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闘技大会編
休息、そして最終戦
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彰が闘技大会で優勝を決め、チャンピオンへの挑戦権を手に入れたその翌日、彰達一行は当然の如く闘技場へとやって来ていた。
そして、今日の主役である彰はというと……
「ふぁぁ~~~あ、くそ、寝たりね~」
――――大口を開けていかにも眠そうにあくびをかましていた。
その姿からはとてもじゃないがこれから強者に挑むという雰囲気は感じることができない。
まさに気の抜けた姿である。
「あー!! まったく、今日は大事な試合なのにアキラってば夜更かしなんかしてちゃだめだよ?」
「……試合に響いちゃう、よ……」
そんな彰の大きな欠伸を見て、寝不足を咎めるリンとノエルだったが、その注意を聞いた本人は不服そうな顔をしたかと思うと、二人に向けて反論した。
「いやいや、誰のせいでこんな寝不足になったと思ってやがるっ!?
俺だって楽しみにしてた試合の前日はゆっくり寝たかったわ!!」
「……む、それは不当な責任転嫁、私はただ真ん中のベッドで寝ていただけ……」
「そ、そうだよいいがかりだよアキラ! ボ、ボクもただなんとなく真ん中のベッド寝たくなっちゃって、眠かったからすぐ眠っちゃっただけだよ!!」
「不当でもいいがかりでもないわっ! 思いっきりおかしいでしょ? なんでお前ら真ん中のベッドで寝てる!? そこは俺のベッドだ!! お前らのベッドは両端のはずだったろうがっ!!!」
とぼける二人(若干一名すでに口調でバレバレ)に対し、彰は大声で不服を訴える。
するとノエルが首をちょこんと傾げて回答した。
「……え、そこにベッドがあった、から……?」
「ノエル、一応言っとくがそれなんの理由にもなってないからな? ベッドなら両端にもあったからな?」
「……そんなものは知らない、もん……」
「うん、ノエルは一回あそこが何人部屋か一回思い出そうか?」
彰がそこまで言うとノエルは悔しそうに黙り込む。
そこにリンが元気よく介入してきた。
「あ、そうだ! じゃあそこにアキラがいたからとかでどう?」
「リン、なんか名案思いついたみたいに言ってるけどそれもうただの俺狙い宣言だぞ?
もういいわけどころかただの自白だよっ!? 普通に自分の犯行認めちゃってるよっ!?」
「はっ!? これがええ~と、あれ、なんだっけ、有料尋問?」
「うん、お金払っちゃったね!! それもうただ普通に金で釣ってるだけね!?
それを言うなら誘導尋問だっ! 俺一切誘導してないけどな」
「むぅぅぅ……アキラのいじわるーーー!」
ノエルに続いてリンも彰のツッコミに撃沈し、「むむむ……」と唸り始めてしまう。
しかし、そこで、ノエルがふと思いついたように顔を上げると、そう言えばというように彰に質問した。
「……それでも、私達が寝不足の原因になる理由にはなってない、よ……」
「あれ……? そう言えばそうだね? アキラ、結局なんで寝不足なの?」
「…………くっ、こいつら……」
(両サイドにお前らがいるのにゆっくり寝られるわけがないだろうがっ!
思春期男子の複雑な心境をなめるなよッ!!
……と、言ってやりたいが、そんなことを口に出せるわけがない……)
悔しそうに歯噛みをする彰、しかし、そんな彰の煮え切らない反応に対し、二人はさらにがさらに追及する。
「……ねぇアキラ……何で?」
「そうだよアキラ! 答えてよ! 気になるじゃん!!」
その追求に「くぅぅぅ……」と唸りながら耐えていた彰だったが……
「――――――くぁぁぁぁあああ!! 特性付与――――“高速化”」
遂に二人の追及に精神が耐え切れなくなった彰は叫び声を上げると、付与術まで使ってその場から全力で逃走。
そのまま人ごみの中に消えて行った。
「あ、逃げちゃった……」
「……アキラのバカ……」
そのあまりにも必死に逃げる姿にリンとノエルの二人は昨日の彰の姿とのあまりの違いに少し呆然としていた……。
◆◆◆◆
彰が逃走したその後、彼は人ごみの中から軽々と彰を探し出した二人によりあっけなく捕獲。
二人は少しアキラをからかった後、普通に彰にそれぞれ『頑張ってね!』『……応援してる、よ』とだけ告げて観客席へと向かって行った。
そして、彰はいよいよチャンピオン戦へと挑むため準備を整えフィールドへと向かい、あとは司会の入場コールを待つだけの状態であった。
「さて、チャンピオンか……いったいどんな奴が来るのやら……」
そんなことを呟きながらスタンバイしていると、遂に司会が入場して大会の進行を開始し、観衆から大歓声が巻き起こる。
「さあさあ皆様、遂に、遂にやってまいりました!! 闘技大会、最後の試合!
挑戦者アキラVSチャンピオンイーヴァルディによるチャンピオン戦です!!」
『うぉぉぉぉおおおお――――――!!!!』
鳴り響く大歓声。
彰は予想以上の歓声が響いていることに少々驚く。
そして、そのまま司会は大会を進行し、遂に彰の入場のコールがかかった。
「それでは遂にこの方、突如としてこの闘技大会に現れ、チャンピオンへの挑戦権をかっさらっていってしまった今大会のダークホース!! ――――アキラ選手の入場です!!」
『うぉぉぉぉおおおお――――――!!!!』
彰はその掛け声に合わせ、ゆっくりとフィールドに入場する。
観客からは『期待してるぞ!!』『お前のせいで金が吹っ飛んだんだ! チャンピオンにならなきゃ許さねぇ~かんな!!』というような声が飛び交う。
彰はそれらの声援を一身に浴びながらも臆することなく、堂々とフィールドに立った。
「そして皆さんお待ちかね……いよいよこの男、不動のチャンピオン――――――イーヴァルディの入場です!」
司会がそう告げると、彰の反対のゲートから騎士甲冑に頭以外のその身を包み、背中に巨大な黒い剣を背負った金髪の男が入場してくる。
「いままでの挑戦者を軽々と瞬殺してきた彼ですが、果たして今日も一瞬で終わらせてしまうのでしょうか?」
司会が会場を盛り上げるように言う。
観客達は『今回も見してくれ!!』『最強はお前だ!!』と、大きな歓声を上げる。
そんな観衆に笑顔で手を振る彼の姿は一見するとまだ若い。
彼のその顔はイケメンと言って差し支えないほど整った顔をしており、とても今まで幾多の挑戦者を一瞬にして屠って来た男とは思えなかった。
(へぇー、やっぱりさすがはチャンピオンってことか……これはなかなか楽しめそうだ……)
しかし、彰は彼が放つその気配からこの男が見た目通りではないことを瞬時に理解。
これからの戦いへの期待を高め、不敵な笑みを浮かべる。
イーヴァルディはフィールドの中ほどまでやってくると、彰の方を向き、話しかけてきた。
「初めましてかな、アキラ君? 私がチャンピオンのイーヴァルディだ、君のことはずっと上の特別席から見ていた」
「へぇ~、チャンピオンさんに見ててもらえたとは、そりゃ光栄だな」
「いや、なかなか面白い戦い方をするよね君、あんな戦い方をする付与術師は初めて見たよ。
いや、そもそも君は本当に付与術師なのかい?」
「……へぇ~どういう意味だ?」
「君は本当は魔法使いとかじゃないかい? 身体強化とかはともかく、あんな電になる付与魔法なんて少なくとも私は見たことがないよ」
「はは、面白い仮説だな。でも残念、俺は正真正銘の付与魔法師だ。なんならギルドカードでも確認するか?」
「別にそこまでしなくていいさ、それに正直私にとってそんなことはどうだっていい。
私にとって重要なのは――――――君が私を楽しませられるかどうかだ」
そう告げると、イーヴァルディは背中に背負った人の身程の大きさの大剣を抜き、驚くことにそれを片手で持つと自然体で構える。
すると、とてつもない威圧感が彼から放たれ始めた。
だが、彰はそれに臆さず、不敵に笑って何でもないかのように受け流すと自分も片手剣を抜刀し、構える。
「面白え……だが―――――それはこっちのセリフだ」
対面する両者、つい先ほどまで騒がしかった会場は一瞬にして緊迫を伴った静寂に包まれた。
司会もこの状況に息を飲みながら、口を開く。
「……それでは、闘技大会最終戦、挑戦者アキラVSチャンピオンイーヴァルディ――――――試合開始です!!」
闘技大会最後の戦いが……始まった。
そして、今日の主役である彰はというと……
「ふぁぁ~~~あ、くそ、寝たりね~」
――――大口を開けていかにも眠そうにあくびをかましていた。
その姿からはとてもじゃないがこれから強者に挑むという雰囲気は感じることができない。
まさに気の抜けた姿である。
「あー!! まったく、今日は大事な試合なのにアキラってば夜更かしなんかしてちゃだめだよ?」
「……試合に響いちゃう、よ……」
そんな彰の大きな欠伸を見て、寝不足を咎めるリンとノエルだったが、その注意を聞いた本人は不服そうな顔をしたかと思うと、二人に向けて反論した。
「いやいや、誰のせいでこんな寝不足になったと思ってやがるっ!?
俺だって楽しみにしてた試合の前日はゆっくり寝たかったわ!!」
「……む、それは不当な責任転嫁、私はただ真ん中のベッドで寝ていただけ……」
「そ、そうだよいいがかりだよアキラ! ボ、ボクもただなんとなく真ん中のベッド寝たくなっちゃって、眠かったからすぐ眠っちゃっただけだよ!!」
「不当でもいいがかりでもないわっ! 思いっきりおかしいでしょ? なんでお前ら真ん中のベッドで寝てる!? そこは俺のベッドだ!! お前らのベッドは両端のはずだったろうがっ!!!」
とぼける二人(若干一名すでに口調でバレバレ)に対し、彰は大声で不服を訴える。
するとノエルが首をちょこんと傾げて回答した。
「……え、そこにベッドがあった、から……?」
「ノエル、一応言っとくがそれなんの理由にもなってないからな? ベッドなら両端にもあったからな?」
「……そんなものは知らない、もん……」
「うん、ノエルは一回あそこが何人部屋か一回思い出そうか?」
彰がそこまで言うとノエルは悔しそうに黙り込む。
そこにリンが元気よく介入してきた。
「あ、そうだ! じゃあそこにアキラがいたからとかでどう?」
「リン、なんか名案思いついたみたいに言ってるけどそれもうただの俺狙い宣言だぞ?
もういいわけどころかただの自白だよっ!? 普通に自分の犯行認めちゃってるよっ!?」
「はっ!? これがええ~と、あれ、なんだっけ、有料尋問?」
「うん、お金払っちゃったね!! それもうただ普通に金で釣ってるだけね!?
それを言うなら誘導尋問だっ! 俺一切誘導してないけどな」
「むぅぅぅ……アキラのいじわるーーー!」
ノエルに続いてリンも彰のツッコミに撃沈し、「むむむ……」と唸り始めてしまう。
しかし、そこで、ノエルがふと思いついたように顔を上げると、そう言えばというように彰に質問した。
「……それでも、私達が寝不足の原因になる理由にはなってない、よ……」
「あれ……? そう言えばそうだね? アキラ、結局なんで寝不足なの?」
「…………くっ、こいつら……」
(両サイドにお前らがいるのにゆっくり寝られるわけがないだろうがっ!
思春期男子の複雑な心境をなめるなよッ!!
……と、言ってやりたいが、そんなことを口に出せるわけがない……)
悔しそうに歯噛みをする彰、しかし、そんな彰の煮え切らない反応に対し、二人はさらにがさらに追及する。
「……ねぇアキラ……何で?」
「そうだよアキラ! 答えてよ! 気になるじゃん!!」
その追求に「くぅぅぅ……」と唸りながら耐えていた彰だったが……
「――――――くぁぁぁぁあああ!! 特性付与――――“高速化”」
遂に二人の追及に精神が耐え切れなくなった彰は叫び声を上げると、付与術まで使ってその場から全力で逃走。
そのまま人ごみの中に消えて行った。
「あ、逃げちゃった……」
「……アキラのバカ……」
そのあまりにも必死に逃げる姿にリンとノエルの二人は昨日の彰の姿とのあまりの違いに少し呆然としていた……。
◆◆◆◆
彰が逃走したその後、彼は人ごみの中から軽々と彰を探し出した二人によりあっけなく捕獲。
二人は少しアキラをからかった後、普通に彰にそれぞれ『頑張ってね!』『……応援してる、よ』とだけ告げて観客席へと向かって行った。
そして、彰はいよいよチャンピオン戦へと挑むため準備を整えフィールドへと向かい、あとは司会の入場コールを待つだけの状態であった。
「さて、チャンピオンか……いったいどんな奴が来るのやら……」
そんなことを呟きながらスタンバイしていると、遂に司会が入場して大会の進行を開始し、観衆から大歓声が巻き起こる。
「さあさあ皆様、遂に、遂にやってまいりました!! 闘技大会、最後の試合!
挑戦者アキラVSチャンピオンイーヴァルディによるチャンピオン戦です!!」
『うぉぉぉぉおおおお――――――!!!!』
鳴り響く大歓声。
彰は予想以上の歓声が響いていることに少々驚く。
そして、そのまま司会は大会を進行し、遂に彰の入場のコールがかかった。
「それでは遂にこの方、突如としてこの闘技大会に現れ、チャンピオンへの挑戦権をかっさらっていってしまった今大会のダークホース!! ――――アキラ選手の入場です!!」
『うぉぉぉぉおおおお――――――!!!!』
彰はその掛け声に合わせ、ゆっくりとフィールドに入場する。
観客からは『期待してるぞ!!』『お前のせいで金が吹っ飛んだんだ! チャンピオンにならなきゃ許さねぇ~かんな!!』というような声が飛び交う。
彰はそれらの声援を一身に浴びながらも臆することなく、堂々とフィールドに立った。
「そして皆さんお待ちかね……いよいよこの男、不動のチャンピオン――――――イーヴァルディの入場です!」
司会がそう告げると、彰の反対のゲートから騎士甲冑に頭以外のその身を包み、背中に巨大な黒い剣を背負った金髪の男が入場してくる。
「いままでの挑戦者を軽々と瞬殺してきた彼ですが、果たして今日も一瞬で終わらせてしまうのでしょうか?」
司会が会場を盛り上げるように言う。
観客達は『今回も見してくれ!!』『最強はお前だ!!』と、大きな歓声を上げる。
そんな観衆に笑顔で手を振る彼の姿は一見するとまだ若い。
彼のその顔はイケメンと言って差し支えないほど整った顔をしており、とても今まで幾多の挑戦者を一瞬にして屠って来た男とは思えなかった。
(へぇー、やっぱりさすがはチャンピオンってことか……これはなかなか楽しめそうだ……)
しかし、彰は彼が放つその気配からこの男が見た目通りではないことを瞬時に理解。
これからの戦いへの期待を高め、不敵な笑みを浮かべる。
イーヴァルディはフィールドの中ほどまでやってくると、彰の方を向き、話しかけてきた。
「初めましてかな、アキラ君? 私がチャンピオンのイーヴァルディだ、君のことはずっと上の特別席から見ていた」
「へぇ~、チャンピオンさんに見ててもらえたとは、そりゃ光栄だな」
「いや、なかなか面白い戦い方をするよね君、あんな戦い方をする付与術師は初めて見たよ。
いや、そもそも君は本当に付与術師なのかい?」
「……へぇ~どういう意味だ?」
「君は本当は魔法使いとかじゃないかい? 身体強化とかはともかく、あんな電になる付与魔法なんて少なくとも私は見たことがないよ」
「はは、面白い仮説だな。でも残念、俺は正真正銘の付与魔法師だ。なんならギルドカードでも確認するか?」
「別にそこまでしなくていいさ、それに正直私にとってそんなことはどうだっていい。
私にとって重要なのは――――――君が私を楽しませられるかどうかだ」
そう告げると、イーヴァルディは背中に背負った人の身程の大きさの大剣を抜き、驚くことにそれを片手で持つと自然体で構える。
すると、とてつもない威圧感が彼から放たれ始めた。
だが、彰はそれに臆さず、不敵に笑って何でもないかのように受け流すと自分も片手剣を抜刀し、構える。
「面白え……だが―――――それはこっちのセリフだ」
対面する両者、つい先ほどまで騒がしかった会場は一瞬にして緊迫を伴った静寂に包まれた。
司会もこの状況に息を飲みながら、口を開く。
「……それでは、闘技大会最終戦、挑戦者アキラVSチャンピオンイーヴァルディ――――――試合開始です!!」
闘技大会最後の戦いが……始まった。
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