外道降臨~本物の自重無しを見せてやるぜ!悪人プレイで異世界を蹂躙する

アカヤシ

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第35話 不審な集団

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王都から北西に約300kmほどにある小さな町。

町の名は『ヴァーム』。

今この町に『再び』危機が訪れようとしていた。

『ヴァーム』町の中央広場にて、

「くそっ!これからどうやって生きていけばいいんだよ!食糧庫も田畑も全部燃やされてよ!『奴等』!周りの町や村も『奴等』の被害を出してるに違いない」

「『男爵様』の支援だけじゃもう生きてはいけないよ!やっぱり、」

「『男爵様』は悪くないだろ!元々俺達が、」

「言い合っとる場合ではないだろ!今は町民一致団結する時であろうが!皆の者、落ち着け!」

広場に集まった町民達が何やら言い合いをしていると、

ゴオーン!ゴオーン!ゴオーン!ゴオーン!

鐘の音が町中に響き渡る。この町の鐘の音は奴等が来たという合図でもあり、その鐘の音を聞いた町民は顔を青ざめる。

「皆の者!急ぎ家に入るんじゃ!急げ!急げ!」

町民達は各々の家に入り厳重に扉の鍵を閉める。家の窓枠には鉄格子がついている。

町民は息を殺して隠れる。

「ん~だよ、鐘が鳴ってから人がいるかと思ったのに誰もいないじゃん」

「『家が引っくり返ってるぞ』スゲーな・・・よく見ると倒壊した家もあるし逃げたんじゃね?」

「なら、家を物色するか?まあ、金目の物なんてないだろうけど?」

耳を澄まして様子を探る町民、しかし、よくは聞こえない。

「奴等・・・もう『戻って』きやがった!」

「え?この前きた『奴等』とは外見が違うぞ?」

「馬鹿野郎!アイツ等を見ろよ!明らかに『能力者集団』だろ!」




ズシン!ズシン!ズシン!ズシン!

まず集団の中の一人、秋月正満(アキヅキ マサミツ)。

超重装甲鎧に身につける。月島パーティー最長を誇る2m越えの身長と大きい横幅もあり鎧姿のマサは中々の威圧感がある。さながら地竜(アースドラゴン)を彷彿とさせるデザインのフルプレートだ。どうやらマサは月島パーティーの中でも一番『この世界に来てから受けた膂力の恩恵』が高いようで超重量の鎧も全く苦にしていなかった。

あとは大盾を左腕に装備。螺旋槍を背中に背負っている。




二人目は、フォルテ=マイヤーズ。

黒髪黒目。左目にシンプルなデザインの眼帯をつけ、少し青みが強いサックスブルーのジャケットに赤のタンクトップに黒のパンツに黒のサイドゴアブーツを履いている。

ファンタジーワールド完全無視のチョイス。




三人目は、浅田源氏(アサダ ゲンジ)。

青髪に金目。白い服の上に黒いガウンのような服を羽織り、さらにストールをかけ黒のマントを羽織る。見た目は神父である。
腰の部分には黒い本を装備している。




四人目は、アニス=べリアル。

後ろ向きに反り返った角に蝙蝠のような翼を持ち、矢印のように尖った尾先がある尻尾が生えている。
上半身には黒のチューブトップを着て、下半身は白のアラビアンパンツを履いている。
足元は裸足だった。




五人目、ラクシャータ。

頭の上に光輝く輪っかが浮かんでおり、背中から純白の天使のような羽が四枚生えている。
白のワンピースに白のサンダル。シンプルなデザインのワンピースではあるが、だからこそ素晴らしい!(by.月島竜一)




六人目は、釈迦峰 羅漢(シャカミネ ラカン)

白のTシャツに白のブリーフ。白のソックスに白のスニーカーに背中に大剣を装備している。

変態装備!しかも釈迦峰、『月島マジごめん、だから服を恵んでください』泣いていた。




七人目は、碧海 氷狐(アオミ ヒコ)。

翠色の髪に頭に狐の耳を生やしており、狐の尻尾が一本生えている。本来は九本だが八本は収納可能ではあるが戦闘などで感情が昂ると収納した尻尾が勝手に出てくるらしい。
花魁を思わせる派手な柄の着物風のマイクロミニ丈のドレスを着ていて胸部分を大きくはだけさせ、太腿もかなり露出させており、足元は黒の高下駄を履いている。




八人目は七瀬 万桜(ナナセ マオ)。

黒髪黒目。黒のスーツに黒の革靴、左手に野太刀を持っている。




九人目は、三日月 友(ミカヅキ トモ)。

黒髪黒目。服装は地球にいた時の学校の制服のままであり、少し落ち込んでいる。
せっかく性能がよくファンタジー世界に溶け込む服や防具を用意したのに秋月正満の鎧以外拒否られたものだから拗ねているのだ。碧海氷狐と白河は同情してくれて着てくれたのでカメラを取りだしポーズをとらせ激写しまくってた。




十人目はアプリコット=C=白河。

彼女は恥ずかしがってはいたが、三日月に同情して用意していた一番地味で大人しい黒のセーラー服を選び着用しているが、これが罠であった。
この黒のセーラー服はエロゲー界、ある意味で究極の抜きエロゲー『痴漢列伝 シリーズ50』で手に入るアイテム。
エロ方面に特化しすぎた能力が付与されているが、三日月は白河には教えていない。
だって後から知ったらどんな反応するかと内心楽しみにしている。
勿論防具としての性能も高い。




十一人目は、月島 竜一(ツキシマ リュウイチ)。

黒のYシャツ(腕捲り)にダホダボの黒のスーツパンツに黒の革靴。
この服は月島竜一が自分の能力で造り出した。
そして、彼の髪色は何故か金髪黒髪のプリンカラーになっていた。
釈迦峰の『能力』によって変化したもので、釈迦峰は寝起きドッキリのつもりで月島が寝ている間にイタズラしただが月島は思った以上にキレて罰として変態装備を着させられている。
髪色を元に戻さないのは、三日月やラクシャータやアニスが可愛い!似合っている!というのでそのままにしている。
が、少し不機嫌気味だ。

彼等の集団の姿はそのまま見えている。
最初は変装しようかと考えていたが、何で俺等が気を使わなければならない?文句があるなら殺せばいいとかかってこいと。
結局、月島の両腕やアニス達の角や翼などは隠さない事にした。




端から見たらめちゃくちゃ怪しすぎる集団。

「ヤバいぞ!この前来た人数が多いぞ!」

「くそっ!完全にこの町を潰しに来やがった!」

その『異形の集団』の前に一人の少年が現れた。

「なっ!バルボ!アイツ何する気だ!」

バルボと呼ばれる少年は、拳くらいの石を両腕が人間ではない男の顔に投げつけ、男の顔面に命中した。

「母さんと姉ちゃんを返せ!この人でなし!悪魔!」

その光景を見ていた家屋に隠れた人間達は顔を更に青ざめさせる。

「駄目だ!『粛清』される!殺される、今度こそ皆殺しにされてしまう!『聖騎士』の連中に!」
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