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第23話 騎士の詰め所への移動を楽しむ
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出かけるために門へと向かうとそこには既に馬車とお見送りをする面々が待っていた。
私が門の目の前へと着くと、リジが一歩引き、リザが前へ出てきた。
「レン様。ここからのお供はわたくしリザが務めます。」
「なぜですか?引き続きリジじゃいけないの?」
私がリザに疑問を投げかけると後ろにいたアリシティアが答える。
「今回会うミシェルは中央の魔法省の方なので、位が高いの。しっかりと対応できる子じゃないとレンちゃんが困るでしょう?
リザは私と他国の王族の方との会合に出席したことがあるから慣れているはずよ。
二人共、失礼のないようにね。」
「はい、かしこまりました~アリシティア様。
では、レン様はこちらの馬車へお乗り下さい。」
私が言われるがままリザの手を借り馬車に乗り込み窓の外を見ると、アリシティアとアルフレッドが手を振る後ろでリジがキリッとした、けれどいつもより憂いのある表情でこちらを見ている気がした。
………
前にギルドへ行ったのと同じ道を通るが、今日向かうのはそれよりも手前にある騎士達の詰め所だ。
目の前に居るリザと少し小話をしながら向かう。
そして、やはり気になるのがリジのことだ。
リジはしっかりものだからリザと変わらなくてもミシェルと対峙出来るはずなのに何故変わる必要があったのだろうか?
「リジはどうして留守になってしまったの?
リジはしっかりものだからミシェルさんともちゃんと話せると思うのに…」
「あら…?レン様はわたくしじゃあ嬉しくないですか?」
おっとりとした態度でいつもと変わらずに聞いてくる。
少し雰囲気に違和感を覚えつつ言葉を続ける。
「そういうわけではなくて、前にリジから聞いたのだけど、リザはアリシティア様の付き人のような立場なのでしょう?
私なんかよりアリシティア様といっしょにいたほうがいいんじゃないかなと思って。」
「はい。確かに私はアリシティア様の付き人としてお仕事を頂いておりますが、これもれっきとした仕事ですので。」
話をしているうちに騎士の詰め所へ着いたようで、馬車の運転手が扉を開け手を取り下ろしてくれた。
そこには大きく重そうな門があり、その前で数人の騎士とミシェルさんが出迎えてくれる。
「お久しぶりです。レン様。公の場でのご挨拶は初めてですよね?
改めまして、魔法省で魔法学の委員長をしておりますミシェル・ロックハートと申します。
以後お見知りおきを。」
「こ、こちらこそよろしくお願いします。」
ギルド内ではもっと崩した感じで話していた分だけあって、少し違和感を感じたが、こんなに騎士達が集まっている中でそこまで砕けたい会話はできないだろう。
「お久しぶりでございます。
騎士団長のフレデリク・ベルナールです。
今回はこちらまでご足労いただき、ありがとうございます。」
えっと…何処かで聞いた名前…
……
あっ、そうだ!私が初めて城へ行った時に会ったことがある。
「お久しぶりです。今日はよろしくお願いします。」
挨拶を交わしたあとは早速魔法の練習をするための施設へとフレデリクさんに連れられて向かう事になった。
私が門の目の前へと着くと、リジが一歩引き、リザが前へ出てきた。
「レン様。ここからのお供はわたくしリザが務めます。」
「なぜですか?引き続きリジじゃいけないの?」
私がリザに疑問を投げかけると後ろにいたアリシティアが答える。
「今回会うミシェルは中央の魔法省の方なので、位が高いの。しっかりと対応できる子じゃないとレンちゃんが困るでしょう?
リザは私と他国の王族の方との会合に出席したことがあるから慣れているはずよ。
二人共、失礼のないようにね。」
「はい、かしこまりました~アリシティア様。
では、レン様はこちらの馬車へお乗り下さい。」
私が言われるがままリザの手を借り馬車に乗り込み窓の外を見ると、アリシティアとアルフレッドが手を振る後ろでリジがキリッとした、けれどいつもより憂いのある表情でこちらを見ている気がした。
………
前にギルドへ行ったのと同じ道を通るが、今日向かうのはそれよりも手前にある騎士達の詰め所だ。
目の前に居るリザと少し小話をしながら向かう。
そして、やはり気になるのがリジのことだ。
リジはしっかりものだからリザと変わらなくてもミシェルと対峙出来るはずなのに何故変わる必要があったのだろうか?
「リジはどうして留守になってしまったの?
リジはしっかりものだからミシェルさんともちゃんと話せると思うのに…」
「あら…?レン様はわたくしじゃあ嬉しくないですか?」
おっとりとした態度でいつもと変わらずに聞いてくる。
少し雰囲気に違和感を覚えつつ言葉を続ける。
「そういうわけではなくて、前にリジから聞いたのだけど、リザはアリシティア様の付き人のような立場なのでしょう?
私なんかよりアリシティア様といっしょにいたほうがいいんじゃないかなと思って。」
「はい。確かに私はアリシティア様の付き人としてお仕事を頂いておりますが、これもれっきとした仕事ですので。」
話をしているうちに騎士の詰め所へ着いたようで、馬車の運転手が扉を開け手を取り下ろしてくれた。
そこには大きく重そうな門があり、その前で数人の騎士とミシェルさんが出迎えてくれる。
「お久しぶりです。レン様。公の場でのご挨拶は初めてですよね?
改めまして、魔法省で魔法学の委員長をしておりますミシェル・ロックハートと申します。
以後お見知りおきを。」
「こ、こちらこそよろしくお願いします。」
ギルド内ではもっと崩した感じで話していた分だけあって、少し違和感を感じたが、こんなに騎士達が集まっている中でそこまで砕けたい会話はできないだろう。
「お久しぶりでございます。
騎士団長のフレデリク・ベルナールです。
今回はこちらまでご足労いただき、ありがとうございます。」
えっと…何処かで聞いた名前…
……
あっ、そうだ!私が初めて城へ行った時に会ったことがある。
「お久しぶりです。今日はよろしくお願いします。」
挨拶を交わしたあとは早速魔法の練習をするための施設へとフレデリクさんに連れられて向かう事になった。
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