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本編
47.おれだけじゃない
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「あっ……ぁ、んっ…は、あ、あ……っ」
「は、東さん……っ、ふ…ふ、」
だんだんと言葉も少なくなり、抱き合うのに夢中になっていた。東の中は、相変わらずきゅうきゅうと甘く締めつけてきて、狭くてひどく熱くて、蓜島はたまらなく気持ちが良い。
東のほうはと言えば、快楽は僅かに得てはいるものの、やはり違和感と圧迫感が消えることはなく、それらでごちゃ混ぜになった色々な感覚や感情でいっぱいいっぱいになっていた。気持ち良かったり、苦しかったり、愛おしかったり、恥ずかしくて耐え難かったり。
「東さん、痛く、ないですか?」
「ぅ、んっ……もう、へい、き…っ、あっ」
少し動きを激しくしていくたびにそう聞いてくれる蓜島がもどかしいようで、優しくて嬉しい。もっと思うままに、少しくらい乱暴にしてくれたっていいのに。東はそんな風に思っているけれど、大切にしてくれていることがやっぱり嬉しいのだ。
そんな蓜島にだからこそ、体の深くまで許してしまう。気が付けばもうすっかり蓜島のモノは根元までずっぽりと収まっていて、奥のほうを突かれると意識がふわっと浮かぶような、不思議で少し怖いような感覚がある。
東はその感覚の正体を知りたいような、知らないままでいたいような、どっちつかずな気持ちだった。
それを知ってしまったらいけないような気もするが、蓜島が相手ならば、それでもいいような気もする。
「……っ、あずま、さん……っ、は、く……」
「あっ、はいしまさん、きもちい、…っ、です、か?」
「はぁっ…はい、も……イキそ、で……っ」
「ん、ふうっ……! おれで、イッて、くださ……っ」
初めての受け身でのセックスで気持ち良くなれるとは思っていなかった。それで自分がどう思うかわからなくて不安だった。
けれど、自分の体で蓜島が気持ち良くなってくれている事実が、こんなにも嬉しくて愛おしいだなんて、想像以上だった。苦しくってもいい。蓜島が自分を求めてくれるならそれでいいと、こんなにも素直に思えるのだと、東は汗だくになりながらそれを幸せに思う。
「あっ! や、そこ、だめ…っ」
「東さんも、一緒に…イキましょう……?」
「はあ、ンん……ッ、♡ あ、それ、ずるい……っ、かわいいこと、言って…!」
蓜島は絶頂が近くなり息を切らしながらも、東が後ろだけではうまく快感を拾えていないことに気付いていた。だから蓜島はまた東のモノをきゅっと握り込み、ちゅこちゅこと音が響くくらいに擦り上げた。
前と後ろをいっぺんにされると頭の中がぐちゃぐちゃになって辛いのに、一緒にイキたいなんてことを言われてしまえば、東は嫌がることさえできなかった。
濡れた音はもうどこからしているのかわからない。もうそんなことなんてどうでもよかった。
「東さん……っ」
色んな感情が全部がごちゃまぜになって涙が溢れて、何もかもに耐えるためにぎゅっと目を瞑っていたけれど、蓜島にそう呼ばれて東は薄らと目を開けた。
「ぅ、……っ♡ ~~~ッ、!」
涙で滲んだ視界ではよくわからなかったけれど、縋るような呼び声をあげた蓜島の瞳はひどく甘くて、熱くて、とろとろに蕩けたみたいに濡れていて。切なそうに眉を寄せて、汗をかいて余裕なんて全然なくて。
ああ、そうなのはおれだけじゃないんだ。
東はそんなことを考えながら、真っ白くなっていく感覚を受け入れた。
「は、東さん……っ、ふ…ふ、」
だんだんと言葉も少なくなり、抱き合うのに夢中になっていた。東の中は、相変わらずきゅうきゅうと甘く締めつけてきて、狭くてひどく熱くて、蓜島はたまらなく気持ちが良い。
東のほうはと言えば、快楽は僅かに得てはいるものの、やはり違和感と圧迫感が消えることはなく、それらでごちゃ混ぜになった色々な感覚や感情でいっぱいいっぱいになっていた。気持ち良かったり、苦しかったり、愛おしかったり、恥ずかしくて耐え難かったり。
「東さん、痛く、ないですか?」
「ぅ、んっ……もう、へい、き…っ、あっ」
少し動きを激しくしていくたびにそう聞いてくれる蓜島がもどかしいようで、優しくて嬉しい。もっと思うままに、少しくらい乱暴にしてくれたっていいのに。東はそんな風に思っているけれど、大切にしてくれていることがやっぱり嬉しいのだ。
そんな蓜島にだからこそ、体の深くまで許してしまう。気が付けばもうすっかり蓜島のモノは根元までずっぽりと収まっていて、奥のほうを突かれると意識がふわっと浮かぶような、不思議で少し怖いような感覚がある。
東はその感覚の正体を知りたいような、知らないままでいたいような、どっちつかずな気持ちだった。
それを知ってしまったらいけないような気もするが、蓜島が相手ならば、それでもいいような気もする。
「……っ、あずま、さん……っ、は、く……」
「あっ、はいしまさん、きもちい、…っ、です、か?」
「はぁっ…はい、も……イキそ、で……っ」
「ん、ふうっ……! おれで、イッて、くださ……っ」
初めての受け身でのセックスで気持ち良くなれるとは思っていなかった。それで自分がどう思うかわからなくて不安だった。
けれど、自分の体で蓜島が気持ち良くなってくれている事実が、こんなにも嬉しくて愛おしいだなんて、想像以上だった。苦しくってもいい。蓜島が自分を求めてくれるならそれでいいと、こんなにも素直に思えるのだと、東は汗だくになりながらそれを幸せに思う。
「あっ! や、そこ、だめ…っ」
「東さんも、一緒に…イキましょう……?」
「はあ、ンん……ッ、♡ あ、それ、ずるい……っ、かわいいこと、言って…!」
蓜島は絶頂が近くなり息を切らしながらも、東が後ろだけではうまく快感を拾えていないことに気付いていた。だから蓜島はまた東のモノをきゅっと握り込み、ちゅこちゅこと音が響くくらいに擦り上げた。
前と後ろをいっぺんにされると頭の中がぐちゃぐちゃになって辛いのに、一緒にイキたいなんてことを言われてしまえば、東は嫌がることさえできなかった。
濡れた音はもうどこからしているのかわからない。もうそんなことなんてどうでもよかった。
「東さん……っ」
色んな感情が全部がごちゃまぜになって涙が溢れて、何もかもに耐えるためにぎゅっと目を瞑っていたけれど、蓜島にそう呼ばれて東は薄らと目を開けた。
「ぅ、……っ♡ ~~~ッ、!」
涙で滲んだ視界ではよくわからなかったけれど、縋るような呼び声をあげた蓜島の瞳はひどく甘くて、熱くて、とろとろに蕩けたみたいに濡れていて。切なそうに眉を寄せて、汗をかいて余裕なんて全然なくて。
ああ、そうなのはおれだけじゃないんだ。
東はそんなことを考えながら、真っ白くなっていく感覚を受け入れた。
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