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第四話 冒険者になる
しおりを挟む城を出た俺は、まずは冒険者ギルドに向かう!
城の兵士にこの王都の地図を貰っているから地図通りに向かう!
中世の世界だ!RPGの世界観だからワクワクする
歩いていると目的地に到着!ここが冒険者ギルドか
ここから俺の旅が始まるんだな!
扉をあけると•••••••••••••••
中はファンタジーの世界だ!獣人にエルフ、ドワーフに竜人族、魔人族もいれば精霊もいた。こんなに楽しい気持ちは小学生以来だろう!
楽しい気持ちを抑えつつ受付カウンターに向かう。
やっぱり受付カウンターは美人ばっかりだ。これがなければ冒険者になる意味がない。
俺は列に並んでいると、やはりお約束のアレが待っていた!
「おいおい、おっさん。ここは冒険者ギルドだぜ?おっさんみたいなひょろひょろがうろつく場所じゃねぇんだぜ?」
何か馬鹿が言っているようだが無視だ、無視!
「おいおい怖くて何も言えないのか?」
肩に男の手が置かれたので、やはりお約束だ!
「冒険者ギルドはただのチンピラしか居ないのか?弱そうな奴に構う時間があればダンジョン攻略に使ってくれ。俺も暇じゃないんだから」
と男に言うと、男はキレた!
「言うじゃねぇか、おっさんよ!こちとら命掛けてこの王都を守ってんだぜ?馬鹿にしやがるな!」
と言いながら殴りかかってきたので、相手をしてやる!
俺はギルドに来る前にいくつかのスキルと装備を創造していたんだよ!
スキルは、「短剣術Lv999」「格闘術Lv999」「思考加速Lv999」「多重思考Lv999」
装備は、「オリハルコンの短剣」「黒龍神のジャケット」「黒龍神のパンツ」「黒龍神の革手」「黒龍神のブーツ」
創造には想像力が必要だからできるかなとか思いつつも出来たから嬉しい。
相手には力の差を分からせつつもケガをさせないようにする。
相手の懐に潜り込み、腕を掴み投げ倒す。一瞬の出来事にギルド全体は驚く。
「相手の力の差も分からずに見た目だけを判断材料するなよ?おっさんだからってなめるなよ?」
と言いつつ男を立たせる!
男は驚きながらも素直に謝ってきた!
「すまない!俺が悪かった。冒険者は命懸けだから舐めた野郎とかを見るとついカッとなるんだ。命を無駄にしない為に」
「まぁ、アンタの言う事も分かるが、いきなり突っかかってきたら意味ないだろ?相手がどんなやつであれ、話は聞かないとな!」
「悪いな。俺の名前はガルドだ!Bランクの冒険者だ。アンタの名前は?」
「まぁ謝罪を受け入れよう。俺の名前はカンザキ•リュウガだ!冒険者ギルドに登録しようと思っていたんだ、よろしくな!」
と言うと、ギルド全体はまた驚いていた。
「まじかよ、リュウガはまだ冒険者登録してなかったのか?それにしても強かったぞ!一瞬でやられたから分からなかったが笑」
「まぁ気にするな。それよりも俺は登録したいんだけど行って良いか?」
ガルドは申し訳なさそうにしていた!
列に戻り待っていること数分後
「冒険者ギルドアラブキ支部へようこそ。ご用件は何ですか?」
綺麗な受付嬢が話しかけてくれた!
「冒険者登録をしたいのだが、良いか?」
と聞くと
「分かりました 登録ですね。では、こちらの用紙に記入をお願いします!代筆はいりますか?」
「あー大丈夫だ。書けるから」
と言いながら用紙に記入していく。
えーっと
名前•カンザキ=リュウガ
年齢•29歳
職業•無職
Lv•1
スキル「短剣術Lv5」「気配察知Lv5」「格闘術Lv5」
出身地•日本
魔法•少し使える
にしておこう!
記入して受付嬢に渡す
「えっ?無職にLv1ですか?スキルもコモンでFランク並ですね!本当に大丈夫ですか?」
と疑ってくる。
「あー大丈夫だ。それより早くしてくれないか?後ろに待っている冒険者がいるから。」
そう言うと受付嬢はテキパキに動きカードを渡してきた。
「こちらは冒険者カードです!身分証になりますからなくさないでください!それと血を一滴流してください、貴方以外の人が使えないようになりますから」
と言われたので、針を刺してカードに落とすと淡く光俺の冒険者カードが出来た!
「では、冒険者について軽く説明します!」
と説明が始まった。
冒険者にはランクが存在する。
下から、 G.F.E.D.C.B.A.S.SS.SSSがあるらしい。
今の俺はGランクだ。まぁ強かろうともギルドから信用がなければ最初は皆Gランクらしい。
依頼をこなしていけばランクも上がるからまぁゆっくりしようか!
で、次はダンジョンだ!
ダンジョンにもランクがあり冒険者ランクと一緒だ。ただし、ダンジョンに入るにはEランク以上じゃないと入れないのでランクは上げないといけないな!
ダンジョンにはお宝もあるし魔物も多くいるから稼げるらしい。基本的にはパーティーを組んで入るらしいが俺には必要ない!
最後は魔物だ。
魔物はダンジョンだろうと地上だろうといる。この魔物を倒せば魔石て言うものが手に入る!素材も手に入るから必ず持って帰ること!弱い魔物でも多少は金になるらしいからな。魔物のランクも冒険者ランクと一緒だがなめていると痛い目に合うから気をつけることらしい。集団、数の暴力で命を落とす冒険者もいるからな
ある程度の知識も得たのでとりあえず依頼を受けることにする!
「お姉さん、依頼を受けたいんだが何かあるか?」
そう聞くと数枚の依頼書を持ってきた。
•スライム3匹 報酬鉄貨3枚
•薬草採取一束 報酬鉄貨3枚
•配達 報酬鉄貨5枚
まぁ最初の依頼はこんなもんだろう!てか、鉄貨1枚いくらだ?
そう考えながら創造で「森羅万象(アカシックレコード)」スキルを創造すると
•鉄貨1枚で日本円で10円
•銅貨1枚で日本円で100円
•大銅貨1枚で日本円で1000円
•銀貨1枚で日本円で10000円
•金貨1枚で日本円で10万円
•大金貨1枚で日本円で100万円
•白金貨1枚で日本円で1億円
らしい。
スライムヤバいな。この安さだとたくさん倒さないと今日の宿にも泊まれないな。
「じゃあスライム討伐と薬草採取を受けようか?ちなみにどれだけ倒してり採取しても良いのか?
「はい、大丈夫です。スライムはたくさんいますし薬草もたくさん必要ですので。3匹討伐したら1匹から鉄貨2枚になりますのでたくさん討伐してください!それと魔石の回収と素材の回収忘れないでください!薬草に関しては一束鉄貨3枚なのでお願いします」
「分かった。丁寧に教えてくれてありがとな」
そう言って冒険者ギルドを後にする。
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