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第1章 スズメの上京
第10話 幽霊坂の怪異
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「つまり更地にしようと、庭にあった猫の塚を、壊したのか?」
正田の話をじっと聞いていた銀二であったが、どうやら話の筋がのみこめたようで、もともとのせっかちさが表に出てきた。
「ああ、それからずっと、おかしなことが起こり始めたそうだ」
「どんな?」
「死人が出たらしい」
「事故か? 病気か?」
「さぁ、そこまでは聞いていない。だが、工事は途中で止まっているし、ほら、このちょっと先の幽霊坂、あそこで化け猫を見たって話も聞いた。猫というか、猫みたいな女だそうだが」
銀二と正田はそれから日本酒を二合あけて店を出た。
別れ際に、幽霊坂を通るのかと正田に聞かれ、俺は化け猫に道を譲る気はないと、虚勢を張った正田と別れた。
「何が化け猫だ。だいたい猫は嫌いじゃないし、女もまんざらじゃない」
銀二はつまらないことを言ってしまったと、右手で軽く頭を叩き、帰り道を急いだ。別に怖くて道を急ごうというわけではない。自分はただ、早く家に帰って寝たいだけだ。4月とはいえ、夜はまだ冷え込む。酔いが醒めないうちに家にたどり着きたいものだと、そんなことを考えながら、うつむき加減で腕を組みながら、小走りに坂を上って行った。
不意にひんやりとした空気が銀二を包む。銀二は思わず身震いをし、一瞬立ち止まった。
「冷えるなぁ、畜生」
そう吐き捨てて、歩き出そうとしたとき、背後から鳴き声が聞こえる。
猫である。
それはどちらかといえば低い声、威嚇しているわけではないが、好意を持って甘えている声とは明らかに違う。銀二は振り返るのをためらった。猫一匹、畏れる必要もないが、気にすることもない。このまま立ち去って何の不都合がある。
さらに猫の鳴き声――さっきよりも強く、そしてやや長めに鳴いている。
おかしい。銀二はあることに気付く。
もう一鳴き――短く、そしてさっき声がしたところよりもこちらに近づいているように感じたが、そのことよりも銀二を震え上がらせたのは、声の発している高さである。
後ろから――それも頭の真後ろからその鳴き声は聞こえる。猫の頭と自分の頭が同じ位置にあるなどということはあるだろうか。そしてこのまま次の猫の鳴き声を聞いたとき、猫と自分の距離は首筋に息がかかるほどに接近するに違いない。銀二は走り出した。
背後でまた鳴き声が聞こえる。確実に遠ざかっている。安堵の気持ちがそれまで抑えていた銀二のある欲求を解放した。走りながら、銀二は後ろを振り返る。
女――暗くて服装は解らないが、そのシルエットは髪型、すっと伸びた細い首、なで肩の型、腰から下は一つの影になっていて男性の立ち姿とは違うのは見て取れる。銀二はそれを女と認識したうえで、振り向いたことを酷く後悔し、今度は全速力で坂を駆けあがった。
どこをどう走ったのか、銀二はびっしょりと冷たい汗をかきながら玄関の扉を叩いて妻を起こし、がたがたと震えながらすぐに布団にもぐりこんで口も利かずに一晩を過ごした。
どんなに目を瞑っても、銀二のまぶたの裏には二つの光が消えることはなかった。
それは、人の目ではなく、猫の光る眼であった。
「どうだ?」
「いや、もうこの辺にしておく」
羽佐間剛は上京してすぐに同郷の級友、長谷川幸太郎と再会し、神田で創業100年を超えるあんこう鍋の老舗『いせ源』の奥座敷で酒を酌み交わしていた。
幸太郎は剛につごうとした徳利をテーブルに置いた。
「どうだ。いると思うか――化け猫は?」
「さぁ、どうだろう。50年以上生きた猫の尾は二つに割れ、妖怪猫又になると聞くが、怪異と言うのはだいたいそうやって人に化けては、悪さをする物らしい。悪さと言っても人を驚かせておしまいの場合もあるし、戒めや懲らしめや、それこそ祟るということもあるそうだが、さてさて、面妖、面妖、奇々怪々なこの話は、果たしてそのような怪異の仕業と決めつけるには、まだ早いと俺は思うけどな……それで、その銀二という男はどうなった?」
幸太郎は腕を組んで気難しそうに答えた。
「それが解らんのだ。死んだという話、未だに病に臥せっているという話、入院というのもあったが、いずれにしてもその人物がいたことは確かだ」
「ほう、そうなのか」
「鉄道の工事の元請から、この話は聞いている。うちの会社がその銀二という男がやっていた仕事を引きついている」
剛もまた腕組みをし、少し間をおいて幸太郎に問う。
「正田という男はどうだ?」
「それ以来、この工事から手を引いたそうだ。こんな物騒なところで仕事はできないと」
「それもまた、元請からの話か?」
「そうだ」
「その話をした男に会えるか?」
「おう、すぐには難しいな。だが、必要であれば、一席用意しよう」
幸太郎の言葉はどこまでもまっすぐで、この男の約束なら、必ず果たされるだろうという安心感があった。
「それでどうなのだ?」
「何がだ?」
剛は、幸太郎の質問が祟りはあるのか、或いは化け猫はいると思うのか、いったいどっちを聞かれているのかわからなかった。
「この話は、お前の役に立つのかと、俺は聞いている。その……小説家になるのだろう。お前」
剛は一瞬、幸太郎が何を言っているのかわからずに固まってしまったが、やがて大きな声で笑って答えた。
「お前は良い奴だ、幸太郎。ああ、実に面白い話だ。来る途中も面白い御仁に会えたし、東京に来て本当によかった」
「ほう、そうか、それはどんな御仁だ?」
「尼僧だ、そう、若くて美しい……そして頭の切れる麗人だった」
チュン、チュン、チュン、チュン
「私はあの人嫌いよ」
幸太郎は雀の鳴き声に驚き、そういえば、剛の袖の下に隠れていたことを思い出し、餌は何かいるかと聞いた。剛は人の食べ物を与えるのは良くないと言い、そろそろここを出ようかと持ちかけた。
「ふむ、もういい頃だな。食ったし、飲んだし、良く話した。お前との話はやはり面白い。どうだ? その幽霊坂はここからさほど遠くない。足を延ばしてみるか」
「いや、今夜はやめておこう。スズメは猫が嫌いだし、知らない土地でうっかりはぐれでもしたら大変だ」
「おう、それもそうだな。また今度にしよう。それじゃあ、下宿先まで案内しよう。俺のよく知っている人で、いささか変わり者ではあるが、話の分かる人だ。スズメの一羽くらい、飼うのは許してくれるだろう」
幸太郎はそういえば鳥籠が家にあるから、それをくれてやろうと言い出した。剛はこのスズメは自分によくなついているから籠はいらないと断ったが、野良猫にでも襲われたら大変だし、下宿先には俺から頼んでやるからと言い出したので、いよいよ断れない。明日にでも人をやらせるから受け取るようにと言われ、それをしぶしぶ承知した。
こうして二人は、剛の下宿先となる喫茶店『東風亭』に向かったのである。
正田の話をじっと聞いていた銀二であったが、どうやら話の筋がのみこめたようで、もともとのせっかちさが表に出てきた。
「ああ、それからずっと、おかしなことが起こり始めたそうだ」
「どんな?」
「死人が出たらしい」
「事故か? 病気か?」
「さぁ、そこまでは聞いていない。だが、工事は途中で止まっているし、ほら、このちょっと先の幽霊坂、あそこで化け猫を見たって話も聞いた。猫というか、猫みたいな女だそうだが」
銀二と正田はそれから日本酒を二合あけて店を出た。
別れ際に、幽霊坂を通るのかと正田に聞かれ、俺は化け猫に道を譲る気はないと、虚勢を張った正田と別れた。
「何が化け猫だ。だいたい猫は嫌いじゃないし、女もまんざらじゃない」
銀二はつまらないことを言ってしまったと、右手で軽く頭を叩き、帰り道を急いだ。別に怖くて道を急ごうというわけではない。自分はただ、早く家に帰って寝たいだけだ。4月とはいえ、夜はまだ冷え込む。酔いが醒めないうちに家にたどり着きたいものだと、そんなことを考えながら、うつむき加減で腕を組みながら、小走りに坂を上って行った。
不意にひんやりとした空気が銀二を包む。銀二は思わず身震いをし、一瞬立ち止まった。
「冷えるなぁ、畜生」
そう吐き捨てて、歩き出そうとしたとき、背後から鳴き声が聞こえる。
猫である。
それはどちらかといえば低い声、威嚇しているわけではないが、好意を持って甘えている声とは明らかに違う。銀二は振り返るのをためらった。猫一匹、畏れる必要もないが、気にすることもない。このまま立ち去って何の不都合がある。
さらに猫の鳴き声――さっきよりも強く、そしてやや長めに鳴いている。
おかしい。銀二はあることに気付く。
もう一鳴き――短く、そしてさっき声がしたところよりもこちらに近づいているように感じたが、そのことよりも銀二を震え上がらせたのは、声の発している高さである。
後ろから――それも頭の真後ろからその鳴き声は聞こえる。猫の頭と自分の頭が同じ位置にあるなどということはあるだろうか。そしてこのまま次の猫の鳴き声を聞いたとき、猫と自分の距離は首筋に息がかかるほどに接近するに違いない。銀二は走り出した。
背後でまた鳴き声が聞こえる。確実に遠ざかっている。安堵の気持ちがそれまで抑えていた銀二のある欲求を解放した。走りながら、銀二は後ろを振り返る。
女――暗くて服装は解らないが、そのシルエットは髪型、すっと伸びた細い首、なで肩の型、腰から下は一つの影になっていて男性の立ち姿とは違うのは見て取れる。銀二はそれを女と認識したうえで、振り向いたことを酷く後悔し、今度は全速力で坂を駆けあがった。
どこをどう走ったのか、銀二はびっしょりと冷たい汗をかきながら玄関の扉を叩いて妻を起こし、がたがたと震えながらすぐに布団にもぐりこんで口も利かずに一晩を過ごした。
どんなに目を瞑っても、銀二のまぶたの裏には二つの光が消えることはなかった。
それは、人の目ではなく、猫の光る眼であった。
「どうだ?」
「いや、もうこの辺にしておく」
羽佐間剛は上京してすぐに同郷の級友、長谷川幸太郎と再会し、神田で創業100年を超えるあんこう鍋の老舗『いせ源』の奥座敷で酒を酌み交わしていた。
幸太郎は剛につごうとした徳利をテーブルに置いた。
「どうだ。いると思うか――化け猫は?」
「さぁ、どうだろう。50年以上生きた猫の尾は二つに割れ、妖怪猫又になると聞くが、怪異と言うのはだいたいそうやって人に化けては、悪さをする物らしい。悪さと言っても人を驚かせておしまいの場合もあるし、戒めや懲らしめや、それこそ祟るということもあるそうだが、さてさて、面妖、面妖、奇々怪々なこの話は、果たしてそのような怪異の仕業と決めつけるには、まだ早いと俺は思うけどな……それで、その銀二という男はどうなった?」
幸太郎は腕を組んで気難しそうに答えた。
「それが解らんのだ。死んだという話、未だに病に臥せっているという話、入院というのもあったが、いずれにしてもその人物がいたことは確かだ」
「ほう、そうなのか」
「鉄道の工事の元請から、この話は聞いている。うちの会社がその銀二という男がやっていた仕事を引きついている」
剛もまた腕組みをし、少し間をおいて幸太郎に問う。
「正田という男はどうだ?」
「それ以来、この工事から手を引いたそうだ。こんな物騒なところで仕事はできないと」
「それもまた、元請からの話か?」
「そうだ」
「その話をした男に会えるか?」
「おう、すぐには難しいな。だが、必要であれば、一席用意しよう」
幸太郎の言葉はどこまでもまっすぐで、この男の約束なら、必ず果たされるだろうという安心感があった。
「それでどうなのだ?」
「何がだ?」
剛は、幸太郎の質問が祟りはあるのか、或いは化け猫はいると思うのか、いったいどっちを聞かれているのかわからなかった。
「この話は、お前の役に立つのかと、俺は聞いている。その……小説家になるのだろう。お前」
剛は一瞬、幸太郎が何を言っているのかわからずに固まってしまったが、やがて大きな声で笑って答えた。
「お前は良い奴だ、幸太郎。ああ、実に面白い話だ。来る途中も面白い御仁に会えたし、東京に来て本当によかった」
「ほう、そうか、それはどんな御仁だ?」
「尼僧だ、そう、若くて美しい……そして頭の切れる麗人だった」
チュン、チュン、チュン、チュン
「私はあの人嫌いよ」
幸太郎は雀の鳴き声に驚き、そういえば、剛の袖の下に隠れていたことを思い出し、餌は何かいるかと聞いた。剛は人の食べ物を与えるのは良くないと言い、そろそろここを出ようかと持ちかけた。
「ふむ、もういい頃だな。食ったし、飲んだし、良く話した。お前との話はやはり面白い。どうだ? その幽霊坂はここからさほど遠くない。足を延ばしてみるか」
「いや、今夜はやめておこう。スズメは猫が嫌いだし、知らない土地でうっかりはぐれでもしたら大変だ」
「おう、それもそうだな。また今度にしよう。それじゃあ、下宿先まで案内しよう。俺のよく知っている人で、いささか変わり者ではあるが、話の分かる人だ。スズメの一羽くらい、飼うのは許してくれるだろう」
幸太郎はそういえば鳥籠が家にあるから、それをくれてやろうと言い出した。剛はこのスズメは自分によくなついているから籠はいらないと断ったが、野良猫にでも襲われたら大変だし、下宿先には俺から頼んでやるからと言い出したので、いよいよ断れない。明日にでも人をやらせるから受け取るようにと言われ、それをしぶしぶ承知した。
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