特典付きの錬金術師は異世界で無双したい。

TEFt

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少年期

少年期第12話

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    いやはや、少しばかり遊びすぎてしまった。みんなわかるだろ。超新感覚の新しいゲームをするときぶっ通しでやっちゃう感じ。でも、移動にはもってこいだったよ。

   そしていつも通り過ごす。最近の楽しみは変わらずアリスと遊ぶことだ。それにな、アリスったらな俺の顔見て笑うんだよ。かわいいよねぇ。まじ天使。
    そうやって癒しを大量にストックしたら、次はこれ、『重要そうな本』。あのタッキー君とこからパクッ・・・ゲフンゲフン、拝借したこの本を調べるのだ。さて、適当に見てみようか。パラパラとページをめくっていて気づいた。右下にパラパラ漫画があった。何やってるんだあいつ、どんだけ暇やってんあいつ。しかもおもしろくない。ただ棒人間が横にスライドするだけ。

    しばらくして、ようやく重要そうなページを見つけた。『創造錬金と魅惑のスキル~伝説のヨ・カ・ン~』・・・なんかエロゲのタイトルみたいになってもうてるやん。ほんとにあいつボケすぎや。疲れる読むだけやのに、めっちゃ疲れる。

    ようやく見終わった。あいつ字汚くてなに書いてあるかわからんからハイルに翻訳頼んだわ。そして簡潔に言うと存在していないスキルだって創造可能だということ。つまり浄化魔法を創れる。原理は分からないけど。まぁ、これで課題クリアだな。久しぶりに銃作成の続きしようかな。オリハルコンだけ貯まってくる。

 今回作るのは銃ではお馴染みグリップです。柄もなにも入ってないのは流石になぁって感じなので『DTY』と彫っておいた。意味は『ディオンが作ったちょー強い銃。殺ったるでー1号』ということだ。文章の頭文字を英語にしたらそれっぽくなる。もう魔力が無いや。寝ようっと。

    次の日、俺はいつもと変わらない朝を過ごす。スキルの創造は可能だって分かったしダラダラ過ごしてもいいよね。
 アリスちゃーん!ほっぺプニプニしてやるぞー。
 『プニプニ、プニプニ』とリズムよく触るとアリスは笑ってくれる。それがかわいくてつい1時間位やってしまう。

 アリスがお昼寝をし始めたのでリビングに行くと、

 「ディオン様珍しいですね、どうしたんですか?」

 シアンがいた。しかも掃除をしているだと!こいつのメイドらしいとこ初めて見た気がする。

 「いや、暇になってね。それと、シアンってメイドだったんだね。」
 「ディオン様、私働いてるんですよ。毎日メイドの仕事してますよ。」

 俺はちょっとばかしやってみたいことがある。ドラマとかでよく見る。姑と嫁の戦いである。いわゆる『○○さん、ここにホコリが溜まってましてよ。』というやつだ。今回は棚の上に指を置き、ツーっとなぞる。そして指先を見ると・・・ないだと。ホコリの欠片すらない。繊維の一本も落ちていない。

    「ディオン様、何をそんなに驚いているのですか?」
    「残ってない、ホコリの欠片もない。」
    「それはホコリが少しでもあるとエリーゼ様が…ゴホッゴホゴホ、なんでもありません。」
    「そう?あとシアン、今暇?」
    「もう仕事は終わったので暇ですね。」

    よし、いっちょここらで異世界にきたらやる、アレをしようかな。

    「新しいゲームを考えたんだ。(地球にすんでた昔の人が考えたんだけど。)」
    「おもしろそうです!何ですかディオン様。」
    「リバーシだ!!」

    簡単なルールだけど奥が深い。リバーシ、これは『オセロ』というシェイクスピアの戯曲のひとつからきている。黒は黒人、白は白人、台の緑は草原からきているみたいだ。意外にもリバーシが作られたのは日本で、しかも1960~70年代にできている。(ハイルのwiki参照)
 すごいねさすがハイルだよって感じだ。なんか(wiki )て出てくると懐かしのパソコン時代を思い出す。愛しのハニー。もう会えないけどね。

    「ディオン様リバーシ?って何ですか?」
    「やってみようか。」

    木で作った台と石を創造する。シアンには見えないように…。

    「これだよ。」
    「白黒の丸いのがありますね。なんだか、かわいいです。」

    その後数時間にわたりシアンとリバーシをして遊んだ。シアンもコツを掴んだのか上手くなってきている。

    「あぅ、角を角さえとればぁ~。」

    いや間違いだ。角をとろうとして罠にかかり負けっぱなしである。頭では分かってるつもりなんだろうけど。

    しばらくやっていると父上がやって来た。

    「うん?ディオン何をしてるのだ。」
    「リバーシという僕が考えたボードゲームです。」
    「ほぅ、ちとやってみようかの。シアン代わってくれ。」
    「ルールはよいのですか?」
    「少し見たから分かる。簡単で良いな。」

 白  父上 VS  黒  ディオン  勝負の行方は!!
   

    序盤は父上が石をばらまき大量に俺の石をとっていく。罠とも知らずになぁ。

    「なんだディオンそんなものか。わしが教えてやろうか?ハッハッハ。」

    そうかい、そうかい。なら見せてやるよ。ネットで培った俺の本気をよぉ!

  3分後   
    「うむ?あまり石をとれんな。」

 5分後
 「パッ、パスじゃ。」

 8分後
 「待ってタンマタンマ。そこはそこだけはダメじゃー!」

 10分後
 「………参った。」

 俺圧勝!余裕をぶっこいてるからな。角を全部取ってやった。いやー、なんとも清々しいぜまったく。

 「ディオンこのボードゲーム売っても良いかな?」
 「でもこれは僕が考えたからね。交渉次第だよ。」
 「ディオン、お前いまいくつだ?」
 「もうすぐ4歳になるかな。」
 「旦那様、ディオン様の異常さは今に始まったことではありませんから。」
 「では、ガルド商会として話をしよう。そのボードゲームを作る権利を借りたい。3年契約で金貨 2000枚はどうだ。」

  確か、下から鉄貨、銅貨、銀貨、金貨でそれぞれを日本円みたいにすると、10円、100円、1000円、10000円みたいな感じだった。だから、2000万円だとぅ!

    「不満か、金貨2500枚でとうだ?」
    「分かりました、それで結構です。」
    「それじゃ、早速仕事だ。職人を集めないとな。材質も変えた方がいいな、簡単だから幅広く……。」

    完全に商人モードである。そういや、俺の誕生日いつだっけ?忘れちまった。たしかあと1週間はあったはず。最近年かなぁ。物忘れが激しいや。それよりも、アリスのとこにゴーしよう!アリスー!

    「私はどうしましょう。ディオン様はどこかに走ってたし、旦那様は集中してるし。うーん。そうだ夕食の準備をしましょう。ルンルン♪」

   今日もフォーリナー家は平和です。


作者の時間
期間を開けてしまってすみませんでした。しかし、これから私にはある試練が降りかかるのです。それは学園祭、遠足で浮かれた私たちに下される悪魔の鉄槌その名を『中間テスト』という。やつが来るのでしばらく投稿できないです。申し訳ない。頑張って投稿できるときは出します。では!!

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