異世界勇者~それぞれの物語~

野うさぎ

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番外編 ミステリー探偵団

第10話

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 事件なんて、なかなか起きたりしなかった。
 起きる確率の方が、統計学からして低いらしい。

 推理小説みたく、
 旅行行く旅に起こることもなかった。
 むしろ、自分から事件のある現場に向かわないと、
 事件現場に遭遇することもないと思う。

 まだ、小学生のために、どこにでも行かせてくれない。
 同学年と話しは合わない。
 同学年の子は必ず「アリバイってなあに?」と聞いてきて、
 答えることは簡単ではなかった。

 殺人事件とかはわかるけど、
 事件現場、推理、容疑者、とかはわからないとのこと。
 そして、テストで毎回百点満点を取っている子が
「加害者と容疑者の違いってなあに?」とまで聞いてきた。
 それぐらい、自分で調べろよ。
 なんで、人に聞いてばかりなんだ?
 人に聞いたとしても、明日あたりには忘れているのは、わかっている。

 小学生は、めんどくさいものとさえ感じてくる。
 賢い天才的な小学生がほしかった。

 大人になったら、大人になったなりの苦労があるのかもと思えてくるけれど、
 そうだ、あたしが犯人になればいい。
 迷宮入りの難事件くらい作れる。

 こうして、あたしは犯人だけど、
 探偵を始めることにした。

 トイレ行方不明事件でいいかな。

 トイレがどうしたら、行方不明になるのか。

 さすがにこれは無理があるかな。


 よし、これにしよう。

 実際に事件を起こすと大変なことになりかけないので、ミステリー小説やミステリー漫画を始めてみた。
 題名は「ミステリー探偵団」。

 あたしの天才ぶりは世間に認めてほしいので、ウェブ小説やウェブ漫画として、
 インターネット上でやってみれば、
 世間で有名になり、
 書籍化も決まる?

 あたしって、天才。
 体は子供でも、才能はあるの。
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