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20.ハーヴィーの最後⋯⋯byウェイン・マーシャル
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2時間近く経ってから執事らしき男性が漸く現れた。
「お越しになられていたことに気付かず申し訳ありません。旦那様は出仕しておられまして、今はどなたもおられません」
「ハーヴィー・ターンブリー様の事でお話をお聞きしたくて参りましたの」
「左様でございますか。しかしながら本当に誰も」
「では、王宮へ向かいましょうか? 不慮の事故で亡くなられた侯爵家嫡男の件でお話があると言えば⋯⋯」
「あの、誰もおられませんがそれでも宜しければ」
諦め顔の執事が門の鍵を開けライラ達は漸く屋敷に入ることができた。
カーテンを締め切り外の光が入らない玄関ホールは薄暗くひんやりとしていた。ランプの灯りを頼りに応接室に案内されたライラが埃っぽいソファにそっと座るとノア達が後ろに立った。
「わたくしはウェイン様にお話を伺いたくて参りました。いくつかの会計資料と領収書をハーヴィーから預かっておりますの」
「⋯⋯何のことだか分かりかねますが、お茶の準備をして参ります」
疲れ果てた様子の執事がランプを置いたまま部屋を出て行くとドアの外でヒソヒソと話す声が聞こえてきた。
言い争うような声が次第に大きくなっていき、ドアがバタンと大きく開いた。
「プリンストン嬢、僕はもう学園を退学したんです。放っておいていただけませんか!?」
「お久しぶりでございます。ご機嫌麗しくともお会いできて嬉しいとも言えず残念ですが、お元気でいらっしゃるようで心から安堵致しております」
「この屋敷をご覧になっておいて、よくそんなことが言えますね、元気なわけないでしょう!!」
目を吊り上げて怒鳴るウェインは伸び放題の髪と皺のよった服を着て以前より確実に痩せていた。
今にもつかみかかりそうなウェインの鬼気迫る様子にノアが一歩踏み出した。
「ノア、大丈夫だから。ウェイン様とは落ち着いてお話がしたいと思っているの」
お茶の準備をすると言っていた執事がドアのところから心配そうに覗き込み、その横に蒼白の顔で震える夫人と女の子が立っていた。
「お願い、お兄様をこれ以上追い詰めないで」
「勿論ですわ。わたくしはハーヴィーの遺志を継ぎたいと思っているだけなの」
「ハーヴィー⋯⋯」
「ええ、わたくしの大切な方でしたの。婚約者で親友で家族だった。見る人によって意見は違うかもしれないけれど、公明正大で不器用な人だった」
「ハーヴィーは⋯⋯とても素晴らしい人でした」
「見た目よりも頑固で言い出したら聞かないところがおありだったけど。
なにがあったのか、話していただけないでしょうか?」
「⋯⋯僕は何も知りません」
目を泳がせて尻窄みになっていくウェインの言葉を聞き、今にも泣き出しそうな夫人の横で妹がシクシクと泣き出した。
「私のせいなの、ごめんなさい」
「ルシンダ、黙れ!!」
学園に入学し同じクラスになってからハーヴィーやジェラルドと親しく話をするようになったウェイン。
買い物やお芝居を楽しんだ後食事をして、くだらない冗談を言い合えるようになるのにそれほど時間は掛からなかった。2年生になり同じ生徒会役員になって益々付き合いが深くなったが、家業が忙しくなったハーヴィーと遊ぶ機会は減っていったという。
その代わりではないけれどジェラルドと出かけることが増えたウェインは何度かジェラルドを屋敷に招待した。
「舞い上がっていたんだと思います。ジェラルドからターンブリー侯爵家のことを聞いてからはハーヴィーが忙しいって言ってるのは口実かもしれないと思って」
「ジェラルドはなんて?」
「ご両親からターンブリー侯爵家との付き合いを減らすように言われていたと言ったんです。仕事が忙しいって言ってくれたのはラッキーだった、マーシャル伯爵家なら両親に胸を張って報告できるからと。
それに気付いたハーヴィーが距離を置こうとしてるんだと思って」
「それで横領を手伝ったのですか?」
「初めのいくつかを見落としてしまって⋯⋯その後はなし崩しに。プロムで費用が足りなくなりそうだと聞いて怖くなって学園を辞めました。我が家にはあんな大金払えない」
「ジェラルドがあんな大金を何に使ったかご存知なんでしょう?」
「そ、それは⋯⋯」
「私は知らなかったの、こんなことになるなんて思わなくて」
顔を覆って泣くルシンダだがライラには後悔より恐怖に慄いているだけにしか見えなかった。
「さ、最初の頃の偽の領収書は、その。ジェラルドからル、ルシンダへのプレゼントのだったんだ。でも、途中からは別の女への物で⋯⋯だから、ルシンダは悪くないんだ」
「本当に知らなかったの、お小遣いで買ってくれたプレゼントだって思ってた。まさか生徒会のお金で買ってた物だなんて知らなかったのよ」
「ジェラルドはそれを口実に次々と偽の領収書を作ってきたんだ。その時付き合ってたのは芝居小屋で会った主演女優で、贅沢に慣れてるから金がかかるって。
そいつと別れてからは帳簿の操作はしてないけど、金額が大きすぎてハーヴィーにバレそうになった」
「それで退学を⋯⋯生徒会の役員に選ばれるほど学業を頑張っておられたのに」
ライラの声はいかにもウェインに同情しているように聞こえ、味方を得たマーシャル兄妹と夫人が勢い込んで話しはじめた。
「そう、そうなんだ! マーシャル伯爵家は王宮に出仕している人が多くて、僕もそうなりたいと思っていたのにジェラルドのせいで」
「ウェインは巻き込まれたんですの。このままではこの子の将来が!」
「カーテンを締め切った屋敷に隠れなきゃいけないなんて酷すぎますよね」
(なんて勝手な人たちかしら。自分達は被害者だと思ってるのね)
「あの日の事を教えてもらえませんか?」
「え?」
突然顔色が変わり目を逸らしたウェインは間違いなくあの日学園に来ていたと確信したライラは少し悲しそうな顔で呟いた。
「最近漸くあの日の事を考えられるようになったんです。それでハーヴィーから聞いていたので⋯⋯教えていただければと」
「⋯⋯あの日、ハーヴィーから呼び出されて、帳簿の改竄の事を聞かれました。僕は正直に話したんです、仕方なかったって。
分かったって言ってくれたから、学園にも戻れるようになるはずだったんです。ターンブリー侯爵家やメイヨー公爵家の財力があれば補填なんて簡単だから。
それでも心配になったからもう一度確認しようと思って生徒会室に戻りかけた時、ジェラルドが⋯⋯」
建物の外で言い争う声が聞こえてきたのでそっと覗くとハーヴィーとジェラルドの2人だったと言う。追い縋るように言い募るジェラルドに向かって何度も首を横に振っていたハーヴィーだったが暫くして2人で大階段へと向かって行った。
「大階段の真ん中くらいまで登った時、ジェラルドが突然ハーヴィーの服を引っ張って⋯⋯仰向けに落ちていったんです。すごい音がして、ジェラルドが近付いてポケットから何かを取り出したみたいだった。
その後、下敷きになっていた鞄を持ってジェラルドが階段を駆け上がって来たから隠れたら階段の上から鞄を投げ落として生徒会室へ入って行きました」
「その後、ハーヴィーはどうでした?」
「どうって、そんなの怖くて近付けませんよ。だから、怖くて屋敷に閉じ籠ってるのに⋯⋯もし僕があそこにいたことがバレたら何をされるか!」
「お越しになられていたことに気付かず申し訳ありません。旦那様は出仕しておられまして、今はどなたもおられません」
「ハーヴィー・ターンブリー様の事でお話をお聞きしたくて参りましたの」
「左様でございますか。しかしながら本当に誰も」
「では、王宮へ向かいましょうか? 不慮の事故で亡くなられた侯爵家嫡男の件でお話があると言えば⋯⋯」
「あの、誰もおられませんがそれでも宜しければ」
諦め顔の執事が門の鍵を開けライラ達は漸く屋敷に入ることができた。
カーテンを締め切り外の光が入らない玄関ホールは薄暗くひんやりとしていた。ランプの灯りを頼りに応接室に案内されたライラが埃っぽいソファにそっと座るとノア達が後ろに立った。
「わたくしはウェイン様にお話を伺いたくて参りました。いくつかの会計資料と領収書をハーヴィーから預かっておりますの」
「⋯⋯何のことだか分かりかねますが、お茶の準備をして参ります」
疲れ果てた様子の執事がランプを置いたまま部屋を出て行くとドアの外でヒソヒソと話す声が聞こえてきた。
言い争うような声が次第に大きくなっていき、ドアがバタンと大きく開いた。
「プリンストン嬢、僕はもう学園を退学したんです。放っておいていただけませんか!?」
「お久しぶりでございます。ご機嫌麗しくともお会いできて嬉しいとも言えず残念ですが、お元気でいらっしゃるようで心から安堵致しております」
「この屋敷をご覧になっておいて、よくそんなことが言えますね、元気なわけないでしょう!!」
目を吊り上げて怒鳴るウェインは伸び放題の髪と皺のよった服を着て以前より確実に痩せていた。
今にもつかみかかりそうなウェインの鬼気迫る様子にノアが一歩踏み出した。
「ノア、大丈夫だから。ウェイン様とは落ち着いてお話がしたいと思っているの」
お茶の準備をすると言っていた執事がドアのところから心配そうに覗き込み、その横に蒼白の顔で震える夫人と女の子が立っていた。
「お願い、お兄様をこれ以上追い詰めないで」
「勿論ですわ。わたくしはハーヴィーの遺志を継ぎたいと思っているだけなの」
「ハーヴィー⋯⋯」
「ええ、わたくしの大切な方でしたの。婚約者で親友で家族だった。見る人によって意見は違うかもしれないけれど、公明正大で不器用な人だった」
「ハーヴィーは⋯⋯とても素晴らしい人でした」
「見た目よりも頑固で言い出したら聞かないところがおありだったけど。
なにがあったのか、話していただけないでしょうか?」
「⋯⋯僕は何も知りません」
目を泳がせて尻窄みになっていくウェインの言葉を聞き、今にも泣き出しそうな夫人の横で妹がシクシクと泣き出した。
「私のせいなの、ごめんなさい」
「ルシンダ、黙れ!!」
学園に入学し同じクラスになってからハーヴィーやジェラルドと親しく話をするようになったウェイン。
買い物やお芝居を楽しんだ後食事をして、くだらない冗談を言い合えるようになるのにそれほど時間は掛からなかった。2年生になり同じ生徒会役員になって益々付き合いが深くなったが、家業が忙しくなったハーヴィーと遊ぶ機会は減っていったという。
その代わりではないけれどジェラルドと出かけることが増えたウェインは何度かジェラルドを屋敷に招待した。
「舞い上がっていたんだと思います。ジェラルドからターンブリー侯爵家のことを聞いてからはハーヴィーが忙しいって言ってるのは口実かもしれないと思って」
「ジェラルドはなんて?」
「ご両親からターンブリー侯爵家との付き合いを減らすように言われていたと言ったんです。仕事が忙しいって言ってくれたのはラッキーだった、マーシャル伯爵家なら両親に胸を張って報告できるからと。
それに気付いたハーヴィーが距離を置こうとしてるんだと思って」
「それで横領を手伝ったのですか?」
「初めのいくつかを見落としてしまって⋯⋯その後はなし崩しに。プロムで費用が足りなくなりそうだと聞いて怖くなって学園を辞めました。我が家にはあんな大金払えない」
「ジェラルドがあんな大金を何に使ったかご存知なんでしょう?」
「そ、それは⋯⋯」
「私は知らなかったの、こんなことになるなんて思わなくて」
顔を覆って泣くルシンダだがライラには後悔より恐怖に慄いているだけにしか見えなかった。
「さ、最初の頃の偽の領収書は、その。ジェラルドからル、ルシンダへのプレゼントのだったんだ。でも、途中からは別の女への物で⋯⋯だから、ルシンダは悪くないんだ」
「本当に知らなかったの、お小遣いで買ってくれたプレゼントだって思ってた。まさか生徒会のお金で買ってた物だなんて知らなかったのよ」
「ジェラルドはそれを口実に次々と偽の領収書を作ってきたんだ。その時付き合ってたのは芝居小屋で会った主演女優で、贅沢に慣れてるから金がかかるって。
そいつと別れてからは帳簿の操作はしてないけど、金額が大きすぎてハーヴィーにバレそうになった」
「それで退学を⋯⋯生徒会の役員に選ばれるほど学業を頑張っておられたのに」
ライラの声はいかにもウェインに同情しているように聞こえ、味方を得たマーシャル兄妹と夫人が勢い込んで話しはじめた。
「そう、そうなんだ! マーシャル伯爵家は王宮に出仕している人が多くて、僕もそうなりたいと思っていたのにジェラルドのせいで」
「ウェインは巻き込まれたんですの。このままではこの子の将来が!」
「カーテンを締め切った屋敷に隠れなきゃいけないなんて酷すぎますよね」
(なんて勝手な人たちかしら。自分達は被害者だと思ってるのね)
「あの日の事を教えてもらえませんか?」
「え?」
突然顔色が変わり目を逸らしたウェインは間違いなくあの日学園に来ていたと確信したライラは少し悲しそうな顔で呟いた。
「最近漸くあの日の事を考えられるようになったんです。それでハーヴィーから聞いていたので⋯⋯教えていただければと」
「⋯⋯あの日、ハーヴィーから呼び出されて、帳簿の改竄の事を聞かれました。僕は正直に話したんです、仕方なかったって。
分かったって言ってくれたから、学園にも戻れるようになるはずだったんです。ターンブリー侯爵家やメイヨー公爵家の財力があれば補填なんて簡単だから。
それでも心配になったからもう一度確認しようと思って生徒会室に戻りかけた時、ジェラルドが⋯⋯」
建物の外で言い争う声が聞こえてきたのでそっと覗くとハーヴィーとジェラルドの2人だったと言う。追い縋るように言い募るジェラルドに向かって何度も首を横に振っていたハーヴィーだったが暫くして2人で大階段へと向かって行った。
「大階段の真ん中くらいまで登った時、ジェラルドが突然ハーヴィーの服を引っ張って⋯⋯仰向けに落ちていったんです。すごい音がして、ジェラルドが近付いてポケットから何かを取り出したみたいだった。
その後、下敷きになっていた鞄を持ってジェラルドが階段を駆け上がって来たから隠れたら階段の上から鞄を投げ落として生徒会室へ入って行きました」
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