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ベンの好奇心
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俺にはない、癒しの力を持つアズサ。記憶喪失を戻せることは今回の件で
証明された。ならば、性格はどうなんだろうか。性格が悪い奴はたくさんいる。
最近、コロパンに変な奴らが多くやってきて、市民が困っているという情報が
あったな。そいつらに、癒しの力を与え、改心するのかどうか実験したくなった。
アズサをコロパンに連れて行こう。けど、カインにバレるとあのバカは
うるさいから、内緒で連れていくことにした。悪いことを考えると
どうしても口角が上がってしまうベンだった。
次の日、カインの家に向かった。カインは仕事に出かけていたらしく、
アズサが出てきた。なんだ、この無駄に漂う色気は。顔が上気しており、
服もワンピースの肩ひもが下がっており、首や鎖骨辺りに虫刺されの跡がある。
俺は、アズサに尋ねる。
「お前は、風邪か?それとも変な虫に刺されたのか?首に跡がついているが」
「え?いえ、すみません。何でもないです」
と真っ赤になりながら、ぼーっとしてるアズサ。治癒術士として、病気の者を
放置するわけにはいかない。首の跡を消すように、アズサに手をかざした。
アズサは、何かいいかけようとしていたが、俺は黙らせ治療に当たる。
傷によっては、原因がわからねば治療できないので、傷ができた原因を探ることが
ある。今回も、何の虫なのか、もしくはアザなのか原因を調べるために探った。
カインとアズサが思いっきり抱き合う姿が目に焼き付いてくる。
アズサは色っぽい声で喘ぎ、カインは脳筋らしく腰を振りまくっている。
俺は、慌てて治療をやめた。
傷ではなく、キスマークだったのか。
俺は、今までそんな経験もなく、見たこともなかったのでどうしていいか
わからなかった。しかし、下半身がむずむずすることに気づく。
俺は尿意を感じ、トイレを借りた。
アズサはきょとんとしながら、トイレはこちらですと案内してくれた。
俺は、トイレに入り、尿を排出しようとしたら、真っ白で驚いた。
俺は病気になってしまったのであろうか。慌てて手をかざし治療する。
アソコに変化はない。また原因を探るのか。魔力消費するから嫌なんだが、
致し方ない。そう思い、再度手をかざす。そして、俺はこれが射精だと判明し、
少し大人の階段を上った気がした。
俺は、トイレから出て、コロパンで事件が発生しているから
癒しの力を貸してほしいとアズサに頼んだ、アズサはカインに確認してからと
言ったが、あとからカインも王命令が出るはずだと説明するとわかったと
納得したようだった。準備するので、出発は3時間後だと伝え、
俺はカインの家を後にした。
王命令も明日には出るはずだった。だから、嘘はついていない。
少し早めに偵察に行って、俺が国を救うだけの話である。
俺は、口角を上げながら、旅立つ準備をした。
証明された。ならば、性格はどうなんだろうか。性格が悪い奴はたくさんいる。
最近、コロパンに変な奴らが多くやってきて、市民が困っているという情報が
あったな。そいつらに、癒しの力を与え、改心するのかどうか実験したくなった。
アズサをコロパンに連れて行こう。けど、カインにバレるとあのバカは
うるさいから、内緒で連れていくことにした。悪いことを考えると
どうしても口角が上がってしまうベンだった。
次の日、カインの家に向かった。カインは仕事に出かけていたらしく、
アズサが出てきた。なんだ、この無駄に漂う色気は。顔が上気しており、
服もワンピースの肩ひもが下がっており、首や鎖骨辺りに虫刺されの跡がある。
俺は、アズサに尋ねる。
「お前は、風邪か?それとも変な虫に刺されたのか?首に跡がついているが」
「え?いえ、すみません。何でもないです」
と真っ赤になりながら、ぼーっとしてるアズサ。治癒術士として、病気の者を
放置するわけにはいかない。首の跡を消すように、アズサに手をかざした。
アズサは、何かいいかけようとしていたが、俺は黙らせ治療に当たる。
傷によっては、原因がわからねば治療できないので、傷ができた原因を探ることが
ある。今回も、何の虫なのか、もしくはアザなのか原因を調べるために探った。
カインとアズサが思いっきり抱き合う姿が目に焼き付いてくる。
アズサは色っぽい声で喘ぎ、カインは脳筋らしく腰を振りまくっている。
俺は、慌てて治療をやめた。
傷ではなく、キスマークだったのか。
俺は、今までそんな経験もなく、見たこともなかったのでどうしていいか
わからなかった。しかし、下半身がむずむずすることに気づく。
俺は尿意を感じ、トイレを借りた。
アズサはきょとんとしながら、トイレはこちらですと案内してくれた。
俺は、トイレに入り、尿を排出しようとしたら、真っ白で驚いた。
俺は病気になってしまったのであろうか。慌てて手をかざし治療する。
アソコに変化はない。また原因を探るのか。魔力消費するから嫌なんだが、
致し方ない。そう思い、再度手をかざす。そして、俺はこれが射精だと判明し、
少し大人の階段を上った気がした。
俺は、トイレから出て、コロパンで事件が発生しているから
癒しの力を貸してほしいとアズサに頼んだ、アズサはカインに確認してからと
言ったが、あとからカインも王命令が出るはずだと説明するとわかったと
納得したようだった。準備するので、出発は3時間後だと伝え、
俺はカインの家を後にした。
王命令も明日には出るはずだった。だから、嘘はついていない。
少し早めに偵察に行って、俺が国を救うだけの話である。
俺は、口角を上げながら、旅立つ準備をした。
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