けたリリアナが飛び出してきた。
「お帰りなさい、旦那様!」
両手を広げて飛びつこうとしたリリアナを躱したケニスはメリッサの手を取って冷ややかな声で言い放った。
「何度も言っているが、客人が旦那様と呼ぶのは間違ってる。それに、客としての節度が保てないならここにいてもらうわけには行かない」
ケニスが顳顬をひくつかせている事など気にも留めていない様子のリリアナが、メリッサを上から下までジロジロと見た後安心したようににっこりと笑った。
「あら、お客様なのね。ごめんなさいね、ケニスったらまだ恥ずかしいみたいなの。アタシはリリアナ、ラインフェルト家へようこそ。⋯⋯こういう時はどうすれば良いのかまだ教えてもらってないんだけど、取り敢えず応接室に案内すれば良いのかな。アタシが案内してあげるから、ついてきてね」
「ご親切にどうも⋯⋯エマーソンさん、お久しぶりです」
「本当にお久しぶりでございますな。ようこそおいでくださいました、メリッサ様。お時間がおありのようでしたら奥様にお声をおかけして参りますが?」
「お会いできたら光栄ですとお伝えいただけますかしら?」
「畏まりました」
丁寧に頭を下げたエマーソンの態度が気に入らなかったリリアナが『ふんっ!』と鼻を鳴らした。
「お仕事で来たんでしょう? あ、待って! 当ててみせるから⋯⋯マーサ様に会うならお針子さんかなぁ。それな⋯⋯」
「いい加減にしてくれないか! それ以上失礼な事を口走る前に部屋に戻ってくれ」
ケニスがメリッサをエスコートして玄関を入ると後ろからリリアナの声が聞こえてきた。
「エマーソン、あのおばさんって何しに来たの? ケニスにベタベタして気持ち悪いんだけど」
「いい加減にして下さい、メリッサ様に無礼を働くことは許しません!」
「たかがおばさん一人に怯えちゃって~、そんなに怖い人ならアタシが追い出してあげるわね」
力強いリリアナの声とエマーソンの大きな溜息が聞こえてきた。
マーサのお気に入りのコンサバトリーに向かっているのに気付いたメリッサが足を止めた。
「ケニス、コンサバトリーはやめておいた方がいいと思う」
庭と家を結ぶ場所として建てられるコンサバトリーは壁や屋根がガラス張りで庭に大きく張り出しているのが特徴。
十分な広さの部屋にはマーサが大切に育てている観葉植物やハーブが並び、座り心地の良いソファやアンティークのコーヒーテーブルなどがバランスよく配置されている。
「母上のお気に入りのこの場所はリリアナが出入りを禁止されているから、この屋敷では数少ない比較的安全な場所なんだけど?」
「だから今日はやめた方がいいの。絶対に乱入してくるから、もし説得を失敗したら⋯⋯あそこを破壊されたくないもの」
「⋯⋯確かに」
一番被害が出そうにない場所⋯⋯中庭の花壇から遠い場所にテーブルをセットし終わった頃、笑顔のマーサがやって来た。
「マーサおばさま、ご無沙汰しております」
ゆっくりと頭を下げて挨拶をしたメリッサをマーサが軽く抱きしめた。
「本当に⋯⋯そろそろわたくしの方から出向こうかと思っていたところよ。色々大変そうね」
「おばさまはもっと大変だとケニスから聞きましたけど?」
クスクスと笑い合う二人が席に着きケニスが久しぶりに見る光景に笑顔を浮かべた時、元気な大声が聞こえてきた。
「ちょっと! アタシの椅子も準備してくれなくちゃダメじゃない。ほら、早く持ってきて」
使用人に文句を言う声を背景にマーサがメリッサの耳元で囁いた。
「いつもこんな感じだけど、今朝は特に酷いの」
「申し訳あり⋯⋯」
「メリッサのせいじゃないのに謝らないで。でないと、愚痴が言えなくなってしまうわ」
苦笑しながら小さく頷いているとエマーソンと言い合うリリアナの声が聞こえてきた。
「ケニスがお客様を連れてきたんだから、接待してあげなくちゃ。それなのになんでアタシが仲間外れなの!? 貴族ってほんと訳わかんない」
小声でリリアナを窘めているエマーソンの声がしているが一向に引き下がる様子のないリリアナがバタバタと走ってやってきた。
「待たせてごめんなさいね、使用人に椅子の準備をさせてたの」
「大切なお客様とお話ししているところなの、部屋に戻ってくれるかしら?」
「だったら益々アタシが接待しなくちゃですね。マーサ様よりは少しだけアタシに近い年に見えるし」
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