役立たずの俺は異世界で「取得」と呼ばれるスキルで成り上がります

雪塚 ゆず

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第六章 拓也、旅路を行く

第七十話 拓也、絡まれる

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「プピャアーーーッ!!」
「ウォーターランス!!」
「ミギャッ」

小さな雄叫びをあげ、俺に襲いかかって来た魔族は倒れた。

「にしても…まさか、村の外がここまで魔族に溢れてたなんてな」

賢者の杖をふるいながらそんな事をつぶやいた。
そういえば、タツが村に加護を渡してから村に魔族が寄って来なくなったってリチャードさんが言ってたっけ…

「ふぅ」

この数日間で魔力や水魔法のレベルが結構上がった。
ステータスを見てみよう。



名前 タクヤ・サカモト
性別 男
種族 人間
称号 魔法使い レベル30
   テイマー レベル14
   タイムマスター レベル2
属性 水 レベル15、光 レベル7、闇 レベル8、聖 レベル5
   召喚の加護
   創造神アリスの加護
スキル 取得 レベル15
    瞬時着替え
    採集 レベル7
    無限空間
    裁縫 レベル40
    意志疎通 レベル5
    合成 レベル5
    回復術 レベル5
    隠密 レベル10
    状態異常耐性 レベル2
    鑑定 レベル1
テイム ウルフ(リンディ)
    青龍(タツ)
    サリフィルト(サリィ)
体力 200
攻撃力 240
守備力 180
魔力 700
気力 400



随分と量が上がってる。
最近全然チェックしてなかったし、魔法もバンバン使いまくったし…
こんだけ上がるのも当たり前なのかな。

「…?あれは」

ふと目に入ったのは…「フルール街」という街の看板だった。
























「ようこそっ!フルール街へ!」
「ど…ども………」

勢い良くにこやかに声をかけられた。
にこやか…てか、おじさん、立派な髭を蓄えているが、その表情のおかげで全然怖くない。

「身分証明カードをお願いします!!」
「…!はい、どーぞ」

身分証明カードを渡す。

「…!タクヤ・サカモト………あの、「黒き英雄」!?」
「!はい、そうです」

おじさんは俺の身分証明カードを見てみるとすぐに二つ名を当ててみせた。
あの「大魔法使い大会」はかなりの有名物っぽかった。

「では、タクヤさん!来てもらいたい所があるのですがっ!!」
「へ?え?」

戸惑いを隠せないまま、俺はそのおじさんについていく(連れてかれる)事になった。



















「あっ!リムさん!…その人は?」
「よう!ソフィア!この人は…「黒き英雄」だ!」
「えっ!?本当っ!?」

おじさんが連れてきた場所は…ギルドという場所だった。
ソフィアという女の子が俺に駆け寄って来る。

「へえ~!この人がかの有名な「黒き英雄」!凄いわ!」
「え?かの有名な?」
「?知らないの?最近急上昇中の商会「グローフ商会」を取り仕切ってるのがタクヤって人でその人が大魔法使い大会で偶然起きた騒動で大活躍して、賢者の杖と金貨、それと「黒き英雄」という二つ名をもらったって凄い噂になってるのよ!!元々大魔法使い大会って凄く有名なもの!!」

ソフィアという女の子は興奮気味で俺にずいずいと詰め寄った。
お、落ち着いて欲しい………

「そんなあなたに頼みがありますっ!」
「…何ですか」
「我がギルドに入ってくださいっ!」
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