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1:状況を把握するだけの簡単なお仕事です[1]
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災害然り、人災然り基本的には向こうからやってくる弊害に対して万全な対策など立てられるはずもない。いつ起こるかどう起こるかなど予測しようがなく、大昔より人類はそれらに翻弄され続ける。
この男の場合も正しくそうであった。
映画に出てくるような特別な人間じゃない。特に人に誇れる生き方をしたわけでも、人と異なる生き方をしたわけでもなかった。それなのに、転機が訪れたのは突然だった。
いつも通りに仕事を終え、さっと入浴を済ませて、夕食がてらに晩酌を楽しみ、明日も早いと眠りにつく_____。華のない独身男の、そんな日々のルーティンに邪魔が入ったのは本当に突然のことだった。
普段と変わらない静かな部屋で缶ビールを片手につまみをつつく。なんの変哲もないマンションの一室。ビールの炭酸が弾ける音が聞こえる静寂の中、不意に声が聞こえたような気がした。聞こえた声は小さなものであったが、遠くから聞こえるものでは無く、近くで囁かれるようなものであった。その声の近さに一瞬テレビの音声かと思ったが部屋のテレビを電源が落とされていることを確認し男は首を傾げる。一人暮らしのさして広くもない部屋を見渡すも音源となりそうなものは何もない。様々な可能性を考察した末、最終的に視線が行き着いたのは薄い布がかけられた姿見だった。
男の部屋に置くものとしてはいささか違和感があるこの鏡は、実家の両親から邪魔だから引き取ってくれと言われた代物である。凝った彫刻に加えてアンティーク調の色味は、色気のないこの部屋で存在が浮いている。場所ばかり取って使わないため、一度売っぱらってしまおうとも考えたがこの姿見は男が物心つく前から実家に置いてあり、それなりに愛着もあるせいで踏ん切りがつかず、結局惰性で手元に残してしまっていた。
そんな鏡になぜ今意識が向いたのか、男自身もわからず再度首をかしげながら再び静まり返った部屋で新しい缶を開ける。プシュっという軽快な音を聞きながら思い切り中身を呷る。喉を通る爽快な感覚、この一杯の為に生きていると言っても過言はないと常々同僚に語る男であったが、この時ばかりはいつもの様に酒を楽しめないでいた。
「__、_____?」
再び近くから人の声。今度は絶対に聞き間違いなどではない。咄嗟に立ち上がり周囲を見渡すものの、狭い部屋に当然自分以外の誰かが居るはずもなく、釈然としない心地を抱えながら、しかしどうすることもできず再び元の位置に腰を下ろす。妙なことが起こるのは連勤明けで疲れているからだろう。そう判断した男が今日はいつもより早めに寝よう、と決意した矢先再び声が耳に届く。
「___おい、何度も無視するな」
薄い掛け布の下、鏡にぼんやりと人影が写っている。怪奇現象じみた信じがたい状況に唖然としていると、それは乱雑に布を払い鏡を渡ってこちら側へやってきた。
舞うように床に落ちていく掛け布をぼんやりと眺めながら真っ先に疑ったのは自分の正気。鏡から人が出てくる荒唐無稽な状態で最も疑わしいのは自分自身であると結論付けるのは何もこの男に限ったことでは無いだろう。
呆然とする男を気にすることもなく我が物顔でずかずかと部屋へと踏み込んできたのは、人形のような人間であった。突然の訪問者が人間だと分かったのは、その人物が動き言葉を交わしているからだ。動かなければ緻密に創り上げられた人形にしか見えない。それほどに整った容姿。美しい容姿の中にまだ幼さが抜けていないところを見るに歳は10代前半といったところだろうか。いつの時代のどこの金持ちだと聞きたくなるような豪華で、まるで舞台の衣装のような衣服を着たその子供は床に座った男を見下ろし、堂々たる態度で仁王立ちになった。
「いきなりで悪いな。単刀直入に言う。こちらの世界で、運命のつがいを見つけた。だからお前、私と代われ」
本当にいきなりだな、と心の中でツッコミを入れながら男は目の前の人物を観察する。白髪……とは言えない独特な銀色の髪。陶器のような真っ白で艶やかな肌に、すっと通った鼻梁。飾るのは嵌め込んだガラス玉のような真っ青な瞳。細く整った眉は少しだけ寄せられ気難しそうな印象を与える。
それが動いているさまは、男の感覚で言うと少々不気味なものであった。腰ほどまである長い銀髪は女性とも男性ともつかない。こんなものが見えてしまうとは、酔っているのか、はたまた疲れがたまっているのか。男は目頭を押さえて一度瞼を強く閉じる。
「お前、聞いているのか?私と入れ替われ、と言っているのだ。何、心配するな。数ヶ月前からお前の行動は観察している。お前の知人に気づかれるようなヘマはしない」
もう一度目を開けた先にも、恐ろしいほど整った顔立ちがあり、一周回って冷静になってくる。冷静になったのでその子供の言い分を聞いてみるものの、さっぱり意味が分からず男には首を傾げることしかできない。入れ替わるとは一体どういうことだろうか。一体何を入れ替えるつもりなのだろうか。明らかに良いところのお坊ちゃんに何かを入れ替えさせるような大層なもの持ち合わせていないと心の片隅でぼやく。
「必要そうな情報は全て向こうに揃えてある。うまく使ってあちらではお前の望む通り好きに生きれば良い。健闘を祈る」
向こう?向こうとは一体どこを指しているのだろうか。鏡渡りをしてくるぐらいだからもしかすると死後の世界なのかもしれない。
「……あぁ、それからくれぐれも周りに悟らせるなよ。酷い目に遭いたくなければな」
ふと、思い出したように付け足された言葉に、何か脅されている事は解るがいかせん状況が掴めず、ぼんやりとしているところで突然手首を掴まれる。かと思えば骨が軋む程に強く握られ、突拍子のない行動に思考がついていかず狼狽する。とりあえず振り解こう、そう思って握られている手に力を込めた瞬間、一瞬寒気が走って男は手が触れ合っている場所を出口に自分の体から何かが流れ出す感覚を感じる。
尋常じゃない。すぐに逃げよう。しかしその意思が体に伝達する事はなく、体が重くなっていく。意識が深く落ちていくような感覚を味わいながら、抗えない強烈な眠気に堪らず瞼を下ろした。
次に目が覚めた時、見知らぬ天井が自分を出迎えた。
男がカルテリア王国第二王子、フォルティア・スカルノート・カルテリアとして目覚めた初めての朝だった。
この男の場合も正しくそうであった。
映画に出てくるような特別な人間じゃない。特に人に誇れる生き方をしたわけでも、人と異なる生き方をしたわけでもなかった。それなのに、転機が訪れたのは突然だった。
いつも通りに仕事を終え、さっと入浴を済ませて、夕食がてらに晩酌を楽しみ、明日も早いと眠りにつく_____。華のない独身男の、そんな日々のルーティンに邪魔が入ったのは本当に突然のことだった。
普段と変わらない静かな部屋で缶ビールを片手につまみをつつく。なんの変哲もないマンションの一室。ビールの炭酸が弾ける音が聞こえる静寂の中、不意に声が聞こえたような気がした。聞こえた声は小さなものであったが、遠くから聞こえるものでは無く、近くで囁かれるようなものであった。その声の近さに一瞬テレビの音声かと思ったが部屋のテレビを電源が落とされていることを確認し男は首を傾げる。一人暮らしのさして広くもない部屋を見渡すも音源となりそうなものは何もない。様々な可能性を考察した末、最終的に視線が行き着いたのは薄い布がかけられた姿見だった。
男の部屋に置くものとしてはいささか違和感があるこの鏡は、実家の両親から邪魔だから引き取ってくれと言われた代物である。凝った彫刻に加えてアンティーク調の色味は、色気のないこの部屋で存在が浮いている。場所ばかり取って使わないため、一度売っぱらってしまおうとも考えたがこの姿見は男が物心つく前から実家に置いてあり、それなりに愛着もあるせいで踏ん切りがつかず、結局惰性で手元に残してしまっていた。
そんな鏡になぜ今意識が向いたのか、男自身もわからず再度首をかしげながら再び静まり返った部屋で新しい缶を開ける。プシュっという軽快な音を聞きながら思い切り中身を呷る。喉を通る爽快な感覚、この一杯の為に生きていると言っても過言はないと常々同僚に語る男であったが、この時ばかりはいつもの様に酒を楽しめないでいた。
「__、_____?」
再び近くから人の声。今度は絶対に聞き間違いなどではない。咄嗟に立ち上がり周囲を見渡すものの、狭い部屋に当然自分以外の誰かが居るはずもなく、釈然としない心地を抱えながら、しかしどうすることもできず再び元の位置に腰を下ろす。妙なことが起こるのは連勤明けで疲れているからだろう。そう判断した男が今日はいつもより早めに寝よう、と決意した矢先再び声が耳に届く。
「___おい、何度も無視するな」
薄い掛け布の下、鏡にぼんやりと人影が写っている。怪奇現象じみた信じがたい状況に唖然としていると、それは乱雑に布を払い鏡を渡ってこちら側へやってきた。
舞うように床に落ちていく掛け布をぼんやりと眺めながら真っ先に疑ったのは自分の正気。鏡から人が出てくる荒唐無稽な状態で最も疑わしいのは自分自身であると結論付けるのは何もこの男に限ったことでは無いだろう。
呆然とする男を気にすることもなく我が物顔でずかずかと部屋へと踏み込んできたのは、人形のような人間であった。突然の訪問者が人間だと分かったのは、その人物が動き言葉を交わしているからだ。動かなければ緻密に創り上げられた人形にしか見えない。それほどに整った容姿。美しい容姿の中にまだ幼さが抜けていないところを見るに歳は10代前半といったところだろうか。いつの時代のどこの金持ちだと聞きたくなるような豪華で、まるで舞台の衣装のような衣服を着たその子供は床に座った男を見下ろし、堂々たる態度で仁王立ちになった。
「いきなりで悪いな。単刀直入に言う。こちらの世界で、運命のつがいを見つけた。だからお前、私と代われ」
本当にいきなりだな、と心の中でツッコミを入れながら男は目の前の人物を観察する。白髪……とは言えない独特な銀色の髪。陶器のような真っ白で艶やかな肌に、すっと通った鼻梁。飾るのは嵌め込んだガラス玉のような真っ青な瞳。細く整った眉は少しだけ寄せられ気難しそうな印象を与える。
それが動いているさまは、男の感覚で言うと少々不気味なものであった。腰ほどまである長い銀髪は女性とも男性ともつかない。こんなものが見えてしまうとは、酔っているのか、はたまた疲れがたまっているのか。男は目頭を押さえて一度瞼を強く閉じる。
「お前、聞いているのか?私と入れ替われ、と言っているのだ。何、心配するな。数ヶ月前からお前の行動は観察している。お前の知人に気づかれるようなヘマはしない」
もう一度目を開けた先にも、恐ろしいほど整った顔立ちがあり、一周回って冷静になってくる。冷静になったのでその子供の言い分を聞いてみるものの、さっぱり意味が分からず男には首を傾げることしかできない。入れ替わるとは一体どういうことだろうか。一体何を入れ替えるつもりなのだろうか。明らかに良いところのお坊ちゃんに何かを入れ替えさせるような大層なもの持ち合わせていないと心の片隅でぼやく。
「必要そうな情報は全て向こうに揃えてある。うまく使ってあちらではお前の望む通り好きに生きれば良い。健闘を祈る」
向こう?向こうとは一体どこを指しているのだろうか。鏡渡りをしてくるぐらいだからもしかすると死後の世界なのかもしれない。
「……あぁ、それからくれぐれも周りに悟らせるなよ。酷い目に遭いたくなければな」
ふと、思い出したように付け足された言葉に、何か脅されている事は解るがいかせん状況が掴めず、ぼんやりとしているところで突然手首を掴まれる。かと思えば骨が軋む程に強く握られ、突拍子のない行動に思考がついていかず狼狽する。とりあえず振り解こう、そう思って握られている手に力を込めた瞬間、一瞬寒気が走って男は手が触れ合っている場所を出口に自分の体から何かが流れ出す感覚を感じる。
尋常じゃない。すぐに逃げよう。しかしその意思が体に伝達する事はなく、体が重くなっていく。意識が深く落ちていくような感覚を味わいながら、抗えない強烈な眠気に堪らず瞼を下ろした。
次に目が覚めた時、見知らぬ天井が自分を出迎えた。
男がカルテリア王国第二王子、フォルティア・スカルノート・カルテリアとして目覚めた初めての朝だった。
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