【完結】禁断の契約〜スライムと秘めた愛の日々〜

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【スピンオフ】スライムと私の契約生活 〜とろける愛の日々〜

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朝日が窓から差し込み、瀬戸麻里の寝室を柔らかな光で満たしていた。アラームが鳴る前だが、彼女の体は既に目覚めの兆しを見せていた。それもそのはず—彼女の肌に何かが優しく触れていたからだ。

「んっ...」

麻里は微かな声を漏らし、目を閉じたまま微笑んだ。彼女の肌を撫でるのは、人間の指とは少し違う、柔らかくしっとりとした感触。冷たくもなく暖かくもない、不思議な温度の青い半透明の物質が、彼女の腕から首筋へと流れるように移動していた。

「もう朝?」彼女は囁いた。

返事はなかったが、彼女の体を包むように広がっていた青いスライムが波打ち、彼女の耳に触れた。それは麻里の意識を優しく呼び覚ます、最高の目覚まし方法だった。

「陣内、もう少し...」

彼女の言葉と共に、青いスライム状の物質が彼女の首元から胸元へと移動し、シーツの下へと潜り込んだ。麻里は微かに身を震わせ、目を開いた。彼女の横では、スライムの一部が徐々に形を整え始め、やがて人の上半身が現れた。青みがかった長い髪、神秘的な青い瞳、そして完璧な彫刻のような顔立ち。陣内遼だ。

「おはよう」彼は微笑みながら言った。「よく眠れたか?」

麻里は上体を起こし、彼に向かって腕を伸ばした。「ええ、最高に。でもまだ足りないわ...」

陣内は彼女の腕に応え、彼女を抱きしめた。彼の上半身は人間の形だが、下半身はまだスライム状で、麻里の足を優しく包み込んでいた。

「今日はレイトインじゃなかったっけ?」陣内は彼女の耳元で囁いた。

麻里はくすぐったそうに微笑んだ。「そうね...10時出社だから、まだ時間はたっぷりあるわ」

陣内の青い瞳が少し暗くなり、彼の体全体が淡く発光し始めた。「それなら...」

彼の腕がスライム状に変化し、麻里の体を包み込むように広がった。少し冷たく粘性のある感触が彼女の素肌に伝わり、思わず声が漏れる。

「あっ...」

「声を出すな」陣内は優しく厳しく言った。「壁は薄いぞ」

麻里は微笑み、彼の首に腕を回した。「あなたがそんなことするから...」

陣内と出会ってから一年。魔物研究の権威・片桐一馬との戦いを経て、シアン商会は大きく変わった。麻里は「魔物共生研究所」の所長となり、陣内とともに人間と魔物の共生研究を進めていた。そして何より、二人の関係は日に日に深まっていった。

スライムである陣内の特性は、彼らの親密な時間をより特別なものにしていた。彼の体は形を自在に変え、麻里の全身を同時に愛することができる。今朝も、彼のスライム体が彼女を包み込み、あらゆる場所を同時に愛撫していた。

「陣内...」麻里は囁き、彼の青い髪に指を絡めた。

彼の体はさらに輝きを増し、部屋全体が青白い光に包まれた。麻里の意識も徐々に青い光の中に溶けていった...

---

シャワーを浴びながら、麻里は肌に残る感覚を楽しんでいた。陣内との「エネルギー交換」は、通常の関係とは全く異なる。彼のスライム体は彼女の全身を同時に愛し、神経の一本一本に快感をもたらす。それは彼女が過去に経験したことのない、特別な結びつきだった。

「タオルはここだよ」

シャワーカーテンの外から、タオルを持った腕が伸びてきた。腕だけが異常に長く伸びている光景は、一年前なら彼女を驚かせただろうが、今では日常の一部だった。

「ありがとう」麻里はタオルを受け取った。

彼女がバスルームから出ると、陣内はキッチンでコーヒーを淹れていた。彼は完全に人間の姿に戻っていたが、腕は相変わらず少し透明で、青い光を内側から放っていた。

「今日は何の予定があるんだっけ?」陣内は麻里にコーヒーを差し出しながら尋ねた。

麻里はカップを受け取り、一口飲んだ。「午前中は高瀬さんと新しい共生理論の打ち合わせ。午後は...」

彼女は突然言葉を切った。「あっ、忘れてた。今日、夕方から村田さんの家でパーティがあるのよ」

陣内は眉を上げた。「パーティ?」

「そう、彼女の婚約パーティ。あなたも招待されてるわ」麻里は微笑んだ。「研究所のみんなが集まるみたい」

陣内は少し困ったような表情になった。「人が多いところは...」

麻里は彼の手を取った。彼の手は接触した瞬間、少しスライム状に変化し、彼女の指の間に絡みついた。それは二人だけの特別な触れ合い方だった。

「大丈夫よ。みんなあなたを受け入れてるわ」麻里は彼を安心させるように言った。「それに、着ていくものなら心配しなくていいわ」

陣内は困惑した表情で彼女を見た。「どういう意味だ?」

麻里は茶目っ気たっぷりに微笑んだ。「あなた、服を着る必要がないじゃない。自分の体で好きな服装を作れるんだから」

陣内の顔が少し青くなった—それは彼の恥じらいを示す反応だった。「それは...」

「冗談よ」麻里は笑った。「でも本当に便利よね。ほら、ネクタイを締めるのを手伝ってあげる」

彼女は立ち上がり、陣内の首元に手を伸ばした。陣内の襟元と思われる部分に触れると、その部分がスライム状に変化し、彼女の指に反応した。

「くすぐったい」陣内は微笑んだ。

麻里は彼の胸に手を当てた。シャツのように見えるその表面も、実は彼の体の一部だ。彼女の手が触れると、その部分が少し波打った。

「私は...幸せよ」麻里は突然言った。

陣内の目が優しさで満たされた。「私も」

彼は彼女を抱きしめた。彼の体が少しスライム化し、彼女を包み込むように広がる。それは人間の抱擁とは違う、全身を愛撫されるような感覚だった。

「でも、そろそろ準備しないと」麻里は彼の胸から離れると言った。「研究所へ行かなきゃ」

二人は準備を整え、アパートを出た。外では小雨が降り始めていた。

「傘...」麻里が呟いた時、陣内が微笑んだ。

「必要ない」

彼は片手を上に掲げ、その腕がスライム状に伸び、青い半透明の膜が二人の頭上に広がった。完璧な傘の形だ。

「あなたがいると本当に便利ね」麻里は笑いながら言った。

「それが契約の特典だ」陣内はにっこり笑った。

二人は雨の中を、スライムの傘に守られながら研究所へと向かった。

---

魔物共生研究所に到着すると、高瀬誠が彼らを迎えた。彼は麻里と陣内の親友であり、片桐との戦いでも彼らを助けた重要な仲間だ。

「おはよう、二人とも」高瀬は笑顔で言った。「今日は遅かったね」

麻里は少し頬を赤らめた。「ちょっと朝の準備に時間がかかっちゃって...」

高瀬は意味ありげに頷き、陣内を見た。「今日の調子はどう?形態は安定してる?」

陣内はうなずいた。「問題ない。エネルギー交換も順調だ」

彼の言葉に麻里の顔がさらに赤くなった。「高瀬さん、新しい理論の資料はどこ?」と話題を変えた。

三人は研究所の会議室に向かった。途中、研究員たちが麻里と陣内に挨拶をした。最初は彼らの関係に戸惑いを見せていた研究員たちも、今では二人を人間と魔物の共生の象徴として尊敬していた。

会議室では、新しい共生理論についての議論が進んだ。陣内は自身の経験を基に、インキュバススライムと人間の共生について説明した。彼の体が一部スライム化しながら変化する様子は、説明に視覚的な説得力を与えていた。

「つまり」麻里は説明を続けた。「魔物と人間の契約は、単なる力の従属関係ではなく、エネルギーの相互交換なんです。陣内の場合、彼は私から感情エネルギーを得て、代わりに彼の魔力を私に分け与えています」

高瀬はメモを取りながら頷いた。「その理論が正しければ、他の魔物種族との共生も可能かもしれないね」

「ただし」陣内は付け加えた。「適合性が重要だ。すべての人間とすべての魔物が契約できるわけではない」

「そこが今後の研究課題ね」麻里は資料を整理しながら言った。

会議が終わり、三人はランチのために研究所のカフェテリアに向かった。カフェテリアでは、人間の研究員だけでなく、いくつかの小型魔物も見かけた。それは研究所の新しい試みの一つで、適合性の高い魔物を研究協力者として迎え入れていた。

「麻里さん」高瀬が食事中に言った。「今夜の村田さんのパーティ、行くよね?」

麻里はうなずいた。「ええ、陣内も一緒に」

高瀬は陣内を見て微笑んだ。「良かった。みんな楽しみにしているよ」

陣内は少し戸惑ったように頷いた。麻里は彼の手に自分の手を重ねた。陣内の手が少しスライム化し、彼女の指に絡みついた。

「心配しないで」麻里は優しく言った。「みんなあなたを受け入れてるわ」

陣内は彼女を見つめ、微笑んだ。「ああ...ありがとう」

---

午後の研究を終え、二人はパーティのために早めに研究所を出た。麻里のアパートに戻り、準備を始める。

「どんな服を着ればいいだろう?」陣内は少し不安そうに尋ねた。

麻里はクローゼットから服を選びながら答えた。「カジュアルでいいと思うわ。あ、そうだ...」

彼女は引き出しを開け、小さな箱を取り出した。「これ、あなたにプレゼント」

陣内は驚いた表情で箱を受け取った。開けると、中には青い宝石のカフスリンクがあった。

「これは...」

「あなたの色に合わせて選んだの」麻里は微笑んだ。「気に入った?」

陣内は感動した様子で宝石を見つめた。「ありがとう...素晴らしい」

彼は箱を置き、麻里を抱きしめた。彼の体が少しスライム化し、彼女を包み込む。それは彼の感情表現の一つだった。

「私はここまでなんて幸せになれるとは思っていなかった」陣内は彼女の髪に顔を埋めながら言った。「あの保管室で出会った時...」

麻里は彼の胸に頬を寄せた。「私も...あの日、命の危険を感じたけれど、今では人生で最高の日だったと思ってる」

二人はしばらくそのまま抱き合っていた。陣内の体が微かに脈動し、彼女の体にリズミカルに触れている。それは彼なりの愛情表現だった。

「着替えなくちゃ」やがて麻里が言った。

陣内は彼女から離れ、服に手を伸ばした。彼の体から青い光が放たれ、彼の外見が徐々に変化していった。普段着ていたラフな格好から、スマートなシャツとスラックスに変わる。そして最後に、彼は麻里からもらったカフスリンクを袖口に取り付けた。

「どう?」彼は少し照れくさそうに尋ねた。

麻里は感嘆の声を上げた。「素敵よ!本当に人間の男性と変わらないわ」

「でも内側は違う」陣内は自分の腕を見た。光が当たると、皮膚が少し透けて見える。「完全に人間には見えない」

麻里は彼に近づき、その腕に触れた。「それがあなたの魅力よ。人間じゃないから...こんなこともできる」

彼女が触れた場所が波打ち、スライム状に変化した。陣内の表情が柔らかくなる。

「麻里...」

彼は彼女を引き寄せ、キスをした。彼の唇は人間のものよりわずかに違う感触。少し冷たく、微かに粘性がある。しかしそれは麻里が最も愛する感触だった。

「行きましょう」キスを終えた麻里が言った。「遅れちゃうわ」

---

村田の家は、研究所から少し離れた住宅街にあった。彼女は新しい婚約者と同居を始めたばかりで、今夜のパーティはその記念でもあった。

麻里と陣内が到着すると、既に多くの同僚たちが集まっていた。

「麻里さん、陣内さん!」村田が嬉しそうに二人を迎えた。「来てくれて嬉しいわ」

村田の横には、彼女の婚約者である河野が立っていた。彼は麻里と陣内に微笑みかけた。

「よろしくお願いします」彼は伸ばした手で陣内と握手した。

陣内は少し緊張した様子だったが、丁寧に握手を返した。彼は自分の手が人間らしく見えるよう、特に注意を払っていた。

パーティは和やかな雰囲気で進んだ。研究所の仲間たちは陣内に慣れており、彼を特別扱いせず、一人の仲間として接していた。それは麻里が最も嬉しいことだった。

「麻里さん」高瀬がワイングラスを持って近づいてきた。「あれ、陣内さんは?」

麻里は部屋を見回した。「さっきまでここにいたんだけど...」

彼女は少し心配になり、部屋を出てテラスに向かった。そこで陣内は一人、夜空を見上げていた。

「ここにいたのね」麻里は彼の横に立った。「大丈夫?」

陣内は彼女に微笑みかけた。「ああ、少し息抜きが必要だっただけだ」

彼の体が月明かりに照らされ、青く輝いていた。スーツに見えるその外見の下で、彼の本質であるスライムが微かに脈動しているのが見えた。

「疲れた?」麻里は心配そうに尋ねた。

陣内は頭を振った。「違う...幸せすぎて、少し怖くなった」

「怖い?」

「ああ...」彼は夜空を見上げた。「自分がこんなに受け入れられるとは思っていなかった。人間たちに、そして...あなたに」

麻里は彼の手を取った。「それは私も同じよ。エリートだった私が、地方の魔物商会に転職して、魔物と契約して...でも今は、これ以上ない幸せを感じてる」

陣内は彼女を見つめ、その青い瞳に深い感情が湛えられていた。「契約は永遠だ」

「そう...永遠よ」麻里は彼に寄り添った。

テラスの月明かりの下、二人は静かに寄り添っていた。陣内の体が少しずつスライム化し、麻里を優しく包み込んでいく。彼らの体が触れ合う場所から、微かな青い光が放たれていた。

「そろそろ戻りましょうか」麻里は小声で言った。「みんな不思議に思うわ」

陣内はうなずき、彼女の手を握った。「もう少し...こうしていたい」

麻里は微笑んだ。「そうね、もう少しだけ」

月明かりがテラスを照らす中、人間と魔物の禁断の契約から始まった二人の物語は、新たな日々を重ねていくのだった。
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