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フィリカの一日
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こんにちは、私はフィリカです。
ウィルドニア城の書庫で司書をしております。
書庫は、一日数百人の人が訪れますが、ここはそんな忙しい所ではありません。ここを訪れる方の半分は、城に所属する軍の方、もう半分は街から足を運んでくる方。どちらも半数以上の人が、この書庫にある読書スペースで本を読まれていかれます。
貸出を希望する方は軍の人が殆どなので、手続きもすぐに済んでしまいます。そのため、棚に本を戻す以外は、私も本を読んでいる事が多いのです。
さて、こんな私ですが、ある事をキッカケに、もう一つ仕事をする場所を与えて頂きました。それが——。
「おーい、フィリカ。ミーナの言ってた本、コレだよな?」
「そうです!」
「結構、量あるな······」
「私も持って行きますよー」
「おっ、そうか。悪いな」
「いえいえ。——すみません、私ちょっと抜けてもいいですか?」
「いいわよー」
別の司書さんも本を読んで、暇なようです。
「それじゃあ行きましょう」
「おう」
申し遅れました。私の隣で本を持つこの青年、これは······いえ、この人は『ジャック』さんです。私の憧れる大先輩の幼馴染だそうです。
「フィリカ、そういえば街で面白いもの見つけたんだよ」
「えぇー、何ですか?」
「あのな——」
と、その時、正面から一人の女性が歩いてきました。彼は通りすがりの美人な給仕さんのお尻をまじまじと見ています。
どうやら私と話す事より、そちらの方が大事なようです。
「——あぁ、悪い悪い。あの、イーリアの森から帰った後の、街でのこと覚えてるか?」
「あの時のことですか?」
「そう。あの、フィリカが逃げようとして、適当に指を差した空き家のこと」
私とジャックさんはちょっとした欲に負けてしまい、上司を怒らせてしまった事がありました。
「あぁー、あれですか。あの家がどうかしたんですか?」
「あそこな、今マッサージ店になったらしいぞ」
「えっ! 本当ですか?」
「あぁ。そんで、そこにこんな張り紙がしてあってさ『身体がおつかれの方、心をリラックスしたい方、胸が詰まってお悩みの方、何でもほぐしてみせます!』って書いてあったんだ。だからほら、フィリカもそのつっかえた胸ほぐしてもら——」
「一度死んだらいいですよ」
まともに話を聞いてた私が馬鹿でした。ちなみに、この人はこれでも元兵士だそうです。兵士は誇り高いと聞いていましたが、本当なのでしょうか?
それに、私の胸はまだまだ発展途上なだけで、小さいままと決まったわけではありません。いつかナイスバディで素敵な女性になるんです。
「それにしても、グリフォンの肉って、意外と身が締まってて美味しかったなー」
「ああ! あれ美味しかったですよね! 私、また食べたいですよー」
「俺も俺も」
先日、馬車を襲うグリフォンを、私たちは倒してきました。と言っても実際に倒したのはここの二人ではありませんが。
「そういえば、私、馬車の中に居たので知らないんですが、あの勇者さん、そんなに凄かったんですか?」
「ん? あぁ······あいつな······。凄かったよ、嫌んなるくらいに」
この話をするとジャックさんは少し不機嫌になります。さっきの仕返しのつもりとはいえ、これは間違いだったでしょうか。
グリフォン討伐の際、ムスリカ村で、勇者の『クレスタ』さんと出会ってから、ジャックさんはずっとこんな調子です。大丈夫でしょうか?
その時、中央階段にいる人から声を掛けられました。
「おぉ、ジャック君にフィリカ君。おつかれさまー!」
左を見ると、髭を生やしたおじさまが、上機嫌に階段から降りてくるところでした。
『お疲れ様です』
この方は『ハイゼル』司令官。私の憧れの先輩の部署『魔法科学部』設立を、推進して下さった偉大なお方です。
「いやー、グリフォンの肉、美味しかったよ。あんな美味しい肉は何年振りかなー」
彼も私たちと同じようにあの肉を口にしたようです。
「みんなも感謝してたよ。久々の肉、貴重な薬が手に入ったって。僕もまたあの肉食べたいし、またグリフォン倒した時は報告してくれよ」
「は······はぁ······」
そう言って肩を叩かれるジャックさんは、どこか返事がしにくいようです。
うーん······ハイゼル司令官の耳にはまだ勇者さんの件は入ってないのでしょうか?
「いけない。じゃあ、私はもう行くよ。届けなきゃいけない物があるんでね」
「司令官直々にですか?」
「あぁ。かなり大事なモノだからね。秘密だよ」
「えぇー、そう言われると余計気になっちゃいますよー。何なんですかー?」
「だめだめ、いくら可愛いフィリカ君の頼みとは言え、それは教えられないなぁー」
可愛いだなんてそんな。流石、素敵なおじさまです。
「冗談ですよ。気を付けて下さいね」
「ハハハ、ありがとう。君らも元気でな」
そう言うと、手を振って、ハイゼル司令官は行ってしまわれました。
「フィリカ。お前、そっちの才能の方があるんじゃないか?」
「ん? 何のことですか?」
何のことでしょう。
さて、本を持っているのも楽なもんじゃありません。ましてや書庫から一番遠い所まで運んでるんですから。
いよいよ目的地が見えてきました。部屋の扉の上には『研究科』の文字が書かれたプレートがあります。
ジャックさんがドアノブを捻ります。鍵はやはり開いたままのようです。
「ミーナ、持ってきたぞ」
「······御苦労さま。その辺に置いといてくれないかしら? ちょっといま、手が離せないの」
綺麗な赤みがかった長い髪をした彼女は、ピンセットを使って何かを燃やしていました。
——ボンッ
小さな煙が上がると、摘んでいたものが炭になっていました。
「······ダメね。失敗だわ」
着ていた白衣を脱いだ彼女は、私に気付きました。
「あら、フィリカ。手伝ってくれたの? ありがとね」
「いいえ、ミーナさん」
この方が私の尊敬する大先輩、『ミーナ』さんです。この『魔法科学部研究科』の責任者でもあるんですよ?
えっ、研究科以外にもあるのかって? まだ出来たばかり部署ですよ? そんなのあるわけないじゃないですか。
「もう、居たなら早く声掛けてくれれば良いのに」
「ミーナさんの邪魔しちゃ悪いかなぁ、と思いまして」
「もう、かわいい子」
こういう時ミーナさんは頭を撫でてくれます。私にとって至福の時です。
隣にいるジャックさんの視線が、若干冷ややかに感じますが、きっと気のせいでしょう。
「ジャック、もう訓練に戻っていいわよ」
「はぁ!? 本を運ぶためだけに俺呼んだのか!?」
「そうよ。また読み終わったら呼ぶわ。よろしくね」
「ふざけんな! 二度と来るか!」
「いいけど、来なかったらあなたの家が魔法で燃えるわよ」
「魔法をそんな風に使うんじゃねえ!」
そう言って、ジャックさんは部屋を出て行ってしまいました。
「でも、なんだかんだ来るのよ? あいつ」
ミーナさんは彼をいじっている時が一番楽しそうです。私には見せない顔です。
昔からの付き合いだから兄妹のようなもの、と二人は言いますが、正直、その関係には嫉妬しそうにもなります。
「もうちょっとだけ実験するわね」
「見ててもいいですか?」
「もちろんよ。ゆっくり見ていって」
ミーナさんはまたピンセットで何かを掴んでは燃やし始めました。
さて、少し話がズレてしまいましたが、先ほど御二方が口にした『魔法』、そして今、彼女がしている実験こそが、この科の存在意義になります。
私たち、ヒトの中には『魔力』というものが流れています。それを魔物、モンスターの力と組み合わせて、新たな力『魔法』を得るのがこの部署、ミーナさんの目的なのです。
ちなみに、魔法はモンスターの力を必ず借りなければならないのか、と言うとそうではありません。現に、私が身に付けた魔法は魔力だけで構成されているんですから。
魔法は、使いたい能力を持つモンスターの一部と、様々な材料を組み合わせて調合薬を作り出します。そして、その薬を飲んで、魔力を練ると、魔法が使えるようになるのです。時間制限はありますけどね。
ちなみに今までに生み出した魔法は、ドラゴンの力を使った炎の魔法のみです。私やジャックさんが使ってもそれほどのものですが、ミーナさんが使おうものなら、その破壊力は森のモンスターを一掃してしまうほどの強さになります。だから、そんな時の彼女は絶対怒らせてはいけませんよ?
話が戻りまして、先程モンスターの一部と言いましたが、私たちはその一部を、街の外へ自己調達しに行かなければなりません。それは人に任せればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、何分、この城は人手不足なので悪しからず。
外はモンスターがウジャウジャいます。つまり危険が付き物です。でも、やるしかありません。それがミーナさんの望みに繋がるのですから。
「フィリカ!! 伏せて!!」
その声に反応して、私は机の影に伏せました。
爆発音と共に、頭の上でもくもくと煙が上がってるのが確認出来ます。
先程よりも燃やす量を増やしてたのは見えましたが、ここまでの爆発が起きるとは。
ただ、どちらかと言うと、急に大声で叫ばれた事の方がびっくりしました。
「大丈夫?」
「はい、なんとか······」
「やっぱりカヤクダケの一部が必要なのかしら······?」
「ということは······」
「えぇ、次はそれを取りに行くわよ」
「はい!」
こうしていつも、彼女の突然の号令によって、私たちの冒険は始まっていくのです。
ウィルドニア城の書庫で司書をしております。
書庫は、一日数百人の人が訪れますが、ここはそんな忙しい所ではありません。ここを訪れる方の半分は、城に所属する軍の方、もう半分は街から足を運んでくる方。どちらも半数以上の人が、この書庫にある読書スペースで本を読まれていかれます。
貸出を希望する方は軍の人が殆どなので、手続きもすぐに済んでしまいます。そのため、棚に本を戻す以外は、私も本を読んでいる事が多いのです。
さて、こんな私ですが、ある事をキッカケに、もう一つ仕事をする場所を与えて頂きました。それが——。
「おーい、フィリカ。ミーナの言ってた本、コレだよな?」
「そうです!」
「結構、量あるな······」
「私も持って行きますよー」
「おっ、そうか。悪いな」
「いえいえ。——すみません、私ちょっと抜けてもいいですか?」
「いいわよー」
別の司書さんも本を読んで、暇なようです。
「それじゃあ行きましょう」
「おう」
申し遅れました。私の隣で本を持つこの青年、これは······いえ、この人は『ジャック』さんです。私の憧れる大先輩の幼馴染だそうです。
「フィリカ、そういえば街で面白いもの見つけたんだよ」
「えぇー、何ですか?」
「あのな——」
と、その時、正面から一人の女性が歩いてきました。彼は通りすがりの美人な給仕さんのお尻をまじまじと見ています。
どうやら私と話す事より、そちらの方が大事なようです。
「——あぁ、悪い悪い。あの、イーリアの森から帰った後の、街でのこと覚えてるか?」
「あの時のことですか?」
「そう。あの、フィリカが逃げようとして、適当に指を差した空き家のこと」
私とジャックさんはちょっとした欲に負けてしまい、上司を怒らせてしまった事がありました。
「あぁー、あれですか。あの家がどうかしたんですか?」
「あそこな、今マッサージ店になったらしいぞ」
「えっ! 本当ですか?」
「あぁ。そんで、そこにこんな張り紙がしてあってさ『身体がおつかれの方、心をリラックスしたい方、胸が詰まってお悩みの方、何でもほぐしてみせます!』って書いてあったんだ。だからほら、フィリカもそのつっかえた胸ほぐしてもら——」
「一度死んだらいいですよ」
まともに話を聞いてた私が馬鹿でした。ちなみに、この人はこれでも元兵士だそうです。兵士は誇り高いと聞いていましたが、本当なのでしょうか?
それに、私の胸はまだまだ発展途上なだけで、小さいままと決まったわけではありません。いつかナイスバディで素敵な女性になるんです。
「それにしても、グリフォンの肉って、意外と身が締まってて美味しかったなー」
「ああ! あれ美味しかったですよね! 私、また食べたいですよー」
「俺も俺も」
先日、馬車を襲うグリフォンを、私たちは倒してきました。と言っても実際に倒したのはここの二人ではありませんが。
「そういえば、私、馬車の中に居たので知らないんですが、あの勇者さん、そんなに凄かったんですか?」
「ん? あぁ······あいつな······。凄かったよ、嫌んなるくらいに」
この話をするとジャックさんは少し不機嫌になります。さっきの仕返しのつもりとはいえ、これは間違いだったでしょうか。
グリフォン討伐の際、ムスリカ村で、勇者の『クレスタ』さんと出会ってから、ジャックさんはずっとこんな調子です。大丈夫でしょうか?
その時、中央階段にいる人から声を掛けられました。
「おぉ、ジャック君にフィリカ君。おつかれさまー!」
左を見ると、髭を生やしたおじさまが、上機嫌に階段から降りてくるところでした。
『お疲れ様です』
この方は『ハイゼル』司令官。私の憧れの先輩の部署『魔法科学部』設立を、推進して下さった偉大なお方です。
「いやー、グリフォンの肉、美味しかったよ。あんな美味しい肉は何年振りかなー」
彼も私たちと同じようにあの肉を口にしたようです。
「みんなも感謝してたよ。久々の肉、貴重な薬が手に入ったって。僕もまたあの肉食べたいし、またグリフォン倒した時は報告してくれよ」
「は······はぁ······」
そう言って肩を叩かれるジャックさんは、どこか返事がしにくいようです。
うーん······ハイゼル司令官の耳にはまだ勇者さんの件は入ってないのでしょうか?
「いけない。じゃあ、私はもう行くよ。届けなきゃいけない物があるんでね」
「司令官直々にですか?」
「あぁ。かなり大事なモノだからね。秘密だよ」
「えぇー、そう言われると余計気になっちゃいますよー。何なんですかー?」
「だめだめ、いくら可愛いフィリカ君の頼みとは言え、それは教えられないなぁー」
可愛いだなんてそんな。流石、素敵なおじさまです。
「冗談ですよ。気を付けて下さいね」
「ハハハ、ありがとう。君らも元気でな」
そう言うと、手を振って、ハイゼル司令官は行ってしまわれました。
「フィリカ。お前、そっちの才能の方があるんじゃないか?」
「ん? 何のことですか?」
何のことでしょう。
さて、本を持っているのも楽なもんじゃありません。ましてや書庫から一番遠い所まで運んでるんですから。
いよいよ目的地が見えてきました。部屋の扉の上には『研究科』の文字が書かれたプレートがあります。
ジャックさんがドアノブを捻ります。鍵はやはり開いたままのようです。
「ミーナ、持ってきたぞ」
「······御苦労さま。その辺に置いといてくれないかしら? ちょっといま、手が離せないの」
綺麗な赤みがかった長い髪をした彼女は、ピンセットを使って何かを燃やしていました。
——ボンッ
小さな煙が上がると、摘んでいたものが炭になっていました。
「······ダメね。失敗だわ」
着ていた白衣を脱いだ彼女は、私に気付きました。
「あら、フィリカ。手伝ってくれたの? ありがとね」
「いいえ、ミーナさん」
この方が私の尊敬する大先輩、『ミーナ』さんです。この『魔法科学部研究科』の責任者でもあるんですよ?
えっ、研究科以外にもあるのかって? まだ出来たばかり部署ですよ? そんなのあるわけないじゃないですか。
「もう、居たなら早く声掛けてくれれば良いのに」
「ミーナさんの邪魔しちゃ悪いかなぁ、と思いまして」
「もう、かわいい子」
こういう時ミーナさんは頭を撫でてくれます。私にとって至福の時です。
隣にいるジャックさんの視線が、若干冷ややかに感じますが、きっと気のせいでしょう。
「ジャック、もう訓練に戻っていいわよ」
「はぁ!? 本を運ぶためだけに俺呼んだのか!?」
「そうよ。また読み終わったら呼ぶわ。よろしくね」
「ふざけんな! 二度と来るか!」
「いいけど、来なかったらあなたの家が魔法で燃えるわよ」
「魔法をそんな風に使うんじゃねえ!」
そう言って、ジャックさんは部屋を出て行ってしまいました。
「でも、なんだかんだ来るのよ? あいつ」
ミーナさんは彼をいじっている時が一番楽しそうです。私には見せない顔です。
昔からの付き合いだから兄妹のようなもの、と二人は言いますが、正直、その関係には嫉妬しそうにもなります。
「もうちょっとだけ実験するわね」
「見ててもいいですか?」
「もちろんよ。ゆっくり見ていって」
ミーナさんはまたピンセットで何かを掴んでは燃やし始めました。
さて、少し話がズレてしまいましたが、先ほど御二方が口にした『魔法』、そして今、彼女がしている実験こそが、この科の存在意義になります。
私たち、ヒトの中には『魔力』というものが流れています。それを魔物、モンスターの力と組み合わせて、新たな力『魔法』を得るのがこの部署、ミーナさんの目的なのです。
ちなみに、魔法はモンスターの力を必ず借りなければならないのか、と言うとそうではありません。現に、私が身に付けた魔法は魔力だけで構成されているんですから。
魔法は、使いたい能力を持つモンスターの一部と、様々な材料を組み合わせて調合薬を作り出します。そして、その薬を飲んで、魔力を練ると、魔法が使えるようになるのです。時間制限はありますけどね。
ちなみに今までに生み出した魔法は、ドラゴンの力を使った炎の魔法のみです。私やジャックさんが使ってもそれほどのものですが、ミーナさんが使おうものなら、その破壊力は森のモンスターを一掃してしまうほどの強さになります。だから、そんな時の彼女は絶対怒らせてはいけませんよ?
話が戻りまして、先程モンスターの一部と言いましたが、私たちはその一部を、街の外へ自己調達しに行かなければなりません。それは人に任せればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、何分、この城は人手不足なので悪しからず。
外はモンスターがウジャウジャいます。つまり危険が付き物です。でも、やるしかありません。それがミーナさんの望みに繋がるのですから。
「フィリカ!! 伏せて!!」
その声に反応して、私は机の影に伏せました。
爆発音と共に、頭の上でもくもくと煙が上がってるのが確認出来ます。
先程よりも燃やす量を増やしてたのは見えましたが、ここまでの爆発が起きるとは。
ただ、どちらかと言うと、急に大声で叫ばれた事の方がびっくりしました。
「大丈夫?」
「はい、なんとか······」
「やっぱりカヤクダケの一部が必要なのかしら······?」
「ということは······」
「えぇ、次はそれを取りに行くわよ」
「はい!」
こうしていつも、彼女の突然の号令によって、私たちの冒険は始まっていくのです。
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