特典付きの錬金術師は異世界で無双したい。

TEFt

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長期休み

身体強化魔法の可能性

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 弟子になってからまず行われたのは大量の文献を読むことだった。古いものから最近のものまで、論文に調査書、書籍を読み専門的な知識をひたすら頭に入れる。分かりにくいところはパルミラさんに逐一聞き、生物の仕組み、反応、魔力について理解した。

「ある程度知識は蓄えたな、そろそろ実戦するとしよう。」
「わかりました!」

 ようやく本格的に取り組むことができる。生物分野について詳しくなったがこの知識も活用できそうだ。

「いいか、細胞については理解したな。」
「はい、構造も理解しました。」
「ならばそれに魔力を纏わせろ、普段使う身体強化魔法に近くなるはずじゃ。」

 細胞一つ一つに纏わせるように魔力を操作していく、すると確かに今まで使っていた身体強化魔法に近い感じがする。ただ違う点があるとすれば自由に魔力を操作できるので魔力量を増やしたり減らすことで加減ができる。さらに、消費される魔力量も通常より少なく済んでいる気がする。

「かなり消費する魔力が減ったじゃろ。それが魔力操作の利点じゃ。」
「けっこう戦略の幅も広がりますね。」
「それだけできたら次に行こうか、マッスルが使えなかったやつだ。魔力の消費がかなり多い。」
「頑張ります!」
「細胞に纏わせたのと同じように神経や脳に魔力を纏わせろ、特に人体に悪影響はないから大丈夫だ。」

 ちょっと不安がないとは言えないが、試してみる。まずは神経に魔力を纏わせてみるがあんまり変化を感じられない。多少、感覚の範囲が増えたような気もする。次は脳だ。いきなりは怖いので少しづつ魔力を纏わせていくとかなりの変化が現れた。だんだん世界がスローに変わっていくのである。

「脳に魔力を与えれば処理速度が向上し知覚のスピードが上がる。神経は反応が強化され知覚のスピードに体がついていけるようになるんじゃよ。『クロックアップ』という。」
 
 魔力の消費はかなり激しい。だけどこれが使えれば、マ〇リックスごっこだってできる。

「そこまでできれば上出来じゃ。」
「いやぁ、でも結構疲れますね。」
「まぁ、あまり脳のほうに魔力を大量に与えすぎないほうがいい。適度なら悪影響はないが増やせば増やすほど負荷がかかるからな。」
「は?それ死にませんよね。」
「わしの限界では死なんだが、お前だとどうなるかわからんな。」

 危なっ!面白いからどんどん魔力増やすところだったぞ。

「そうじゃ、今は関係ないが、細胞に魔力を纏わせて強化すると、より活性化して長生きできるぞ。酒が抜けやすくなったりもするし、なかなかいいものだろう。」
「もはや別の魔法じゃん!」
「まぁ、知られておらんからな。」

 身体強化魔法って、生命の活動に関することならなんでもできそうなんだけど。

「まだ、他にもあるぞ。体内の微弱な電気を増幅させたりとかな。」
「まじでなんでもありかよ…。」
「また教えてやるから、今は知覚のスピードに慣れるよう特訓じゃな。」

 身体強化魔法のチートぶりを体験した。もしかしたら俺が知らないだけで錬金とかにもそういうチート性能があるのかもしれない。知覚のスピードは常人の2~3倍のスピードが一番安定して使えそうだ。




作者の時間

この作品を読んでいただいて、ありがとうございます。ちょっと連絡です。最近毎日更新を続けていますが2~3日休ませていただきます。リアルでちょっと忙しくなるのですいません。
m(__)m
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