30 / 31
30 前世からの運命
しおりを挟む
――僕は『ニホン』を知っている
僕の告白でメアリの緑色の眼が揺れだした。動かなくなった彼女の頭をそっと撫でた。
「小さい時から何度も同じ夢を見ていた……僕は、ブランケットにくるまって、路地に座り込んでいた。物乞いの子供だった」
「それは……どこで……」
「わからない。身なりの立派な紳士が、僕に金を恵んでくれた……彼は、『ニホン』から来たと言っていた。そのあと誰かが、『ニホン』は飲み水にも食べ物にも困ることのない豊かな国と教えてくれて……僕は憧れていて……夢に見るのはそれだけだ」
「な、なぜ今までそれを……」
「僕が乞食になった夢なんて、恥ずかしいだろ? 図書館で調べてもそのような国は見つからないし、伝説にも出てこない……王太子である自分がそんな夢を見たと明かせば、悪魔につかれたと断罪される」
「ロバート様! 私にだけは、もっと早く打ち明けてくださればよかったのに……」
メアリの疑問はもっともだ。僕が『ニホン』を幼い時から知っているなら、メアリが転生者と知った時点で打ち明けるのが自然だ。
「自分が生まれ変わりなど、認めたくなかった。王太子である僕自身が『魔王の手先』など、許されるはずがない」
メアリが首を傾げている。まだ納得できないのか眉を寄せている。
「君が『ニホン』からの生まれ変わりと聞き、衝撃を受けた。僕は……仲間がいた喜びと、婚約者まで悪魔つきだったという絶望の間で苦しみ……だからこそ、君の前世を消すことに執着した……本当にひどいことをした」
彼女の表情が、不信から憐憫に変化した。
「いいえ、私と違って、あなたは国王になられる方。ご自身が、史師エリオン様が忌み嫌う転生者だと、そう簡単に認められるものではありません。ずっとずっと苦しみの中にいらしたのね」
ふと温かさにくるまれた。メアリが僕をそっと抱き寄せ、頭を優しくなぜる。
「僕は卑怯な男だ。君のように、どこかにいる転生者を励ますため自らの前世を明かす勇気など、欠片も持ち合わせていない。君に軽蔑されても仕方ない」
「なにをおっしゃるのです! 王位継承者である方が転生者である苦しみは、私には想像もできません」
「僕には、離れていく君を止めることはできない……でも、君にひとかけらでも僕を哀れむ気持ちがあるなら、もう少しだけ傍にいてほしい」
僕の背中に回されたメアリの腕に、ぎゅっと力が込められる。
「いいえ! 命が尽きるまでロバート様にお仕えさせてください」
「ありがとうメアリ。僕の愚かさを、弱さを許してくれ! 君は誰かの希望になりたいと言っていたね。どうか、僕だけの希望であってほしい。君の前世の記憶は、誰にも明かさないでくれ」
「ええ、地球の記憶は、ロバート様と私だけの秘密にしましょう。私の記憶を明かさずとも、陛下がおっしゃったように、時間をかければ偏見を失くすことはできましょう」
メアリの澄んだ声は、慈悲の響きに満ちている。
「私こそ、ロバート様に許してもらわないと」
愛しい婚約者が、恥ずかしそうに俯いた。
「ロバート様にとって、前世の記憶は苦しみのもとでしょうが……私にとっては、こんな嬉しいことはありません。だって……愛しい方が前世で同じ星に生まれていたなんて……」
「僕も同じ気持ちだ。メアリと一緒で嬉しいよ」
「私はネールガンドのカートレット家に生まれ、両親に愛され不自由なく幸せに育ちました。なのに、世界でひとりぼっちのような孤独感が付きまとっていたのです。でも、でも……」
メアリは僕の頬を包み込み、そっと唇を重ね合わせた。
「私はもう、ひとりではないのね……あなたがここにいるもの!」
婚約者は、僕の首に腕を伸ばして抱きついた。
これで彼女は決して僕から離れないだろう。
前世がチキュウ? ニホンに憧れていた? もちろんそんな夢は、見たことがない。
「ロバート様……」
ナイトガウンを羽織ったメアリが、ソファに腰かけている。ブルネットの巻き毛は濡れて、背中に流れている。
「宮殿のお風呂って、金箔が施された彫刻が美しくて驚きました。侍女の皆様のお世話になるのは恥ずかしいですね」
ガウンの下は、薄いネグリジェだけのはず。白い胸元が透けて見える。ジロジロ見るものではないが、豊かな膨らみにどうしても目が吸い寄せられる。
「ロバート様とこうしていると、胸がドキドキします」
僕も入浴をすませ、ガウンを羽織っているだけだ。
テーブルのワインクーラーには、年代物の白ワイン。チーズの盛り合わせが添えてある。セバスチャンのお節介だろうか。
メアリはチーズに手を伸ばすが「あ、その前に」と手を引っ込め、両手を合わせ、目を閉じた。
「史師エリオンは私たちを許されないでしょうが、毎日祈ります。私たちは転生者ですが、ネールガンド国に、ゴンドレシア大陸に、仇なすものではないと……」
やはり彼女の前世は、聖妃アタランテに思えてならない。
「僕も祈ろう。誰にも認められなくとも、今から君は僕の妻で、僕は君の夫だ。史師エリオンの教えの通り、互いを愛し敬い、決して裏切らないことを誓う。たとえ名が二つあろうと、想いは一つだ」
そろそろベッドに入りたいところだが、メアリがまた話しかけてきた。
「よく日本なんてご存知で……」
「君のためにもっと思い出したいが、記憶が曖昧なんだ……思い出さないようにしてきたから……」
僕はあえて、『ニホン』の外の国の出身者と名乗った。同じ国だと、風俗の違いで嘘が発覚するだろうから。「チキュウ」の「ニホン」というからには、別の国があるに違いない。
乞食としたのは、貧困層は富裕層と違い、どの国もあまり変わらないからだ。また世界への知識がなくても、教育を受けていないからと、理由づけができる。
「日本の旅行者が外国の貧しい子どもに金を恵んだとなると、戦後の豊かになった時代でしょうか。私と同じ時代かもしれませんね」
「そうなのか? 僕は『ニホン』について噂しか知らないから」
『ニホン』が本当に豊かな国なのかは不明だが、メアリが前世で衣食住に困窮した様子は、感じられなかった。一般的な階層の女性が、ひとりで旅を楽しめた国……貧困国家ではないのだろう。
「でも外国の方が『日本』を知っているとは、意外でした」
貧困ではない様子から外国との交流がある国と思いこんでいたが、間違えたか?
「『ニホン』は、外国と国交がなかったのか?」
「いえ、鎖国していたのは江戸時代です。ロバート様が前世にいらしたのは、二十世紀後半以降でしょう。ただ『日本』という名は、あまり知られていないのです」
「僕が知っている『ニホン』人はその紳士だけだ。『ニホン』は世界に知られていないのか?」
「日本のGDPは私が死ぬ前で世界四位でしたし、世界中に日本のゲームのファンがいたから、それなりに知られていたかと……いえ、そういうことではないのです」
彼女はなにを言っている?
「私たちの国は、世界では『ジャパン』という名前で知られています。外国人には『日本人』と名乗らず『ジャパニーズ』と名乗ります。ですから多くの外国人は、『ジャパン』は知っていても『日本』という国名を知らないかと」
・・・・・・迂闊であった。よくあることだ。国外と国内で、国の名称が違うことは。
「でも、私は外国に行ったことがなかったし、外国人の知り合いもいなかったので、本当のことはわかりません。スポーツの国際大会では、『ニッポン!』って応援するし……あ、ニホニウムという元素がありました。『日本』という国名も、案外知られているかもしれません」
どうやら疑惑は晴れたらしい。
「すまない。僕がもっと思い出せればいいのだが……」
「いいえ、ロバート様にとっては、忌まわしい記憶なのでしょう?」
「でも僕らが結ばれるのは、前世からの運命だったんだよ」
まだなにか言いたげそうなメアリの唇を、僕は塞いだ。
僕がもっとも恐れること。
それは、ネールガンド一千万人の国民の中に、いや、我が国ではなくとも世界のどこかに、『ニホン』の前世の記憶を持つ者が存在することだ。
その者が、メアリの告白をきっかけに『前世』を明かしたらどうなる?
彼女は僕のことなど忘れて、喜び勇んでその者に飛びつくだろう。その者が男か女か、若者か年寄りかは問題ではない。自分が孤独ではないと知ったメアリは、すぐさまその『転生者』のもとに駆け付けるだろう。彼女の心は、『転生者』に支配されてしまう。
それだけは、絶対に阻止しなければならない。
僕は、勇者セオドアの末裔であることを誇りにしていた。国民が望む王位継承者でありたかった。
しかし今、女を手に入れるために嘘をついた。前世の告白以上に、罪深い所業だ。
このような僕を、史師エリオンはお許しにならないだろう。聖王アトレウスは、僕を地獄に導くだろう。
メアリのガウンをそっと外す。薄いネグリジェを通して、彼女の白い肌が輝く。清らかな肢体をベッドに横たわらせた。
愛しい婚約者は頬を染めて胸を覆い隠す。
「メアリ、愛しているよ」
「ロバート様……好き……嬉しい……」
長い睫毛が涙で光った。メアリはゆっくりと腕を伸ばし、僕の頬に白い指を滑らせる。
この喜びを得るためならば、地獄にだって飛び込んでやる。
宇宙すら支配できる強大な力が、全身に広がった。
僕にはもう、恐ろしいものはなかった。
<了>
僕の告白でメアリの緑色の眼が揺れだした。動かなくなった彼女の頭をそっと撫でた。
「小さい時から何度も同じ夢を見ていた……僕は、ブランケットにくるまって、路地に座り込んでいた。物乞いの子供だった」
「それは……どこで……」
「わからない。身なりの立派な紳士が、僕に金を恵んでくれた……彼は、『ニホン』から来たと言っていた。そのあと誰かが、『ニホン』は飲み水にも食べ物にも困ることのない豊かな国と教えてくれて……僕は憧れていて……夢に見るのはそれだけだ」
「な、なぜ今までそれを……」
「僕が乞食になった夢なんて、恥ずかしいだろ? 図書館で調べてもそのような国は見つからないし、伝説にも出てこない……王太子である自分がそんな夢を見たと明かせば、悪魔につかれたと断罪される」
「ロバート様! 私にだけは、もっと早く打ち明けてくださればよかったのに……」
メアリの疑問はもっともだ。僕が『ニホン』を幼い時から知っているなら、メアリが転生者と知った時点で打ち明けるのが自然だ。
「自分が生まれ変わりなど、認めたくなかった。王太子である僕自身が『魔王の手先』など、許されるはずがない」
メアリが首を傾げている。まだ納得できないのか眉を寄せている。
「君が『ニホン』からの生まれ変わりと聞き、衝撃を受けた。僕は……仲間がいた喜びと、婚約者まで悪魔つきだったという絶望の間で苦しみ……だからこそ、君の前世を消すことに執着した……本当にひどいことをした」
彼女の表情が、不信から憐憫に変化した。
「いいえ、私と違って、あなたは国王になられる方。ご自身が、史師エリオン様が忌み嫌う転生者だと、そう簡単に認められるものではありません。ずっとずっと苦しみの中にいらしたのね」
ふと温かさにくるまれた。メアリが僕をそっと抱き寄せ、頭を優しくなぜる。
「僕は卑怯な男だ。君のように、どこかにいる転生者を励ますため自らの前世を明かす勇気など、欠片も持ち合わせていない。君に軽蔑されても仕方ない」
「なにをおっしゃるのです! 王位継承者である方が転生者である苦しみは、私には想像もできません」
「僕には、離れていく君を止めることはできない……でも、君にひとかけらでも僕を哀れむ気持ちがあるなら、もう少しだけ傍にいてほしい」
僕の背中に回されたメアリの腕に、ぎゅっと力が込められる。
「いいえ! 命が尽きるまでロバート様にお仕えさせてください」
「ありがとうメアリ。僕の愚かさを、弱さを許してくれ! 君は誰かの希望になりたいと言っていたね。どうか、僕だけの希望であってほしい。君の前世の記憶は、誰にも明かさないでくれ」
「ええ、地球の記憶は、ロバート様と私だけの秘密にしましょう。私の記憶を明かさずとも、陛下がおっしゃったように、時間をかければ偏見を失くすことはできましょう」
メアリの澄んだ声は、慈悲の響きに満ちている。
「私こそ、ロバート様に許してもらわないと」
愛しい婚約者が、恥ずかしそうに俯いた。
「ロバート様にとって、前世の記憶は苦しみのもとでしょうが……私にとっては、こんな嬉しいことはありません。だって……愛しい方が前世で同じ星に生まれていたなんて……」
「僕も同じ気持ちだ。メアリと一緒で嬉しいよ」
「私はネールガンドのカートレット家に生まれ、両親に愛され不自由なく幸せに育ちました。なのに、世界でひとりぼっちのような孤独感が付きまとっていたのです。でも、でも……」
メアリは僕の頬を包み込み、そっと唇を重ね合わせた。
「私はもう、ひとりではないのね……あなたがここにいるもの!」
婚約者は、僕の首に腕を伸ばして抱きついた。
これで彼女は決して僕から離れないだろう。
前世がチキュウ? ニホンに憧れていた? もちろんそんな夢は、見たことがない。
「ロバート様……」
ナイトガウンを羽織ったメアリが、ソファに腰かけている。ブルネットの巻き毛は濡れて、背中に流れている。
「宮殿のお風呂って、金箔が施された彫刻が美しくて驚きました。侍女の皆様のお世話になるのは恥ずかしいですね」
ガウンの下は、薄いネグリジェだけのはず。白い胸元が透けて見える。ジロジロ見るものではないが、豊かな膨らみにどうしても目が吸い寄せられる。
「ロバート様とこうしていると、胸がドキドキします」
僕も入浴をすませ、ガウンを羽織っているだけだ。
テーブルのワインクーラーには、年代物の白ワイン。チーズの盛り合わせが添えてある。セバスチャンのお節介だろうか。
メアリはチーズに手を伸ばすが「あ、その前に」と手を引っ込め、両手を合わせ、目を閉じた。
「史師エリオンは私たちを許されないでしょうが、毎日祈ります。私たちは転生者ですが、ネールガンド国に、ゴンドレシア大陸に、仇なすものではないと……」
やはり彼女の前世は、聖妃アタランテに思えてならない。
「僕も祈ろう。誰にも認められなくとも、今から君は僕の妻で、僕は君の夫だ。史師エリオンの教えの通り、互いを愛し敬い、決して裏切らないことを誓う。たとえ名が二つあろうと、想いは一つだ」
そろそろベッドに入りたいところだが、メアリがまた話しかけてきた。
「よく日本なんてご存知で……」
「君のためにもっと思い出したいが、記憶が曖昧なんだ……思い出さないようにしてきたから……」
僕はあえて、『ニホン』の外の国の出身者と名乗った。同じ国だと、風俗の違いで嘘が発覚するだろうから。「チキュウ」の「ニホン」というからには、別の国があるに違いない。
乞食としたのは、貧困層は富裕層と違い、どの国もあまり変わらないからだ。また世界への知識がなくても、教育を受けていないからと、理由づけができる。
「日本の旅行者が外国の貧しい子どもに金を恵んだとなると、戦後の豊かになった時代でしょうか。私と同じ時代かもしれませんね」
「そうなのか? 僕は『ニホン』について噂しか知らないから」
『ニホン』が本当に豊かな国なのかは不明だが、メアリが前世で衣食住に困窮した様子は、感じられなかった。一般的な階層の女性が、ひとりで旅を楽しめた国……貧困国家ではないのだろう。
「でも外国の方が『日本』を知っているとは、意外でした」
貧困ではない様子から外国との交流がある国と思いこんでいたが、間違えたか?
「『ニホン』は、外国と国交がなかったのか?」
「いえ、鎖国していたのは江戸時代です。ロバート様が前世にいらしたのは、二十世紀後半以降でしょう。ただ『日本』という名は、あまり知られていないのです」
「僕が知っている『ニホン』人はその紳士だけだ。『ニホン』は世界に知られていないのか?」
「日本のGDPは私が死ぬ前で世界四位でしたし、世界中に日本のゲームのファンがいたから、それなりに知られていたかと……いえ、そういうことではないのです」
彼女はなにを言っている?
「私たちの国は、世界では『ジャパン』という名前で知られています。外国人には『日本人』と名乗らず『ジャパニーズ』と名乗ります。ですから多くの外国人は、『ジャパン』は知っていても『日本』という国名を知らないかと」
・・・・・・迂闊であった。よくあることだ。国外と国内で、国の名称が違うことは。
「でも、私は外国に行ったことがなかったし、外国人の知り合いもいなかったので、本当のことはわかりません。スポーツの国際大会では、『ニッポン!』って応援するし……あ、ニホニウムという元素がありました。『日本』という国名も、案外知られているかもしれません」
どうやら疑惑は晴れたらしい。
「すまない。僕がもっと思い出せればいいのだが……」
「いいえ、ロバート様にとっては、忌まわしい記憶なのでしょう?」
「でも僕らが結ばれるのは、前世からの運命だったんだよ」
まだなにか言いたげそうなメアリの唇を、僕は塞いだ。
僕がもっとも恐れること。
それは、ネールガンド一千万人の国民の中に、いや、我が国ではなくとも世界のどこかに、『ニホン』の前世の記憶を持つ者が存在することだ。
その者が、メアリの告白をきっかけに『前世』を明かしたらどうなる?
彼女は僕のことなど忘れて、喜び勇んでその者に飛びつくだろう。その者が男か女か、若者か年寄りかは問題ではない。自分が孤独ではないと知ったメアリは、すぐさまその『転生者』のもとに駆け付けるだろう。彼女の心は、『転生者』に支配されてしまう。
それだけは、絶対に阻止しなければならない。
僕は、勇者セオドアの末裔であることを誇りにしていた。国民が望む王位継承者でありたかった。
しかし今、女を手に入れるために嘘をついた。前世の告白以上に、罪深い所業だ。
このような僕を、史師エリオンはお許しにならないだろう。聖王アトレウスは、僕を地獄に導くだろう。
メアリのガウンをそっと外す。薄いネグリジェを通して、彼女の白い肌が輝く。清らかな肢体をベッドに横たわらせた。
愛しい婚約者は頬を染めて胸を覆い隠す。
「メアリ、愛しているよ」
「ロバート様……好き……嬉しい……」
長い睫毛が涙で光った。メアリはゆっくりと腕を伸ばし、僕の頬に白い指を滑らせる。
この喜びを得るためならば、地獄にだって飛び込んでやる。
宇宙すら支配できる強大な力が、全身に広がった。
僕にはもう、恐ろしいものはなかった。
<了>
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完】チェンジリングなヒロインゲーム ~よくある悪役令嬢に転生したお話~
えとう蜜夏
恋愛
私は気がついてしまった……。ここがとある乙女ゲームの世界に似ていて、私がヒロインとライバル的な立場の侯爵令嬢だったことに。その上、ヒロインと取り違えられていたことが判明し、最終的には侯爵家を放逐されて元の家に戻される。但し、ヒロインの家は商業ギルドの元締めで新興であるけど大富豪なので、とりあえず私としては目指せ、放逐エンド! ……貴族より成金うはうはエンドだもんね。
(他サイトにも掲載しております。表示素材は忠藤いずる:三日月アルペジオ様より)
Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)
モブ令嬢アレハンドリナの謀略
青杜六九
恋愛
転生モブ令嬢アレハンドリナは、王子セレドニオの婚約者ビビアナと、彼女をひそかに思う侯爵令息ルカのじれじれな恋を観察するのが日課だった。いつまで経っても決定打にかける二人に業を煮やし、セレドニオが男色家だと噂を流すべく、幼馴染の美少年イルデフォンソをけしかけたのだが……。
令嬢らしからぬ主人公が、乙女ゲームの傍観者を気取っていたところ、なぜか巻き込まれていくお話です。主人公の独白が主です。「悪役令嬢ビビアナの恋」と同じキャラクターが出てきますが、読んでいなくても全く問題はありません。あらすじはアレですが、BL要素はありません。
アレハンドリナ編のヤンデレの病み具合は弱めです。
イルデフォンソ編は腹黒です。病んでます。
2018.3.26 一旦完結しました。
2019.8.15 その後の話を執筆中ですが、別タイトルとするため、こちらは完結処理しました。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる