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第24話 魔力扱いの訓練を楽しむ
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フレデリクに連られ、入口の門からまっすぐに進み、細い廊下を通って丸いドーム状の別館へと入っていく。
建物の外観は煉瓦でできているが、中は金属製でできており、所々に傷がついている。
私とリザ、ミシェルが室内に入ったのを確認するとフレデリクが口を開く。
「ここが魔法訓練室です。
レン様の魔法訓練にはこちらの部屋をお使い下さい。」
「ああ。ありがとうフレデリク。」
ミシェルから感謝の礼を受け取るとフレデリクは私を見て口を開く。
「それと、レン様にお伝えしていきたいことがあります。
貴方様がアルフレッド様の婚約者だということは、今、この国の重要機密であり国の首脳陣と一部の選ばれし者のみが知ることのできる情報です。
ここにいる騎士でさえも私しか知り得ぬ情報でしょう。周りには城での客人という扱いになっています。
決して自ら口外しないようにお願いいたします。ミシェル様も、よろしくお願いいたします。
では、私はこれで失礼させていただきます。」
フレデリクは挨拶を交わすと金属製の重い扉から出ていった。
ドシンと重く扉の音が響き、それを合図にミシェルがこちらを向く。
「では、始めましょうか。」
「はい!」
………
部屋の中心まで移動して私とミシェルが横並びになり、その後ろにリザが控える。
「レン様は魔法を使用したことがないのですよね。
でしたらまずは体の外へ魔力を放出する練習をしましょうか。」
ようやく魔法が使える!
私はブンブンと首を縦に振りミシェルに先を促す。
その様子を見てフフと笑うと続きを話してくれる。
「魔法というのは体の中にある魔力を形にし、体外へ放出するものです。
魔力とは体の中に巡っているものですが、まだ詳しい実態は分かっていません。イメージだと体内に流れる血液のようなものだと考えて下さい。
ではまずは、私がお手本を見せますね。手を体の前へ向けて、体の中に流れている魔力の流れを意識して、前に出している手に魔力を集める。そして、十分に集まったと思ったら放ってください。
ふっ!」
ミシェルはそう言いながら目の前に光の一線を走らせた。
光が消えると先ほどとの差で部屋の中が一気に暗くなった気がした。
「まぁ、こんなところですね。
魔力を扱うのが初めてなら少し魔力を出すほどで上出来です。」
「凄いですミシェルさん!かっこいいです!
ね、リザ。」
私の後ろにいたリザが突然話を振られたことに少し目を見張りまたいつもの穏やかな顔に戻り微笑む。
「はい。確かに中央の魔法省にスカウトされる事が納得な実力ですね。
魔力量が一般の方とは桁違いです。」
「フフ、そんなに褒めてもらえて嬉しいです。
では次はレン様がやってみましょうか。
先程私がやったように魔力を放出してみて下さい。
大切なのは自分の手から魔力が撃ち出されるというイメージを頭の中でが溜めることです。」
「はい!」
私は先程ミシェルがやっていたように右手を前に出し、自分の体内に流れているという魔力を目を閉じながらイメージして右手に全てを溜める。そして、その溜まったものを打ち出す!
私はできるだけ魔力を溜め、光の一線を頭の中で思い描きながら放つ。
………
私が魔力を放ったと思った瞬間に目の前が真っ白になって暫くの間静寂が訪れた。
そしてしばらく経ちあたりの様子が確認できるようになってきた。
そして、私が気づいた頃には私は床にへたり込んでいた。
立とうと思っても体に力が入らない。
「レン様!?大丈夫ですか?今の光は…」
私がかろうじてあたりを見回すと心配したような顔をしたリザが私の下まで駆け寄ってきていた。
「大丈夫です。少し体に力が入らないだけで…」
私がリザに答えながら辺りを見回すと、驚きで、顔が歪んだミシェルが立ちすくんでいた。
「今のはいったい…いえ、でももしかしたら…
っ、レン様っご無事で安心いたしました。
体に力が入らないのはきっと魔力の使いすぎでしょう。
今回はコレで終わりにして一度城へ帰りましょう。私が門まで送っていきましょう。」
「では、わたくしがレン様をお運びさせていただきます。
レン様、失礼させて頂きますは軽々と私を持ち上げ、門へと向かうミシェルの後ろについていく。
メイドさんにお姫様だっこ!
一歩進むたびにリザの豊乳が私に当たり、包まれる。
これは、幸せだ…
そこで私の意識は途絶えた。
建物の外観は煉瓦でできているが、中は金属製でできており、所々に傷がついている。
私とリザ、ミシェルが室内に入ったのを確認するとフレデリクが口を開く。
「ここが魔法訓練室です。
レン様の魔法訓練にはこちらの部屋をお使い下さい。」
「ああ。ありがとうフレデリク。」
ミシェルから感謝の礼を受け取るとフレデリクは私を見て口を開く。
「それと、レン様にお伝えしていきたいことがあります。
貴方様がアルフレッド様の婚約者だということは、今、この国の重要機密であり国の首脳陣と一部の選ばれし者のみが知ることのできる情報です。
ここにいる騎士でさえも私しか知り得ぬ情報でしょう。周りには城での客人という扱いになっています。
決して自ら口外しないようにお願いいたします。ミシェル様も、よろしくお願いいたします。
では、私はこれで失礼させていただきます。」
フレデリクは挨拶を交わすと金属製の重い扉から出ていった。
ドシンと重く扉の音が響き、それを合図にミシェルがこちらを向く。
「では、始めましょうか。」
「はい!」
………
部屋の中心まで移動して私とミシェルが横並びになり、その後ろにリザが控える。
「レン様は魔法を使用したことがないのですよね。
でしたらまずは体の外へ魔力を放出する練習をしましょうか。」
ようやく魔法が使える!
私はブンブンと首を縦に振りミシェルに先を促す。
その様子を見てフフと笑うと続きを話してくれる。
「魔法というのは体の中にある魔力を形にし、体外へ放出するものです。
魔力とは体の中に巡っているものですが、まだ詳しい実態は分かっていません。イメージだと体内に流れる血液のようなものだと考えて下さい。
ではまずは、私がお手本を見せますね。手を体の前へ向けて、体の中に流れている魔力の流れを意識して、前に出している手に魔力を集める。そして、十分に集まったと思ったら放ってください。
ふっ!」
ミシェルはそう言いながら目の前に光の一線を走らせた。
光が消えると先ほどとの差で部屋の中が一気に暗くなった気がした。
「まぁ、こんなところですね。
魔力を扱うのが初めてなら少し魔力を出すほどで上出来です。」
「凄いですミシェルさん!かっこいいです!
ね、リザ。」
私の後ろにいたリザが突然話を振られたことに少し目を見張りまたいつもの穏やかな顔に戻り微笑む。
「はい。確かに中央の魔法省にスカウトされる事が納得な実力ですね。
魔力量が一般の方とは桁違いです。」
「フフ、そんなに褒めてもらえて嬉しいです。
では次はレン様がやってみましょうか。
先程私がやったように魔力を放出してみて下さい。
大切なのは自分の手から魔力が撃ち出されるというイメージを頭の中でが溜めることです。」
「はい!」
私は先程ミシェルがやっていたように右手を前に出し、自分の体内に流れているという魔力を目を閉じながらイメージして右手に全てを溜める。そして、その溜まったものを打ち出す!
私はできるだけ魔力を溜め、光の一線を頭の中で思い描きながら放つ。
………
私が魔力を放ったと思った瞬間に目の前が真っ白になって暫くの間静寂が訪れた。
そしてしばらく経ちあたりの様子が確認できるようになってきた。
そして、私が気づいた頃には私は床にへたり込んでいた。
立とうと思っても体に力が入らない。
「レン様!?大丈夫ですか?今の光は…」
私がかろうじてあたりを見回すと心配したような顔をしたリザが私の下まで駆け寄ってきていた。
「大丈夫です。少し体に力が入らないだけで…」
私がリザに答えながら辺りを見回すと、驚きで、顔が歪んだミシェルが立ちすくんでいた。
「今のはいったい…いえ、でももしかしたら…
っ、レン様っご無事で安心いたしました。
体に力が入らないのはきっと魔力の使いすぎでしょう。
今回はコレで終わりにして一度城へ帰りましょう。私が門まで送っていきましょう。」
「では、わたくしがレン様をお運びさせていただきます。
レン様、失礼させて頂きますは軽々と私を持ち上げ、門へと向かうミシェルの後ろについていく。
メイドさんにお姫様だっこ!
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これは、幸せだ…
そこで私の意識は途絶えた。
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