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第百三十三話 ふたり並んで
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「君があの場で麻疹に罹ると宣言してくれたお陰で、今年の誕生日は大切な人とゆっくり過ごせそうだ」
そう言ってアルメリアの手を握った。
「ですが、誕生会にお誘いしたご令嬢はどうなさいますの?」
「あれのことか、君は気にする必要はない。大丈夫だから」
「いえ、でも、王妃殿下も麻疹に罹ったと発表するなんて、巻き込んでしまって大丈夫なのですか?」
ムスカリは、ふっとなにかを思い出したように笑った。
「それこそ心配する必要はない。母はこの計画を利用して公務を休めると大喜びだったからね」
そう言うと、アルメリアの顔を覗き込み瞳の奥を見つめる。
「君は私の誕生日を二人きりで祝うのがそんなに嫌か?」
「そ、そういうわけでは……」
アルメリアは思わず視線を外し横を向くが、すぐにムスカリがアルメリアの顎に触れ、もとに戻される。
「こっちを向いて」
アルメリアはムスカリを見つめ返す。
すると、真剣な眼差しで見つめるムスカリの顔が近くなった。キスされるかと思い突然のことにアルメリアは固まってしまい、逃げることもできずに目をぎゅっと閉じた。
すると、額になにかが軽く触れる感触があった。
恐る恐る目を開けると、ムスカリがイタズラっぽく微笑んで言った。
「言っただろう、無理強いはしないと。さて、せっかく邪魔物もなしに二人きりですごせるのだから、ゆっくりしよう」
そう言うと思い切り両手を叩いた。すると、ドアからムスカリ専属の執事とメイドたちが入ってくる。
「君の両親には許可をもらっている。ここでささやかながら、誕生会を開いてもいいか?」
アルメリアはムスカリの強引さに半ば呆れながらも、それを受け入れることにした。
「わかりましたわ。どうせなら思い切り楽しみましょう。それに殿下にとって、こんな誕生会を体験できることは、ほとんどありませんものね」
「君が柔軟な思考の持ち主でよかった」
そう言うと振り返りメイドたちに言った。
「さぁ、準備に取りかかってくれ」
その一言を合図に、メイドと使用人たちが一斉に部屋の模様替えをし始めた。
部屋の一角にアルメリアとムスカリの座るスペースが用意され、そこに座ると模様替えが終わるのを待っていた。
ムスカリはアルメリアに耳打ちする。
「帰るときに必ず現状復帰するから、その点は心配いらない。それと勘違いしないでほしいのだが、君の部屋が気に入らないわけではないよ?」
「わかりましたわ。でも殿下の誕生日ですのに、全部殿下に用意してもらうことになりますわ」
「私は誕生日を君とすごせるだけでいいんだが」
そう言われても、それでは申し訳ないような気がした。そこでアルメリアは思い付いたことを口にした。
「殿下、一緒にお誕生日ケーキをつくりませんか?」
「誕生日ケーキ?」
「はい、誕生日にケーキを焼いてそれに歳の数だけ蝋燭を灯すんです。そして、それを吹き消すときにお願い事をすると、それが叶うそうですわ」
アルメリアが楽しそうにその話をすると、ムスカリは眩しそうにそんなアルメリアを見つめた。
「それは楽しそうだね、ぜひやってみたい」
「でも、殿下が厨房に立たれるなんてあり得ないことですわね。ケーキを焼くのは私がやりますわ」
ムスカリは首を振ると、アルメリアの手をとって言った。
「私も君と一緒に作りたい、どうか私に作り方を教えてほしい」
「わかりましたわ」
メイドにエプロンを用意させ、それをムスカリに手渡すと、戸惑いながらもそれを着用してくれた。アルメリアがその姿を見て笑うと、ムスカリも照れ笑いをする。
そうして厨房へ向かうと、まずパウンドケーキの基本材料を用意した。
「これに好きなものを加えましょう。殿下はドライフルーツはお好きですか?」
「そうだな、生のフルーツは好きだが、ドライフルーツはあまり食さない」
「ではナッツ類は?」
「うん、ナッツは好きだ」
「では、ナッツを入れましょう」
そうして材料の準備がすべて整うと、ナッツが沈まないよう濡らして粉をふる。ナッツについた余分な粉をしっかり払うと、二人ならんでボールを覗き込みながら、順番に材料を入れ手際よくかき混ぜ始める。
「アルメリア、手慣れているようだが君はよく厨房に立つのか?」
「商品開発でお料理することもありますから。さぁ、殿下ナッツを入れてください。あまり入れると生地が膨らまなくなりますわ」
「わかった、多ければよいというものではないのだな」
そう言いながら、楽しそうにナッツを入れる。その横顔を見ながらアルメリアは恐れ多いと思いながらもお誘いしてよかったと思った。
生地が出来上がるとあらかじめ暖めておいた型に流し込む。とんとん、と空気を抜き火の入ったオーブンに入れた。
「焼き加減は目で見て確認しなければなりませんから、しばらくここから離れられませんわ」
そう言ってムスカリの椅子を用意し座るように促すと、アルメリアはオーブンの中を覗くために床に座った。それを見たムスカリは、椅子を断ってアルメリアのとなりに座った。
「私には何もかも初めての体験だ。君と作ったケーキが焼ける過程を君と一緒に見たい」
お世辞ではなく、ムスカリはこれらの過程を本当に楽しんでいるようだった。
二人はそろってオーブンの中をじっと見つめた。
「こんなに楽しい誕生日をすごせるのだから、前もって二週間ぶんの執務を一気に終わらせたかいがあったというものだ」
「もしかして、それで最近忙しくしていらしたのですね?」
「そうだ。君に会えないのもつらかったが、こうして特別な時間を共有できるのだからあれぐらいはどうということはないな」
横に座ったムスカリが、じっとを見つめてくるので恥ずかしくなったアルメリアは、オーブンの中身にに視線を集中した。
「ほら、少し膨らんできましたわ」
アルメリアにそう言われ、ムスカリもオーブンに視線を戻し中を覗く。
「色といい、香りといいなんともうまそうだ」
「表面が割れてきましたわね、この割れがないと美味しくありませんの。焼き上がったら、ナッツをキャラメリゼして上にデコレーションすれば完成ですわ」
「そうか、それは楽しみだ」
そう言うと嬉しそうに微笑んだ。
そう言ってアルメリアの手を握った。
「ですが、誕生会にお誘いしたご令嬢はどうなさいますの?」
「あれのことか、君は気にする必要はない。大丈夫だから」
「いえ、でも、王妃殿下も麻疹に罹ったと発表するなんて、巻き込んでしまって大丈夫なのですか?」
ムスカリは、ふっとなにかを思い出したように笑った。
「それこそ心配する必要はない。母はこの計画を利用して公務を休めると大喜びだったからね」
そう言うと、アルメリアの顔を覗き込み瞳の奥を見つめる。
「君は私の誕生日を二人きりで祝うのがそんなに嫌か?」
「そ、そういうわけでは……」
アルメリアは思わず視線を外し横を向くが、すぐにムスカリがアルメリアの顎に触れ、もとに戻される。
「こっちを向いて」
アルメリアはムスカリを見つめ返す。
すると、真剣な眼差しで見つめるムスカリの顔が近くなった。キスされるかと思い突然のことにアルメリアは固まってしまい、逃げることもできずに目をぎゅっと閉じた。
すると、額になにかが軽く触れる感触があった。
恐る恐る目を開けると、ムスカリがイタズラっぽく微笑んで言った。
「言っただろう、無理強いはしないと。さて、せっかく邪魔物もなしに二人きりですごせるのだから、ゆっくりしよう」
そう言うと思い切り両手を叩いた。すると、ドアからムスカリ専属の執事とメイドたちが入ってくる。
「君の両親には許可をもらっている。ここでささやかながら、誕生会を開いてもいいか?」
アルメリアはムスカリの強引さに半ば呆れながらも、それを受け入れることにした。
「わかりましたわ。どうせなら思い切り楽しみましょう。それに殿下にとって、こんな誕生会を体験できることは、ほとんどありませんものね」
「君が柔軟な思考の持ち主でよかった」
そう言うと振り返りメイドたちに言った。
「さぁ、準備に取りかかってくれ」
その一言を合図に、メイドと使用人たちが一斉に部屋の模様替えをし始めた。
部屋の一角にアルメリアとムスカリの座るスペースが用意され、そこに座ると模様替えが終わるのを待っていた。
ムスカリはアルメリアに耳打ちする。
「帰るときに必ず現状復帰するから、その点は心配いらない。それと勘違いしないでほしいのだが、君の部屋が気に入らないわけではないよ?」
「わかりましたわ。でも殿下の誕生日ですのに、全部殿下に用意してもらうことになりますわ」
「私は誕生日を君とすごせるだけでいいんだが」
そう言われても、それでは申し訳ないような気がした。そこでアルメリアは思い付いたことを口にした。
「殿下、一緒にお誕生日ケーキをつくりませんか?」
「誕生日ケーキ?」
「はい、誕生日にケーキを焼いてそれに歳の数だけ蝋燭を灯すんです。そして、それを吹き消すときにお願い事をすると、それが叶うそうですわ」
アルメリアが楽しそうにその話をすると、ムスカリは眩しそうにそんなアルメリアを見つめた。
「それは楽しそうだね、ぜひやってみたい」
「でも、殿下が厨房に立たれるなんてあり得ないことですわね。ケーキを焼くのは私がやりますわ」
ムスカリは首を振ると、アルメリアの手をとって言った。
「私も君と一緒に作りたい、どうか私に作り方を教えてほしい」
「わかりましたわ」
メイドにエプロンを用意させ、それをムスカリに手渡すと、戸惑いながらもそれを着用してくれた。アルメリアがその姿を見て笑うと、ムスカリも照れ笑いをする。
そうして厨房へ向かうと、まずパウンドケーキの基本材料を用意した。
「これに好きなものを加えましょう。殿下はドライフルーツはお好きですか?」
「そうだな、生のフルーツは好きだが、ドライフルーツはあまり食さない」
「ではナッツ類は?」
「うん、ナッツは好きだ」
「では、ナッツを入れましょう」
そうして材料の準備がすべて整うと、ナッツが沈まないよう濡らして粉をふる。ナッツについた余分な粉をしっかり払うと、二人ならんでボールを覗き込みながら、順番に材料を入れ手際よくかき混ぜ始める。
「アルメリア、手慣れているようだが君はよく厨房に立つのか?」
「商品開発でお料理することもありますから。さぁ、殿下ナッツを入れてください。あまり入れると生地が膨らまなくなりますわ」
「わかった、多ければよいというものではないのだな」
そう言いながら、楽しそうにナッツを入れる。その横顔を見ながらアルメリアは恐れ多いと思いながらもお誘いしてよかったと思った。
生地が出来上がるとあらかじめ暖めておいた型に流し込む。とんとん、と空気を抜き火の入ったオーブンに入れた。
「焼き加減は目で見て確認しなければなりませんから、しばらくここから離れられませんわ」
そう言ってムスカリの椅子を用意し座るように促すと、アルメリアはオーブンの中を覗くために床に座った。それを見たムスカリは、椅子を断ってアルメリアのとなりに座った。
「私には何もかも初めての体験だ。君と作ったケーキが焼ける過程を君と一緒に見たい」
お世辞ではなく、ムスカリはこれらの過程を本当に楽しんでいるようだった。
二人はそろってオーブンの中をじっと見つめた。
「こんなに楽しい誕生日をすごせるのだから、前もって二週間ぶんの執務を一気に終わらせたかいがあったというものだ」
「もしかして、それで最近忙しくしていらしたのですね?」
「そうだ。君に会えないのもつらかったが、こうして特別な時間を共有できるのだからあれぐらいはどうということはないな」
横に座ったムスカリが、じっとを見つめてくるので恥ずかしくなったアルメリアは、オーブンの中身にに視線を集中した。
「ほら、少し膨らんできましたわ」
アルメリアにそう言われ、ムスカリもオーブンに視線を戻し中を覗く。
「色といい、香りといいなんともうまそうだ」
「表面が割れてきましたわね、この割れがないと美味しくありませんの。焼き上がったら、ナッツをキャラメリゼして上にデコレーションすれば完成ですわ」
「そうか、それは楽しみだ」
そう言うと嬉しそうに微笑んだ。
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