46 / 49
第2章〜クルムテント王立学園〜
第41話〜ゴーレムの惨劇〜
しおりを挟む
クルムテント王立学園。そこに位置するダンジョンでは、今魔物たちが溢れかえっていた。
何故それが起こってしまっているのか。それは、この迷宮が、【暴走】、件、進化している為だ。
そんな迷宮の中で、魔物たちもまた、繁殖力以外にも、全体的に進化していた。ゴブリンは、ボブゴブリンに、ウルフはワイルドウルフになど、魔物によってそれは様々だ。
更にここ、4階層はただでさえ元々、魔物の繁殖が早い。1階層が洞窟、2階層が地底湖、3階層が大規模なジャングルなら、ここは魔物たちが生存を常に争う完全な弱肉強食エリアと言えた。
4階層は、荒野エリア。弱い魔物も強い魔物も、逃げ隠れすることが出来ない。それが、更にその生存戦争を煽っていた。
そして、そこにはこの迷宮が進化して、恐らくたった一週間程度で、人間と同じように言語を有する者なども現れていた。
sideロックリザードマン
「上の階層で、高度な爆発が起こったらしい。」
「本当か!?」
「あぁ。偵察部隊が大規模な魔力の放流を感じたとかで、上の階層へ向かったそうだが、そこはただ地獄で、あの森の原型を留めていなかったらしい。」
信じられなそうに俺のことを見る弟だが、実際そうだった。俺も信じられなかったが、あの広大な森が一瞬で消えたんだ。恐らく人間どもの・・・。
「俺たちもこのままじゃ殺られるかもしれねぇ。下の階層に進出するべきだと俺は思う。」
「馬鹿野郎!そんなことしたら確実に俺たちは死ぬ。あそこに何がいるか分かってんのか!?」
それでもやらないといけねぇ。例え、あそこがここよりも地獄でも、少しでも生き残る為に。
ロックリザードマンは、ミスリル以上の剣を使わなければ貫通しない硬い皮膚と、殆どの間仲間と共に行動し、そして連携が得意とする魔物のため、A+級の魔物となっているが、5階層、火山地帯では、S級の魔物が当たり前のように出現する。上に行くのはまだしも、下に行くのは死ぬと同義。それをこの魔物も、いやこのダンジョンの全ての魔物の共通の認識だった。
生まれながらにして、まるで、何者かに植え付けられたような生き物的な感。それを疑うものはいた。だからこそ、下へ行った家族や友人もいたが、全員帰ってこなかった。あそこはヤバい。だが、その残された道に縋るしかない。
俺の目を見て本気だと思ったのか、弟は俺から目を逸らした。
「お、俺は行けねぇ。いや、行かねぇ。と言うか本当にここにそれをした奴が来るのか?それすら分かんねぇのにそんなこと真っ平御免だ。し、死ぬんなら兄貴だけでやってくれ。」
こいつは臆病だ。確実に何処までも。俺たちは、この階層の王者。王者だからこそプライドがあるが、こいつにはない。俺の中からふつふつと弟へ怒りが溜まっていく。
「そ、そうだ。兄貴が先に見に行ってくれよ!その後大丈夫そうだったら俺たちもグベェッ!!」
俺は遂に収まりが効かなくなって殴った。初めて俺は家族を、同胞を殴った。信じられないような目で俺を見る弟。その目にはもうひとつの念があったのを感じて、俺は言い放つ。
「何を怖がっている!貴様はそれでも誇り高きリザードマンか!?我らは王者!未知の敵に恐れ、対抗する気持ちすら浮かばないお前など、リザードマンの恥さらしでしかない!!」
「な、何だよ!兄貴だってその未知の敵から逃げようとしているじゃないか!」
「逃げるのではない撤退だ!決して敵に屈することは無い!今は難しくとも、下へ行って俺たちはまた進化する!そして、全てをいつか制するのだ!」
今から少し前、俺たちはただの小規模な、リザードマンだった。それがこの何日かでここまで急成長したのだ。望みは薄いが、俺たちならそれがやれる。いや、やってみせる。
「・・・む、無理だよ。それに長老が許してくれない。兄貴みたいに考える者も出てくるかもしれないけど、難しいんだ。」
「ッ!この分からず(や!!)」
ドガァァン!!!
「「!!?」」
今の爆発音、それにこの魔力の放流は、上の階層で僅かに残っていた物!!
「大変だーー!!今すぐ逃げろーー!!集落が攻撃されている!!」
外では同胞の声が響いている。クソッ!よりにもよって俺たちからか!!
俺はすぐさま弟を置いて、外へ飛び出した。
「何だ・・・これは・・・。」
そこには集落の様々な場所から燃え盛る火の粉が飛び、同胞達の悲鳴が木霊していた。
「これはトラウマもんだな・・・。」
『ピピピ。対象感知。殺戮を開始します。』
「!?」
左の方からその音が聞こえた瞬間、俺はとてつもない命の危機を感じて、後ろに飛び退いた。そして、俺が先程までいた地面には大きな斬撃跡が残り、俺たちの集落を攻撃していた存在が現れる。それは黒炎の色をしたゴーレムだった。
「鑑定!!」
そして、直ぐに俺はそのゴーレムへ鑑定を使う。魔力の消費は少し高いが、しょうがなかった。確実に俺よりもこの岩の塊の方が強かったから。だが、それは後悔へと変わる。
【武神ゴーレム】Lv100
ステータス
体力10000
攻撃200000
防御0
素早さ30000
知能0
魔力0
魔防0
気力100000
オートスキル
【見切りの極意】敵の攻撃を受け流すことが出来る。成功すると、ダメージ判定ゼロとなる。
「馬鹿な!!?」
Lv100のゴーレムだと!?それに有り得ないほどステータスに偏りがある。この階層にいたゴーレムはせいぜいLv60程度。それにステータスはこんなおかしな数字になっていなかった。
『ピピ。対象の回避を確認。速やかな排除を優先。統括ゴーレムへ連絡。直ぐに素早さにバフをかけることを要求します。』
その音が聞こえた瞬間、何かが、ゴーレム頭上へ落ちる。何か不味い気がして俺はもう一度鑑定を使った。
【武神ゴーレム】Lv100
ステータス
体力10000
攻撃200000
防御0
素早さ30000→60000
知能0
魔力0
魔防0
気力100000
オートスキル
【見切りの極意】敵の攻撃を受け流すことが出来る。成功すると、ダメージ判定ゼロとなる。
素早さが2倍になっているだと!?まず・・・!
『対象を排除します。』
その時には、俺の目の前に大剣が迫っていた。
何故それが起こってしまっているのか。それは、この迷宮が、【暴走】、件、進化している為だ。
そんな迷宮の中で、魔物たちもまた、繁殖力以外にも、全体的に進化していた。ゴブリンは、ボブゴブリンに、ウルフはワイルドウルフになど、魔物によってそれは様々だ。
更にここ、4階層はただでさえ元々、魔物の繁殖が早い。1階層が洞窟、2階層が地底湖、3階層が大規模なジャングルなら、ここは魔物たちが生存を常に争う完全な弱肉強食エリアと言えた。
4階層は、荒野エリア。弱い魔物も強い魔物も、逃げ隠れすることが出来ない。それが、更にその生存戦争を煽っていた。
そして、そこにはこの迷宮が進化して、恐らくたった一週間程度で、人間と同じように言語を有する者なども現れていた。
sideロックリザードマン
「上の階層で、高度な爆発が起こったらしい。」
「本当か!?」
「あぁ。偵察部隊が大規模な魔力の放流を感じたとかで、上の階層へ向かったそうだが、そこはただ地獄で、あの森の原型を留めていなかったらしい。」
信じられなそうに俺のことを見る弟だが、実際そうだった。俺も信じられなかったが、あの広大な森が一瞬で消えたんだ。恐らく人間どもの・・・。
「俺たちもこのままじゃ殺られるかもしれねぇ。下の階層に進出するべきだと俺は思う。」
「馬鹿野郎!そんなことしたら確実に俺たちは死ぬ。あそこに何がいるか分かってんのか!?」
それでもやらないといけねぇ。例え、あそこがここよりも地獄でも、少しでも生き残る為に。
ロックリザードマンは、ミスリル以上の剣を使わなければ貫通しない硬い皮膚と、殆どの間仲間と共に行動し、そして連携が得意とする魔物のため、A+級の魔物となっているが、5階層、火山地帯では、S級の魔物が当たり前のように出現する。上に行くのはまだしも、下に行くのは死ぬと同義。それをこの魔物も、いやこのダンジョンの全ての魔物の共通の認識だった。
生まれながらにして、まるで、何者かに植え付けられたような生き物的な感。それを疑うものはいた。だからこそ、下へ行った家族や友人もいたが、全員帰ってこなかった。あそこはヤバい。だが、その残された道に縋るしかない。
俺の目を見て本気だと思ったのか、弟は俺から目を逸らした。
「お、俺は行けねぇ。いや、行かねぇ。と言うか本当にここにそれをした奴が来るのか?それすら分かんねぇのにそんなこと真っ平御免だ。し、死ぬんなら兄貴だけでやってくれ。」
こいつは臆病だ。確実に何処までも。俺たちは、この階層の王者。王者だからこそプライドがあるが、こいつにはない。俺の中からふつふつと弟へ怒りが溜まっていく。
「そ、そうだ。兄貴が先に見に行ってくれよ!その後大丈夫そうだったら俺たちもグベェッ!!」
俺は遂に収まりが効かなくなって殴った。初めて俺は家族を、同胞を殴った。信じられないような目で俺を見る弟。その目にはもうひとつの念があったのを感じて、俺は言い放つ。
「何を怖がっている!貴様はそれでも誇り高きリザードマンか!?我らは王者!未知の敵に恐れ、対抗する気持ちすら浮かばないお前など、リザードマンの恥さらしでしかない!!」
「な、何だよ!兄貴だってその未知の敵から逃げようとしているじゃないか!」
「逃げるのではない撤退だ!決して敵に屈することは無い!今は難しくとも、下へ行って俺たちはまた進化する!そして、全てをいつか制するのだ!」
今から少し前、俺たちはただの小規模な、リザードマンだった。それがこの何日かでここまで急成長したのだ。望みは薄いが、俺たちならそれがやれる。いや、やってみせる。
「・・・む、無理だよ。それに長老が許してくれない。兄貴みたいに考える者も出てくるかもしれないけど、難しいんだ。」
「ッ!この分からず(や!!)」
ドガァァン!!!
「「!!?」」
今の爆発音、それにこの魔力の放流は、上の階層で僅かに残っていた物!!
「大変だーー!!今すぐ逃げろーー!!集落が攻撃されている!!」
外では同胞の声が響いている。クソッ!よりにもよって俺たちからか!!
俺はすぐさま弟を置いて、外へ飛び出した。
「何だ・・・これは・・・。」
そこには集落の様々な場所から燃え盛る火の粉が飛び、同胞達の悲鳴が木霊していた。
「これはトラウマもんだな・・・。」
『ピピピ。対象感知。殺戮を開始します。』
「!?」
左の方からその音が聞こえた瞬間、俺はとてつもない命の危機を感じて、後ろに飛び退いた。そして、俺が先程までいた地面には大きな斬撃跡が残り、俺たちの集落を攻撃していた存在が現れる。それは黒炎の色をしたゴーレムだった。
「鑑定!!」
そして、直ぐに俺はそのゴーレムへ鑑定を使う。魔力の消費は少し高いが、しょうがなかった。確実に俺よりもこの岩の塊の方が強かったから。だが、それは後悔へと変わる。
【武神ゴーレム】Lv100
ステータス
体力10000
攻撃200000
防御0
素早さ30000
知能0
魔力0
魔防0
気力100000
オートスキル
【見切りの極意】敵の攻撃を受け流すことが出来る。成功すると、ダメージ判定ゼロとなる。
「馬鹿な!!?」
Lv100のゴーレムだと!?それに有り得ないほどステータスに偏りがある。この階層にいたゴーレムはせいぜいLv60程度。それにステータスはこんなおかしな数字になっていなかった。
『ピピ。対象の回避を確認。速やかな排除を優先。統括ゴーレムへ連絡。直ぐに素早さにバフをかけることを要求します。』
その音が聞こえた瞬間、何かが、ゴーレム頭上へ落ちる。何か不味い気がして俺はもう一度鑑定を使った。
【武神ゴーレム】Lv100
ステータス
体力10000
攻撃200000
防御0
素早さ30000→60000
知能0
魔力0
魔防0
気力100000
オートスキル
【見切りの極意】敵の攻撃を受け流すことが出来る。成功すると、ダメージ判定ゼロとなる。
素早さが2倍になっているだと!?まず・・・!
『対象を排除します。』
その時には、俺の目の前に大剣が迫っていた。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしにしか懐かない龍神の子供(?)を拾いました~可愛いんで育てたいと思います
あきた
ファンタジー
明治大正風味のファンタジー恋愛もの。
化物みたいな能力を持ったせいでいじめられていたキイロは、強引に知らない家へ嫁入りすることに。
所が嫁入り先は火事だし、なんか子供を拾ってしまうしで、友人宅へ一旦避難。
親もいなさそうだし子供は私が育てようかな、どうせすぐに離縁されるだろうし。
そう呑気に考えていたキイロ、ところが嫁ぎ先の夫はキイロが行方不明で発狂寸前。
実は夫になる『薄氷の君』と呼ばれる銀髪の軍人、やんごとなき御家柄のしかも軍でも出世頭。
おまけに超美形。その彼はキイロに夢中。どうやら過去になにかあったようなのだが。
そしてその彼は、怒ったらとんでもない存在になってしまって。
※タイトルはそのうち変更するかもしれません※
※お気に入り登録お願いします!※
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる