105 / 145
第七章 ただいま準備中
13.オーレリアの過去1(悲しすぎて閲覧注意)読み飛ばしOK
しおりを挟む
「はじまりはランバルド王国で起きたの。わたくしには2人の兄と3人の姉がいたのだけど、あまり仲が良くなかった。すごく仲が悪かったと言った方がいいくらい」
ランバルド王国は性別に関わらず末の子を次期王にする風習があり、オーレリアが次期女王になると言われていた。
「その後はわかるでしょう? 2つ上の姉はわたくしがいなければ女王になれると思い、その他の兄姉は法を改正する理由があればと考えたの」
オーレリアに饗される料理から致死量の毒物が検出され、毒蛇や毒蠍がベッドから見つかった。馬車の襲撃や慰問先での火災。
犯人が特定され安全が保障されるまで、オーレリアは離宮に身を潜めることとなった。
それから暫くして王都のあちこちでとある噂が流れはじめた。
その噂とは⋯⋯心身共に疲れ果てたオーレリア王女殿下は薬物に手を出し、国王の怒りをかって離宮に軟禁された。
その後も新たな噂が次々に流れ続けた。平民街で広がった噂は王都から周辺の領地へ。平民街から貴族街へ。王宮に届いた頃には手の打ちどころがないほど広がっている。
姉達の婚約者に甘言を弄して近付き薬を盛って関係を結んだ。
拉致した兄の婚約者を生贄に姉達の婚約者達と乱行パーティーを繰り広げている。
「侍女や侍従も程度の差はあるけれど薬物中毒になり、その中の数名はパーティーに参加していると新聞に掲載されてからは、使用人達の生家にまで被害が出るようになったの」
噂は国中に広がり消しても消しても新たな場所で再燃する。新聞が連日情報を掲載し、王宮にはばら撒かれたビラを持った国民が押し掛けた。
その当時薬物中毒による被害が多発しており、薬を使用した犯罪は特に注目を集めた。襲撃を警戒し政務や慰問を控えていたのでさえ、中毒症状が酷いため外出を控えさせていると言われるように。
『手に負えない悪女』『性悪』だと国中から罵られたオーレリアは、王家からの離籍を望んでも修道院入りを願っても離宮に閉じ込められたまま。
王家からの離籍が許されなかったのは偽の噂を広めた犯人が兄姉だったから。王家の監視下から逃れたオーレリアの反撃を危険視した国王の判断だった。
修道院入りが許されなかったのは、教会の権力とオーレリアが結びつくのを危険視した兄姉の策略。
「モラヴィアス王国への輿入れが決まった時は驚いたけれど、嬉しくもあったの。議会で『毒杯を』という意見が大きくなっていて、覚悟していたから。あの時は陛下からの御温情に感謝しなければとさえ思っていたわ。
馬鹿げた噂から逃れられるのであれば、次こそは穏やかに暮らしたい。その為ならどんな努力でもしようと」
モラヴィアス王国に向けて旅立つ日、見送りだと言って兄姉が揃ってやって来た。
『私達が演出した劇は楽しんでくれたかな?』
『モラヴィアス王国にもちゃ~んと話しておいたわ。死ぬまで噂に苦しめられて生きるのね』
『陛下からの伝言はな⋯⋯二度と我が国の土を踏んではならぬ⋯⋯だ』
『父上にもとうとう見捨てられたのよね~。ねえ、どんな気分? 今どんな気分?』
国王がオーレリアを他国に嫁がせると決めたのは、オーレリアにまつわる一連の騒動に王子と王女全員が関与していたから。
自分の血を次代に繋げたいが、罪を断ずれば残るのは被害者であるオーレリアのみとなる。国の辺境地まで広がった噂を収束させ、オーレリアを次期女王に立てるのにどれ程の時間と手間がかかるのか⋯⋯。
それよりも、オーレリアを排除し残る子供達の中でもっとも矯正出来た者に継がせる方が、より早く事態を収束させる事ができる。
身勝手な国王の最終判断は⋯⋯噂で国に混乱を招いたのは『オーレリアに隙があった』為でもある。従ってオーレリアの国外追放と兄姉の再教育は妥当な措置である。
ハリーが口にした穀潰しの祖母オーレリアは、ランバルド国の第四王女にして次期女王となるべく教育を受け、兄姉の姦計によりその地位を奪われた。
当時、ランバルド王国との国交樹立を願い交渉を続けていたモラヴィアス王国だったが、幾つかの案件で合意が得られず足踏み状態が続いていた。
『第四王女オーレリア様をモラヴィアス王国王太子の妃とするならば、モラヴィアスからの提案を受け入れましょう。
婚姻後5年間は関税率の引き下げも視野に入れており、復興支援も行います』
度重なる天災で疲弊していたモラヴィアス王国へ、国力の差を誇示したランバルド王国からの強引な提案だった。
『手に負えない悪女』と有名な性悪で、とんでもない醜聞が広がっている王女との超最悪な縁談。王女を引き受けたいと言う者は国内外を合わせてどこにもおらず、受け入れてくれる修道院も見つからないと、モラヴィアス王国にも噂が流れてきている。
紆余曲折の後⋯⋯ランバルド王国はミッドランド侯爵家嫡男との婚姻で手を打った。
オーレリア王女の降嫁先が侯爵家だったのはモラヴィアス王国の意地だったが、リンドブルム帝国との間に問題を起こしたミッドランド侯爵家への制裁でもあった。
『社交界だけでなく市井の民の間でも真実の愛が持て囃されており、ミッドランド侯爵家こそがその先駆けだとか。
社交界に平然として顔を出し愛を語るミッドランド侯爵家の方々は、帝国との友好に大きな罅を入れられた王家と大臣達が外交に苦慮しておられるなど、気にも止めておられぬのでしょう。
帝国との不和が公になれば国民に不安を齎すと仰せになられた陛下の『国を思う御心』に我らは頭が下がる思いでおりますがな。
オーレリア王女と嫡男の婚姻がお気に召さない? これはまた意外な事を仰られる。真実の愛を至高とする家門に相応しい婚姻ではありませんか。あのご令嬢と同じくオーレリア王女も愛を至高と思われておられるようですからな』
ミッドランド侯爵の前に座る宰相が語る『あの令嬢』とは、リンドブルム帝国の王子を捨てて真実の愛を貫いたと話題になっているミッドランド侯爵家の令嬢の事。
『王命ならば受けざるを得ない? いやいや、だからこそ王命ではないのですよ。ミッドランド侯爵家は致し方なく娶るのではなく、オーレリア王女をお迎えしたいと心から願っておられるのですからなぁ。
何しろ、愛の為であれば国の意向も政治も霞むミッドランド侯爵家ですから、己の欲望に忠実で国の意向も政治も捨て去ったオーレリア王女とは良縁中の良縁。全ての鍋にその蓋がある⋯⋯と言うやつですな』
世間一般の評価と違って残念な頭を持つ当主が、王子を捨てて駆け落ちした娘を咎めもせず王侯貴族の前でも謝罪ひとつないまま胸を張っていたのは、国中が『真実の愛』を賛美していたから。
国からの叱責を受ける前に情報操作を行なった家礼の作戦勝ちだと思われていたが、ここに至って作戦失敗の気配が濃厚になってきた。
苦々しい思いで宰相を睨みつけていたミッドランド侯爵家にとって唯一の救いになったのは⋯⋯。
ランバルド王国は性別に関わらず末の子を次期王にする風習があり、オーレリアが次期女王になると言われていた。
「その後はわかるでしょう? 2つ上の姉はわたくしがいなければ女王になれると思い、その他の兄姉は法を改正する理由があればと考えたの」
オーレリアに饗される料理から致死量の毒物が検出され、毒蛇や毒蠍がベッドから見つかった。馬車の襲撃や慰問先での火災。
犯人が特定され安全が保障されるまで、オーレリアは離宮に身を潜めることとなった。
それから暫くして王都のあちこちでとある噂が流れはじめた。
その噂とは⋯⋯心身共に疲れ果てたオーレリア王女殿下は薬物に手を出し、国王の怒りをかって離宮に軟禁された。
その後も新たな噂が次々に流れ続けた。平民街で広がった噂は王都から周辺の領地へ。平民街から貴族街へ。王宮に届いた頃には手の打ちどころがないほど広がっている。
姉達の婚約者に甘言を弄して近付き薬を盛って関係を結んだ。
拉致した兄の婚約者を生贄に姉達の婚約者達と乱行パーティーを繰り広げている。
「侍女や侍従も程度の差はあるけれど薬物中毒になり、その中の数名はパーティーに参加していると新聞に掲載されてからは、使用人達の生家にまで被害が出るようになったの」
噂は国中に広がり消しても消しても新たな場所で再燃する。新聞が連日情報を掲載し、王宮にはばら撒かれたビラを持った国民が押し掛けた。
その当時薬物中毒による被害が多発しており、薬を使用した犯罪は特に注目を集めた。襲撃を警戒し政務や慰問を控えていたのでさえ、中毒症状が酷いため外出を控えさせていると言われるように。
『手に負えない悪女』『性悪』だと国中から罵られたオーレリアは、王家からの離籍を望んでも修道院入りを願っても離宮に閉じ込められたまま。
王家からの離籍が許されなかったのは偽の噂を広めた犯人が兄姉だったから。王家の監視下から逃れたオーレリアの反撃を危険視した国王の判断だった。
修道院入りが許されなかったのは、教会の権力とオーレリアが結びつくのを危険視した兄姉の策略。
「モラヴィアス王国への輿入れが決まった時は驚いたけれど、嬉しくもあったの。議会で『毒杯を』という意見が大きくなっていて、覚悟していたから。あの時は陛下からの御温情に感謝しなければとさえ思っていたわ。
馬鹿げた噂から逃れられるのであれば、次こそは穏やかに暮らしたい。その為ならどんな努力でもしようと」
モラヴィアス王国に向けて旅立つ日、見送りだと言って兄姉が揃ってやって来た。
『私達が演出した劇は楽しんでくれたかな?』
『モラヴィアス王国にもちゃ~んと話しておいたわ。死ぬまで噂に苦しめられて生きるのね』
『陛下からの伝言はな⋯⋯二度と我が国の土を踏んではならぬ⋯⋯だ』
『父上にもとうとう見捨てられたのよね~。ねえ、どんな気分? 今どんな気分?』
国王がオーレリアを他国に嫁がせると決めたのは、オーレリアにまつわる一連の騒動に王子と王女全員が関与していたから。
自分の血を次代に繋げたいが、罪を断ずれば残るのは被害者であるオーレリアのみとなる。国の辺境地まで広がった噂を収束させ、オーレリアを次期女王に立てるのにどれ程の時間と手間がかかるのか⋯⋯。
それよりも、オーレリアを排除し残る子供達の中でもっとも矯正出来た者に継がせる方が、より早く事態を収束させる事ができる。
身勝手な国王の最終判断は⋯⋯噂で国に混乱を招いたのは『オーレリアに隙があった』為でもある。従ってオーレリアの国外追放と兄姉の再教育は妥当な措置である。
ハリーが口にした穀潰しの祖母オーレリアは、ランバルド国の第四王女にして次期女王となるべく教育を受け、兄姉の姦計によりその地位を奪われた。
当時、ランバルド王国との国交樹立を願い交渉を続けていたモラヴィアス王国だったが、幾つかの案件で合意が得られず足踏み状態が続いていた。
『第四王女オーレリア様をモラヴィアス王国王太子の妃とするならば、モラヴィアスからの提案を受け入れましょう。
婚姻後5年間は関税率の引き下げも視野に入れており、復興支援も行います』
度重なる天災で疲弊していたモラヴィアス王国へ、国力の差を誇示したランバルド王国からの強引な提案だった。
『手に負えない悪女』と有名な性悪で、とんでもない醜聞が広がっている王女との超最悪な縁談。王女を引き受けたいと言う者は国内外を合わせてどこにもおらず、受け入れてくれる修道院も見つからないと、モラヴィアス王国にも噂が流れてきている。
紆余曲折の後⋯⋯ランバルド王国はミッドランド侯爵家嫡男との婚姻で手を打った。
オーレリア王女の降嫁先が侯爵家だったのはモラヴィアス王国の意地だったが、リンドブルム帝国との間に問題を起こしたミッドランド侯爵家への制裁でもあった。
『社交界だけでなく市井の民の間でも真実の愛が持て囃されており、ミッドランド侯爵家こそがその先駆けだとか。
社交界に平然として顔を出し愛を語るミッドランド侯爵家の方々は、帝国との友好に大きな罅を入れられた王家と大臣達が外交に苦慮しておられるなど、気にも止めておられぬのでしょう。
帝国との不和が公になれば国民に不安を齎すと仰せになられた陛下の『国を思う御心』に我らは頭が下がる思いでおりますがな。
オーレリア王女と嫡男の婚姻がお気に召さない? これはまた意外な事を仰られる。真実の愛を至高とする家門に相応しい婚姻ではありませんか。あのご令嬢と同じくオーレリア王女も愛を至高と思われておられるようですからな』
ミッドランド侯爵の前に座る宰相が語る『あの令嬢』とは、リンドブルム帝国の王子を捨てて真実の愛を貫いたと話題になっているミッドランド侯爵家の令嬢の事。
『王命ならば受けざるを得ない? いやいや、だからこそ王命ではないのですよ。ミッドランド侯爵家は致し方なく娶るのではなく、オーレリア王女をお迎えしたいと心から願っておられるのですからなぁ。
何しろ、愛の為であれば国の意向も政治も霞むミッドランド侯爵家ですから、己の欲望に忠実で国の意向も政治も捨て去ったオーレリア王女とは良縁中の良縁。全ての鍋にその蓋がある⋯⋯と言うやつですな』
世間一般の評価と違って残念な頭を持つ当主が、王子を捨てて駆け落ちした娘を咎めもせず王侯貴族の前でも謝罪ひとつないまま胸を張っていたのは、国中が『真実の愛』を賛美していたから。
国からの叱責を受ける前に情報操作を行なった家礼の作戦勝ちだと思われていたが、ここに至って作戦失敗の気配が濃厚になってきた。
苦々しい思いで宰相を睨みつけていたミッドランド侯爵家にとって唯一の救いになったのは⋯⋯。
200
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
はっきり言ってカケラも興味はございません
みおな
恋愛
私の婚約者様は、王女殿下の騎士をしている。
病弱でお美しい王女殿下に常に付き従い、婚約者としての交流も、マトモにしたことがない。
まぁ、好きになさればよろしいわ。
私には関係ないことですから。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
兄のお嫁さんに嫌がらせをされるので、全てを暴露しようと思います
きんもくせい
恋愛
リルベール侯爵家に嫁いできた子爵令嬢、ナタリーは、最初は純朴そうな少女だった。積極的に雑事をこなし、兄と仲睦まじく話す彼女は、徐々に家族に受け入れられ、気に入られていく。しかし、主人公のソフィアに対しては冷たく、嫌がらせばかりをしてくる。初めは些細なものだったが、それらのいじめは日々悪化していき、痺れを切らしたソフィアは、両家の食事会で……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる