異世界勇者~それぞれの物語~

野うさぎ

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番外編 美属性兵隊

第5話

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 さて、二年生になれば新入生でもなければ、受験生でもなくなる。
 こうゆう時くらい、好きなことをしたかった。
 遊びたいし、彼氏とデートとか夢ではなくなるかもしれない。
 彼氏とか、どうやったらできるのかわからないけど。

 美属性兵隊になるつもりはなかった。
 ならなくてもいいように感じた。
 使命とか、そんなのウチの背負うことでもないし、やるなら、そちらで勝手にやれという話になってくる。

 今日はお菓子でも食べて、夜更かしでもするか。
 テレビとか、深夜番組があるし、昼間のテレビよりおもしろかったりする。
 眠いけど、寝たくないし、寝れない。そんな複雑なかんじだった。

 夜の番組は、随分と楽しめる。
 番組が終われば、ゲームをすればいい。
 有料のオンラインゲームだけど、友達もやっているし、いつでも繋がれているかんじがした。
 普通の友達なら寝ているけど、不登校の友達は、この時間でも起きていたりする。
 不登校の友達とは、小学校まで一緒で、中学あたりから、なぜだか学校に来なくなっていた。

 ウチのクラスは、中学校に上がると、学校に来なくなる人が増えてくる。
 理由は、勉強が難しくなるとか、人間関係が複雑になるとか、様々かもしれないけど、突然来なくなるものだから、先生との間でも話題になったいたりする。

 ウチも、学校行きたくないな。
 勉強とかしてないで、家で好きなことだけをして過ごしていたいよ。
 進路希望調査とかあるけど、そんなのを新入生に書かせる時点でおかしい。
 受験生ならまだわかるけど、新入生なら変わるかもしれない。

 学校に行く理由が見当たらなかった。
 小学校までは、先生とか親に言われて行くのが当たり前だったけど、今となっては行くのが義務であり、強制であり、奴隷とも表現できるような屈辱に変わりつつある。

 そんなことを考えながら、テレビを見ていると、お菓子を食べきってしまっていた。
 お菓子はもう家にないはず。
 コンビニで買いに行くか。そんなお金もないな。

 寝るか。そろそろこの番組が終わったら、寝るしかないな。

 明日は学校はないけど、明後日にはある。
 
 学校は好きではない。
 学校がない時代に生まれたかったとか思うことある。

 部活はみんな強制参加。
 部活も、委員会も好きではない。
 クラブ活動もそうだった。

 社会とかで世界の学校事情を説明したことがある。
 日本は学校に行かなくてはならないけど、他の国ではそうじゃなかったりする。
 義務教育がない国もあるらしい。
 そんな国がうらやましい。

 次の日に学校に行った。
 やっぱり、宿題がでてきた。
 理科、数学、国語、社会、英語だった。
 おまけに社会の町の様子というテーマの調べ学習もある。
 こんなもの調べてなんになる?

 机の上に宿題を並べた。
 机の上には宿題、チョコレート、炭酸ジュース、シャープペン、シャープペンの替え芯、ペンケース(ペンケースの 
 中身は折りたたみの定規、消しゴム、10本のシャープペン、分度器、コンパス、単語帳などが入っている)

 そこで、事件は起きた。
 学校がなくなるという事件を聞いた。
 学校が破壊されたらしい。

 朝起きたころには、学校に行かなくていいとうことになっていることを磨店から聞かされた。
 そんな、学校なんてそんな簡単に壊れるか?

 学校に行かなくていいという解放感よりも、なぜ壊れたとか、どうやって破壊されたという疑問の方が強かった。
 学校を廃止するとかでない限りはありえない。

 ニュースでは学校にたくさんの地雷がしかけてあって、工事ができないらしい。
 その中学に通うひとたちは少し遠くなるけど、公立の中学に通うか、
 私立の学校に転校するか、
 そうするしかなかったらしい。

 学校に通うことが嫌いなウチは、その月から通信制の中学校に転入することになった。
 慣れなかった。
 土曜日と日曜日の週二回のスクーリングと言って、学校に通うことになるから。
 月曜日から金曜日までの週五回通うことがきついのと、前の学校の友達に会いたくないというのがあった。
 いつも通りにしてしまうと友達に遊びに行こうと誘われて、断る口実が毎回思いつかないので、「土曜日と日曜日は学校があるんだ」と言えば、毎回言い訳を考えなくてすむ。
 女子の人間関係がめんどくさくて、本当は不登校になりたかった。

 隣町にある不登校の人でも通えるような通信制中学校があったので、ウチは迷わずにそこを選んだ。
 学費も、普通に中学を通うよりは安い。
 隣町なので、電車を利用しなくても、自転車で行けるくらいの距離で、
 雨の日は、少し遠くなるけど、歩いて行けばいい。
 スクーリングは朝10時までに学校につけばいいので、前よりは早起きしなくてもよかった。
 前の学校でできた友達には会いたくないので、9時を過ぎるまで、家を出なかった。

 新しい環境で、友達はできた。
 不登校を経験した友達、いじめを経験した友達、車椅子の友達もいた。

 この学校は何かしらの事情で、普通に中学校を通えない人たちがきたいる。
 ウチは、友達グループに悩まされていて、ウチは通信制の中学をえらんだけど、グループのうち、二人は私立の中学を受験して、一人は受かったからいいけれど、一人は落ちたので、公立の中学、居心地の悪いグループと過ごすことになった。

 なんで、グループになんて入ったんだろう?
 普通に友達が欲しかっただけなのに、小学の時のように、純粋に友達を作ることができなくなっていた。
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