【完結】異世界に転生したら、元カレが敵みたいですが、溺愛騎士様がいるので大丈夫です。

SORA

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結ばれた二人

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俺は、もう限界だった。アズサからキスをされ、美しい体が露わになった時には、

すでにベッドへと押し倒していた。

「最後に聞く。いいのか。」

俺は尋ねながら、頭痛の痛みが少し和らいでいることに気づいた。

「はい。大丈夫です。カイン様のお好きになさってください。」

と俺を気遣いながら優しく頭を撫でてくれた。優しく、心も美しい女性だなと

改めて思う。俺は、優しくキスをして、首、鎖骨と順にキスを繰り返していく。

顔が真っ赤になっていく梓を見ると、それだけで暴発しそうになっている。

胸は、大きくもないが、形の良い手に収まる俺好みの胸だった。円を描くように

優しく揉んでいく。それだけで梓は体をくねらせている。

その姿は色っぽく、俺は乳首を吸い、胸を揉んだ。

「ン~。カイン様。頭は、大、、丈、、、夫ですか。」

アズサは、俺の頭を心配しながらも、声を抑え、苦しそうにしていた。

「もう大丈夫みたいだ。すまなかった。しかし、俺もこのままだと辛いので、

アズサさえ嫌でなければ続けても構わないか。」

俺はアズサに確認した。

「はい、私も気持ちいいです。媚薬の効果が残っているのかもしれません。

それに、まだ治ってませんよね。」

アズサは顔を上気させながら、俺の頭をよしよしと撫でてくれる。

あぁ、もうアズサ、君って子は。もうどうなっても知らないぞ。

「俺は、もうどうなっても知らないからな。」

なけなしに残っていた俺の理性は吹っ飛んだ。激しくはしたくなかったのに、

俺は、アズサの全身にキスをし、胸を揉みしだき、下の口に指を入れた。

初めて入るアズサの中は、とてもあたたかく柔らかく、

俺の指にまとわりついてきた。一本から二本へと増やす。

アズサは、どんどんと気持ちよさそうに、喘ぎだした。俺ももう限界だった。

もっと丁寧に抱きたかったのに。それだけが心残りだと思いながら、自身のベルトを

緩め、ズボンと下着を下ろした。

アズサはその大きさに驚きを隠せずに、ガン見してしまう。すると、カイン様は

いじわるく、私に問いかける。

「そんなに眺めて、やはりこれが好きなのか。」

私は恥ずかしくて顔を隠した。

「いじめて、悪かった。こちらにかわいい顔を見せてくれ。」

からかわれたのだとわかった。なんだか悔しくて、私はカイン様をベッドに

押し倒し、しゃぶりついた。カインは、びっくりした様子であったが、舐められる

感覚にとても興奮しているようだった。私はうれしくなった。自分からこんな

積極的になれるなんてどうしてだろう。心の中が温まるような感じ。

今までには経験したことのない気分であった。このまま、カインを楽に

してあげようと舐める速度を上げた瞬間、カイン様は、私を引き離した。

積極的な女性は嫌いだったのかもと思い、うなだれていたその時に、

視界が反転した。カイン様が私を押し倒したのだった。

「アズサの中でイキたい。いいか?」

「はい。」

カイン様は、私の中を丁寧にほぐし、ゆっくりと押し入ってきた。私は、大きいので

ちゃんと入るか心配だったが、すっぽりと入ったようだった。

しかも、なぜか痛くない。

「動くぞ。優しくしてあげたかったが、すまない。激しいと思う。耐えてくれ。」

どんどんと腰を打ち付けてくるカイン様。私は、カイン様のされるがままに

なっていた。気持ちよさとつながれるうれしさを感じながら、私は絶頂を

何度も迎え、喘ぎすぎ、体力の限界により、意識がなくなっていた。

起きたら、朝だった。隣でカイン様が眠っている。かわいい寝顔だった。

思わず、頬を撫でてみると、。カイン様を起こしてしまった。

「おはよう。アズサ。」

と言いながら、さりげなく口にチュッとするカイン様。なんだか甘い。

私は、恥ずかしながら尋ねた。

「おはようございます。カイン様。昨夜は先に眠ってしまい、すみませんでした。

頭は、もう大丈夫ですか。」

カイン様は、私を抱きしめながら満面の笑顔で答える。

「そりゃあ、5回もやれば俺の欲望も叶えられたよ。ありがとう。アズサ」

そして、今度は口内を犯すくらい激しいキスをする。私は戸惑った。

カップルみたいに甘いキスと会話が繰り広げられている。

しかも、私も嫌じゃない。もしかして、私、カイン様を。

この前まで、ゆうのことばかりだったのに。こんな心変わりが

早い人間だったのかしら。考えていると、

「5回じゃ足らなかったか。今からするか。」

今度は、押し倒そうとしてきた。そんな体力どこにあるんだろう。

私は騎士様の体力は恐ろしいなと思った。

「5回もしたんですか。私途中から覚えてないんですけど。だから腰が

痛いんですね。」

カインは顔色を変え、大丈夫か、腰をあたためようとか

優しくお世話をしてくれたのであった。
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