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72 互いの熱※
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俺達はそれから風呂から上がり、体を拭いて、そのまま服も着ずに寝室に移動した。
夕暮れていたはずの世界は、オレンジから濃いネイビー色になり、もうたくさんの星が夜空に散らばっていた。町の明かりも見え、変わらない街並みが窓から覗いている。
でも俺達はそんな美しい景色を見ず、部屋に明かりも灯さず、裸の俺とシュリはベッドの上に座ってお互いを見つめていた。
シュリは俺が見えているのかどうかわからないが、夜目が利く俺はシュリの姿がしっかりと見えた。
流れる白い髪に隠れた小さな顔。ちょんっと高い鼻に、小さくて柔らかな唇。薄い胸に細い腰、程よい柔らかさの太ももからすらりと伸びた脚。でも、何よりも俺が好きなのは白いまつ毛に縁どられたエルフェニウムの色をした、この瞳だ。
その瞳が今は恥ずかし気に、でもしっかりと俺を見ている。
「……シュリ」
俺はシュリに手を伸ばし、その頬に触れた。するとシュリはすりっと俺の手にすり寄ってくる。まるで甘えてくるみたいに。
俺は堪らずシュリの腰を抱き寄せ、胡坐をかいた自分の元へ座らせる。さっきまでお風呂に入っていたからか、シュリからは石鹸のいい匂いがした。
するとシュリも俺に抱き着き、顔をすりすりと胸元に摺り寄せてくる。
「ん、いい匂い」
シュリも同じことを思ったのか、俺の胸で力いっぱい息を吸い込む。以心伝心したことがちょっとおかしくて、俺はくすっと笑ったが、俺はシュリをそのままゆっくりとベッドに倒した。
白い髪がベッドに散り、褐色の肌が白いシーツによく映える。
「シュリ」
「アレクシス」
俺達はお互いの名前を呼んで、そして俺はシュリの上に覆いかぶさる。そんな俺の頬をシュリは手を伸ばしてゆっくりと撫でた。その行為だけで、俺は血が滾り、堪らず首元に食らいつく。
「あぅっ」
シュリは俺に噛みつかれて、ちょっとだけ声を上げた。でも俺は止めない。
ずっと噛みつきたかったシュリの細い首筋。かぷっと甘噛みで齧りつき、それからべろべろと舐めた後、ちゅうっと首筋を吸った。
シュリは褐色の肌だからか、キスマークは見えにくい。それでも、ほんのりとそこは色づいた。俺の所有印みたいで、なんだか嬉しい。
「ん、な、何?」
シュリはキスマークのつけ方を知らないのか、俺が首筋を吸ったことに驚いていた。
でも俺は「なんでもない」と言うと、シュリの唇にキスをし、それからシュリの乳首に両手を這わせた。
シュリは「あっ」という声と共に、ぴくんと体を震わせる。
でも俺はそのままキスをして親指で乳首をこねくり回した後、声を上げ始めたシュリから口を離した。
「あっあぅっ、ち、乳首」
シュリは俺の指に翻弄されて、もうよがり始めている。堪らない姿だ。
「ここがどうした?」
俺がきゅっと親指と人差し指で摘まむと、シュリは「あんっ!」と声を上げ、体を跳ねさせた。
「あ、あっ、アレクシス、や、やだ、指ばっかじゃ」
シュリは指だけじゃ物足りないのか、貪欲にねだってきた。チョコレートの、あの時の記憶が戻った今ではどうすればもっと気持ちよくなるのかわかっているのだろう。
俺は体を少しずらし、シュリの乳首に狙いを定める。舌先を出して、シュリの乳首をれろれろと舐め、口先だけでちゅうちゅうと吸う。
するとシュリの体が、ぴくぴくっと動き、声がますます艶っぽいものになった。
「あっ、アレ、クシスッ! あんっ!」
気持ちよさそうな、その声を聞いているだけで俺の下半身にどんどん熱が集まってくる。俺のものは、もうすでに腹に反り返るぐらいしっかりと勃っている。飢えた獣みたいに、涎を先端からみっともなく垂らしていた。
そして、乳首を舐めながら思わずシュリの男にも視線を向ける。シュリのペニスは、ぴくぴくっとは動いているがまだ勃っていなかった。可愛く皮を被ったまま、震えている。
……シュリは男になったばかりだ。もしかして精通していないのかもしれない。
そう思って、シュリのペニスに手を伸ばす。そして、指先でくいくいっと触ってみれば。
「ああっ、あっ!」
シュリはびくびくっと体を震わせて、腰を浮かした。ここが性感帯であるのは間違いなさそうだ。俺はまだ柔らかいシュリのペニスを指先でこすこすと擦る。
するとシュリはぎゅうっとシーツを握って、よがった。
「はぁはぁっ、あ、アレクシス! も、そこはやだ! なん、か、あっ、すごいくるぅっ!」
シュリは息を上げて言った。だが止めてと言われれば、もっとやりたくなる。
俺は乳首を強めに舐めながら、ペニスをもっと擦り、そして芯をしっかり持ち始めたところで、俺はシュリの乳首を舐めるのを止めた。
「はぁ、はぁ、あ、アレクシス?」
シュリは息を上げて、俺を見上げる。俺は返事もしないで、体を下にずらすと屈んでシュリの小さなペニスを口先でちゅるっと舐めて吸った。
びくりっとシュリの腰が動く。でも構わずに俺はシュリのペニスをぺろぺろとキャンディーのように舐め、吸いつく。
「あぁぁっ! あんんんっ!」
さっきよりもシュリの声が大きくなる。やはり触るより舐めた方が気持ちいいのだろう。
本当なら咥えてしゃぶってやりたいが、俺の牙持ちの口ではできない。だからその代わりに、至る所を舐め、ふやかす。
シュリは両手をぎゅっと握って胸の前に持ってくると、腰を少し動かして俺の下に悶えていた。
なんて可愛い姿なんだろうか。
俺はそう思うと、ぴんっと勃った棒と小さな二つの球を舌で撫でた。
けれどシュリのペニスはまだ怖がって皮を被っている。俺はその下に隠れている顔を見たくて、先端を舐めほぐし、親指と人差し指でコスコスと扱いた後、少し勢いをつけてずるっと皮を剥いた。
すると、ぷりっと可愛いピンク色の顔が出てきた。
まだ誰も触ったことも、見たこともない可愛いそれに俺は一瞬ときめくが、剥いたと同時にシュリの腰が喘ぎ声と共に、軽く跳ね上がる。
「あぁぁん!」
その声に驚いてしまうが、シュリは胸を上下させながら、くてっと腰を下ろすと瞳をとろんっととろけさせた。どうやら快感の小さな一波を迎えてしまったようだ。
だがシュリは息を上げながらも、俺を見つめる。もっとして欲しい、とその目は訴えていた。
夕暮れていたはずの世界は、オレンジから濃いネイビー色になり、もうたくさんの星が夜空に散らばっていた。町の明かりも見え、変わらない街並みが窓から覗いている。
でも俺達はそんな美しい景色を見ず、部屋に明かりも灯さず、裸の俺とシュリはベッドの上に座ってお互いを見つめていた。
シュリは俺が見えているのかどうかわからないが、夜目が利く俺はシュリの姿がしっかりと見えた。
流れる白い髪に隠れた小さな顔。ちょんっと高い鼻に、小さくて柔らかな唇。薄い胸に細い腰、程よい柔らかさの太ももからすらりと伸びた脚。でも、何よりも俺が好きなのは白いまつ毛に縁どられたエルフェニウムの色をした、この瞳だ。
その瞳が今は恥ずかし気に、でもしっかりと俺を見ている。
「……シュリ」
俺はシュリに手を伸ばし、その頬に触れた。するとシュリはすりっと俺の手にすり寄ってくる。まるで甘えてくるみたいに。
俺は堪らずシュリの腰を抱き寄せ、胡坐をかいた自分の元へ座らせる。さっきまでお風呂に入っていたからか、シュリからは石鹸のいい匂いがした。
するとシュリも俺に抱き着き、顔をすりすりと胸元に摺り寄せてくる。
「ん、いい匂い」
シュリも同じことを思ったのか、俺の胸で力いっぱい息を吸い込む。以心伝心したことがちょっとおかしくて、俺はくすっと笑ったが、俺はシュリをそのままゆっくりとベッドに倒した。
白い髪がベッドに散り、褐色の肌が白いシーツによく映える。
「シュリ」
「アレクシス」
俺達はお互いの名前を呼んで、そして俺はシュリの上に覆いかぶさる。そんな俺の頬をシュリは手を伸ばしてゆっくりと撫でた。その行為だけで、俺は血が滾り、堪らず首元に食らいつく。
「あぅっ」
シュリは俺に噛みつかれて、ちょっとだけ声を上げた。でも俺は止めない。
ずっと噛みつきたかったシュリの細い首筋。かぷっと甘噛みで齧りつき、それからべろべろと舐めた後、ちゅうっと首筋を吸った。
シュリは褐色の肌だからか、キスマークは見えにくい。それでも、ほんのりとそこは色づいた。俺の所有印みたいで、なんだか嬉しい。
「ん、な、何?」
シュリはキスマークのつけ方を知らないのか、俺が首筋を吸ったことに驚いていた。
でも俺は「なんでもない」と言うと、シュリの唇にキスをし、それからシュリの乳首に両手を這わせた。
シュリは「あっ」という声と共に、ぴくんと体を震わせる。
でも俺はそのままキスをして親指で乳首をこねくり回した後、声を上げ始めたシュリから口を離した。
「あっあぅっ、ち、乳首」
シュリは俺の指に翻弄されて、もうよがり始めている。堪らない姿だ。
「ここがどうした?」
俺がきゅっと親指と人差し指で摘まむと、シュリは「あんっ!」と声を上げ、体を跳ねさせた。
「あ、あっ、アレクシス、や、やだ、指ばっかじゃ」
シュリは指だけじゃ物足りないのか、貪欲にねだってきた。チョコレートの、あの時の記憶が戻った今ではどうすればもっと気持ちよくなるのかわかっているのだろう。
俺は体を少しずらし、シュリの乳首に狙いを定める。舌先を出して、シュリの乳首をれろれろと舐め、口先だけでちゅうちゅうと吸う。
するとシュリの体が、ぴくぴくっと動き、声がますます艶っぽいものになった。
「あっ、アレ、クシスッ! あんっ!」
気持ちよさそうな、その声を聞いているだけで俺の下半身にどんどん熱が集まってくる。俺のものは、もうすでに腹に反り返るぐらいしっかりと勃っている。飢えた獣みたいに、涎を先端からみっともなく垂らしていた。
そして、乳首を舐めながら思わずシュリの男にも視線を向ける。シュリのペニスは、ぴくぴくっとは動いているがまだ勃っていなかった。可愛く皮を被ったまま、震えている。
……シュリは男になったばかりだ。もしかして精通していないのかもしれない。
そう思って、シュリのペニスに手を伸ばす。そして、指先でくいくいっと触ってみれば。
「ああっ、あっ!」
シュリはびくびくっと体を震わせて、腰を浮かした。ここが性感帯であるのは間違いなさそうだ。俺はまだ柔らかいシュリのペニスを指先でこすこすと擦る。
するとシュリはぎゅうっとシーツを握って、よがった。
「はぁはぁっ、あ、アレクシス! も、そこはやだ! なん、か、あっ、すごいくるぅっ!」
シュリは息を上げて言った。だが止めてと言われれば、もっとやりたくなる。
俺は乳首を強めに舐めながら、ペニスをもっと擦り、そして芯をしっかり持ち始めたところで、俺はシュリの乳首を舐めるのを止めた。
「はぁ、はぁ、あ、アレクシス?」
シュリは息を上げて、俺を見上げる。俺は返事もしないで、体を下にずらすと屈んでシュリの小さなペニスを口先でちゅるっと舐めて吸った。
びくりっとシュリの腰が動く。でも構わずに俺はシュリのペニスをぺろぺろとキャンディーのように舐め、吸いつく。
「あぁぁっ! あんんんっ!」
さっきよりもシュリの声が大きくなる。やはり触るより舐めた方が気持ちいいのだろう。
本当なら咥えてしゃぶってやりたいが、俺の牙持ちの口ではできない。だからその代わりに、至る所を舐め、ふやかす。
シュリは両手をぎゅっと握って胸の前に持ってくると、腰を少し動かして俺の下に悶えていた。
なんて可愛い姿なんだろうか。
俺はそう思うと、ぴんっと勃った棒と小さな二つの球を舌で撫でた。
けれどシュリのペニスはまだ怖がって皮を被っている。俺はその下に隠れている顔を見たくて、先端を舐めほぐし、親指と人差し指でコスコスと扱いた後、少し勢いをつけてずるっと皮を剥いた。
すると、ぷりっと可愛いピンク色の顔が出てきた。
まだ誰も触ったことも、見たこともない可愛いそれに俺は一瞬ときめくが、剥いたと同時にシュリの腰が喘ぎ声と共に、軽く跳ね上がる。
「あぁぁん!」
その声に驚いてしまうが、シュリは胸を上下させながら、くてっと腰を下ろすと瞳をとろんっととろけさせた。どうやら快感の小さな一波を迎えてしまったようだ。
だがシュリは息を上げながらも、俺を見つめる。もっとして欲しい、とその目は訴えていた。
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