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結婚からの
二十六
しおりを挟む生まれた国を去って一年。世界情勢怖いことになってます。
多分だけどあの元夫がやらかしてくれた様だ。周辺国を属国にし、従わない国は次々に潰していっている。
こわ、何?ストレス溜まってるの?禿げるよ?
そんな情報を仕入れていたら、横で聞いていた子供達が一言。
「ママが居なくてパパ荒れてるね」
ははははは、乾いた笑いしか出てこないよ。そもそも君達あの人とどうゆう繋がりがあるんだい?
もしかしなくともあの夜別々の部屋で寝たのはアイツが来るのが分かっていてやったのかな?ん?
てかなに?いつの間にアイツのことパパって呼んでんの?父親誰か教えたことないよね?
思わず双子の我が子を見つめるととんでもないことを言われてしまった。
「ママ、ママが嫌がるからパパに連絡入れてないんだよ?」
「それにほら、パパ節操なしでしょ?
また子供が出来たらママ大変でしょ?」
「「それにね?パパの所に居てたらこんな風に色んな所回れないでしょ?」」
息子、娘、お前は親を何だと思っているんだ?
てか連絡って何?そんなこと出来るの?辞めてよね。私はあんなのと一緒に居たくない。
「にい、今パパってどんな様子なの?」
「なんか辺境伯領にある森の中の神殿に行こうとしてるね」
「ふーん。じゃあ捕まるのも時間の問題かなぁ?」
「多分ね。それに僕たちの中に流れてる血にまだ呪いの効果があるからそれを無くしてからまた僕達を創って欲しい」
「そうだね、そうしたら今度こそ皆んなで幸せに暮らせるね」
ぼそぼそと子供達が危険な会話をしているとも知らず次に向かう土地の情報を集めていた。
そういえばこの土地に神殿はあるかと問えば、あると帰ってきた。
だが、別に神様が祀られているわけでもなく、もう何十年と放置されているのだという。
聞けば昔昔邪神を祀っていた神殿なのだとか。
特に悪い事をしている訳でも無く、魔物を生み出していた訳でも無いのだが、正義感と英雄の名を欲しがったものが卑怯な手を使い滅したのだそうだ。
その邪神欲求が物凄く強いがそれ以外は何も無くこの土地の人間は丁寧に崇め祀っていた。
欲と言っても色々あり、その中でも食欲が強く、その土地の料理は物凄く美味しいので有名だったそうだ。
それを何処から知れず来た者達に荒らされたのだから溜まったものではない。
邪神を護ろうとしたが力の差は歴然で農民達は全滅させられたそうだ。
瀕死の状態でそれを見ていることしか出来なかった邪神は、その土地を襲った者達を呪ったそうだ。後世まで続く呪い。解ける事のない強いものを土地の者を滅ぼした全員に。
その子孫は生きては居ないだろうと言われている。
それは呪いの効果が抜群で、病気や不運に見舞われると言うものだったらしい。
もし生き残っている者がいて子孫が生きていても呪いの効果は血に受け継がれるので消える事は無いそうだ。
要はその血が絶えるまで効果的面。その血筋全員死に絶えるまで続く、なんてどんだけ無慈悲な事したんだよ。
話を聞いて神殿を訪れる事にした。途中までは子供達もちゃんと着いて来てくれたのだが、何故か急に怯え出しこれ以上は進みたく無いと言い張った。
無理はいけないかと一度戻り宿で休ませる。
その後一人で神殿に向かえば、故郷にあった神殿と似ている所があった。だけど祭壇は壊され石の塊が転がっていた。
果たしてどの様に神を消滅させたのか。その方法是が非でも聞きたい者である。
今度私に何かしたらあの女神許さん
取り敢えず祭壇があったであろう場所を綺麗に整え入り口からの道も整える。
その後改めて燭台に火を灯してみた。
・・・・何だろう?あの女神の神殿より安心できるんだけど。
折角だからと祈りを捧げその場を去る。勿論燭台の火は消して。
その日は子供達を両脇に抱え眠りについた。
それはもう闇の中に沈んでいくようにずっぷりと
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