【完結】異世界に転生したら、元カレが敵みたいですが、溺愛騎士様がいるので大丈夫です。

アズサの性への考え方

気が遠のきそうになるくらい、何度も何度もカインに抱かれしまった。

今はもう、さすがに疲れたのかカインは寝てしまっている。

それにしても、私は不思議だった。初めて抱かれた時も気持ちよかった。

それは媚薬のせいだと思っていたけど、それは間違いだったようだ。

ゆうとの行為は、本当に痛いという感想しかなかった。感じない私のために、

ゆうは、２時間以上かけて胸やお尻、時には全身にかけて愛撫を続けてくれていた。

しかし、私は全く濡れることなく、感じなかった。でも、彼女として

義務を果たなければと思い、挿入の時の痛さを我慢し、ただひたすら

彼が果てるのを待った。なんか触られて、吸われて、舐められて、最後は痛い行為に

馬鹿らしくなっていた。そこで、わたしは考えた。彼の家でするときは、

いつもテレビがかかっている。その行為中は、テレビをガン見して、

やり過ごすことにしたのだ。お互い平日休みの日は、朝から一緒に彼の家で

まったり過ごしていた。そんな時は、昼のサングラスをかけたおじさんが毎日司会を

しているテレビを見ながら、私は耐えた。この番組には私の好きな

アイドルグループが、週替わりで出ているのでその時だけは、痛さも

忘れることができた。しかし、テレビに夢中な私に彼が気づかないはずはない。

「そんなに嫌なら、しゃぶってイカせてくれれば、俺はスッキリするからいいよ」

と彼は言った。私もしゃぶるのは嫌いだが、痛いのよりまだましである。

私たちの関係はこんな感じだった。

だから、カインとの行為が、こんなにも気持ちいいなんて信じられなかった。

快感が激しくて、自分を忘れるくらい欲望に忠実になってしまう。

おかしくなりそうだけど、この快感の先を知りたい。私はカインに

しがみつきながら、この気持ちよさに身を任せていた。

そして、友人たちが、ハマりすぎてセフレができただの、

彼は３人いるだの性の乱れがすさまじく、なんとも破廉恥なんだろって、

思っていたけど、その友人たちに謝罪しなければならない。

この行為、最高！！！

でも、わたしは、カイン様としかしないけどね。

これから、毎日こんな素敵で幸せな結婚生活ができるなんて、私幸せ者だなと

幸せ感いっぱいのアズサでした。

ところで、何回やったんだろ。途中で意識は飛ばさなかったはずだけど、

気持ちよすぎて忘れちゃった。やばい。１、２、３、４、５、６？回かな。

さすがに、7回以上はないもんね。

よし、6回って答えようとアズサも寝ることにしたのでした。