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番外編
ひめごとびより 18日目
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俺自身が気持ちよくなるのも勿論嬉しいけど、レニたんを悦ばせてる時の方がめちゃくちゃ楽しい。
ベストは2人一緒に繋がって2人で愉しむことだけど、今はちょっと難しいもんね。
だったら、普段いろんなことを我慢しなきゃいけなくなってるレニたんに色々してあげたい。WIN-WINでしょ。
俺はレニたんの乳首を両手で撫でたり摘んだり、時々クリクリ捏ね回したりしながら弄り、滑らかな肌に思い切り顔を埋めて頬ずりした。レニたん、ほんといい匂いする。レニたん自身が赤ちゃんみたいなあまーいミルクの匂い。
自分でも変態ぽいと思うけど、こればっかりはやめられない。やってみれば絶対俺の気持ちわかると思うけど、誰にもさせてあげないから、俺にしかわからなくていい。むしろ、知った奴はこの世から消えてもらう。
白い肌に、キスマークを落とそうと吸い付いたら、レニたんが『だめぇ』と声を上げた。胸の方かと思いきや、こっち?
「これから、赤ちゃんの検診のために、母上とか医者にお腹見られるから……っ。跡のこしちゃヤダぁ……!」
おうっ、それは確かにレニたんには耐え難い羞恥だろう。エッチ中にイヤとかダメとかいうのはスパイスみたいなものだけど、これはダメなやつ。ベイビー関連でレニたんが感じるマイナスは極限まで減らさないと。
でも、キスマークもだめなんだ……マジか……何だかショック。何なら、暫くエッチできないとか挿れちゃダメとか言われた時より全然ショックかも。
「……ったく……しょうがないやつだな……」
ションボリした俺に気付いたのか、レニたんは手を伸ばして俺に抱き着いて来た。そして、上体を起こすと俺の首筋に思い切り噛みつく。
「うわ、いたっ!何!?」
ガチで、ガブって言った気がする。血!血ィ出るって!
一体何事!?レニたんいきなり吸血衝動にでも駆られちゃった!?アレか、妊婦さんは貧血気味になりやすいから体が鉄を求めて固いものを齧りたくなるとか、そういう?
レニたんは噛みついた跡をペロペロ舌で舐めて、滲んでくる血を綺麗にしてくれる。衝撃だったけど、傷自体はそこまで深くなかったみたいで、血はすぐに止まった。歯型だけは、ガッチリ残ってるけど。
「お前が付けられないなら、俺が付けてやるから。……それなら、寂しくないだろ?」
そう言ったレニたんは、もう完全に小悪魔だった。セクシーな尻尾が見えたみたいな気がしたね。
もう、何なのこの子。どこまでエロスクイーンに進化するつもり?そんな純白の透け透けキャミの胸元を更に唾液で透け透けにしてする表情じゃないでしょ。こんなけしからん妊婦さんいていいのか、まじで。
ガッチリ残った歯型は、多分10日は消えないと思う。キスマークじゃなく歯型ってところが、意外に強い独占欲を醸し出してるなぁ。絶対に浮気なんかしないんだけど、牽制されてる気が。
そう思うと、もうめちゃくちゃにときめく。レニたんが!あの塩だったレニたんが、俺と結ばれて赤ちゃんできて、おまけに浮気を心配して所有印までつけてくれるようになったんだよ!?
もう、感動と喜びで胸はち切れそう。さっきまで萎んでた気持ちが、パンパンに膨らんじゃうよ。
「レニたん……!好き!愛してる!抱いて!」
思わず俺が激情のままに叫ぶと、レニたんはキョトンという顔をした。
「なるほど、その手があったか」
「え」
「俺に突っ込むのはダメだけど、俺がお前に挿れるのはアリだもんな。全然気づかなかった」
「ちょ、レニたん?」
レニたんは、どうやら俺の『抱いて! 』という言葉を真正面から受け止めてしまったみたいだ。元ネタがわからないから、そうなっても仕方ないけど、恐ろしすぎる!誤解です!
「俺、全然考えたことなかったけど、頑張る!」
レニたんは両手を拳に握って、フンスとやる気を漲らせた。ひいい。
「待って、レニたん。誤解だから。言葉のあやってものでね、本気でレニたんに抱かれたいとかそう言う願望は」
「大丈夫、ケツも慣れるとめちゃくちゃ気持ちいいから。時々、前で感じるよりすっごいって思うときあるし」
それはお褒めの言葉なの!?こんな形で聞きたくなかった!(涙)
やめてレニたん、やる気を出さないで!マジでダメだから!俺のケツの処女はあげられないから!
「優しくするから……怖がるなよ、アーネスト。俺がヤらせてあげられない間に余所見したくならないように、俺なしじゃいられない体にしてやる」
まさかレニたんにこんなに恐怖を感じる日がこようとは。レニたん、セクシーランジェリー姿でその男前晒すの、どうかと思う!
同人誌とかでたまに見かける、男の娘にエッチ目的で近付いたら逆に食べられちゃう系の匂いがする。
レニたんのお願いは何でも叶えてあげたいけど、これだけは、これだけはダメです!
じりじりと後ろに逃げる俺を、レニたんは雌豹のポーズでじりじりと迫りながら追いかける。
寄せられたちっぱいの谷間がキャミソールの隙間からいいアングルで見えてるし、表情もハンターのそれでものすごくセクシーなんだけど、それが俺を食べようとしてるが故かと思うと恐ろしい。
しかも、身重のレニたんを手荒に扱うことなんか絶対にできないから、抵抗も難しい。これは、覚悟決めなきゃいけないやつなの!?
レニたんはぴょん、と軽く飛び上がるように俺の方に飛び込んできた。俺は慌ててレニたんの体を抱き留めようとして、そのまま上に圧し掛かられる。絶体絶命。
「マリクから、いいもの貰ってるんだ。すっごく気持ちよくなれるローションなんだって。初めての時は、慣らしてないとちょっときついけど、これがあればいけるだろ」
てめぇ、マリク!余計なことしやがって!!!なんて奴だ、お前ってやつは!
マリクが『ごめーん』と、全然悪いと思ってない顔で謝る姿が見える。後でおぼえてろ……!!!!
我ながら理不尽すぎる叫びを心の中で叫びながら涙目になりそうになっていると、レニたんがふるふると肩を震わせた。
「――――――――冗談だよ、バーカ」
レニたんはふふっ、と笑い声を漏らしながらそう言った。え、冗談?
「いくらなんでも、子供の父親に突っ込むのはない。そもそも、お前が妊娠したら困るから、男相手でお前が後ろを使うのは禁止だろ」
はっ!
王族の男は、他国に嫁ぐ場合を除いて、特別な許可がない限り後ろを使うのは禁じられているんだよね。あんまりにもレニたんがエロス過ぎてぶっ飛んでたわ。
「慌ててるお前、珍しくて可愛かった。たまにはいいな」
「よくないよ、レニたん……」
「まあまあ。このローション、使っていいからさ。いつもと違うの、してくれるんだろ……?」
小悪魔レニたんは、小瓶をチラつかせながら俺を誘惑した。
俺はプチン、と何かが切れたのを感じて、力加減を調節しつつもレニたんに襲い掛かる。
ほんと、どこでこういうの覚えて来るの。天才なの?
その後、俺はローションでドロドロになったレニたんに素股してもらったり、それ以外にもあんなことやこんなことを色々と楽しんだ。
わかってたけど、妊娠期間中も、エッチの方は全く問題ないね。むしろ今後のプレイに幅が出そう。
翌日、俺はレニたんの歯形を見てことあるごとにニヤニヤし、周囲からドン引かれることになる。
まあ、この幸福感に比べたら些細なことだけどね!
ベストは2人一緒に繋がって2人で愉しむことだけど、今はちょっと難しいもんね。
だったら、普段いろんなことを我慢しなきゃいけなくなってるレニたんに色々してあげたい。WIN-WINでしょ。
俺はレニたんの乳首を両手で撫でたり摘んだり、時々クリクリ捏ね回したりしながら弄り、滑らかな肌に思い切り顔を埋めて頬ずりした。レニたん、ほんといい匂いする。レニたん自身が赤ちゃんみたいなあまーいミルクの匂い。
自分でも変態ぽいと思うけど、こればっかりはやめられない。やってみれば絶対俺の気持ちわかると思うけど、誰にもさせてあげないから、俺にしかわからなくていい。むしろ、知った奴はこの世から消えてもらう。
白い肌に、キスマークを落とそうと吸い付いたら、レニたんが『だめぇ』と声を上げた。胸の方かと思いきや、こっち?
「これから、赤ちゃんの検診のために、母上とか医者にお腹見られるから……っ。跡のこしちゃヤダぁ……!」
おうっ、それは確かにレニたんには耐え難い羞恥だろう。エッチ中にイヤとかダメとかいうのはスパイスみたいなものだけど、これはダメなやつ。ベイビー関連でレニたんが感じるマイナスは極限まで減らさないと。
でも、キスマークもだめなんだ……マジか……何だかショック。何なら、暫くエッチできないとか挿れちゃダメとか言われた時より全然ショックかも。
「……ったく……しょうがないやつだな……」
ションボリした俺に気付いたのか、レニたんは手を伸ばして俺に抱き着いて来た。そして、上体を起こすと俺の首筋に思い切り噛みつく。
「うわ、いたっ!何!?」
ガチで、ガブって言った気がする。血!血ィ出るって!
一体何事!?レニたんいきなり吸血衝動にでも駆られちゃった!?アレか、妊婦さんは貧血気味になりやすいから体が鉄を求めて固いものを齧りたくなるとか、そういう?
レニたんは噛みついた跡をペロペロ舌で舐めて、滲んでくる血を綺麗にしてくれる。衝撃だったけど、傷自体はそこまで深くなかったみたいで、血はすぐに止まった。歯型だけは、ガッチリ残ってるけど。
「お前が付けられないなら、俺が付けてやるから。……それなら、寂しくないだろ?」
そう言ったレニたんは、もう完全に小悪魔だった。セクシーな尻尾が見えたみたいな気がしたね。
もう、何なのこの子。どこまでエロスクイーンに進化するつもり?そんな純白の透け透けキャミの胸元を更に唾液で透け透けにしてする表情じゃないでしょ。こんなけしからん妊婦さんいていいのか、まじで。
ガッチリ残った歯型は、多分10日は消えないと思う。キスマークじゃなく歯型ってところが、意外に強い独占欲を醸し出してるなぁ。絶対に浮気なんかしないんだけど、牽制されてる気が。
そう思うと、もうめちゃくちゃにときめく。レニたんが!あの塩だったレニたんが、俺と結ばれて赤ちゃんできて、おまけに浮気を心配して所有印までつけてくれるようになったんだよ!?
もう、感動と喜びで胸はち切れそう。さっきまで萎んでた気持ちが、パンパンに膨らんじゃうよ。
「レニたん……!好き!愛してる!抱いて!」
思わず俺が激情のままに叫ぶと、レニたんはキョトンという顔をした。
「なるほど、その手があったか」
「え」
「俺に突っ込むのはダメだけど、俺がお前に挿れるのはアリだもんな。全然気づかなかった」
「ちょ、レニたん?」
レニたんは、どうやら俺の『抱いて! 』という言葉を真正面から受け止めてしまったみたいだ。元ネタがわからないから、そうなっても仕方ないけど、恐ろしすぎる!誤解です!
「俺、全然考えたことなかったけど、頑張る!」
レニたんは両手を拳に握って、フンスとやる気を漲らせた。ひいい。
「待って、レニたん。誤解だから。言葉のあやってものでね、本気でレニたんに抱かれたいとかそう言う願望は」
「大丈夫、ケツも慣れるとめちゃくちゃ気持ちいいから。時々、前で感じるよりすっごいって思うときあるし」
それはお褒めの言葉なの!?こんな形で聞きたくなかった!(涙)
やめてレニたん、やる気を出さないで!マジでダメだから!俺のケツの処女はあげられないから!
「優しくするから……怖がるなよ、アーネスト。俺がヤらせてあげられない間に余所見したくならないように、俺なしじゃいられない体にしてやる」
まさかレニたんにこんなに恐怖を感じる日がこようとは。レニたん、セクシーランジェリー姿でその男前晒すの、どうかと思う!
同人誌とかでたまに見かける、男の娘にエッチ目的で近付いたら逆に食べられちゃう系の匂いがする。
レニたんのお願いは何でも叶えてあげたいけど、これだけは、これだけはダメです!
じりじりと後ろに逃げる俺を、レニたんは雌豹のポーズでじりじりと迫りながら追いかける。
寄せられたちっぱいの谷間がキャミソールの隙間からいいアングルで見えてるし、表情もハンターのそれでものすごくセクシーなんだけど、それが俺を食べようとしてるが故かと思うと恐ろしい。
しかも、身重のレニたんを手荒に扱うことなんか絶対にできないから、抵抗も難しい。これは、覚悟決めなきゃいけないやつなの!?
レニたんはぴょん、と軽く飛び上がるように俺の方に飛び込んできた。俺は慌ててレニたんの体を抱き留めようとして、そのまま上に圧し掛かられる。絶体絶命。
「マリクから、いいもの貰ってるんだ。すっごく気持ちよくなれるローションなんだって。初めての時は、慣らしてないとちょっときついけど、これがあればいけるだろ」
てめぇ、マリク!余計なことしやがって!!!なんて奴だ、お前ってやつは!
マリクが『ごめーん』と、全然悪いと思ってない顔で謝る姿が見える。後でおぼえてろ……!!!!
我ながら理不尽すぎる叫びを心の中で叫びながら涙目になりそうになっていると、レニたんがふるふると肩を震わせた。
「――――――――冗談だよ、バーカ」
レニたんはふふっ、と笑い声を漏らしながらそう言った。え、冗談?
「いくらなんでも、子供の父親に突っ込むのはない。そもそも、お前が妊娠したら困るから、男相手でお前が後ろを使うのは禁止だろ」
はっ!
王族の男は、他国に嫁ぐ場合を除いて、特別な許可がない限り後ろを使うのは禁じられているんだよね。あんまりにもレニたんがエロス過ぎてぶっ飛んでたわ。
「慌ててるお前、珍しくて可愛かった。たまにはいいな」
「よくないよ、レニたん……」
「まあまあ。このローション、使っていいからさ。いつもと違うの、してくれるんだろ……?」
小悪魔レニたんは、小瓶をチラつかせながら俺を誘惑した。
俺はプチン、と何かが切れたのを感じて、力加減を調節しつつもレニたんに襲い掛かる。
ほんと、どこでこういうの覚えて来るの。天才なの?
その後、俺はローションでドロドロになったレニたんに素股してもらったり、それ以外にもあんなことやこんなことを色々と楽しんだ。
わかってたけど、妊娠期間中も、エッチの方は全く問題ないね。むしろ今後のプレイに幅が出そう。
翌日、俺はレニたんの歯形を見てことあるごとにニヤニヤし、周囲からドン引かれることになる。
まあ、この幸福感に比べたら些細なことだけどね!
応援ありがとうございます!
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